二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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彩雲国物語 -始まりは青風に-
日時: 2010/10/31 19:28
名前: しーちゃん (ID: qManwW4a)

はじめまして、しーちゃんです!
同じ名前の方がいたら申し訳ございません…(´・ω・`)
彩雲国物語-サイウンコクモノガタリ-って、知ってますか??
私はこれが大好きで、全部読んでます!!

このお話は、私のオリキャラを入れたお話です。
原作と離れて行く可能性大です。それでも良いよって方だけお願いします。

   【お願い】

荒らしやチェーンメールの貼りつけはやめて下さるとうれしいです。
小説は初めてなのでうまくいかないと思いますが、下手などのコメントはやめてください。
キャラ崩壊する可能性が高いです。その上原作とそれる可能性も。小説見てかきます。



お願いをご了承して下さるあなた。
誠にありがとうございます!!

それではよろしくお願いします!!

ちなみにコメント返しはコメントを下さった方の小説のスレッドの方に書かせていただきます。
スレッドが見つからない場合は、このスレッドで書きます。

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Re: 彩雲国物語 -始まりは青風に- ( No.1 )
日時: 2010/10/31 11:43
名前: 美菜 (ID: zTJIAtHn)

彩雲国物語、すっごく好きです!
秀麗が特に好きです!
頑張ってください!!!

Re: 彩雲国物語 -始まりは青風に- ( No.2 )
日時: 2010/11/01 16:09
名前: しーちゃん (ID: Di8TedTz)

     [[登場人物]]

 *オリジナルキャラクター
 
[[雪 紫苑]] -Setu Sion-

男の子。15歳。絳攸よりも早くに試験合格をした子供。
明るく元気。活発で好奇心旺盛な男の子。

青色の肩までの長めの髪。赤い瞳。
耳にはあまり目立たない小ぶりな金のピアス。

動物と会話できる不思議な能力を持っている。
動物大好き。須琳が大切。いろいろと秘密が…。


[[雪 須琳]] -Setu Marinn-

女の子。18歳。紫苑の姉で、紫苑が大切。
大人っぽい性格。冷静で優しい。

青髪のポニーテール。赤いリボンで結んでいる。朱色の瞳。
服装は動きやすい物。紫苑と共に行動をしている。

動物と会話ができると言う不思議な能力を持つ紫苑は“闇商売”で高く売れるとか聞いたことがあるらしい。
だから紫苑を守ろうと決意しているらしい。弓矢の扱いがうまい。

背中に弓矢の道具や矢を背負っている。


 *キャラクター

[[紅 秀麗]] -Kou Syuurei- 女

名門・紅家のお嬢様。(貧乏)
努力家で活発。家事が大のお得意。


[[し 静蘭]] -Si  Seirann- 男

秀麗に仕える青年。
過去を捨てて生きている。


[[紫 劉輝]] -Si  Ryuuki-  男

彩雲国の若き国王(19歳)。頑張って国をまとめている。
お馬鹿で天然な部分も。秀麗に恋心を寄せている。


[[杜 影月]] -To  Eigetu- 男

史上最年少の13歳で国試に首席で合格する。
おっとりとした優しい性格。何か秘密がある。



[[藍 楸瑛]] -Rann Syuuei- 男

左羽林軍将軍。紅家と並ぶ名門の藍家出身。
バカ殿・劉輝の補佐を務めている。


[[李 絳攸]]  -Ri Kouyuu- 男

文官。養父兼・上司の紅 黎深には頭が上がらない。
頭がよく天才だが、もう片方の方向感知も天才的に音痴。


[[紅 邵可]] -Kou Syouka-  男

秀麗の父親。宮廷府庫の管理を務めている。
穏やかで優しい性格。


…などです。まだまだ出てくると思います!!
それでは!! 

    

Re: 彩雲国物語 -始まりは青風に- ( No.3 )
日時: 2010/11/01 11:01
名前: しーちゃん (ID: dfKYMG8n)

 さんさんと雪が降っている。地面にも雪が降り積もり、周りの空気を凍らせるような冷たさ。
 雪によって薄暗い空は曇り、太陽など絶対に見えないと断言して良いぐらいの雲の多さ。もう吹雪くんじゃないかと思うぐらいの雪は、止まずに降り続ける。
 そんな雪道の中を歩く者がいた。寒そうにしながら歩くその二人はどこまでもみじめそうな姿だ。

「……寒いね」
「そうだね。……さ、むい……」

 二人は微笑みあう。雪はいつまでも降り続けた。




         序章Ⅰ


 その年は、女官試験までもが行われた。
 それまでになかった女官試験に合格したのは、紅家の紅秀麗。男官試験に合格したのは、わずか13歳の杜影月。新たな2人が国を支える役目につく。

「へぇ〜……たったの13歳で国試に合格。その子天才じゃなくて、努力の天才でしょうね……」
「須琳!! 独り言は仕事が終わった後でお願い〜!! この書を紅尚書に届けてきて〜!」


 長めの髪が印象的の少年が、片手に書を持ちながら声を張り上げた。
 視線の先には青い髪の女がいる。少年とそっくりな顔立ちをしている。姉弟であろうか。
 女は少年が持っている書を受け取ると、山積みになった書の中から1冊同じような書を取り出して、少年に渡した。少年の顔が嫌気な顔になる。


「私がこれ持っていくから、紫苑はそれやっててね」
「ま、須琳……!! 面倒事避けてない……!?」
「そんなことはないよ。紫苑に少しでも賢くなってほしいと思ってね……」
「棒読みになってるよ!! しかもかくかくしかじか!!」

 少年に言われて、女はニッコリと微笑む。そしてゆっくりと部屋を出た。
 パタン、と、扉を閉めると、安堵の息を漏らす。そんな時、すぐそばをさ迷うように歩いている青年を見つけた。

「……絳攸さん?」
「……あ、あぁ。須琳さん……」


 天才と呼ばれている李絳攸は女が苦手と聞いたことがある。
 あまり近づかないようにしながら、女、須琳は絳攸にそっと話しかけた。

「なぜこんな所に?」
「イヤ、その、あの……えーっと……」


 おどおどとしている絳攸を見て、須琳は何かを察した。
 そして優しげに微笑むと、右方向を指さした。

「府庫は、もうしばらく行った所です。ここは私と紫苑に用意された部屋ですから。府庫には邵可様がおられると思いますよ」
「エ、いや、その……迷った、とかではないから……。ま、間違わないように……」


 逃げるかのように府庫に向かって行った絳攸を見送って笑った。
 李絳攸は頭脳も天才的だが、方向感知が天才的に下手なのである。先程も、紅邵可がいる府庫に向かいたかったのだろうが、途中で迷っていたのだろう。
 須琳は笑いをおさえると、自分も府庫に向かって行った。


    *〜*〜*

「え、僕と2つ違いだけの人もいるんですか〜?」

 今年の国試合格者、杜影月は、のんびりとした口調で尋ねた。
 紅秀麗のつかいである静蘭は、お茶をすすってニッコリと微笑んだ。


「えぇ。雪 紫苑様。15歳の彼は、明るく優しいお方ですよ。お2人とも、きっと気が合うでしょうね」
「へー。楽しみね。……それだけが」
「そうですね。……それだけが」

 2人して小さくなったので、静蘭は苦笑したのだった。


   *〜*〜*

 序章Ⅰ .....END

       序章Ⅱ に続く

  


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