二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- ♪完結♪学園アリス〜未来に映る永久のキオク〜
- 日時： 2010/12/18 13:34
- 名前： 萌依 （ID: quLGBrBH）
貴方にとって、大切な人は誰ですか?
友達?親友?家族?
—恋人?
もう、うちは全てを失った
だってコレは最初から遊び。
レクリエーション。
—そう、そのハズ……だったのに…。
これは仕方がないこと。
ダカラ、サヨナラ。
……棗。
- Re: 学園アリス〜未来に映る永久のキオク〜 ( No.1 )
- 日時： 2010/12/15 20:52
- 名前： 萌依 （ID: quLGBrBH）
「蜜柑、置いていくわよー。」
そう言ってうちに声をかけるのは、親友の今井 蛍。
発明のアリス。
うちは蛍に、「まってーな」と一声かけて心でこうささやいた。
“うざい”と。
だってこれは遊びだもん、つまんないゲームオーバーを迎えた遊び。
蛍なんてアリスがキモいだけなんだもん。
一緒にいてあげてるだけ、感謝してもらわなきゃ。
『また発明品かいな?』
「えぇ、今回は特別なものよ。各国の大富豪に売れるわよ」
あははっ、と外見くったくのない笑顔を浮かべても心ではうざくてたまらない。
知ってる?蛍。
貴方って相当、嫌われ者だってコト。
「あ、佐倉。おはよー」
乃木 ルカ。動物フェロモンのアリス。
いつも手に兎を抱いている、いわゆる「愛され系モテ男子」。
ま……うちが興味あるのはそのトナリ。
『おはよ、ルカぴょん。棗ッ。』
「……うっせぇ水玉」
日向 棗。炎のアリス。
コイツはＺが狙っている幹部生。
…ま、レオが狙うのも無理はないか。
何しろこの未知の能力…自分が引き出さなきゃ意味ないけれど。
- Re: 学園アリス〜未来に映る永久のキオク〜 ( No.2 )
- 日時： 2010/12/15 21:31
- 名前： あやのん ◆u4eXEPqmlc （ID: g1CGXsHm）
蜜柑・・・はＺ？
- Re: 学園アリス〜未来に映る永久のキオク〜 ( No.3 )
- 日時： 2010/12/16 11:14
- 名前： 萌依 （ID: quLGBrBH）
『水玉ちゃうわ、ボケーッ!!』
発火能力は妹の葵ちゃんにも受け継がれていた。
…その妹に、興味はない。
だって所詮は能力を受け継いだ子供、しかも２分の一程度。
—日向棗はそれ以上。
だから全組織が狙っているのよ。
「はん、どーだかな」
「な、棗……。」
蛍がバカン砲を構える、棗は身構える。
夫婦漫才かよとつっこめる光景。
…ウザイばかりなんだけどね。
“おい、聞こえるか”
この声は……。
（えぇ、聞こえるわ。貴方なのでしょう?優）
“ご名答。お前も知ってるある方からの伝言だ”
（なに?学園に感づかれる前に、言って頂戴）
“日向棗を連れて、帰ってこい。”
（とうとう行動に出たのね、信頼関係を築くと言えど長かったなぁ…）
“まぁ、俺のアリスでお前のじっちゃんとやらを扱えたんだしいーじゃないか”
（ふん…まぁね。それじゃ、今日の６時に北の森に来てくれるかしら?）
“あぁ”
通信は途切れた。
さて、問題は…どう連れて行くか…。
眠らせる?いいえ、ダメ。
—そうだ。
『いいこと、思いついちゃった〜♪』
コレなら絶対おちるはず。
いくら黒猫と言えど、絶対よ。
—ＰＭ５時５５分 北の森
眠った後、起きられちゃ困る。
だから優には陰で待機。
「水玉、なんだよ話って……」
『あのな、ウチ……
棗の事、好きや』
「!!??///」
そしてゆるんだ時に
眠らせる。
『……おちた。』
「み…か…」
ガクンッ
「よくやった、蜜柑。」
『優。蜜柑なんて呼ばないで、今の私は造られた人格なんだから。もうじき何もかも消える。
本当の私になる』
蜜柑たちは闇に消えていった。
***おまけ***
あやのんさん、蜜柑は…どうだと思います?
その設定に迷ってるんですよ；；
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