二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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秘蜜〜黒の誓い〜 記念短編小説執筆中☆
日時: 2011/11/30 18:14
名前: 夏茱萸 (ID: lkF9UhzL)

≪プロローグ≫


貴女は『人間』

      僕は『天使』


決して出逢ってはいけなかったのに…
          
           あの時あの場所で 僕と貴女は出会ってしまった。


決して恋なんて 許されないのに…

           出会った瞬間 恋に落ちる音がした。


決して貴女は 汚れてはならぬ存在なのに…

           僕のこの手で 汚してしまった。



神に背いた罪として

     僕の一生を 貴女へ捧げましょう。




   それが僕の  『運命』と信じて…


  ずっと 貴女だけを 愛しているから……————

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Re: 秘蜜〜黒の誓い〜 ( No.47 )
日時: 2011/05/18 19:41
名前: 生死騎士 (ID: mk2uRK9M)

来たよ〜^^
読むの大変そうだなぁ・・・

兄さんいいね、やっぱ。
俺の嫁☆

でわ、頑張れ

Re: 秘蜜〜黒の誓い〜 ( No.48 )
日時: 2011/05/18 19:59
名前: 夏茱萸 (ID: 2qC9xcD7)

*生死騎士*

来てくれてサンキュ☆

まだ読んでなかったんだ;
頑張れ〜。

コメありがとう!
更新頑張ります♪

Re: 秘蜜〜黒の誓い〜 ( No.49 )
日時: 2011/05/19 22:45
名前: 夏茱萸 (ID: 2qC9xcD7)

第十一章〜禁断の再会〜



「ひとりに…ッしないで!うぅ…」

「悲しい?でもね、すべてリアンが悪いんだよ…」

ミリアムの亡骸を抱き締め、泣きじゃくるレオンに
カイナは冷たい声でそう言った。

奥に隠れていたラグミナもカイナとレオンの方へ歩いてくる。
いつもの無表情な顔で三人を見た後、静かに天界へ去って行った。


「どうして…カイナがこんなこと…ッ」

「裏切ったから。他に理由がないと、リアンは納得してくれない?」

「ッぅ…あ、そうだ…!」

暗い顔から一転して明るい表情になったレオンを、カイナは不思議そうに見つめる。

「僕は堕天使。なら、もうすぐ消えるよね…禁断の果実、実はまだ少し残してたんだ…」

レオンの考えていることを察したのだろう。
カイナは大声でレオンの肩を掴み、怒鳴った。

「この期に及んでまだ僕らを裏切るつもりか!?そんなこと絶対にさせない!」

怒鳴るカイナとは反対に、レオンは落ち着いて答えた。

「…僕ね、カイナやラグミナが大好きなんだ。確かにふたりとずっと一緒にいたいと思うし、また天使に戻れたらって思うときもある。でも、ミリアムを死なせるくらいなら、天使に戻れなくてもいい。僕は、ミリアムのことを……————」






——愛してる。








レオンはその言葉を、禁断の果実と共に口に含んだ。


「リ、アン…?」



飲み込んだ途端に、醜く歪んだ悪魔がレオンの前に現れ、微笑んだ。

『望みを叶えよう。お前の人生と引き換えに…』

「僕の願い…ミリアムを…」

「リアン!お願いだ、やめろ!」

悪魔に跪き、レオンは口を開いた。







「ミリアムを、生き返らせてください」






『いいだろう。そのかわり、お前の魂は貰ってく』

「リアン!」

「…構いません。お願いします」

レオンの顔には、迷いなんてひとつもなかった。
それを見たとき、カイナはもう終わってしまったと、地面に膝から崩れ落ちる。


悪魔がなにやら呪文のような言葉を呟いた瞬間に、
ミリアムの身体全身が美しい光に包まれた。

うなだれていたカイナも、頭を下げていたレオンも、
その光景に見とれてしまった。



「ぅう…っいてて…あれ?私、なんでこんなとこで寝てたんだろう…?」

状況を察するどころか、銃で打たれた記憶すらもなくなっていたミリアムだったが、驚いているレオンを見ると、にこっと微笑んだ。

「レオン、用事は済んだの?」


「ミリ…アムッ!生きてる…!」

「フフっ、変なの〜」

どうやらミリアムにはカイナのことが見えないらしい。
生き返って微笑んでいるミリアムに、レオンはそっと告げた。

「聞いて、ミリアム」

「なぁに?」

「僕ね、ぼく…」







——もう、消えてしまうんだ…


でも本当はいやだ、消えたくなんてないよ…


僕は、ミリアムとずっと一緒にいたいんだ…


どうして?どうして…——





「…レオン?」

不思議そうに顔を覗き込むミリアムの手をとって、レオンはにこりと笑った。

「短い間、僕に愛をくれてありがとう。さようなら、ミリアム…」



















『さようなら、もうひとりの僕…』

























「…リアン?どうして…」


「レオンはリアン。僕は、リアン…騙してて、ごめんね————」


レオンはリアンの姿に戻っていた。
最後はやっぱり、本当の姿でさよならをしたい…




「ミリアム。貴女に逢えたから僕は、この世で一番———」




—————幸せだったよ、ありがとう、ミリアム……—————




羽堕とした堕天使は



自らの命と引き換えに



少女を救って





「…バイバイ」





消え去ったの……—————
































その場に残ったのは、一枚の漆黒の羽根と



花畑に響く、カイナの絶叫だけだった。

















さようなら、ミリアム。

またいつか、どこかで逢えたら————

Re: 秘蜜〜黒の誓い〜 ( No.50 )
日時: 2011/05/27 22:13
名前: 夏茱萸 (ID: H/WQNWxZ)

はい、参照400突破記念に、特別企画実施しちゃいます!

今回のゲストはKAITOさんとがくぽさんです♪

じゃあさっそくいってみよう!←



Q1.あなたの名前は?

カ「KAITOで〜っす」
が「…神威がくぽ。がくっぽいどでもいいでござるよ」

Q2・あなたの性格は?

カ「う〜ん…みんな(主にミクとリン)にはヘタレとか言われてるけど…」
が「その通りでござるよ。拙者は…とくに…」
カ「あ、そういう回答なしだよ!」

Q3.好きな食べ物は?

カ「アイス!アイラブアイス!!」
が「軟弱でござるな;ナスが一番、ナスが好き♪でござる!」

Q4.小説の中で一番頑張ったシーンは?

カ「全部!でもかっこよかったっしょ?」
が「全力で今引きたい;…拙者はとくにはないと思うが?」
カ「けっ」
が「けってなんでござるか!?」

Q5.動物は好き?

カ「う〜ん…種類によるよね?」
が「MEIKOさんと同じこと言ってるでござるよ。」

Q6.天使はいると思う?

カ「いると思います!」
が「いるって信じる方がいいんでござるか?」
カ「おい!」

Q7.将来の夢は?

カ「…フフフ…ハハ!」
が「マジで気持ち悪い;」

Q8.お互いをどう思ってる?

カ「隣のがくぽくん」
が「誰でござるか!」
カ「がくぽにとって俺は隣のKAITOくん」

Q9.お互いの長所は?

カ「背が高いのはいいよね。あとは…う〜ん…」
が「悩むくらいなら答えるなでござる。KAITOの長所…とくにはない」
カ「ひどくね?」

Q10.最後に意気込みを!

カ「最後まで頑張ろうと思います!」
が「学級目標?」
カ「違うって。KAITO脳内目標のメーター」
が「心底気持ち悪いメーターを拙者の前で出さないでくれ。」
カ「そんなに言うなら自分も目標いいなよ!」
が「だから目標じゃないって。最後まで頑張ろうと、思う…」
カ「結局最後までそれじゃないか!」



————————————————————————————————————

キャラ崩れ激しいですね〜…

KAITOとがくぽはこんな感じでグダグダだと思うのは
私だけでしょうか?ww

これでキャラインタビューは全員終わりました☆
500突破したときは何をすればいいんだろ…;

考えとかないと;

でゎ☆失礼しました♪

Re: 秘蜜〜黒の誓い〜 参照400突破企画実施中♪ ( No.51 )
日時: 2011/06/03 19:56
名前: 鏡音レン (ID: mM51WarG)

ものすんごーく良いお話しじゃないですか!!
私も秘蜜大好きなのです。
このお話、悪ノ並に泣きました。
マジ涙腺崩壊ですっ!!!


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