二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 復活×脱色×黒バス 蒼空の行く末
- 日時: 2012/12/11 20:27
- 名前: 雪雫◇pito (ID: Bhcs08zv)
雪雫と申します
初めての人へ ようこそいらっしゃいました
数回目の方へ また来て下さったのですね、心から歓迎いたします
ってことで、はいまたまた新しく始めちゃいました!
今回は本来ならば「社会問題系小説」の方に掲載した方が良い小説だとは思うのですが・・・
主人公が漫画のキャラクターなのでコチラに掲載することにしました。
これから読んで頂くにあたりまして、お読みになった後に不快になられないように、いくつか注意していただきたいことがあります。
1 復活と脱色と黒バスの混合小説になります
2 一応主人公が、ツナになっています
3 ツナが女の子です、というかほぼ成り代わりレベル
4 黒子(黒子のバスケの主人公)も先天的な女の子です、というより先天的な女の子が結構います
例(ツナ・黒子・スクアーロ・マーモン・入江)
5 オリキャラの双子がいます
6 復活のキャラが九代目・家光・ランボ・イーピン・フゥ太・ヴァリアー以外
ツナを苛めます
7 序盤は復活メインでツナが記憶と力を取り戻すまで
中盤が脱色メインでルキアを救出まで
終盤は藍染を倒すまでとオリジナルになります!
8 中盤からいきなり黒子のバスケのキャラクターである、黒子と火神も出てきます
桐皇の桜井と秀徳の高尾も・・・
9 山本も死神の一員として中盤から活躍します
上記のどれか1つでも無理な方は、読むのを控えて下さい。
なるべく自重しながらやろうとは思いますが、たまに制御しきれずupすると思われますので御了承ください
- 復活×脱色×黒バス 蒼空の行く末 ( No.42 )
- 日時: 2012/07/29 18:50
- 名前: 雪雫 ◆vjXFV7qGYA (ID: Bhcs08zv)
「じゃあ、一旦整理するよ?」
「頼む」
「はーい!」
ここは一護の部屋
ルキアが現世に慣れてきたのを見計らってとある‘作戦’会議が行われていた
「向こうに残りのメンバーである恋次くんと冬獅朗くんがいる
ルキアさんの説明によれば、おそらく冬獅朗くんは記憶を持っているが」
「恋次は思い出してないだろう、メンバーだった私でさえ思い出してなかったのだから」
会議の内容は尸魂界にいる2人の仲間との接触方法だった
「やっぱり乗り込むしか・・・」
「甘いな、チャド
ルキアの説明聞いてて分かっただろ」
「ムッ・・・・・・」
「確かに200年前からいるのが山本と卯の花さんだけじゃ不安だね」
「じゃあどうする?自由に動ける時間なんて限られちゃうし」
ハァッ・・・ハァッ・・・
「ルキア、こっちにいる‘時間’はどのくらいだ」
「予定では後三週間と3日だが、必要ならそれ以上いる事も可能だ」
ケホッ・・・ッ!
「え!そんな短い期間だったっけ?現世出張」
「今から50年ほど前に改正されたそうだ」
カンカンカンカンカン
「?一護、何の音だ」
「あぁ、アイツに頼みごとしてたからな
大方、なんかしら掴んだんだろうな」
バン!
勢いよく扉を開けたのは
「かえり、なんか掴めたか」
「っ(コクン)」
息を乱しながらも、目を光らせたツナだった
「プハーーッ!!」
雨竜に渡された麦茶を一気飲みしたツナ
息を整えると、自身が掴んできた情報を喋りだした
「浦原さんから聞き出したんだけど
ルキアの使っている義骸には‘宝玉’と呼ばれる珠が埋め込まれてて
・・・‘アイツ’はそれを狙ってる」
「「「「!!!?」」」」
「わ、私の身体にそんなものが・・・」
「ツ、ツナ姉!なんでルキア姉に?!」
「ゴメン!まだそこまで聞き出せてないんだ
珠については、また、浦原さんに詳しく聞いてくる」
「サンキュー、ツナ」
一護はツナの頭を軽く撫でると、全員の顔を見回した
「勝負は尸魂界が動き出した時だ
それまで力を溜め込み、高めろ
いいな!」
「「「「「「はい!/おう!」」」」」」
「あ、兄貴」
「なんだよツナ」
「ルキアを今度、テツナ達に紹介しようよ」
「テツナ?」
「オレの親友」
「ふむ・・・」
- 復活×脱色×黒バス 蒼空の行く末 中盤‘始動’ ( No.43 )
- 日時: 2012/12/18 18:57
- 名前: 雪雫 ◆vjXFV7qGYA (ID: Bhcs08zv)
薄暗くなった空座町を駆け抜ける4つの人影
「ちっ、油断した」
「大丈夫ですか?」
「つ、辛くなってきました」
「わりー、担ぐぞ」
彼らは一護達の友人、高尾・桜井・黒子・火神
高校バスケ界でキセキに次ぐ実力者として有名な彼らは
他のチームメイトやキセキと違うのは・・・
「やっべぇ、ブレス家だ!」
「あ!足場に出来そうな箱が!」
「やっぱりそうなりますよね・・・」
「いいから行くぞ!!」
一護達同様、幽霊が‘見える・喋れる・触れる・祓える’うえに
本来の身体能力が桁外れなのだ
(普段はそれぞれがオリジナルの方法で抑えてる)
ちなみにただいま・・・
「「だぁーーーーー!!しつこーーーい!」」
「同感です」
「あぁ、もうなんかスイマセンって一護くん達に言いたいです」
何故かそれぞれのチームメイトや友人を狙っていた虚を自分達に引き付けて逃げてる最中
「やっぱりアレですかね?
モブよりはるかに力があるボク達が近くにいたから先輩方の霊力も上昇したんでしょうか
あ、次は左です」
「おそらくそうだと思います
主将達スイマセンスイマセンスイマセン・・・
ツー達の霊圧確認しました」
「・・・だとしたらおかしくねぇか?
和也の‘仮’の相棒って緑間だろ?なんで霊力上昇しねーんだ
右方向から虚が一体追加かよ・・・」
「ん〜〜〜・・・なんかねぇ
真ちゃんから微塵も霊力を感じないんだよな〜
真っ直ぐ行きゃ合流できるぜ」
一般人からは見えないように光を屈折させた状態で4人は屋根の上を駆けていた
「おい!大我、和也、良、テツナ!!」
「「「一護 /くん」」」
「大丈夫?」
4人の正面から来た黒い着物に身を包んだ2人の男女
「スイマセン!!お願いします!!」
「来てる虚は雑魚3体のデカいの1体!」
「「任せ ろ!/て!!」」
ツナと一護は4人とスレ違うと、それぞれの斬魄刀を抜刀し斬りかかった
(4人は急いで地上に降り、慌てて物陰に隠れた)
「ツナ、回り込め!!」
「挟み?」
「おうっ!」
一護とツナは一気に虚を挟むと
一護は上方に、ツナは下方に振り抜き、雑魚を三等分した
‘ギャアァァァァ’
凄まじい断末魔をあげて消える雑魚
「‘君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ
焦熱と争乱 海隔て逆巻き南へと歩を進めよ’
破道の三十一 赤火砲!」
「うらぁ!」
間髪入れずにツナは破道を放ち
一護は斬魄刀を勢いよく振り回した....
「相っ変わらず煩いですね、断末魔」
「しょうがねーだろ」
虚の始末も終わり、住宅街を歩く6人
黒子は火神に姫抱きされ、桜井と高尾はツナにくっついていた
一護は携帯でどこかに連絡を入れていた
「誰かに見られてないといいけど・・・」
「大丈夫っしょwwwだってオレ達にはツナの加護があるんだしwww」
「ハァ?!オレそんなのした覚えないけどぉ?!」
「「「「ストラップ」」」」
「いや確かにストラップはあげたけど!!」
「うるせぇ」
ゴッ!!
「イッテェ!!!! ちょっ!!兄貴!!」
一護に小突かれたツナは半分涙目で文句を垂れた
「お前らの目撃情報は流れてねぇ、ただ
KSKの奴等がこっちに向かってるという連絡は入った
恐らくテツナの居場所を突き止めようと動いてる」
一護はうっとおしそうにツナの頭を押さえつけると、神妙な面持ちで4人に告げた
「急いでここを離れる、ツナは‘ごまかせ’いいな」
「やっぱりそうなるよな・・・」
火神が黒子を抱え直し、桜井と高尾が靴紐を結び直している内に
一護はもう一度誰かに連絡を入れ、ツナはリングに霧の炎を灯した
「オレん家まで走っぞ!」
「「「「「了解」」」」」
「あーーーーーっ!!んでさっきっから同じとこばっか回ってんだよ!」
「イタッ!! ちょっ、オレ叩いても状況は変わんないっすよ!」
「おかしいな・・・ここら辺は分かりやすいはずなのに」
「・・・町の雰囲気がおかしいのだよ」
関東圏に住むキセキ、青峰・黄瀬・桃井・緑間は
桃井が集めた情報を基に赤司が推測し、空座町に黒子のことを探しに来ていた
(誠凛バスケ部は揃って‘自力で探せ’と言った)
「どーしたのミドリン?」
「さっきから人と擦れ違わな過ぎだ」
「あ?別にふつーじゃね?」
「でも今は夕方っすよ?帰宅途中の人がいてもおかしくないっす」
「なんか・・・変な空間に迷い込んだみたい」
(だって幻覚見せてるしね(苦笑)byツナ)
4人が固まって移動していると・・・
‘アウッ’
「「「?」」」
「ゲッ、猫なのだよ」
オレンジがかった茶毛の猫が4人の目の前に座っていた
‘アウ〜’
猫は一声鳴くと、先導するように歩き出した
「・・・どうするっスか?」
「まるで‘ついてこい’って言ってるみたい・・・」
「・・・少し浮き世離れした存在、っておい青峰!」
青峰は一言
「ついていけば、帰れる」
とだけ言って、スタスタと猫について歩き出してしまった為
黄瀬・桃井・緑間は顔を見合わせ、慌てて青峰の後を追った
10mの距離を保ったまま4人の前を歩く猫
「青峰くん、なんで」
「・・・わかんねぇ、でも、このまま迷うよりアイツについて行った方がいい気がしたんだよ」
「相変わらず青峰っちの勘は凄いっスね」
「しかし、かなり妙なのだよ・・・」
恐る恐る猫の後をついて歩いていると
キィーーーーーーン
「っ!」
「キャッ!!」
「なっ!」
「くっ」
鋭い光とともに、激しい耳鳴りが4人を襲い
それが治まる頃には・・・・
「あ・・・ここって」
4人は空座町駅前にいた
‘アンッ♪’
猫の鳴き声に4人が後ろを振り向くと
帽子のつばで顔を隠した一人の‘少年’が猫を抱いて立っていた
「あ、あの子」
桃井が猫を指差した瞬間
「これ以上影を探すなら、さすがのオレも怒るよ?
影はキミ達に会うことを望んでないから」
‘少年’のアルトボイスが4人の耳に届いた
「・・・運が良かったね」
「あ、テメッ!!」
‘少年’は青峰の声を無視すると、夕方駅前の雑踏の中に消えた
- 復活×脱色×黒バス 蒼空の行く末 ( No.44 )
- 日時: 2013/01/27 20:34
- 名前: 雪雫 ◆vjXFV7qGYA (ID: Bhcs08zv)
青峰達が空座町駅前についたのと同時刻の尸魂界
「山本!松本どこ行ったか知らねーか!」
「さっき市丸隊長んとこ行ったみたいなのなー」
十番隊隊舎、隊長仕務室では
隊長‘冬獅郎’と新人‘山本’が会話していた
「・・・・・・」
「よ・・・・・・呼んでくるのな?」
「いや、いい・・・」
申し出を断った冬獅郎は、一生懸命自分担当の書類をこなしている山本を見た
「・・・・・・」
「(ジーーーーーーッ)」
「・・・」
「(ジーーーーーーーーーッ)」
「なんなのな隊長!!」
「あぁ、お前って真央霊術院1年で卒業してんだよな・・・と思ってよ」
「まぁ・・・・・・元から頭の中に基礎知識入ってたのが大きいのな」
「元から・・・?」
山本の‘元から’発言に冬獅郎は眉めに皺を寄せた
「ん〜〜・・・オレ、現世から来る直前にツナから記憶少し分けてもらったのな!」
「(ピクッ)ツナ?」
冬獅郎は山本の口から聞こえた名前に、書類から顔をあげた
「親友なのな〜」
「・・・名字は」
「確か・・・黒崎に変わってたと思うっす」
「・・・・・・ちょっとこっち来い」
「?」
山本が素直に冬獅郎の側まで歩いていくと、冬獅郎は一枚の写真を取り出した
「コイツか?」
「・・・・・・男にしたらこんな感じなのな」
「・・・・・・(性別変わってんのか)」
8人の男女が特殊な羽織を羽織って楽しげに移ってるセピア色の写真
「・・・もしかしなくてもこの白髪って」
「オレだ」
「・・・一ついいっすか?」
「なんだ」
「何十年生きてるんすか?」
「今は60ちょい、前世は200近く」
「前世?!」
山本は写真を持ったまま勢いよく冬獅郎振り返った
「ツナを知ってんならちょうどいい、テメーにも手伝ってもらう」
「へっ?」
冬獅郎は山本を見ると、ニヤリと笑った
「近い内、ツナ達がこっちくっからな
そん時にデカい戦いがあるが、オレ達側についてもらうかんな」
「えぇ〜〜・・・なんか理不尽なのな〜」
- 復活×脱色×黒バス 蒼空の行く末 ( No.45 )
- 日時: 2013/03/10 23:48
- 名前: 雪雫 ◆vjXFV7qGYA (ID: Bhcs08zv)
時は立ち、IHの予選も終わった七月下旬
「・・・で?」
「ツナ様に今度の期末の問題を当てていただきたいと・・・」
「オレの超直感の使い方正しくないよね、それ」
「理解はしてるんですよツナ、でも・・・大我くんのバカさ加減が・・・」
「泣かないでテツナ!!オレも知ってるけど」
「wwwwwwwww」
「和くん、草生やしすぎです」
「ムリwwwwブッハァwww」
「おいコラ良も肩震えてんじゃねーか」
「笑うなという方がムリです」
時たまこんなバカな会話を挟みつつ、(一応)平和な毎日を送っていた
「・・・平和ボケしそうだ一護」
「んなこと言ったってよ、向こうがアクション起こさねーとオレ達動けねーんだっての」
「ルキアー、大我の合宿土産の饅頭食べるー?」
「食べるとも!!」
「ツナー、オレにもー」
「えー?コンが持ってったけど・・・」
「・・・・・・コン」
「(ギクッ)」
ズドドドドドドド・・・・・・・・
「ツナは相変わらず食わぬな」
「ん〜〜・・・・体質が昔に戻ったみたいなんだ」
「というと、許容量越すと・・・」
「うん、全出し」
「厄介な体質なのだな・・・しかし羨ましい」
「・・・へっ?」
「必要以上に食わぬから太らない
しかも少ない燃料で長い間動けるのだから羨ましい」
「でも、彼氏の料理があんまり食べれないのは悔しい・・・」
「彼氏のぉ(ニヤニヤ」
「い、いい加減オレからかうのヤメロよルキア!!」
「却下だ」
ツナ達の根回しもあり、ルキアもしっかり現世に馴染み
最近では積極的に黒子達と遊びに行くようになっていた
「そうだ、ちょっと出てくる」
「何処に行くのだ?」
「裏関係、近く来てるから顔出せってさ」
ツナは時計を見て時間を確認すると、自室に戻って出かける用意を整えて玄関に向かった
「あ、遊子に夕飯いらないって言っておいて」
「誰の家だ?」
「彼氏、そのまま泊まってくる」
「気をつけるのだぞ」
「なにに?」
「・・・貴様だと気をつけるのは相手の方だな」
「アハハハ(苦笑」
ツナが待ち合わせ場所に来てみると・・・
「・・・あっちゃぁ」
何故かキセキが全員集合していた
ツナが気配を消して近づいてみると・・・
「いい加減離してください」
「黒子っち〜、なんでっすか〜?」
「たかが買い物行くだけだろ」
「それだけじゃ絶対スマナイから断ってるんです」
黒子がキセキに捕まっていた
「テツナ、キミには聞きたいことがやまほ「ボクはありません」
「テツナちゃんい「桃井さんも離れて下さい」
「黒子、何故そこまで嫌がる」
「決まってるじゃないですか、君達の蒔いた火種を中学時代に被りまくったからです」
「え〜?でも黒ちんいないとヤだし」
「子供ですか、あ、子供でしたね」
黒子がイライラとしているのを見て、ツナはどうしたものかと頭を抱えた
「(どーすんのこの状態!!助け出すのは凄い簡単だけどあっちのが人数多いし!てか周りに不自然なぐらい人がいないのはなんで?!アレ?!もしかして周りの人巻き込まれたくなくて逃げた感じだよねぇ!!)」
どうやって助けようか考えていると・・・
「久しぶりだな、沢田
いや・・・今は黒崎か?」
「ガ・・・γ??!」
ボス候補時代に知り合ったγが立っていた
「ツナちゃん、ボクもいるんだけどな〜」
「え、白蘭?!」
知り合いの登場にテンパっていたツナだったが
『Siccome e la Sua conoscenza, assolutamente vada♪
(お前の知り合いだから絶対行けよな♪) 』
すぐさま連絡を入れてきたベルフェゴールの含みを持たせた言い方を思いだし
大きくため息を吐いた
「ベルの言ってた知り合いって・・・」
「ボク達ミルフィオーレだよ♪」
「姫達も来てる」
「マジかよ・・・」
ツナはヘナヘナとしゃがみこんだが、すぐに立ち上がった
「ちょうど良かった!!少し手伝って!!
「「?」」
「(さて・・・どう切り抜けましょうか?)」
黒子は後悔していた
部活がない為、一人でフラフラと歩いていたことを
「(まさかキセキ全員集合している所に見つかってしまうとは・・・)」
絡んでくるキセキの腕や手をことごとく叩き落としながら打開策を考えていると
「テツナ、聞いているのかい?」
チリーーーン
「(鈴の音?)」
赤司の後ろから澄んだ鈴の音が聞こえて顔をあげた
視線の先には・・・・・・
「シーーーッ」
ツナが立っていた
「?」
静かに、というツナの真意が分からず首を傾げていると
「E mio Tetuna?
(君がテツナちゃんかい?)」
金髪の男性と白髪の男性が黒子に声をかけてきた
ツナの影響である程度イタリア語を聞き取ることの出来る黒子は
すぐにその人達がツナの知り合いだと感づいた
「い、Yes」
「Era buono
(良かった〜)
Siccome il Suo amico sta aspettando oltre
(キミの友達が向こうに待ってるから行こうっか)」
「OK」
ポカーンとしていたキセキだったが
黒子が白髪の男性の手をとったのを見て、正気に戻り、食ってかかった
「おい、オレ達がテツと話してんだよ」
「テツナから手を離してもらおうか」
「Amico?
(友達か?)」
「No」
「Rilascia e va.
(放っといて行くぞ)」
しかし黒子の友人ではないと分かると、男性達はキセキを押しのけた
その時
「γ、Byakuran
(γ、白蘭) 」
「Principessa?!
(姫?!) 」
「Sia?lui e mio Yuni?
(あれ?ユニちゃんじゃん)」
「Siccome era in ritardo, lui scelse su.
(遅いので迎えに来ました)
Questa persona e Sig l'amico di Tuna?
(この方がツナさんのご友人ですか?) 」
一人の大人びた少女が駆け寄ってきた
「Yuni?」
「Si!
(はい!)」
黒子は思い当たる節があったので、ニッコリと笑って手を差しだし、たどたどしいイタリア語で挨拶をした
(テツナ、キセキの存在スッポ抜けてるよね byツナ)
「Grazie per la Sua considerazione
(よろしくお願いしますね) 」
「Solo qui!!
(こちらこそ!!)」
.
- 復活×脱色×黒バス 蒼空の行く末 ( No.46 )
- 日時: 2013/04/13 21:55
- 名前: 雪雫 ◆vjXFV7qGYA (ID: Bhcs08zv)
黒子の手を握り返したユニはニコニコ笑うと、黒子を引っ張り出した
「Yuni?
(ユニ?)」
「Andiamo oltre presto! Siccome gradirebbe discorrere piu
(早く向こうに行きましょう!もっとおしゃべりしたいので)」
「Yes」
ユニの申し出に頷いた黒子は頷くと、ユニに引かれるまま赤司と桃井の間を走り抜けた
白蘭とγは顔を見合わせると、白蘭はマシュマロを頬張りながら
γは煙草に火をつけてキセキを睨みつけた
「おんにゃのこが、いやがってんにょにむいじいすゆのはいただけないにゃ〜
(女の子が嫌がってるのに無理強いするのはいただけないな〜)」
「白蘭、頬張りながら言うな、色々台無しだ」
「そう?」
「・・・お前な・・・
とにかく、テツナに手を出すなら、黙ってねーからな」
「がんにゃくんこあ〜いwww
(γくん怖〜いwww)」
「だから台無しになってるぞ」
二人はキセキを押し退けると歩き出し、一度だけ振り返った
「「一度 お前/キミ 達はテツナを捨てた、元の鞘になんて納めさせ るかよ/ないよ」」
不敵に笑ってその場を去った
〜一時間後の高尾家〜
「ブッフゥwwwwww」
「お兄ちゃん、どうしたの?」
高尾は動画サイトを巡っていて、新着動画の部分で
‘輝石m9(^Д^)ザマァ’という動画を見つけ、視聴した結果
序盤で吹き出し、中盤で腹筋崩壊し、終盤で笑い転げた
「先輩達にww報告ww」
ちなみに投稿者は‘oozora27hunnnu’
妹もキセキの扱いに笑い転げており、高尾は和みながら凄まじい勢いでメールを作成し
自身の先輩と一護達に動画のURLを教えた
〜翌日〜
「おはようございま・・・先輩達は一体どうしたのだよ」
「wwwww」
「高尾www昨日はナイスwww」
「アザーッスwww」
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