二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケスペ中世風パロディ【更新率低】
日時: 2012/05/06 17:36
名前: 蒼石緑香 (ID: kI4KFa7C)

始めまして、蒼石緑香そうせきりょっかと申します
今回は小説を見ていただき有難うございます!

この小説はポケットモンスタースペシャル(通称ポケスペ)のキャラを使った中世風パロディ小説です。

中世といっても、そこまで中世には見えないかもしれません−−;;
この小説はあくまでパロディです。

この漫画でパロディしないで、こんなのでパロディしないでという方はブラウザバック(←の事)かタブを閉じてください。


注意!

※この小説ではポケモンは出てきません、人が死にます(予定)。
そういうのが嫌な方もお戻りください。


そして以下の方もお引き取りください

・荒し
・パクり
etc...

などという方もお引取りください。
ちなみに、オリキャラも募集させていただきます!

オリキャラは先着3名様限りでお願いいたします。
作者のオリキャラが入りますが作者を外しての先着3名様です。

()の中の文章とそのかっこも消してください。
それでは、コピーしてください↓


名前(カタカナ、漢字どちらでもOKです)【】

性別【】

性格(一つ、二つに纏めた物でお願いします)【】

姿(髪型、服装など詳しく)【】

台詞(そのキャラの性格を表していたりする台詞で。台詞は何個でもかまいません)【】


という形です。
なにか追加したい物があったら追加してくださいませ

オリキャラはお一人様一名です。

出る場面や話が遅くなる場合もありますが
だいたい早く出てきます。すぐに出してほしい方はお言いつけください。

それでは、こんな蒼石緑香ですが
応援してくださると嬉しいです。

蒼石緑香の事は蒼石、緑香のどちらかでおよびください
よろしくお願いいたします


蒼石緑香

話の紹介


第一章 2-1(予定)


プロローグ >>5

第一話 式典 >>6>>7

第ニ話 敵と味方 >>8

第三話 森 >>11>>12

第四話 過去、今 >>20

第五話 今は無理かもしれないけれど >>21

第六話 戦 >>22>>23

第七話 キリスト様が見捨てたこの世界で生きるしかない >>27

第八話 幻想郷 >>29

第九話 迷う事無き月の王国 いつか解るよ、僕らがここに居る理由 >>30

第十話 黒猫が鳴く 真夜中で願った >>31


ホウエン編

第十一話 十七の夜を越して求めたのは >>32

第十二話 現実が辛い事は知ってるよ 逃げたくなるのも >>34

第十三話 今ある未来に見える物は >>35

第十四話 戻らない、戻れない。 >>37

第十五話 このままでいいのかと。>>40

追記

少し変えました


お知らせ >>38

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Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.26 )
日時: 2011/11/07 18:34
名前: ピアニッシモpp (ID: ow35RpaO)
参照: カノン→ピアニッシモpp

ピアったい
最近来ないけど、どぎゃんしたと?
サファイア風の話し方です
来てくれーーーー

Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.27 )
日時: 2011/11/14 03:28
名前: 蒼石緑華 (ID: kI4KFa7C)

お久しぶりです
最近リアル忙しいです 音楽会めんどくさいよ^ω^

最近、バイオレンス系ダークファンタジーな小説しか書かなくなってきました。

第七話 キリスト様が見捨てたこの世界で生きるしかない




レッドは 風呂上りで
アクアはレッドの髪を乾かしていた

レッドは無表情だった アクアも無表情だった

元々、こんな所で育って、生きてきたから
笑顔なんて 偽りの物だった

本当は心なんて無くて
神様が見捨てたこの世界で 笑顔を振りまく

それはとても、面倒くさい事だ

なら笑わなければいい そう思う
だけど 笑わないと不振に思われる だから笑った

笑って誤魔化してた
どんなに甘やかされても 心から笑顔にはなれない

いつも傍にあるのは
錆びた 無意味な戦いと武器に

腐った血の臭いと、嫌味な大人たち
世間は羨ましい事ばかり 羽を伸ばして野原で遊ぶ子供達

それに憧れを抱いている 
笑って、皆と一緒にずっと居れるそんな幻想郷

でも、それは幻想郷だから 叶わない夢だった
この血と腐った土地 無意味な戦いの中生きる

面倒くさい人生

だから逃げた
だからやめた

二度と あんな血に生腐った所には行きたくない
でも行ってしまう それが使命だからだろうか

血も戦も死ぬほど見てきた

それでも、許してくれない


そんな法則塗れの世界で戦い続ける
いつのまにか 戦っていた

いつしか人の血を見る事で楽しいとも思えてきた

もう死んでいる もう自分達は死んでいる



道を外れた 綺麗な道は
彼らには もう見えていない









遠い昔の夢は もう手放してしまった



「・・・・はい、乾かし終わったよ」
「ありがと、そろそろ寝るな」

「おやすみ。」

「うん。」
他愛もない 100文字以内の会話
そんな事をずっと繰り返している


ずっと 続く永遠ループ
合図は 無い


実は 仲間の事なんてなんも思ってない
死んだら死んだでそのまんま

大切になんて 思ってないんだ



ね、道を外れて落ちて行った人そのまんまでしょう?






部屋

グリーンは一人で本を読んでいた

コンコンとノック音が聞こえ
ガチャリと扉が開いた そこに居たのはブルーだった

「・・・・・ブルーか。」
「あら、まだ起きてたの?朝起きれないわよ」

「人の事言えないな。」
チラリと視線をグリーンは本からブルーに移した
ブルーは一瞬うっという顔をしたがすぐに戻した

「・・・ま、いいわ。勉強熱心な事ね。」
「ただの本だ、だいたい何のようなんだ?用が無いなら帰れ」

「あらー、冷たいわね。今回の事について話があるの」

ストンと傍にあったソファーに
ブルーは 遠慮なく座った

そして持ってきていたトランクの鍵を開け
その中に入っていたのは 一つのペンダント

大きなトランクには たった一つ
ぽつんと ロケットのペンダントがあった

「・・・・・・—!!それっ・・・」
ガタッとグリーンは立ち上がった
驚いたような顔をしていた

それを見たブルーは
狙い通りという感じでニヤリと笑った

丸い形をした 銀の縁取りにジャスパーの宝石が真ん中に白鳥の形で埋め込まれていた

「そう、コレよ。」

「・・・・なんで、お前が持っている?」
「あぁ、ジョウトの軍人が逃げた時に落としていったのよ」

「・・・・・・・」

「この毒戦の全ての「元凶」をね」
「・・・・そんな過去の事をいつまで引っ張っているんだ?」


「これの価値はすごいからね。落としていくなんて間抜けな兵士だわ。それに持っていくなんてね」
「持って行く理由があったんだろ」

「そりゃね、これは「あの道」を開くために必須よ。実際その道開いたしね」
「それで、その道を歩いた奴はどうなったんだろうな」

「知らないわ、そんな事。誰か知ってるんじゃない?」
「・・・・大分、人任せだな」

「どーせ、そんなもんよ。何もかも失ってでも行きたかったんだから悔いはないんじゃない?」

「・・・・・」
グリーンはカタンと立ち上がり、こういった

「今日はもう帰ってくれ。」
「あら、そう。あぁ、そうそう。コレあげるわ、置き土産って奴よ」

ブルーはそれを、ピッと投げると
グリーンはそれを受け取った

「じゃあね♪」
ブルーはバタリと扉を閉めた
グリーンが掴んでいたのは ペンダントだった

「・・・・・・あるわけ無い世界をいつまで求めるんだろうな・・・」

カチッと開くと そこに在ったのは
男性と女性が小さい枠の中に映し出されていた

「・・・・・寝るか。」
ペンダントをカチリと閉めると
着替えて、部屋の電気を消した


聞こえるのは 
遠くで遠吠えをする 狼の鳴き声


続.

10月から一切更新してませんね
スミマセン。これからは小まめにやれるよう頑張ります・・・

Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.28 )
日時: 2011/11/14 20:25
名前: ピアニッシモpp (ID: ow35RpaO)

ポケスペなりちゃ 学パロ
って感じのやつにコメ残しました
よろしく!

Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.29 )
日時: 2011/11/16 12:03
名前: 蒼石緑華 (ID: kI4KFa7C)

セリフが指で数える数しか出てこない。
どうしてこうなった 一番酷いかも・・・

第八話 幻想郷

幻想郷—ユートピア—

それは 誰もが夢見た世界
誰もが幸せになれる世界

そんな世界

その世界に行けるという
昔話があった とある旅人がその世界への道を歩いたと

そして 旅人は 二度と戻ってこなかったと
とある魔術師がその道を封じた

「禁忌の道」として

魔術師は鍵を掛けた

本当に使う時が来るまで
この道は封じられる

そして魔術師はそこを去った

今でも その道は
とある国の地下深く 眠っている———


深夜2時

コツコツコツと足音が廊下に響く 
今日の見張り番はグリーンだった

明かりの消された廊下を
ランプ片手に歩いていた 一つの小さな光を頼りに

そして 最後
地下まで見張りに行った

そこはあの道がある場所
ずっと 封じられている道

昔、ある魔術師に封じられてから
ずっと封じられている道だった 最後、その道へ行くと
骸骨などがちらほらとあった

奇跡的にここに辿りつけて
無理やりこじ開けようとした結果だろう 硬く扉で閉ざされてる道

そして扉を開くところには穴が出来ていた
そこに鍵を填め込むのだろう

グリーンはチャラッと一つのペンダントを取り出した
ブルーから受け取ったペンダントだった

いつみても 綺麗なジャスパーで
象られた白鳥に銀の縁取り

そして、中には写真
何時かの記憶に残る 父と母

形見だった だけどいつからか無くしてしまってから
もう見つからないと思っていた そんな物が今更、この手の中にあっても

なんも感じなかった
汚れ一つ無いペンダント大事に扱われていたのだろう
写真なんて無いと思っていた でも残っていた

中身はきっと気にしなかったのだろう
地下はピチョンピチョンと雨水の音がする

地下の上は下水道だった、きっとその水が漏れているのだろう
この地下はもう忘れられた物だと思っていた けれど未だに覚えている敵兵達

そして 毒戦の元凶

このペンダントを手に入れれば道は開く
そう言われていた それが欲しくて人々は戦を始めた
人々は理想の世界が欲しかった自分達の理想の世界が 

そして只の戦だったはずの戦いは 毒戦へと変貌した
何万人もの人が死に 何千人もの人が毒を煩った
そんな戦は相打ちで幕を下ろした そしてこれも禁忌となった
兵達が去った後の戦場には悲痛な叫びが木霊していた
置いてかれた、戦場の孤児達いつしか悪い事しか出来なくなって
そのまま成長していった 選ばれた人間と選ばれなかった人間
その二つ以外に 見捨てられた人間 そんな物が出来ていた
毒を煩いながらも懸命に生き続ける人に対しての扱いは酷い物だった
苛められたり、構ってくれなかったり 自分もそうだった

父と母が戦場で死んで以来 毒を煩いそして助かった事と
酷い跡が残り、そのせいで化け物といわれ幼少はそれでほぼ過ごした
また戦が始まり、今度は軍に引き取られたやはり兵士から見ても酷い物だった
けれど接してくれた、中には毒を煩った血族が居るという人も居た

一番 その苦しみを解っていたのも兵士達 その苦しみを与えたのも兵士達

彼らは二度と過去の過ちを繰り返さないようにと 頑張っていた
それから何年かの月日が達 グリーンやブルーが兵士になり
恐ろしいほどの快進撃を起こし、どんどんカントーは土地を広めていった
今やイッシュやシンオウ、ホウエンなどの土地がある 人々は懸命に生き
そしてやって来た休戦でもそれは悲しい物で いつも舞い戻ってくる戦
辛かった、悲しかった痛くて息が詰まって戦う事しか出来なくて虚しくて
助けられる人は助けたけれど 助けられなかった人の方が多かった

どうすればいいかなんて考えた事も無い 只、只管助ける事しか
出来ないのだから そして戦が終わればいつもの日常に戻る
それの繰り返しだった 全て、同じ事の繰り返しで他には何も無かった

「コケで滑ってよく歩けないな・・・・一通り見たけど特に問題は無さそうだな、帰るか」

持ってきておいた時計を確認すると 今は早朝の四時
もう二時間も経っていた 兵士達の起床時間だった
朝練もあったので急ぎ足で地下を後にした

その地下の 最も深い所にある扉
そこは、誰も知らない 見た事の無い道が広がっている

続.

セリフ一個だけとかどういう事よ

Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.30 )
日時: 2011/11/17 02:21
名前: 蒼石緑華 (ID: kI4KFa7C)

第九話 迷う事無き月の王国 いつか解るよ、僕らがここに居る理由



今日も食堂はバタバタとしていた
朝っぱらから騒がしいのは食堂だけだった

何千人という軍人達の料理を作るので体重が減る人も居る
作りおきしておけばいいと思うが、万が一それで体調を崩されると困る
だからいつも厨房に立つ人々は深夜の3時から仕込みを始めている
その中で指揮を執っていたのはブルーだったその姿は手にはカフスを付けており
ロングのメイド服、頭にはちゃんとしたカチューシャもつけていた彼女は休戦中や待機の時は
いつもこうしている メイド長でもあったので、朝から大仕事だった彼女だけは 朝練は早くに終わっていた
但し、やはり疲れるのがオチでメイド達やコック達の指揮を執り毎日忙しい日々 それが終わると
すぐに部屋に戻り服を着替えて、朝食を食べるの繰り返しだった そしてたまたまグリーンとすれ違った

「あら、グリーンじゃない。どうしたのよ、フラついて。」
「いや・・・・なんでもない。」「本当?あまり無茶はしないでよね、エリート!」
ポンとグリーンの肩をブルーは軽く叩いた
でもやはり様子がおかしかった フラフラしていて今にも倒れそうだった

「(本当になんも問題が無ければいいんだけど・・・・)」
「ん、どうしたんだブルー?」「あぁ、レッド」
「なんかグリーンの様子がおかしいのよねー・・・」「え、そうなのか?」

「ほら、フラついてるじゃない」「あぁ、たしかに・・・・」
フラフラと歩いているグリーンの姿が解った

「・・・・グリーン!」
「・・・・・・・なんだ?」
いつもより返答が遅く、擦れた声だった
ブルーは一瞬真面目な顔をするとグリーンのおでこを触った
普通より熱くて、どうやら熱の様だったよく顔を見てみると瞼が重く開いていて
やたら辛そうな顔をしていた それを見たレッドとブルーは急いで部屋へ運び
冷たい水で浸したタオルをおでこに乗せていた 二人掛りで色々せっせっとやり
風邪薬はギリギリ切れてなかったのを使った そしてピピピと体温計が鳴った
「あ、鳴ったわね。どれどれ・・・・39度もあるじゃない!なんで黙ってたのよ!?」
「別にどうという事はなかったし・・・朝練も出来たし・・・・」

「だからって無茶しすぎよ!今日は安静にしてて、明日下がらなかったら明日もね」
「・・・・・わかったよ。」「あー、とりあえず皆に伝えておくからな。なんかあったら電話くれ」

「ああ。」
レッドとブルーはそういって部屋から出て行った
朝、まだ10時前で朝日が眩しかった 自力でカーテンを閉めに行ったが
酷い頭痛がしたすぐにまた横になったが頭痛は治まらなかった

「・・・はぁ・・・・今日はこのまんまだな・・・・」
グリーンはそのまま眠りに付いた
そして それから二時間ぐらい経った跡

部屋の扉がギィと開いた
そこに居たのはルビーだった

「失礼しまーす・・・・」
「綺麗な部屋・・・・・・・」
他にもホワイト達も居た なぜここに居るかというと
今日も普通に城を抜け出してきたレッドから聞いた話だった
ルビー達は当分ここに留まるみたいで、ブラック達は拠点を探すまで
イエローとシルバーの家に泊めてもらう事にした彼らはレッドのおかげで城に入れた

「あ、グリーンさんだ・・・寝てるね」
「今は熱は・・・下がってるみたいね、よかったわ。」

「でもなんでそんなに上がるまで黙ってたんでしょうね」
「結構頑固なのよねー。色々、本当困る時あったりするのよ」

「そうなんですか・・・・・」
すやすやと寝ていたグリーンは
眼を覚ました それにギョッと驚いた
小声で話していて起きるとは思わなかったからだ
グリーンはボヤーっとした視界で皆を見ていた
ブルーはペチンと頬を叩くとグリーンはいきなりハッとした

「・・・・ブルーか。それにレッドやルビー達も・・・・」
「どうだ、大丈夫か?」「あぁ、大分熱も下がったし・・・」

「でも安静にしててよね。また再熱したら色々大変だしー」
「わかってるって、明日は朝練はあるのか?」

「んー、あるけどまだ駄目そうだったら出ないでね。」
「わかった。」

「早く元気になってくださいね!」
「じゃ、帰りますね」「あぁ、じゃあな。」
バタンと扉を閉めて帰っていった
そこにはレッドとブルーだけが居た

「戻らないのか?」
「少し傍にいようかと思って♪」

「・・・・希少動物を間近で見るような眼で見るな。」
「あら、そんな眼してた?ごめんなさいね」

「とりあえず、今日はもう戻ってくれ・・・」
「えー、そう?じゃあ戻るわね」

「あぁ・・・」
「元気になれよー!」

「それ二回目。」
「え、そうだったか?」

「さ、戻りましょ!じゃあね、グリーン♪」
そういってレッド達も去っていった

グリーンはまた一人になり
数分したらまた眠りについた

皆も自分のやる事をやりにいった
いつもの日々 いつもの生活

それが、崩れかけていった

続.


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