二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマ 〜フィールドの歌姫〜 参照100突破
日時: 2012/01/02 15:18
名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)

初めまして!

もうイナズマGOが出ていますが、やっぱり前の方がいい!
っと言う事で、書いちゃいました。
小説を書くなんて生涯で2・3回くらいしかないですけど、頭をフル回転させて頑張ります!!

注意事項

・荒しはなしです。
・内容が変わるかもしれません。
・キャラ崩壊?
・必殺技がほかのアニメ、パクってるかも・・・
・主人公目線でストーリーは成り立っています。
・駄文です。
・文字間違えたら言ってください。


よろしくお願いします!


※エイリア学園からの話で、主人公は木野の知り合いっと言う設定です。

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Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜   コメ求む ( No.24 )
日時: 2012/01/01 11:47
名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)

十一話 『立向居勇気』

私は、皆の声で目を覚ました。
そこは漫遊寺ではなく、キャラバンの中。
私は士郎の膝を枕にしていた。

士郎「朝霞、目を覚ましたんだね。よかった。」

私は起き上がって皆を見る。
皆ほっとした表情を見せている。

朝霞「何でキャラバンの中?」
士郎「朝霞が気絶している間に、響木さんって言う人から連絡があってね。今、陽花戸中に向かっているんだ。」
朝霞「陽花戸中?あ〜、『昔円堂大介と一緒にサッカーをやった。』って言ってる校長の所か。」
円堂「え!?陽花戸中の校長ってじいちゃんと知り合いなの!?」
朝霞「知らなかったのか?円堂のお祖父さんは陽花戸中の出身だぞ?」
円堂「ええええええ!!知らなかった。」
士郎「何で朝霞が知ってるの?」
朝霞「校長がよく自慢してた。」

陽花戸中は、漫遊寺と違って楽しかった思い出が多い。
建物自体に古い歴史があって、雰囲気から落ち着く。

朝霞“陽花戸ならあいつがいるか。円堂に会ってどんな反応を見せるか楽しみだ。”
士郎「陽花戸中ではいい思い出がたくさんあったみたいだね。」
朝霞「陽花戸に通う人達は、皆優しかったからな。2、3ヵ月しかおれなかったけど、ホントに楽しかった。」
士郎「そうなんだ。」

士郎は心から嬉しそうな笑顔を見せてくる。
その笑顔につられてか分からないが、私も笑顔になる。
それから、10分もしないうちに陽花戸中に着いた。
玄関で校長がサッカー部キャプテン・戸田雄一郎が出迎えていた。

戸田「ようこそ、雷門中の皆さん。お待ちしておりました。」
円堂「雷門サッカー部キャプテンの円堂守です。あの、オレに渡したい物って?」
校長「おー、そうそう。忘れとった。ちょっと待っとんしゃい。今、とってくる。」

方言丸出しだな〜。
校長が何かを取ってくる間に、サッカー部の皆と会った。
後ろの方に隠れているのは、立向居勇気だ。

朝霞「立向居!久しぶりだな!」
立向居「い、一条さん!?」
円堂「知り合いか?」
朝霞「ああ、立向居勇気だ。来いよ、憧れの人が来てるんだから。」

立向居は赤面しながら出てきた。
ものすごく緊張しているらしく、手と足が同時に出てる。

朝霞「そんなに緊張するなよ。」
立向居「だ、だって・・・」

円堂と目が会うと、立向居は私の後に隠れてしまった。
「お前は恋する乙女か!!」と、言いたいところだが不思議そうに見ている円堂に説明した。

朝霞「立向居は円堂に憧れてんだよ。」
円堂「え?オレに?」
朝霞「全国大会で円堂を見た瞬間に、MFからGKに替ったんだ。」
立向居「テレビで見ていてずっと憧れていました。オレも円堂さんみたいに強くなりたいと思って・・・」
朝霞「円堂、こいつの技見てくれ。どれだけ頑張ったか分かるから。」
円堂「いいよ。見せてくれ。」
立向居「は、はい!」

立向居は急いで位置についた。
私はボールを借りて、DFラインぎりぎりに立った。

朝霞「行くぞ!立向居!」
立向居「お願いします!!」
朝霞「爆裂破!!」
立向居「魔人ザ・ハンド!!」

立向居は、私の爆裂破を受け止めた・・・・ように見えた。
立向居の出した魔人は、まだ完成しておらず、パワー負けしてしまった。

立向居「うわぁあああ!!」
朝霞「まだ私には勝てんか。」
円堂「スゲーなお前!」

立向居が立ちあがると、円堂が駆け寄って来た。

円堂「手を見せてくれないか?」
立向居「はい。」

立向居はグローブを取って、円堂に手を見せた。
肉刺や痣、すり傷などケガだらけだった。

円堂「こんなになるまで特訓したのか?」
立向居「少しでも円堂さんに近づきたくて。」
円堂「やっぱお前スゲーや!」

円堂と立向居のやりとりを見ながら、私は皆に言った。

朝霞「あいつ、トラックのタイヤ使って特訓マシン作ってさ。毎日特訓してたんだ。」
染岡「マジかよ・・;;」
風丸「円堂も同じもの作ってやってたぞ・・;;」
朝霞「じゃあ、円堂第2号?」
鬼道「かもな。」

立向居と円堂は、ゴッドハンドや魔人ザ・ハンドの話をしていた。
おおよそ、「どうやったら出せるか」とか「気合を入れていこう」とかそんなことだろうけどな。

Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜   コメ求む ( No.25 )
日時: 2012/01/01 16:33
名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)

十ニ話 『条件』

校長「円堂くん。ほれ、渡したかったのはこれだよ。」

校長は一冊のノートを円堂に渡した。
表紙に何か書いてあるけど、汚すぎて読めない。
丁度、3歳児くらいの子が書く物と同じようなものだ。

円堂「じいちゃんの必殺技ノート!?え?でも・・・」
校長「そのノートにはな、大介でさえ完成させれなかった技が書かれておる。守くんが持っとるのは、成功した技だ。大介は、「時が来るまでそれを保管して、オレに何かあったら燃やしてほしい。」と言われた。」
朝霞「じゃあ、何であるの?」
校長「実はの・・・」

校長が真剣な顔で皆を見たので、緊張してしまった。
唯一、私だけが顔色変えずにそのままだ。
まあ、どうせ捨てるのを忘れとったとか、そう言うもんだろと思ってたし。
しかし、校長は以外な事を言った。(ある意味で)

校長「大介の言葉通り死んだと聞いて燃やそうと思ったんだがの、どこに隠したか忘れとったんよ。」
皆「・・・・はあぁ!?」

これにはいつも冷静でいる瞳子も呆れた顔をしている。
円堂なんかよく分かんなくて目が点になってる。

朝霞「まさか・・・今まで探していたの?それで遅くなったわけ?」
校長「探し過ぎて校長室はゴチャゴチャだよ。ははは。」
朝霞“笑いごとじゃねーだろ。”

まあ、その後円堂にくれたからよかったけど、ここは吉良に結構世話になってるからな。
「くれませんか?」なんて言われたらどうするんだよ。
その時、空から紫の光が降って来た。
どう考えたってイプシロンだ。

朝霞「イプシロン様の登場ってか?」
デザーム「雷門・・・ここにもいたのか。」
円堂「陽花戸中を壊しに来たのか!!」
デザーム「我々は予告もなしに来たりはしない。」
朝霞“じゃあ今は何なのよ。”
デザーム「円堂守、お前が持っているそのノートをもらいに来た。」
円堂「なっ!?」

これには私も驚いた。
このノートがどんなものかは、今ここにいる者しか知らない。
なのにどうしてエイリア学園の奴等が知ってるんだ?

デザーム「我々はあまり争いをしたくないのでな。大人しく渡してもらえるか?」
円堂「断る。」
ゼル「ならば、この学校を壊すのみ!」
円堂「なっ、陽花戸中は関係ないだろ!!」
ゼル「ここも壊す予定だった所だ。関係ないわけではない。」
朝霞「なら、私達が戦っても問題はないですね。」
デザーム「ほー、雷門が陽花戸中の代わりに戦うと?」
円堂「そうだ!」
デザーム「いいだろう。ただし、こちらから条件を出す。」
円堂「何でも受けてやる!!」

いやいやいや、何も聞かずにそれはないだろ。
内容聞いてから言えや!!
しかし、本気の円堂にそんなこと言えるはずもなく、デザームは笑みを浮かべて言った。

デザーム「一条朝霞をFWとして出せ。条件はそれだけだ。」
朝霞「え?私?何で?」
士郎「ダメだ!朝霞は出さない!」
ゼル「ならば学校を壊す。」
士郎「くっ・・・」
朝霞「士郎、私は大丈夫だよ。」
士郎「大丈夫じゃないよ!またこの前みたいに倒れたら・・・」
朝霞「でも、私が出る事が条件なんだ。受けるしかないよ。」
士郎「でも・・・」

士郎は、本気で私の心配をしてる。
私が倒れた時、一番心配していたと秋から聞いた。
今も、心配している事は目に見えて分かる。
でも、私のせいで陽花戸中を壊すわけにはいかない。
私は、精一杯の笑顔で士郎を見た。

朝霞「大丈夫だから。」
瞳子「メンバーを発表するわ。」

GK・円堂 DF・塔子、風丸、小暮、壁山、土門 MF・鬼道、一之瀬、立向居  FW・一条、吹雪

円堂「染岡は?」
瞳子「立向居くんを入れたのも、染岡くんを抜けさせたのも本人の意思よ。」
円堂「いいのか、染岡。」
染岡「一条に何かあれば、吹雪が向かうと思ったからな。今回は抜ける。」
士郎「染岡くん。」

染岡は何やら士郎に小声で言った。
そしたら、士郎は赤面して染岡を怒った。

士郎「い、今そんなこと言わないでよ!!」
朝霞「?どうしたのさ?赤い顔して。」
士郎「な、なんでもないよ。」

士郎は無理に笑って、染岡を睨みつけた。
染岡は爆笑している。
何が何だかさっぱりだ。

円堂「よし!行くぞ!」
皆「おー!」

Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜   コメ求む ( No.26 )
日時: 2012/01/02 15:13
名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)

十ニ話 『私は誰?』

私達は自分たちのポジションに着いた。
士郎がまだ心配そうに見てきたので、笑顔を見せる。

デザーム「始めよう。」

ホイッスルが鳴り、試合が始まる。
私はフツ—に駆けあがって行く。

朝霞“何を考えているんだ。”
デザーム「一条。」
朝霞「なんだ。」
デザーム「お前の過去を調べたら、面白い事が分かった。」
朝霞「面白い事?」
デザーム「〝一条浅里〟」
朝霞「!!?」
デザーム「お前は、妹だと言っているらしいな。」
朝霞「だから?自分の妹なんだからそう言って何が悪い。」
デザーム「その妹は本当に血がつながっているのか?」
朝霞「何が言いたい。」

私は冷静を装っていたが、内心、体から血が抜けるようだった。
妹と血が繋がってない?そんなバカな話があるか。
私と浅里は双子なんだぞ?血が繋がってないわけないだろ。

デザーム「ハッキリ言う。お前は一条浅里の姉ではない。」
朝霞「え?」

砂木沼が言った事が理解できない。
浅里の姉じゃない?じゃあ、私は誰なんだ。

私は・・・・・・誰?

朝霞「うわぁあああああああああああ!!!!」
士郎「朝霞!?」
朝霞「ああああああああああああ!!!」
士郎「朝霞!?朝霞!!」
朝霞「わ・・たしは・・・誰?誰・・・・なのさ・・・」
士郎「朝霞!!君は君だ!!一条朝霞だ!」

私は頭が真っ暗になった。
士郎が何を言ってきても、何も聞こえなかった。
聞こえるのは、砂木沼の笑い声とさっき言われた言葉がこだましている。

朝霞「う・・わぁあ・・・あああ・・い・・や・・し・・ろう・・」
士郎「朝霞。ボクはここにいる。君のそばにいるよ。離れたりしない。だから安心して。」

真っ暗な中に温かな光が射すと、士郎の声が聞こえた。
優しく力強い声、私を包んでくれる温かな光。
現実に戻ると、士郎が私を抱きしめてくれていた。
私は、いつの間にか泣いていた。

朝霞「し・・・ろう・・・」

私はそのまま気絶してしまった。
でも、気絶する前に士郎が言った言葉は覚えてる。









士郎「大丈夫だよ。ずっと君のそばにいるから。安心してね。」

Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜   コメ求む ( No.27 )
日時: 2012/01/02 20:55
名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)

十三話 『真実』

朝霞「ここは・・・どこだ?なんでこんなところに・・・」
デザーム「一条朝霞。」
朝霞「さg・・デザーム!!」

暗黒の暗闇の中、砂木沼が現れる。

デザーム「お前は、一条浅里の姉ではない。」
朝霞「ふざけるな!!私は一条朝霞だ!!浅里の姉だ!!」
デザーム「一条浅里の姉ではない。」

砂木沼の声がこだまする。
砂木沼が消えると、闇がもっと濃くなった。
まるで、私の存在を消すように押しつぶしてきた。

朝霞「うわぁああああああああああああ!!!」

闇が私を完全に消そうとした瞬間、私は目を覚ました。

朝霞「はぁはぁはぁ・・・ゆ・・・め・・・?」

私は個室にいた。
窓から見える風景や、周りの物からして病院だろう。
気絶した後、ここに運び込まれたらしい。

朝霞「はぁはぁはぁ・・・ったく、夢にまで出て来やがって・・・はぁはぁ・・・ふぅ〜。」

落ち着いた後、砂木沼の言った言葉を思い出した。
「一条浅里の姉ではない。」どう言う意味なのか、さっぱりわからない。
もしそうならば、私は一体誰なのだ。
両親は、私達が3歳のときに交通事故に遭って死んだ。
そして、両親の友人だった一条家に引き取られたと聞いたことがある。
それがもし嘘だったら?
浅里はもともと一条家の娘だったら?

朝霞“調べる必要があるな。私自身を。”

その時、ドアが開いて医師の人と皆が入って来た。

士郎「朝霞!!」
朝霞「心配かけてすまない。」
秋「ホント、心配したんだから。また気絶して・・・」
朝霞「すまん。」
医師「朝霞さん、気分はどう?」
朝霞「もう大丈夫だと思いますが・・・」
士郎「まだ安静にしてなきゃダメ!!」
朝霞「だそうです。」
医師「診察をするから一緒に来てくれるかい?」
朝霞「分かりました。」

医師について診察室に向かい、一通りの診察を終えた後、また病室に戻って来た。
医師の人は、瞳子監督と話をしている。

朝霞「そう言えば、試合をどうなったんだ?まさか陽花戸中が壊されたとか・・・」
秋「イプシロンは朝霞ちゃんが気絶した後、帰って行ったわ。ノートも取らずに。」
朝霞「何が目的だったんだ?」
秋「それは分からないわ。」
鬼道「一条、お前デザームと何を話していた?」
朝霞「そ、それは・・・・」

言わなければいけないのだろうか。デザームとの会話の内容を。
それ以前に言えるのか?また気絶するのではないのか?

士郎「朝霞?朝霞!」

私はそればかり考えて、士郎が呼びかけているのに気付かなかった。

士郎「朝霞!!」
朝霞「はっ・・・ご、ごめん。何だっけ。」
士郎「朝霞とデザームが話してた内容だよ。」
朝霞「デザームは・・・私が、一条家の者ではないと言ってきた。」
士郎「え?」
円堂「は?」
鬼道「どう言う意味だ?」
朝霞「分からない。そう言われただけだから。」
秋「朝霞ちゃんには双子の浅里ちゃんがいるのよ?血が繋がってないわけないじゃない。」
朝霞「私に言われてもな。」

その時、ドアが開いて監督が入って来た。
いつになく真剣な顔だ。

瞳子「一条さん。あなたにはキャラバンを降りてもらいます。」
朝霞「いやです。」
瞳子「あなたには、この病院で精密検査して・・・」
朝霞「真実が知りたいんだ。私がどこのだれなのか。それを知るには、あいつ等と戦うのが一番手っ取り早い。」
瞳子「どう言うこと?」

私は、デザームに言われた事と自分の推測を全部話した。

瞳子「・・・・分かったわ。好きなようにしなさい。こっちでも響木さんに頼んで調べてもらうわ。」
朝霞「ありがとうございます。」

もう過去から逃げたくない。絶対真実を突きとめてやる。

Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜 参照100突破 ( No.28 )
日時: 2012/01/02 20:57
名前: 舞香 (ID: ia9Umcvq)

真実を突き止めたいか。

朝霞ちゃんかっこいい〜。

更新頑張れ!!


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