二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.gray-man -消えた扉- 【完結】
日時: 2012/08/30 15:04
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

 快李です


  ◆注意事項◆
・荒らしはご退出お願いします
・主人公はアレンじゃないです
・キャラ崩壊有り
・亀更新(ぇ
・誤字脱字あり
・駄文
・ノアの12使徒を変更します

・・・よろしくお願いします

〜目次〜

オリキャラ・・・>>1 >>13

プロローグ・・・>>2

現実編 第一章...>>190
推理編 第二章...>>206
家庭編 第三章...>>237
空間編 第四章...>>255

あとがき...>>256


           END......2012/08/30

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Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.241 )
日時: 2012/08/22 10:50
名前: 有栖 (ID: Pib.PIUG)

うわぁ、なんか最終回にしてもいいような終わり方…w
でも「胸騒ぎ」がするって事はまだ続きがあるんだよね。

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.242 )
日時: 2012/08/22 13:35
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)


  ghhhh


    まだ三章だよ(*´∀`*)((長いわ


 日と月はもっと長かったけどね...

   百何話あったかr

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.243 )
日時: 2012/08/22 15:09
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

       第七十一話 -踊っていた役者-




扉については知っていた
そしてその名は、ティキから聞いていた
その名を幸結空間
この本の題は・・・幸結空間
一致するのはそれだけじゃない

名前・・・

それぞれの名前を裏返したら

ウユ→ユウ
ウユ→ユウ
ラサ→サラ



沙羅


ただの偶然なんかじゃない
作者の名前を探しても
どこにもない

悠「メイ、この本誰が書いたんだ?」
メ「ああ、預言者の方ですよ。よく当たるんですよね」
悠「・・・」


この物語の主人公

   真中のウユでした


この文はなんだ
この物語の主人公?
でもオリキャラんところは主人公沙羅になってるぞ

何が言いたいんだ

この本は・・・

悠「連れてこい」
メ「はい?」
悠「その預言者・・・連れてこい」
メ「は・・・はい、わかりました・・・」

聞きたい
何なんだ
この物語って
幸結空間って

この世に
俺等に起こってることはなんだ

知りたい
教えて

僕等の事を





                      気づくと眠っていて

          目の前にはメイの死体が転がっていた

   その死体に座っていたのが

                      千年公


悠「せ・・・」
千「扉に行くつもりですカ?」
悠「・・・え」
千「行かないで下さイ」
悠「・・・なんでさ。僕はもうノアなんかじゃ・・・」
千「ワカリマセン。何故か・・・我輩ハ悠クンと一緒にいたイ」

意味わからない

悠「幸結空間はお前が書いたのかよ」
千「・・・」
悠「こうなるのわかってたのか」
千「・・・」
悠「全部お前の演説か」
千「・・・」
悠「今までの全部・・・お前の仕業かよ!!」
千「・・・・・・」

千年公は答えてくれなかった
答えて欲しかったのに
行って欲しかったのに
話したかったのに

何も言わない

悠「・・・沙羅・・・いかなきゃ」

扉に向かおうとしたら
腕をつかまれた
振り払おうとしても
離れないその大きな手

悠「どけ」
千「・・・」
悠「なんなんだよ」
千「・・・わかりましタ」
悠「は?」
千「扉の事は全部話まス。だから・・・まだ行かないで下さイ」

きっと
まだ居て欲しいんだ
自分の側に

それくらい
千年公の側にいたんだから
わかってるよ

悠「・・・わかった。だから教えろ」











沙「・・・ううん、朝?」

そのわりには
城中は静かだった

外にでて
足を踏み出すと
ポチャリと音がした


下を見ると

赤い水溜まり

沙「何これ・・・悠・・・?悠!!!!!!」


     ''産まれた時から髪が長い子は直に災いを呼ぶ''

嘘だ
私のせいで
みんなが・・・





             殺された

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.244 )
日時: 2012/08/24 15:31
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

       第七十二話 -Message-




千「代々トリーブが覚醒するときは・・・その子の願いを何でも叶える事が出来たんでス」
悠「何でも?」
千「悠クンが願ったのは「沙羅と幸せに暮らせて、ずっと一緒にいれる空間が欲しい」でしタ」
悠「・・・その空間が、幸結空間?」
千「ハイ。でも肬クンは・・・わからないんでス」
悠「・・・わからない?」
千「直接聞いてないですからネ」

・・・肬は
何を思って
何を願ったんだろうか

悠「・・・で、この本。お前が書いたんだろ」
千「・・・・・・違いまス」
悠「は?」
千「かいてはいませン。ただ、そう語ってただけでス」

自分が書いたって
嘘ついてたわけか

悠「なんでそんな事したのさ」
千「・・・わからないでス。誰かに仕組まれたのかもしれませン」
悠「・・・・・・意味わかんねー。もういいや。行っていい?」
千「・・・」

言葉には出さないが
伝わってくる
千年公の気持ちが
敵同士なのに
なんで・・・

            <まだ側にいたイ>

この声が聞こえる
お前の声が

悠「・・・」

人間の姿になった千年公
この姿は初めて見たが
案外こっちの方がカッコイイ

後ろから抱きついて
ただ慰める

すると千年公はボクの手を握って
泣き始めた

ボクの服からスケッチブックが落ちて
子供たちの笑顔が記されていた

千「・・・沙羅の為ですカ」
悠「沙羅、人の笑顔を見るのが大好きなんだ。幸せになれるんだって。だから・・・書き続けてる」
千「・・・」

それから千年公との会話は途切れた
ただ時計の針が進む音だけが
部屋に鳴り響く

こくこく進んでいく針
こくこく進んでいく記憶

何故か僕も泣けてきた

どうしてノアが憎いのか
どうして千年公が憎いのか
どうして黒の教団がにくいのか

何もわからない
僕はなぜ

沙羅が好きなのか







千「・・・いくんですネ。扉に」
悠「誰が何と言おうとボクは行く」
千「・・・」
悠「千年公。これ、イノセンス」
千「!!」

僕と沙羅の
二人のイノセンス

千「・・・何のマネですヵ」
悠「こんな二つのイノセンスが壊れようと、エクソシストは・・・アレン達は負けない。絶対に」
千「・・・そうですカ」

千年公は涙を拭い
立ち上がった

千「必ず勝って、我輩ハ悠クンヲ迎エニ行キマスヨ」
悠「いいや、最後に行っとくよ。もう二度と会わないから。・・・・・・・・・さようなら、千年公。大好きだよ」

千年公やノアは
嫌いなんかじゃない
大好きだった
そして今も
大好きだ

だから

ボクは千年公の頬に
口を突きつけた

部屋のドアを開けて、廊下にでる

千「——————————」

千年公の最後の言葉は
とても懐かしかった

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.245 )
日時: 2012/08/25 10:37
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

       第七十三話 --




沙「悠!!」
悠「沙羅・・・」

血だらけの床
きっと千年公がやったんだな

沙「これ・・・」
悠「そんな事は後だ。きっとみんなどっかに隠れてる。・・・探すぞ」

目の前に現れたのは
アクマ

イノセンスは捨て
今はただの人間だ

沙「イノセンス・・・あれ!?イノセンスがない・・・!!」
悠「・・・っ。逃げるぞ!」

なんでだ?
千年公・・・
ダイスキなんて
嘘だったのか

後ろから弾丸が発射する音が聞こえた
でも痛みは感じなくて
ただ

温もりを感じた

悠「・・・!!アレン・・・リナリー?」
ア「無事でなによりです」
沙「なんで・・・」
リ「怪我してない?大丈夫?」

きっと
ルカが言って
連れ戻しに来たのか?

ア「大丈夫ですよ。教団は追って来ません。・・・扉については聞きました。だから・・・」
リ「少しでも力になれたらって。・・・ついて行ってもいいかしら?」
沙「・・・ありがとう・・・・・・・・・二人共」

・・・二人の力は小さくて弱い
四人の力は大きくて強い

固まれば固まるほど
力は強くなっていく

これが
黒の教団
エクソシストか

悠「来るからには、ちゃんと守ってくれよな」
ア「はい!」

携帯電話を取り出して
城の皆に一斉にメールを送った


  ''沙羅や僕は無事だ。みんなの現地情報を教えてくれ。僕等は王室の前にいる''

ア「すごいお金持ちだったんですね・・・」
沙「ここまで仕立て上げたのはお父さんなんだよ」


             切りま


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