二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FAIRYTAIL マジックメモリー
- 日時: 2012/04/28 17:29
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
えっと、まだ『NARUTOナルトと九尾は仲良し』を書いている途中
ですが、第二作目行っちゃいまーす。
原作通りにやってるんで、アニメオリジナルストーリーとか出てきません
ので、そこんとこ注意してください。
注意
・荒しはなしです。
・更新が遅いです。
・駄文です。
・ルーシィが出てきません。
よろしくお願いします!
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.18 )
- 日時: 2012/05/03 22:27
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
コメントありがとうございます。
更新、頑張ります!!
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.19 )
- 日時: 2012/05/04 09:18
- 名前: エーテル (ID: 6.Nua64i)
今日も読みました。
頑張って下さい!
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.20 )
- 日時: 2012/12/24 10:32
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
第十話
その日の夕方——
ファントムは戦意喪失したジョゼを連れて帰り、みんあは壊れてしまったギルドに集まった。
マ「こりゃあまた・・・・派手にやられたのう・・・・」
ハ「あ・・あの・・マスター・・・・」
マ「んー?お前もずいぶん大変な目にあったのう。」
「そーんあ顔しないの、ハルちゃん。」
ハルトが振り返ると、病院から戻って来たレビィ達が笑顔でやって来た。
レ「みんなで力を合わせた大勝利なんだよ。」
ド「ギルドは壊れちゃったけどな。」
ジェ「そんなのまた建てればいいんだよ。」
ハ「レビィ・・ジェット・・ドロイ・・・」
レ「心配かけてゴメンね、ハルちゃん。」
ハ「違う・・それは私の・・・」
レ「話は聞いたけど、誰もハルちゃんのせいだなんて思ってないんだよ。」
レビィは今にも泣き出しそうなハルトに、励ますように言った。
ハルトには、その優しささえも残酷な言葉に聞こえてくる。
マ「ハルト、楽しい事も悲しい事も、全てとはいかないがある程度は共有できる。それがギルドじゃ。一人の幸せはみんなの幸せ、一人の怒りはみんなの怒り、そして一人の涙はみんなの涙。自責の念に駆られる必要はない、君にはみんなの心が届いてるハズじゃ。顔をあげなさい、君はフェアリーテイルの一員なんだから。」
マスターはハルトにそう言い、優しく微笑んだ。
ハルトはたまらなくなって泣き出した。
レビィが近づいて、手を差し出す。
ハ「ホントに・・・いいの・・・・?私がここにいたら・・・また・・・」
ナ「大丈夫さ、そん時はまたオレがブッ潰してやる。」
エ「そうだ、みんなで力を合わせてば、出来ない事はない。」
「それはどうかな?」
短いですか一回ここで切りますね。
なんか用事が出来ちゃったみたいなので・・・
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.21 )
- 日時: 2012/12/24 10:34
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
第十一話
聞き覚えのある声に驚いて顔をあげると、アロイス・ブルーニが部下を連れてやって来ていた。
しかも、その部下とは闇ギルドの魔導士だった。
エ「あ・・ああ・・・・」
ア「手間掛けさせやがって・・・帰るぞ、ハルト。」
ナ「待てよ、何処に連れて行く気だ。」
ア「君達には関係ない。私はハルトを迎えに来ただけなのでね。」
ナ「やめろよ、嫌がってんだろ?」
ア「君には関係ない。おい、連れて来い。」
部「はい!」
部下たちは強引にハルトの腕を掴み、引きずるようにアロイスの下へ連れて行った。
が、途中でグレイとエルザに止められる。
エ「悪いが、その手をはなしてもらおう。」
部「あぁ?何だテメ・・・イダダダダ!!!」
エルザはそいつの腕を捻り、突き飛ばした。
男はよろけてこける。
ア「なっ!」
マ「アロイスさん、すみませんがハルトを連れて行かせる事はできません。」
ア「なっ、なんだと!」
マ「ハルトはフェアリーテイルの魔導士じゃ。連れて行かせるわけにはいかん。」
ア「ふざけんな!ハルトは私の物だ。私の研究の為にあいつの力が必要なのだ。」
ハ「あなたの物になった覚えはない!」
ハルトが大声で叫んだので、アロイスは目を見開いた。
ハルトがアロイスに反抗したのはこれが初めての事だった。
ハ「私、あんたの所になんか戻りたくない!私はフェアリーテイルにいたいんだ!」
ア「図に乗るな小娘!お前は私の指示に従っていればよいのだ!お前は〝この世に存在してはいけない者〟なのだからなぁ!!」
ハ「そ、そんな・・」
ナ「そんなことねぇ!!この世に存在しちゃいけない人間なんて一人もいねぇ!」
ナツはそう言って、ハルトを背にアロイスの前に立ちはだかった。
アロイスは今までにない、恐ろしい顔で叫ぶ。
ア「貴様等はハルトの力を知らない!ハルトの力は世界を破滅させれるほど強大な力だ!その強大な力を、私はずっと抑えてきてやったのだぞ!」
ハ「嘘言わないで!あんたは私の力を・・・エ—テリオンを利用して破壊兵器を作ってただけじゃない!母さんと結婚したのも、私が狙いだったんでしょ!」
ア「だからどうした。所詮貴様など、ただの大量破壊兵器でしか過ぎない。お前が使わないその力を、私が使ってあげているのだ。感謝してほしいな!」
ナ「テメ—!!」
ナツは我慢できなくなり、アロイスに殴りかかった。
アロイスは魔導士ではないため、簡単に吹っ飛ぶ。
ア「貴様!この私を殴るとは何事か!私はブルーニ家の主だぞ!」
ナ「そんなん関係ねぇよ!ハルトは大量破壊兵器なんかじゃねぇ!フェアリーテイルの魔導士だ!」
グ「そうだ、ハルトはオレ達の大切な仲間だ。仲間を傷つけるやつは許さねぇ!」
ア「くっ・・・・」
マ「アロイスさん、ワシ等はハルトを渡す気はない。だから、帰ってくれますかな。」
マスターの言葉にアロイスは、恐れをなしたのか部下と一緒に捨て台詞を吐きながら帰って行った。
ハ「み、みんな・・・」
グ「さっ!早くギルドを立て直そうぜ。」
エ「そうだな。これでは仕事に行きたくても行けん。」
ナ「何してんだよ、ハルト。お前も手伝え。」
ハ「・・・・・うん。」
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.22 )
- 日時: 2012/12/24 10:36
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
第十二話
あれから一週間——
フェアリーテイルはやっと落ち着きを取り戻した。
評議院とかの取り調べは何度かあったが、ラキの魔法「木の造形魔法」とハルトの「アイデテック・マジックメモリー」と「エ—テリオン」の力ですぐに新しいギルドが完成した。
カ「なにはともあれ、ようやく落ち着いて酒が飲めるー!」
ハ「カナはいつもお酒飲んでるけどね。と言うより・・・」
ハルトはマスターの方を向きながら言った。
ハ「なんでマスターは正装してるの?」
エ「ああ、今日は週ソラの記者が来るらしい。その為じゃないのか?」
ハ「週ソラ?ギルドが新しくなったから?」
エ「そうらしい。」
「Oh−−−!!ティタ—ニア!!」
ハ/エ「!」
「ヤッべ・・本物だ・・ク—ル、COOL、クゥール!!本物のエルザじゃん!!クゥゥゥ—ル!!!」
やたらテンションが高い人がいると思ったら、週ソラの記者ジェイソンがいた。
ハルトは耳をふさぎながら、見て見ぬふりをする。
「申し訳ないな、こんな見苦しい所を。ノープロブレム!!こーゆー自然体を期待してたんですヨ!!!」
ハ「エルザ、頑張ってね。」
ジェ「Oh!待ってくれ!君にもいくつか質問したいのだ!ハルト・ニ—ベル君!」
ハ「!!?」
ハルトは驚いて記者の方を振り返った。
ハルトはあの家を出てから、一度も名字を言っていない。全部ハルトで通して来た。
なのに、何故この人は知っているのだろう。
ハ「な、何で私の名前を・・・」
ジェ「君の父、アロイス・ブルーニさんが教えてくれたのさ!私の娘はフェアリーテイルで活躍しているとね!聞けば、君は世界で唯一エ—テリオンが使えるらしいじゃないか!その話を詳しく聞かせてくれないか!?」
ハ「ッ!!」
ナ「おいテメ—、あんまハルトに近づいてんじゃねーぞ。コラ!」
ハ「ナ、ナツ。」
ナツはハルトの腕を引っ張って自分の方に引き寄せ、ジェイソンを睨みつけた。
ハルトは一瞬何が起こったのか困惑して、ナツを見る事しかできない。
ジェ「ナツ!!火竜のナツ!!オレが一番会いたかった魔導士ク—ーール!!!」
ナ「うっせぇ!!!ハルトについてはノーコメントだ!分かったらささっと帰りやがれ!!」
ジェ「ヤッべ・・・本物だ・・!!超カッケェ!!あ・・握手してください!!!」
ナ「だまれーーーー!!!」
ナツは火竜の鉄拳で、ジェイソンを吹っ飛ばしてしまった。
ハルトはその数秒間は声が出せなかった。
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