二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FAIRYTAIL マジックメモリー
- 日時: 2012/04/28 17:29
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
えっと、まだ『NARUTOナルトと九尾は仲良し』を書いている途中
ですが、第二作目行っちゃいまーす。
原作通りにやってるんで、アニメオリジナルストーリーとか出てきません
ので、そこんとこ注意してください。
注意
・荒しはなしです。
・更新が遅いです。
・駄文です。
・ルーシィが出てきません。
よろしくお願いします!
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.13 )
- 日時: 2012/12/24 10:21
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
第七話
次の日、ハルトは椅子に座りながらみんなを見ていた。
傷の手当てをする者、次の戦いに向けて準備をする者、それぞれがハルトに罪悪感を突き付けるものばっかりだった。
グ「どうした?まだ心配か?」
ハ「そんなんじゃないけど・・・ごめん。」
ハ「でも、何でハルトをさらったんだろう?」
ハ「・・話そっか。みんなの為にも。」
ハルトは自分の義理の父、アロイスの事、自分がこれまで受けてきた事、エ—テリオン、全部話した。
話し終えると、なんだか気持がスッキリして楽になった。
エ「そうか・・そんな事が・・・」
ハ「あの人は、目的の為なら金と権威の力で何でもする。私の事だって、大量破壊兵器とでしか思ってないんだもん。だけど、ここまでするとは思ってなかった・・・ごめんね。私が帰ればいいだけの話しなんだよね。」
ナ「そーかなあ。」
ハルトが力なく笑うと、ナツがいつものように言ってきた。
ナ「つーか「お嬢様」ってのも似合わねえ響きだよな。」
ハ「!」
ナ「この汚ねー酒場で笑ってさ・・・騒ぎながら冒険してる方がハルトって感じだ。ここにいたいって言ったよな、戻りたくねえ場所に戻って何があんの?フェアリーテイルのハルトだろ、ここがお前の帰る場所だ。」
ハ「・・・ありがとう、ナツ。」
ハルトはもう一度涙を流した。
今度は悲しくて泣くんじゃなくて、嬉しくて泣いた。
その時、外から大きな音がした。
ハ「何の音?」
ア「外だ——!!!!」
アルザックの声に、全員が外に出ると信じられない光景が見えた。
ファントムのギルドが歩いているのだ。
エ「想定外だ・・・・こんな方法で攻めてくるとは・・・・・」
「ど、どうする!!?」
歩き続け得てきたファントムは、途中で止まり大砲を出してきた。
そこから魔力が集まっている。
「ギルドが歩いてきた!!」「てか・・アレ!!!」「魔導集束砲だ!!!」「ギルドを吹っ飛ばすつもりかー!!!」
エ「全員ふせろォオォ!!!」
「エルザ——!!!」「何する気だ!!!」
エルザは急に走り出し、金剛の鎧に換装した。
金剛の鎧は超防御力を持つ鎧、受け止めるつもりだ。
ウ「まさか受け止めるつもりじゃ・・・」
マ「よせ、エルザ!!!死んじまうぞ!!!」
エ「ふせろォオ!!!!!」
ナ「エルザ!!!」
グ「ナツ!!ここはエルザを信じるしかねえんだ!!!」
みんなが叫んでる中、ハルトは母親の事を思い出した。
ハルトに魔法を渡した直後、誰かに殺された母、リーシャ。
ハ“私は、同じ過ちをもう一度繰り返すの?また、大切な誰かが死ぬの?そんなのイヤ!!”
ハルトは無意識のうちに、エ—テリオンを放った。
体中から放たれた光がエルザの横を通り過ぎ、ジュピターを割いて大砲を破壊した。
みんなは何が起こったのか分からず、ただハルトの方を見つめる。
ハ「はあ、はあ、はあ、はあ。」
ジョ【素晴らしい!これぞエ—テリオンの力!!ここに来るまでずと溜めていた特大ジュピターを、いとも簡単に粉砕するとは!!!】
ミ「あれが・・・エ—テリオン?」
エ「なんて破壊力だ・・・」
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.14 )
- 日時: 2012/12/24 10:28
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
第八話
ジョ【ハルト・ニ—ベル、やはりあなたは素晴らしい。その若さで、既にエ—テリオンを使いこなしている。あの方が欲しくなるのも分かります。】
ハ「・・・うるさい。」
ハルトは静かに立ち上がり、静かな声で言った。
その異様なまでの静けさが逆に恐い。
ハ「私が欲しければ、堂々と正面から来ればよかったのに、あんた達はそれをしなかった。それだけじゃない、フェアリーテイルは関係ないのに、あんた達はみんなを傷つけた。」
ジョ【・・何が言いたいのです?】
ハ「深く悔やみ、後悔しろ。貴様は、この私を怒らせたのだから!!!」
ジョ【・・エ—テリオンの力、存分に見させていただきますよ。】
ハルトは髪を縛り直し、前に出て行った。
ジョゼもハルトの5m先まで出てくる。
ナ「ハルト!」
ハ「大丈夫だよ、ナツ。絶対に勝って見せるから。」
心配そうな顔をしているナツに、ハルトは笑顔でそう言った。
しかし、ジョゼの方に向き直ると、その笑顔が一変、まるでジョゼの存在自体を否定するような目をした。
ジョ「ククク・・・」
ハ「何がおかしい。」
ジョ「いや、これはすみません。あのエ—テリオンを持つ者と戦えると思うと、面白くてね。」
ハ「・・・・・」
ハルトの目は恐ろしく冷たく、見られているだけで凍りそうだ。
ハ「いくぞ・・・」
ハルトは走り出し、左手に魔力を込めて竜巻を何本も作り上げた。
ジョゼも己の魔法で対抗する。
ジョ「なぜ、私がマカロフを殺さなかったかおわかりですか?」
ハ「!!!」
ジョ「絶望・・絶望を与える為です。目が覚めた時、愛するギルドと愛する仲間が全滅していたらどうでしょう。くくく・・・・悲しむでしょうねぇ。あの男には絶望と悲しみを与えてから殺す!!タダでは殺さん!!苦しんで苦しんで、苦しませてから殺すのだァ!!!!」
ハ「下劣な・・・そんな考えだから、あいつに利用されるんだ。」
ハルトは攻撃の手を緩めず、冷静に言った。
アロイスは自分の目的の為なら手段を選ばない。
ハルトは、その事をよく知ってるから分かるんだ。あいつが最悪最低の男だって。
ジョ「ハルト、君の魔力は素晴らしい。現に、この私と戦い、ここまで持ちこたえた魔導士は初めてだ。しかし、そんな魔導士が、マカロフのギルドに他にもいたとあっては気に食わんのですよ!!!」
ハ「うあああっ!!!」
ナ「ハルト!!」
ハルトは死角からもろに攻撃され、エルザ達の所まで吹っ飛んだ。
ナツがうまくハルトをキャッチして、大きなダメージは避けられたが。
ジョ「ファントムファントムロードはずっと一番だった・・・・魔力、人材、金、その全てが一番だった。」
ハ「それが何?」
ジョ「気に入らんのだよ。元々クソみてーに弱っちいギルドだったくせにィ!!」
エ「この戦争はその下らん妬みが引き起こしたとでも?」
ハルトが立ち上がると、いつの間にかエルザがハルトとジョゼの間に入っていた。
同時に、その目が「私にやらせてくれ。」と訴えてる。
ジョ「妬み?違うなぁ、我々はものの優劣をハッキリさせたいのだよ。」
エ「そんな・・・そんな下らん理由で!!」
ハ「エルザ!!」
エルザは、話しながらやっていたせいかジョゼの魔法に捕まってしまった。
ハルトがすぐに助けに行こうとすると、シェイドが邪魔してくる。
ジョ「前々から気に食わんギルドだったが、戦争の引き金は些細な事だった。ブルーニ財閥のお嬢様を連れ戻してくれという依頼さ。」
ハ“私!?”
ジョ「この国有数の資産家の娘がフェアリーテイルにいるだと?貴様等はどこまで大きくなれば気が済むんだ!!!」
エ「ハルトは・・同じギルドの魔導士だ。共に泣き、戦い、笑う。戦争の引き金だと?ブルーニ家の娘だと?花が咲く場所を選べないように、子だって親を選べない。貴様に涙を流すハルトの何が分かる!!!」
ハ“エルザ・・・”
ハルトは自分の事をそこまで思ってくれていたのだと、初めて分かった。
ここは・・フェアリーテイルの魔導士達は、他とは違う。
ハルトは改めてそう思えた。
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.15 )
- 日時: 2012/05/03 18:25
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
こうしてもくもく書いてるのも楽しいけど、
誰か来てくださ〜い(>_<)
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.16 )
- 日時: 2012/12/24 10:30
- 名前: 陽菜 (ID: ia9Umcvq)
第九話
ジョ「これから知って行くさ。ただで父親に渡すと思うか?金が無くなるまで飼い続けてやる。ブルーニ家の財産全ては私の手に渡るのだ。」
エ「おのれぇぇぇっ!!!」
エルザは力ずくで魔法を解こうとした。
だが、ジョゼをもっと魔法の力を強める。
エ「ぐあああああっ!!!」
ハ「エルザ!!」
ズバッッ
ジョ「何!?」
エ「!!」
ハルトはジョゼの魔法をそれと同じ力で粉砕し、エルザを抱えた。
エ「ハルト・・・」
ハ「ありがとう、エルザ。」
エ「え?」
ハルトはグレイにエルザを預けながら言った。
ハ「嬉しかった。ああ言ってくれて。ありがとう。」
エ「ハルト・・」
ハ「待っててね。すぐに片付けてくるから。」
ハルトはみんなに笑顔でそう言った。
今なら、心からそう言える勇気がある。
ジョ「今度はあなたですか。」
ハ「ああ、今度は私がお前を倒す。」
ジョ「それは不可能です。非常になれる分、私の方がはるかに貴様より強い!」
ハ「黙ってろ。舌をかむぞ。」
ジョ「何?」
ハルトは何やら文字を書き、焔硝を始めた。
とたんに空が荒れ、雷雲が立ち込める。
ハ「我の下に召集されるは令名なる雷神の息吹、宝剣の雷となりてその証を刻め・・・・天空魔法、雷聖剣!!!!!」
ジョ「な!!!ぐああああああっ!!!!!!!!!」
ハ「エ—テリオンと雷を合わせた融合魔法だ。フェアリーテイルに手を出した事を、全身全霊をもって味わうといい。」
ハルトがもっと強い力をぶつけようとすると、さっきハルトがジョゼにやったように魔法がかき消された。
ジョゼは重傷を受けながらも、立って驚いている。
ハルトはとてつもなく大きな魔力が、こちらに向かってるのが分かった。
でも、それは温かく、どこか懐かしい魔力だった。
「いくつもの血が流れた・・・・子供の血じゃ。出来の悪ィ親のせいで、子は痛み、涙を流した。お互いにな・・もう充分じゃ・・・・終わらせねばまらん!!!!」
ハ「マスター・・・」
マ「ハルト、みんなの所に戻りなさい。」
ハ「で、でもマスター・・体は?大丈夫なの?」
マ「大丈夫じゃよ。さあ、早く。」
マスターはいつもクエストから帰って来る時に見せる顔を見せてくれた。
ハルトは素直に下がる。
ジョ「こうして直接会うのは6年ぶりですね。その間にフェアリーテイルがここまで大きなギルドになっていようとは。もう、潰れてしまいましがね。」
マ「ギルドは形などではない。人と人との和じゃ。」
ジョ「しかし嬉しいですねぇ・・聖十大魔導同士がこうして優劣を付け合えるなんて。」
マ「全てのガキ供に感謝する。よくやった。フェアリーテイルである事を誇れ!!!!」
マスターが魔法を放つと、暗雲が立ち込めて雷鳴が鳴り響き、大地が揺れた。
木々、大地、大気が怯えているのだ。
ナ「やっぱり、じっちゃんはスゲーや。」
ハ「ホントすごい。これが聖十大魔導に選ばれた者・・・」
マスターとジョゼの戦いは熾烈を極めたが、マスターの〝フェアリーロウ〟で全てが終わった。
- Re: FAIRYTAIL マジックメモリー ( No.17 )
- 日時: 2012/05/03 21:09
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: I.8LRP4y)
続きが楽しみです^^
頑張ってください☆
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