二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】
- 日時: 2012/07/22 15:24
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
—むかしむかしの噂です。
橙ノ国、黄ノ国を滅ぼした凶悪の魔王がいたそうな。
その魔王は橙ノ国と黄ノ国の姫、王子をさらって行ったとか—
○●○●○●○●○●○●○●
オリジナルのボカロ小説です
オリジナルボカロが4人います(後々紹介します)
まだまだ素人なので文章とか色々変ですが、温かく見守ってくだされば幸いです!!
中傷 荒らしは受け付けません
更新速度は様々ですので
よろしくお願いします!!
○お客様紹介●
○雷羅様 ●ナル姫様 ○六花様
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- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.47 )
- 日時: 2012/07/08 14:23
- 名前: 雷羅 (ID: mlAvlERx)
おぉ。
ライガ魔王じゃねぇ。
トウヤなにしてんの?
サクって誰?
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.48 )
- 日時: 2012/07/08 14:40
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
雷羅
トウヤ君はねー…人探し?
サクさんはウチのオリジナルキャラクターなのだ!!
後々紹介するねー
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.49 )
- 日時: 2012/07/09 18:34
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
—オリジナルボーカロイド—
サク…酒場のバイトをしている少女。バイトをしていない時は常に何処かで商売をしている。お金や商売の仕方などに五月蝿い。そのため、酒場の教育係のような存在になっている。赤く長い髪をサイドテールで結んでいる。エセ関西弁
『朱音サク…ミクの亜種のボーカロイド。重いバグにかかり、触れただけでそのボーカロイドはバグに感染し壊れてしまった。その状態のサク(ミク)をライガがパソコン3台くらい犠牲にして直した。多少外見は変わってしまったものの、異常なく活動できるようになった。原作と同じくエセ関西弁。現在のマスターはライガ。』
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.50 )
- 日時: 2012/07/16 16:37
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
サク「…成る程なー、おたく等の事情は分かったんやけどなぁ……」
一応事情を説明すると、サクは腕を組んで考え込み始めた
ライガ「けど?」
ライガがサクの言葉を復唱するとサクはライガにグッと顔を近づけた
反射的にライガは体を反らした
サク「ウチの店員を連れて行かれたら困るんや!! 連れて行くんならレンタル代として金を払って行って貰わないかんとな!」
ライガ「え゛!!? 俺等が払うの?!」
ライガ(に限らず保々全員)が驚きの声を上げた
それにサクは大きく頷いた
サク「ウチも腐っていても商売してんのや!何時終わるか分からん旅に出るとなると尚更や!! それが無理ならウチの店員は出せんで!」
……そもそも着いて来いとは誰も言ってない気が
ライガ「ええぇえ〜……。別に着いて来てくれなくても俺等は構わないんですけど……?」
ミク「そんな〜……」
メイコ「何よ、釣れないわね〜。良いじゃない」
デル「てか俺は店員じゃないんですけど」
ハク「…………」
…コイツ等(ハク、サクは抜かす)…行く気満々だッ!!
ライガ「な、なぁ…どうすれば良いと思う?」
トウヤ「……本人達に決めさせる……?」
ロウガ「ていうか、何で俺等が払うんだよ?」
クロウ「店が繁盛していないからでしょうね」
チカ「失礼なことをサラリと言いやがった…!!」
ノア「でも事実としか思えないよ……」
アカリ「わ、私そんなにお金持ってないよ……?」
カイト「う〜ん…同じく」
リン「私もー」
レン「持ってないよ」
シア「いちもんなしー!!」
セア「威張って言えることじゃないし」
と、王族等は口を揃えて言った
ライガ「まー、そうだとは思ってたけど……。はい、金がある奴手ぇ上げてー!」
ライガの言葉にトウヤ、チカ、ロウガ、クロウ、ノア、帯人、リムト、ルカが手を上げた
因みにライガも手を上げている
ライガ「うーむ、俺を合わせて10人か」
帯人「…いくら出せば良いの?」
サク「ん?そーやなー……一万は欲しいな」
チカ「高ッ!!」
ロウガ「ぼったくってねぇか?」
ルカ「10人で一万なら1人が1000ずつ出せば良いんじゃないの? そう考えればやすいと思うけど?」
トウヤ「割り勘、だな」
ノア「そーだね」
ライガ「反対意見がある奴居るかー?」
リン「無いでーす」
レン「僕等は払わないから反対も何も無いでしょ!」
カイト「だよね…」
帯人「これで反対しようものならどうなるか分かってるよね?バカイト」
カイト「え、何で名指し!?」
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.51 )
- 日時: 2012/07/18 21:41
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
サク「ひぃ、ふぅ、みぃ………。丁度や。毎度あり!」
サクがお金を握りながら満足そうに笑った
ライガ「これで連れて行っても良いのか?」
サク「せやな。十分や」
ノア「………結局ぼったくられただけ」
チカ「あ? 何か言った??ノア」
ノアの呟きにチカが首を傾げた
それにノアは首を横に振り、肩を竦める仕草をした
ノア「んーん、世渡り上手な人だなって」
チカ「ふーん?」
リン「チカ分かってないよね」
レン「……そう言うリンは分かったの?」
リン「あはは〜」
その会話を聞いていたリンはレンに向かってそう言うと、逆にレンはリンに問い掛けた
それをリンは笑ってごまかす
メイコ「ところで、サクはどうするの? 1人で店番は無理でしょ?」
サク「何言ってんのや。ウチも着いてくんやで?」
メイコの問い掛けに当然と言わんばかりの表情でサクはそう言い放った
ハク「え………?」
デル「あ、意外。てっきり残って他のバイトに精を出すのかとばかり」
サクの言葉にハクは小さく声を漏らし、デルはそこまで驚くことも無かった
サク「それもええんやけどなー、まぁ金をぼったくったんやからそれ相当の事はしよーかなって」
カイト「それ相当?」
ルカ「やっぱりぼったくってたのね」(ボソ
サクの言葉でカイトは疑問に思ったことを復唱し、ルカはカイトとは違う部分に突っかかった
サク「せや、例えは…まぁ〜値切ったり、家計簿っぽいの付ける、いわゆる金融関係のことや」
ルカの言葉は聞こえていなかったのか、カイトの疑問に答え始めるサク
メイコ「そう言えばそういうことが得意だったわよね〜」
サク「これは得意分野をバンバン発揮する機会や!」
ミク「さっすがサクー!!」
目を爛々と輝かせながらガッツポーズでサクはそう言い、そのサクをミクは同じようなテンションで褒めた
リムト「ってことは全員が着いて来るんだね……?」
帯人「……らしいね」
トウヤ「…随分と大勢になったな」
ロウガ「だよな〜…」
トウヤは辺りを見回しポツリと呟くと、それにロウガは同意した
クロウ「半分くらい減っても支障は有りそうに無いですね」
アカリ「でも私は大勢のほうが嬉しいな」
シア「あたしもー!!」
セア「……もう遠足気分だろ…?」
その後ろでもクロウ、アカリ、シア、セアが好きなことを話していた
サク「よぉし、そうと決まれば早速出発や!!」
ミク「出発シンコー!!」
リン・シア「「おー!!!」」
サクの言葉を合図に、ミクと姫様達が店を飛び出した
ノア「ちょ、シアー! 先行しすぎないでよー!?」
チカ「おーい!リンも転ぶなよー!!」
それを召使達が追いかけた
それを追うように次々と出て行く仲間達の背を見ながら、ライガはため息を吐いた
ライガ「はぁ……」
トウヤ「? どうかしたか……?」
隠そうともせずにため息を吐くライガをトウヤが気にかける
ライガ「あ、いや。最近緊張感無さ過ぎて少し不安になってきた」
トウヤ「……確かに、な。…だが、やる時はやる、と言う奴等だ。何とかなるだろう」
ライガの言葉にトウヤは少し間を空け、口を開いた
ライガ「…ははは、そーだな。何か心配して損した気分だなー」
トウヤ「そうだな……」
ライガ「さ、行こうぜ。皆行ったし」
そう言って扉に手をかけるライガにトウヤが口を開く
トウヤ「……ライガ」
ライガ「ん?」
トウヤ「ため息を吐くと、幸せが逃げるぞ…?」
初め、目をぱちくりと開けていたライガだったが、少し間が空くと理解したのか、プッと吹き出した
ライガ「そういやそうだった。魔王も幸せに暮らしたいしな」
トウヤ「……人も魔王も全員、な」
ライガの言葉に付け足すようにトウヤは小さくそう呟いた
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