二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】
日時: 2012/07/22 15:24
名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)

—むかしむかしの噂です。
橙ノ国、黄ノ国を滅ぼした凶悪の魔王がいたそうな。
その魔王は橙ノ国と黄ノ国の姫、王子をさらって行ったとか—







○●○●○●○●○●○●○●


オリジナルのボカロ小説です

オリジナルボカロが4人います(後々紹介します)

まだまだ素人なので文章とか色々変ですが、温かく見守ってくだされば幸いです!!

中傷 荒らしは受け付けません

更新速度は様々ですので


よろしくお願いします!!



○お客様紹介●

○雷羅様 ●ナル姫様 ○六花様

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Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.42 )
日時: 2012/07/02 22:01
名前: 雷羅 (ID: vkOByh3G)

うおぉ♪

すーげー

Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.43 )
日時: 2012/07/03 18:06
名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)

雷羅

最早誰を出したのか忘れると言う…

あと四人出さなければ……!!

Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.44 )
日時: 2012/07/03 19:18
名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)

ライガ「何か…魔王退治に遊び感覚(?)で参加する人増えたな」

メイコ「あら、失礼ね。私は遊びで参加してないわよ」

デル「嘘? 俺ほとんど遊び感覚なんだけど…」

帯人「最早誰がどう言おうと説得力に欠けちゃう様な発言だったね」

デル「はい、残念」

ハク「え、えと…」

メイコ「私は暇だからよ」

チカ「アウトーー!! それも遊びと保々一緒だろ!!」

クロウ「そもそも、魔王退治に本気で参加してる人って居るんですか?」

クスクス笑いながらクロウがそう呟いた

ルカ「本気では考えていないわ」

ノア「ちょっと同感」

ミク「そこまで考えてないかも」

カイト「んー、あんまり…?」

ライガ「ウソオオォォオオ!!?? お、お前らどうにかしてる!!!俺真剣に考えてるのに!!」

ロウガ&トウヤ「「え…?」」

ライガ「え、ちょ…何その『真剣だったのか?』みたいな反応!!しかもトウヤまで…!!」

トウヤ「……………すまない…………」

ライガ「謝るなぁぁあ!! 俺が本当に哀しい奴になっちゃうだろ!!?」

アカリ「わ、私はちゃんと考えてるよ、ライガお兄ちゃん…!!」
ライガ「俺の癒しはアカリだけだッ!!!」

アカリがそう言うとまるで瞬間移動でもしたかのようにアカリの隣に移るライガ

チカ「ウチの特等席!!!!」

ロウガ「そーか、そんなに死にたいか…」

クロウ「あとで闇討ちですね……………」

トウヤ「…………………………」

ノア「…アハハ…………♪」

ライガ「な…ッ!!そもそもお前らあんなこと言うからぁ!!」

ライガさん、保々泣いてる?

ライガ「五月蝿いやい!!」

…すみません

デル「作者に当たってるぜ…?」

メイコ「本当に魔王なのか疑わしいわね」

ハク「……」

他のトコロからも疑いの目が…

ライガ「やべえ、存在すら疑われてる!!」

リン「魔王っぽくは無いけどね」

レン「それは言えてる」

セア「ハ、ハハ…」

シア「エヘへ♪」

リンやレンはフォローすらせず、セアは苦笑い、シアは可笑しそうに笑っていた

ライガ「…もー疲れた…」

クロウ「おや、魔王と言えど大した事ないですね」

ライガ「誰の所為だ!!」

リムト「お疲れ、ライガ」

ライガ「俺もう泣きそう…疲れた…」

ライガは床に座り込んだ

メイコ「…疲れたなら今日は泊まっていく?」

デル「店に?」

ハク「きょ、今日は…もうお店を閉めるんですか……?」

メイコ「やっててもやってなくても同じでしょ?」

さらっと問題発言

デル「ま、確かにな」

ハク「…そ、そうですね…」

そして、それを否定することなく認める2人

メイコ「ってことで泊まっていきましょうよ」

カイト「んー…なら、良いかな?」

リムト「じゃあ、お言葉に甘えて」

リン「わーい、お泊りだー!!」

シア「あたしリンちゃんと一緒に寝るーー!!!」

ルカ「テンション高いわねー」

アカリ「ライガお兄ちゃん、大丈夫?」

ライガ「おう…!!」

何故か、酒場でお泊まりするようになった一行だった

Re: 22人+味方は魔王様!!【参照200突破!】 ( No.45 )
日時: 2012/07/08 00:04
名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)

—緑ノ国 酒場前—

ライガ「ふぁ〜……」

翌朝、酒場の前でライガは欠伸をしながら朝日を浴びていた

ライガ「あー、眠いけど…今日も早起きでーきたっと…」

…どうやら早起きは日課らしい
なんて健康的な魔王だろう

ライガ「ん、なんか言った?」

いや、別に…
それより誰か居ますよ…!!

ライガ「あ…? おー本当だー」

キョロキョロと辺りを見渡すとそこにはミクが居た

ライガ「よぉ、何やってんの?」

ミク「あれ? ライガ早いね」

ライガ「いやいや、あんたもね」

ミク「えへへ〜、私はねー…じゃーん!」

そう言うとミクは手に持っていたモノをライガの眼前に出してきた

それは…………






青々と育った…ネギ

ライガ「うっ……!! ね、ネギ………?」

いきなりネギの匂いが強くなり、ライガは顔を顰めた

…余程ネギが苦手らしい

ミク「あれ?ネギ苦手なんだ?」

ライガ「い、いや…そうじゃないて、魔物にとってネギは毒なんだよ。だから好き苦手の前に生命問題になっちまうんだよ…」

ミク「そっかー、残念。私は丸かじりする程好きなんだー」

ライガ「だろうね、最早齧っちゃってるし」

気がつくと、ミクはネギを齧っていた

いつの間に…とは言うまい
こんな早業、俺には到底理解できないと思うし

ミク「ライガは何で早起きしてるの?」

ライガ「ああ、俺は日課。早寝早起きしないと体に悪いしな」

ニカっと笑いながらライガが言った

ミク「へえ〜、なんと言うかライガって魔王らしくないねー」

ライガ「ハハハ…会った奴全員にそう言われるんだろうな、俺」

ライガはガックリっといった様子で肩を落とした

ミク「まぁまぁ、怖いって言われるよりそう言ってもらったほうが良いよ」

ライガ「…確かにな。よし、俺の城のモットーに【人に好かれる行動を取る】を追加するぜ!!」

ミク「あはは!そうしちゃえー!!」

ライガ「よーし、帰ったら報告だ!」


○●○●○●○●○●○●○●○●

—緑ノ国 裏路地—

一方、他の所では

トウヤ「……情報無し、か」

酒場から少し離れた裏路地でトウヤが肩に鳩を乗せ、鳩の足に付けられていた紙を見、ため息を吐いていた

トウヤ「…何処に居るんだ…?」

もう一度ため息

「何ため息吐いてるの?」

すると、後ろのほうから声が聞こえる

思わず手紙を自分の後ろへ隠す

トウヤ「…帯人か。何をしているんだ?」

帯人「それはこっちの台詞。トウヤは何をしてるの?」

トウヤ「……別に何も」

帯人「じゃあ、その手紙は何なの」

トウヤ「……手紙だ」

帯人「…………答えたくないならいいや。じゃあ僕は先に酒場に戻るよ」

トウヤ「…ああ、気をつけてな」

クルっと回り、帯人は酒場へと戻って言った

トウヤはその後姿を暫く見ていた後、再び手紙に目を落とした

トウヤ「…あいつ等も動いているから、そこまで心配じゃないが、な…」

そう呟いてトウヤも酒場に戻って行った


Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.46 )
日時: 2012/07/09 18:30
名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)

—緑ノ国 酒場—

チカ「あー、眠い! もう一回寝る!!」

ライガ「アホか!もう出発するんだろうが!!」

アカリ「お姉ちゃん起きてー」

チカ「アカリの頼みならぁ!!!」

ライガの言葉は無視し、アカリの一言でチカは飛び起きた

リン「私も眠いよ〜…」

シア「ZZZ」

ノア「リン、シア、起きてー。もう行くよ?」

その後ろでは、ノアがリンとシアを起こそうとしていた

レン「もう11時なのに…」

カイト「予定では9時出発だったよね」

帯人「バカイトも寝坊してたじゃない」

カイト「あう…」

セア「あーはいはい、苛めてやるな。カイ兄も落ち込むなよ」

レンとカイトが苦笑していると、帯人がカイトにちょっかいを出し、落ち込んだカイトをセアが慰めた

トウヤ「……」

ロウガ「はぁ……朝から騒がしい…」

クロウ「おや、余裕ですね」

ロウガ「……おい、テメェは何考えてんだ!」

クロウ「さあ?」

その様子をトウヤとロウガは眺めていたが、クロウの一言にロウガは少し興奮した様子だった

リムト「あれ、ミク何してるの…?」

ミク「え、ネギを旅に持って行こうかな〜って思ったから…準備!」

ルカ「よくそんなにネギを持っていたわね。10本以上あるんじゃない?」

メイコ「ウチにはネギ畑が在るのよ」

デル「いや、元々は他の野菜も植えてた筈だったよな?」

ハク「はい……い、何時の間にか…ネギ畑になっています、けど…」

リムトがミクの行動に疑問を持ち、ミクがネギを加えながら答え、その後ろではルカ、メイコ、デル、ハクが雑談をしていた

ライガ「よーし、そろそろ出発しよ…—」
「何やっとんねんお前らあぁぁぁぁぁああぁ!!!!」

ダァァァァンッ!!

「「「「「!!!??」」」」」

突然扉が勢い良く開き、罵声が店内に響き渡った

「何勝手に店を閉めとんねん!!今にでも潰れそうな店やねんで!?」

全員の目に入ったのは、赤く長い髪をサイドテールで結っているミクに似た少女

メイコ「あら、サクじゃない」

サク「サクじゃない、やないわ!! ホンマ何考てんねん!!」

メイコ「?何そんなに興奮してるのよ?」

首を傾げるメイコに少女は指を指した

サク「此処でバイトしとる身にもならんかい!! そもそもメイコは店の酒を飲むのやめろっつたやないか!!看板も綺麗にしとかな経営しとるんか潰れとんのか分からんわ!!」

続いて、デルに指を指す

サク「デル兄もデル兄や! 客として来てくれんのは嬉しいねん!!でもな、ウチは禁煙なんやで!?店の事情も考えろ!このヘビースモーカーが!!!あとツケを払えや!!」

最後にミクを指を指した

サク「ミクはちゃんと働いてる、けどな?あの畑どうにかせんかい!!お陰でウチの酒場にネギ料理が増えてるんやで!!? 他の野菜も育てなアカンねん!!!」

そう言い終わると、少女はライガ達に視線を移した

サク「…ん? 誰や?客な訳無いよな…?」

ライガ「きゃ、客じゃない、デス………」

あまりの勢いに驚き、ライガは肩を縮めながらそう言った

サク「メイコさん、この人達どないしたん?」

メイコ「この人達はー…そうね、魔王退治に行く旅人よ」

サク「ふぅん、そうやったんか。」


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