二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボカロ小説【猿マネ椅子盗りゲーム】
日時: 2012/11/15 18:34
名前: 秋(元苺) (ID: V70KaHly)

初めましてor久しぶりです。

元、苺の秋です。

すっかり、前に書いていた小説放置してしまいました

でも、今回はやりきる自身はないですが、応援次第で変わると思います(←え


注意

・悪コメ、中傷、荒らし等、人を傷つけるようなコメント等は絶対に
しないで下さい。

・私の小説は大体意味不ですが、「へたくそ」、「何言ってるか分からない」等はやめてください。分かってますので(アドバイスはOKです!)

・リクは、基本OKにしますが、悪ノシリーズやカゲプロ等、小説が既に発売されてるのは、少し控えてください(すみません;;)

・更新速度は、基本的には遅めですが一気に更新することもあります^^

以上の事が守れる方のみ、お進み下さい!

では、頑張りたいと思います!



【一作目】

《夕焼け蝉日記(ゆうやけせみにっき)》

曲:まふまふ様
歌:IA

#1プロローグ >>1
「嘘吐きな日々に消えていく」>>2
>>3
>>4
>>5
>>6
>>7
「蝉日記」>>8
>>9 
>>10 
「終わりに気づいて宙ぶらり」>>11
>>12
>>13
>>14
>>15
#最終話「あの子が泣き止むまで、ずっと」>>16
#作者から>>17

【二作目】
『猿マネ椅子盗りゲーム』
曲:150P
唄:IA





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Re: ボカロ小説【夕暮れ蝉日記】 ( No.1 )
日時: 2012/10/18 19:43
名前: 秋(元苺) (ID: iv9jnC9n)


#プロローグ




「—どうして泣いているの?」


黒髪の、六〜七才くらいの少年が短い髪を二つに結っている、
少女に問いかける

少女の眼からは、たくさんの涙が溢れだしており、身体が傷だらけで
洋服は土などがついていて、薄汚くなっているのが分かる

「…………」

少女は何も答えずに少年の方に顔を向けている


すると少年は辺りをキョロキョロと見渡すと、神社の祠(ほこら)の横にちょこん、と咲いている一輪の白い花に向かって歩き出す

そして、その一輪の白い花を摘むと、少年は少女の元へと走り出す

涙は既に止まっており、少女の目は少し充血していた

少年は少女にさっき摘んだ一輪の白い花を、差し出した

「—はい!お花!キレイでしょ?君にあげる!」

少年は笑顔でそういうと、さっきまで何も言わなかった少女が、

「……ありがとう」と呟きながら少年に微笑み返した。




「もしも君がまた、泣いたりしていたら、僕が助けてあげる。
約束するよ!」

「……約束?」

「うん!約束」


少年と少女はそういうと、指きりげんまんと、小さな小指を
絡めた






「ー約束だからね」





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