二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- TIGER&BUNNY 2次小説
- 日時: 2012/11/04 14:09
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
初めまして!そしてこんにちは皆さん!
ただいま劇場版で大盛り上がりしているアニメ【TIGER&BUNNY】の
2次小説を書きたくなり、書いてしまおうという事に。
詳しい詳細は次スレットをご参照ください。
初記「2012,11,14,14:09」
- Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.7 )
- 日時: 2012/11/07 21:25
- 名前: ぴーち ◆gZYpD2nS.I (ID: ajFjTcav)
そうでしたか。
私もたまたま見かけて気になった程度なので(^-^;)
不快だなんてとんでもないです!
逆に、桜舞姫さんの気に障ってしまっていたのならすみません。
1話(0話?)、読みました。
続きが楽しみです。
執筆頑張って下さい!
- Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.8 )
- 日時: 2012/11/15 18:56
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
- Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.9 )
- 日時: 2012/11/10 17:39
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№1 my last memory
少女は夢を見ていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(千歳 随想)
「じゃーね、千歳。」
「うん。また明日ね、明日香!」
あの時、私は明日香と別れて…学校の英語のワーク早く終わらせて、
漫画買いに行こうって思ってた。…なのに。
「オラァ!座れっつってんだろーが!」
「携帯電話は全部この袋に入れなさい。隠したら承知しないよ!」
「おい、こっちは準備OKだ!」
なんであの時、強盗なんかに…。しかも
「そこのお嬢ちゃん、こっちにおいで?…さっさと来な!」
「え?…な、何で!」
「いーから来なって言ってんのよ!!」
私はマスクをした女の人に掴まって…人質にされたんだ。
「お、いいアイデアだな。」
「でっしょー?…いーいアンタら!ウチらに従えば、この子も含めて
無事に帰してあげる。でも、何か少しでも変なことしたら、このコ
殺すからね!!いいわね。」
ザワザワ……!!
頭に拳銃突きつけられて、何でこんな事にって思ってた。私はただ、
本を一冊買いに来ただけなのに!強盗も何で本屋なんか狙うの!?
そりゃ、ここは大手メーカーだけど、行くなら銀行に行きなさいよ!
「おい…なんか音しないか…?」
「ちょ、何よ…まさかアンタら、警察呼んだの!!」
座らされている、私以外のお客さんが首をぶるぶる振る。
「じゃ、何だって警察のヘリが…!」
「まさか、近所の野次馬どもか!?」
「……ちっくしょぉぉぉおっ!!」
「きゃ…!?」
強盗の一人が、気でも狂ったのか発砲した。弾は、
店内の機械(火気厳禁って書いてあった気がする)に
ブチ当たり…爆発。
「うわぁぁ!!」
「逃げろ!死ぬぞ!!」
一斉に逃げだす大人達。私の事なんか忘れてるんだ。
当然、強盗犯たちも。
「おいてか、ないでよ…!」
嫌だ!死にたくなんかない!助けて助けて助けて!!
……誰か…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ん…?」
少女は目を開けた。薄暗い部屋に視線をあて、静かに
身体を起こす。
そう、彼女は目覚めた。この世界で。
【№1 私の最後の記憶】
- Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.10 )
- 日時: 2012/11/10 17:40
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
続き更新しました。
長文ですが、宜しくお願いします!!
- Re: TIGER&BUNNY 2次小説 ( No.11 )
- 日時: 2012/11/14 16:17
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
№2 a fateful encounter.
明るい照明の付くスポーツジムのような場所。そこに、5人程の男女が
集まっていた。
「じゃ、私そろそろ帰るから。」
「あ、ボクもそろそろ帰らなきゃ」
時計を見ながら立ち上がり荷物をまとめ始めたのは、茶髪の女性だ。
そんな彼女を見て、グリーンアイのボーイ少女も立ち上がる。
「お、帰んのか。ブルーローズ、ドラゴンキッド。」
「うん。じゃあね。」
「バ〜イ。」
鞄を肩にかけ、出口に向かう二人。しかし二人がドアを開けるより前に
、一人の女性がドアを開けた。アニエスである。
「タイガー、バーナビー!来て頂戴!!」
「え?俺達?」
「事件ですか?」
彼女の命令発言に、室内の二人の男性が反応する。日本人の男と、白人
の男だ。
「貴方達が十日程前に助けた少女が、目を覚ましたそうよ。」
「「!!」」
その言葉を聞き、二人が大きく目を見開く。
「とにかく来て頂戴。彼女日本人みたいで、貴方がいないと色々ややこ しそうなのよ、タイガー!!」
アニエスは、苛立たしげに髪をかきあげた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
コツコツ…コツコツ…カッカッカッ…。
白い照明が照らす廊下に、3人分の足音が響き渡る。
アニエスのハイヒール音が一番響いたが。
「ここよ」
そして、一番端にある病室にたどり着く。「ほら!」
とでも言うように、アニエスは顎で示した。
「ロックは解除したから、早く入って!」
「お、おう……」
失礼しまーす、と二人で病室のドアを開ける。
照明のない薄暗い部屋。電子音だけが響く。
そして、部屋の中心にあるベットの上に、少女が
長い黒髪を流し、呆然と天井を見上げていた。
№2【運命的な出会い】