二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- MAGI‐マギ‐ 私の全てをあなたに
- 日時: 2012/11/24 16:41
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
どーも、
『FAIRYTAIL ルーシィの秘密』を書いているまどかです。
2作掛け持ち・・っという、
なんともまあ馬鹿げたものに挑戦してみたいと思ったので、
MAGIの夢小説を書きたいと思います。
ちなみに私はジュダルが好きなので、
主人公+ジュダル的なものを書きたいと思います。
途中で終わる可能性が大ですが頑張ります。
ちなみに主人公元奴隷です。
- Re: MAGI‐マギ‐ 私の全てをあなたに ( No.11 )
- 日時: 2012/11/30 18:33
- 名前: 茅 (ID: PdIbMPXY)
まどかさん!
まどかさんはタメOKですか!?
私はタメOKです!
- Re: MAGI‐マギ‐ 私の全てをあなたに ( No.12 )
- 日時: 2012/12/01 09:36
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
もちろんいいですよ。
- Re: MAGI‐マギ‐ 私の全てをあなたに ( No.13 )
- 日時: 2012/12/01 16:52
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
第5話
ジュダルとアラジンの戦いは最初、マゴイの打ち合いから始まった。
しかし、ルフの加護があるマギ同士では、マゴイが打ち消し合ってしまうみたいで意味がなかった。
ジュ「こうなったら・・・魔法で勝負すっきゃねーな!」
モ「魔法!?」
「何言ってんだ。さっきからとっくに魔法使い同士の戦いじゃねーか。」
ジュ「チッ!あ〜あ、何も分かってねーなー。これだから素人の集まりはイヤだよなぁ?なぁ!シンドバッド!」
シ「くっ!!」
ジュダルにそう聞かれ、シンドバッド様は苦虫を噛み潰したような顔をした。
てか、もはやこの場で笑顔を浮かべているのはジュダルと私のみ。
他は厳しい顔をしながら、頭に?マークを浮かべていた。
ジュ「リナリー、説明してやれよ。魔法ってやつをさ!」
リ「承知いたしました。」
私は一歩前に出て、ブレスレットにルフを集める。
リ「魔法とは、ルフが生み出す純然たる力。マゴイは集めて撃ってもそう対した威力はありません。先ほどのように、ちょっとモノを壊す程度です。では、そのルフたちにとある命令を与えると・・・」
そう言って私は、集まってきたルフたちに雷を作るよう指事した。
そして、あっという間に雷魔法、サンダーボールの完成だ。
リ「このように、雷魔法の完成です。今の話に付け足しをしておきますと、ルフが生み出すマゴイが嵐、炎、雷を作っている・・というわけです。」
ジュ「その通り。やっぱめんどくさい説明はリナリーに任せたほうがいいな!」
リ「理解はなさっているでしょ?自分でもご説明なさってはいかがです?」
ジュ「やだよ、めんどくせー。それじゃあ・・・行くぜチビ!」
ジュダルは私があげたサンダーボールを、アラジンに向かって投げつけた。
しかし、あまり効果はなかった。アラジンが、自分のジンを出したのだ。
少なくとも、私以外の人にはそう見えた。
ジュ「へぇ、チビ、おもしろいのもってんじゃん。巨大なジンの体・・・そんなもん、俺たちマギにしかだせねえもんな。いいぜ、認めてやるよ、お前のこと。」
リ「ジュダル様、お気を付けください。」
ジュ「ん?」
リ「あのジン、ただものではありません。おそらく白瑛様や紅玉様のジンよりも強いです。」
ジュ「ふ〜ん、分かった。気をつける。けど、入ってくんなよ?今、せっかく楽しくなってきたんだからな。」
リ「承知いたしました。」
そんなこと言われなくても、ジュダルが楽しんでることくらいは見ればわかる。
ジュダルはルフに水を集めさせ、さらに命令して氷を作った。
ここから、ジュダルの十八番の魔法が始まる。
ジュダルと同士に私も浮遊魔法で飛び上がり、上からアラジンたちを見つめる。
ジュ「行くぜ!サルグ・アルサーロス!!」
- Re: MAGI‐マギ‐ 私の全てをあなたに ( No.14 )
- 日時: 2012/12/02 17:03
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
第6話
サルグ・アルサーロス——
巨大な氷を作り、それを少しずつはがして氷の槍を飛ばす。
氷の槍が刺さった場所は、そこを中心にして広がる。
何年もかけて修行を行えばできなくもないが、あんな巨大なものを作れるのはごくわずかだ。
自慢じゃないが、私もあれぐらいなら作ることは造作もない。
ア「ウーゴくん!!」
ジュ「へえ、やるじゃん。でもまだ槍はたくさんあるぜ!!」
ジュダルは槍を増やしてジンに向けて飛ばした。
アラジンは負けじとジンに命令し、ジュダルを叩いた。
ジュ「ははっ!強えーじゃんそいつ。でも、これで勝った気になってねーよな!?」
ジュダルはアラジンとジンの不意をつき、後ろからジンめがけて槍を落とした。
槍は見事、アラジンをかばったジンの体に刺さった。
ア「ウーゴくん!!!」
リ“ちゃんと周りを見ないからそうなるんだよ。アラジンくん?”
アラジンはジンにマゴイを与えて槍を抜くも、刺さった場所からどんどんマゴイが漏れていた。
あれでは、ジンが消えるのも時間の問題だ。
ア「何故なんだ!なぜ君たちはこんなことをするんだい!?」
ジュ「なんで・・だと?そういやーなんでだっけ?リナリー、覚えてるかぁ?」
リ「さあ?記憶にございませんが・・・いいではないですか、そんなこと。力が余ってしまって仕方がないのでしょう?」
ジュ「まーな、でも今日はちょっとだけ楽しいぜ。だからもっと遊べよ、チビ!!」
アラジンのジンは今倒れて動けない。
ジュダルは雷魔法をアラジンに向けて放った。
しかし今度は、赤髪の少女がアラジンを掴んで避けた。
?「アラジン大丈夫!?しっかり!!」
ジュ「おお?チビなんだその女?スッゲー・・早いじゃん。」
ア「こっちだ!このイカレ野郎!!」
ジュダルがその少女に目を惹かれていると、左斜め後ろからアリババが金属器を向けていた。
それ自体はどうでもいいのだが、その言葉が聞き捨てならなかったので、私はアリババとジュダルのあいだに入った。
リ「今の言葉、聞き捨てないませんね。ジュダル様の戦いの邪魔です。引っ込んでください。」
ジュ「いやいやいや、リナリー、それお前も入ってるからな?」
リ「あ・・も、申し訳ありません!すぐに出ます!!」
そうして出ようとした直後、ジュダルがさっきまで倒れていたジンに殴られ吹っ飛ばされた。
全「!!!?」
ジュ「んだよぉ・・・」
リ「ジュダル様!!」
またもや殴られそうなところを、間一髪のところで助けそのジンを見た。
おかしい。アラジンはもうマゴイをあげていないのに動いてる。
リ「申し訳ありません、ジュダル様。戦いに参加いたします!」
私は周りのルフたちに命令し、魔法を仕掛けた。
リ「インフェルノ!!」
炎と氷の融合魔法、インフェルノ。
それを喰らえば一発で終わりのはずなのに、そのジンはまだ残っていた。
- Re: MAGI‐マギ‐ 私の全てをあなたに ( No.15 )
- 日時: 2012/12/03 22:29
- 名前: まどか (ID: ia9Umcvq)
第7話
リ「うそ・・」
私は、驚きと恐怖の入り混じった声を上げた。
今まで、この技を喰らって立っていた者はいない。
それはもう、方程式とまでにもなった〝あたり前〟だった。
しかしこのジンは、私の方程式を覆し立っている。
そして、硬直した私に対して魔法を放とうとしていた。
ジュ「リナリ—!逃げろ!!」
リ「!!!」
ドガアアン!!
リ「キャアアァァア!!」
ジュ「リナリ—!!」
ジュダルが叫んでくれたおかげで、ボルグの発動が間にあった。
しかし、思いっきりぶん殴られた衝撃とガレキに挟まれたせいで、肋骨と右足の骨が折れてる。
ジュ「リナリ—!大丈夫か!?」
リ「こ、これくらい平気です。しかし、何故あのジンはマゴイを受け取ってないのに強いのですか・・・!?」
ジュ「んなもん、答えは一つしかねえ。あのジンは・・!!!」
リ「!!アイスシールド!!!」
ジュダルと話している最中でも、そのジンは攻撃を止めず次々と襲いかかって来た。
とっさに出した分厚い氷の壁で何とかしのいだが、その壁も一発で砕け散ってしまった。
次の攻撃がくる直前、ジュダルが私を抱えて宙に飛んだ。
ジュ「おいチビ!!そのジン卑怯だぞ!!さっきからお前は、自分のマゴイをそいつに与えてないじゃないか!!つまり、そいつ今他の奴のマゴイで動いてるってことだろ!!」
ア「!?」
ジュ「そのジンは・・・お前のジンじゃない!!!」
ア「!!?」
ジュダルは私を屋根の上に下ろし、そのジンの不意をついて胸を一突きした。
その瞬間、私は一瞬だけ勝ったと思った。
そのジンが両手を大きく広げるまでは・・・
リ「ジュダル様!!!」
ジュ「なっ!?」
とてつもなく嫌な予感がいて、私がジュダルをそのジンの前から遠ざけた次の瞬間・・・
グシャッ!!
リ「がはっ!!」
ボルグを発動したかいもなく、私はそのジンに握りつぶされてしまった。
全身の骨が砕け、遠くなる意識の中、確かにジュダルが私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
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