二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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バトル・テニス-バトテニ-
日時: 2009/12/26 15:41
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

こんにちは、亮と申します。
  続くかどうかは分かりませんが、バトテニ小説を書こうと思います。
  どうか見守ってくださいッッ
  ご意見・ご感想お待ちしてます

  消えちゃったんで立て直しました
  



注意事項  >>1

参加者名簿 >>2


 【序章】 >>3


 【一章】 1〜18http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13626
      19 >>4


 【二章】 20〜25http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13943
      27〜32http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14380
      (↑31から三章です)
      
 【三章】 33〜>>8>>14>>15>>22>>23

 【四章】 >>24

32から書いていますッ
読んだことのない人は、目次から順番に読んでいって下さい。

※何故か26がなくなってしまいました。
“会議”という話しで、香澄達5人がこれからのことを話し合い、赤也のデイバックの中からレーダーが出てきます。そして放送がかかる・・・という流れで27に続きます。

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Re: バトル・テニス-バトテニ- ( No.2 )
日時: 2009/12/15 18:06
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

参加者名簿


   参加校 青春学園 氷帝学園 立海大付属
   
   1芥川慈郎
   2跡部景吾  
   3一ノ瀬香澄(ヒロイン・青春学園)
   4乾貞治
   5越前リョーマ
   6大石秀一郎
   7鳳長太郎
   8忍足侑士
   9樺地宗弘   
  10河村隆 
  11海堂薫 
  12菊丸英二
  13切原赤也
  14真田弦一郎
  15宍戸亮
  16ジャッカル桑原
  17滝萩之介
  18手塚国光
  19仁王雅治
  20日吉若
  21不二周助
  22丸井ブン太
  23向日岳人
  24桃城武
  25柳生比呂士
  26柳蓮二
  27幸村精市

Re: バトル・テニス-バトテニ- ( No.3 )
日時: 2009/12/15 18:07
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

     


         【序章】 -始まり-



        あの日、まだ中学生だった私たちは、
        全国大会を終え、
        その勝利に溺れぬように、
        また、悔しさからはい上がれるように、
        合同強化合宿に出掛けた。
     
        全国大会で顔を合わせた、“戦友”達。
        一緒にたくさんのことを乗り越えてきた、“仲間”達。
     
        そんな戦友達と、大好きな仲間達と、
        大好きなテニスをしに行った。


        ・・・ただ、それだけ。 
        それだけなのに。

    
        まだ、中学生だった私たち。
        まだ、子供だった、私たち。

        そんな私たちには残酷すぎる現実。
        信じられない、信じたくない。
        でも、信じなくてはいけない、現実。

    
        何故、あんなことになったのか。
        何故、大人達は私たちに、あんなことをさせたのか。
        何故・・・裏切ってしまったのか。
  
    
     

        あれから時が経ち、私は大人になった。
        でも、あの日抱いた疑問の答えは見つからない。
        大人になっても、私1人じゃ分からない。
        何も、分からない。


     
     
        ねェ、皆。
        生き残ったのは本当に、本当に・・・ 
     
     
        ——————私だけなの?
     

Re: バトル・テニス-バトテニ- ( No.4 )
日時: 2009/12/15 18:09
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

 19 芽生え




どうすればいいんだ?

俺がタカさんに託された思い。
それは“香澄を守る”ということ。
だけど、どうすればいいんだ?

守るったって、誰から守るんだ?
“守る”ということが“優勝”させてやるということなら・・・
ここにいるヤツを殺して、香澄だけを行き残させれば良いのか?

・・・それは違う。
そんなことをしても、香澄は守れない。
それどころか、深く傷つけてしまう。

だったら、俺は・・・

この運命から逃れたい。
大人達に逆らって、運命を変えたい。


皆で、生き残りたい。


「生き残ろう、皆で」(桃)


桃が突然言った。
決意に満ちた眼差し。
何としても生き残りたい。
1人でじゃなく、皆で。


「ムリに決まってんだろ・・・優勝者は1人って決まってる」(海堂)

そして言葉をつまらせた。
きっと、跡部のコトを考えたんだろう。
むやみに爆発のコトを口に出したら、日吉のコトを思い出させてしまうかもしれない。

海堂が黙った理由を察した跡部は、自分で言った。

「最後まで残ったとしても、首輪が爆発して皆が殺される」(跡部)

跡部は、強くなったのかもしれない。
日吉のことは忘れない。
だけど、日吉の死が教えてくれた現実。
これを静かに受け止めていた。

「気ィ遣わせたな、海堂」(跡部)
「そんなことないッスよ・・・」(海堂)


香澄は思った。
竜崎先生と・・・大人と・・・正々堂々戦えば・・・

私たちは、この運命から逃れることが出来るかもしれない。


「戦おう、大人と」(香澄)

Re: バトル・テニス-バトテニ- ( No.5 )
日時: 2009/12/15 18:10
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)

 32 一緒なら



「や、柳生・・・」(ジャッカル)

柳生は、笑みを浮かべ2人に歩み寄った。

「さすが、逃げ足が速いですね。 丸井くんを担いでもそれだけ動けるんですから」(柳生)
「体力は有り余ってるからな」(ジャッカル)


ヤツのねらいは俺か?
さっきから、ブン太には目もくれない。
だとしたら丁度良い。
ケガをしているブン太に、戦うことは出来ないはずだ。


「おしまいにしましょう、ジャッカルくん。あなた達は、ここで死ぬ」(柳生)


そう言って、柳生は包丁を振りかざした。
ジャッカルたちに、逃げ場はない。


————もう、俺が楯になってでもブン太を守るしかないッ


たとえ、ブン太が乗っていても、大切な相棒だから。


「さようなら」(柳生)


あァ、俺の人生、終わるんだな。
そっと目を閉じた。


そのときだった。


何処も痛くない。
何処も、刺されてなんか居ない。

そのことに気がついた。

そして、俺の前に血の海が広がっていることに。


「!! ブン太ッ!!」(ジャッカル)


刺されたのは俺じゃない。 ブン太だ。


「ジャ・・・カ・・・・ル・・・」(ブン太)
「大丈夫か?! 何で、こんなこと・・・ッ」(ジャッカル)

「おや、丸井くんでしたか。 どちらでも関係ないですが」(柳生)


ブン太はニコニコするばかりで、何も答えない。
血は止まらない。
痛いはずなのに、コイツは笑って居るんだ。


「ブン太・・・ッ!!」(ジャッカル)


ブン太の頬に、涙が落ちた。


「俺・・・さ、もっ・・・と、お、前と、いた・・・かっ・・・た・・・」(ブン太)
「何言って・・・これからも一緒にいるだろ?!」(ジャッカル)


ジャッカルがそう言うと、ブン太は安心したように笑った。


「・・・あり、がと・・・な」(ブン太)


1つの、命が消える瞬間を初めて目の当たりにした。
ブン太の息は、もうない。


「ブン太・・・?」(ジャッカル)


呼びかけても、答えない。


「ブン太ァァァァァァァァァァァァァッ!!」(ジャッカル)


“乗るよ”
そう言ったじゃねェか。 ブン太。
“乗る”ってことは、生き残りたいってことだろ?
人を殺す決意をしたってコトだろ?
そのお前が・・・何で俺をかばうんだ?
お前が決めたコトって、何だったんだ?

教えてくれよ、ブン太。


「ジャッカルくん、次はあなたです」(ジャッカル)


“お前ともっと居たかった”

俺もだよ、ブン太。
もっとお前とテニスがしたかった。
今度こそ、2人で勝利を手にしようって言っただろ?




今、俺も一緒に行くよ。




「アデュー・・・」(柳生)



そして、また1つ、命が消える。




ブン太。
お前と一緒なら、何処でだっていつもどうりで居られるよ。

Re: バトル・テニス-バトテニ- ( No.6 )
日時: 2009/12/16 20:10
名前: 亮 (ID: 2nrfRM.C)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14552

誰か来てー


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