二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D灰 リクおk!
- 日時: 2009/12/20 11:39
- 名前: セピア (ID: dRBRhykh)
はい、またもや消えました・・・
いちお、消える寸前にUPした最終回と、その前の話、載せときます。
注意(下記のことに当てはまったら、ご退室願います)
*Dグレって何?
*Dグレ嫌い
*スレ主嫌い
*荒らしです☆
この、掲示板はよく消えます。えぇ、ホントよく消えるんです。
どこがいけないんだろう・・・
違反してるつもり無いんだけどな・・・
とりあえず、よく消えてしまうのは事実ですので、それでもいい、という読者様は下へどうぞ。
***お客様***
(☆は勝手に思い込んでいるだけかも知れないお友達です。)
☆なさにえるさん
☆ルイさん
☆秋空さん
燈龍様
*********
現在完結作品
「死の森」
現在連載中のお話
「ディア族と黒の教団」
外伝〜ノア一族でレッツ!クリスマスパーティー〜
†お知らせ†
シリアス・ダーク小説の私の小説で、オリキャラ募集中です!
良かったら、と言うか暇だったら、募集してやってくだs(殴
小説名「オリキャラ募集中!!DISAGREEMENT〜不協和音〜」
- Re: D灰 リクおk! ( No.12 )
- 日時: 2009/12/20 16:24
- 名前: セピア (ID: dRBRhykh)
第三話 「ディア族」
アレンが去った後、一番最初に言葉を発したのはブックマンではなくラビだった。
「んで〜?なんか質問あるさ?」
「質問の前に、どちらにしろ聞かれるだろうからの、ディア族について説明しておくとしよう」
「はい。お願いしますブックマン」
目線がブックマンに集中する。
あの神田やクロス元帥、ソカロ元帥まで黙っている。
「ディア族とは簡単に言ってしまうとノアの一族のような者たちだ。我々人間とはかなり違う。かといって外見だけでは区別は付かん。
そしてノアの一族のように特別な力もない…いや…有ると言ったら有るか…ディア族の者は必ず適合者となれる。」
「なっ!其れは本当ですか!」
「まことじゃ、室長」
と言って一瞬黙る。
「おいラビ。」
「な、なんさ?」
気楽に構えていたラビがいきなり名前を呼ばれビクッ、となる。
「お前の説明力がどれ程付いたか見てやる、後はお前が説明せい」
「(面倒だからって押し付けやがったさ!)あいよ」
ハァ…とため息をついてからラビが説明を始める。
「えっと、どこまでいったけか…ああそうだ!胆に適合者になれるだけじゃ無いんさ。身体能力、精神力、シンクロ値。どれを取っても俺らよりもかなり上だ。
其の力はこう言えば分かりやすいかな〜?
『ノア一族一人に対して、ディア族2人も居れば楽勝で勝てる』
一瞬全員の動きが止まって、皆一様に目を見開いている。
「さらに、ディア族には階級があって、俺らの国でいう王様の位置に当たる者、その下の王女や王子。そのくらいの階級に居る者たちなら、一対一だとしても勝てると思う。」
ラビは一息ついた、さすがに考えてまとめながら話すのはキツイ。
「ふぅ…だいたいこんな感じ?」
目線をブックマンに向ける。
「馬鹿者が!大事なところを抜かしておるわ!」
「え!?あっそうだったさぁ!!」
「補足するさ、俺らエクソシストもある種の儀式を受けると、ディア族として活動できるんだった」
全員の頭の上に?マークが浮かぶ
呆れた様にブックマンが説明しなおす。
「つまりじゃ、わしも其の儀式や、ディア族の身体能力は良く分からんが、儀式を受けるとディア族の力の一部を我々エクソシストは受け継ぐことができると言うことじゃ」
今度全員の頭に浮かんだのは電球だった
「ブックマン…その、そんなに凄い力があるなら何故自分達だけでディア族の人たちは戦わないのですか?」
リナリーが尋ねる。
ブックマンは少し沈んだ顔をしてから
「戦う必要が無いからじゃ」
「「「!!????」」」
「わし等は相当運がいいんじゃ。以前伯爵と戦っていた時は、彼らは干渉してこなかった」
「では、何故?」
「それはわしにも分からん。詳しいディア族の説明は、あちらに行けばしてくれるだろう」
しばしの沈黙の後コムイが言う
「エクソシストは各自自室に戻り明日に備えてくれ。」
「着替えも忘れずにの」
「そうそう、祭典は最低でも三日は掛かるらしいからな」
ラビとブックマンが忠告し、解散となった
- Re: D灰 リクおk! ( No.13 )
- 日時: 2009/12/20 16:46
- 名前: セピア (ID: dRBRhykh)
第四話 「王族」
翌日、科学班の皆がルベリエを宥めている内に迎えが来た。
青い髪をした二十歳らへんの若者だった。
其のときコムイは(全員を集めといてよかった)と思ったらしい。
「お迎えにあがりました。」
短く言うと、何やらブツブツと言いながら左手を床にかざした。
昨日見たモチーフが現れる。
「この円の中に入ってください。」
皆が言われたとおりに行動する。
結構な大きさになったモチーフに全員が乗ると、青年は自分も入り又何事か呟いた。
すると次の瞬間見慣れた教団内部ではなく、美しい庭に居た。
そして、昨日までとはまったく違う服装のアレンが迎えてくれた。
「いらっしゃい。お待ちしていましたよ」
アレンが居て皆はホッとしたらしい、だが其れと同時に物珍しそうな眼でアレンを見る。
だって、ねぇ…いかにも上等な上着を着たアレンさんですもん。襟元の刺繍は金糸だし…
「ご苦労さま、レイン」
「はっ」
レインと呼ばれた青い青年は、奇妙な仕草をしてアレンの前に跪いた。
「「「!!!??」」」
いきなりの事に動揺する皆をよそに、平然としているアレン。
そんな中、ブックマンがが爆弾発言。
「アレン王子」
と言いながら、頭を下げる。ラビも其れに習った。
それだけでも動揺してる仲間は危険な状態なのに、ラビがとどめの一撃!
「あぁ!言い忘れてたさ!今ここで最後の説明!ディア族の中でも、名前の最後にイノセンスを付けられるのは、俺らの中で言う王族だけなんさ!」
がーーーーん!!
と言う効果音が聞こえて来そうな不陰気…
アレンが困りましたね、と言う顔で皆を見ていたのは言うまでも無い。
- Re: D灰 リクおk! ( No.14 )
- 日時: 2009/12/20 18:05
- 名前: なさにえる (ID: QShSD58R)
なんか話がだんだん深くなってきましたね^^
ディア族……王子……続きがめっちゃ気になる!!!!!
頑張って♪
- Re: D灰 リクおk! ( No.15 )
- 日時: 2009/12/21 17:22
- 名前: セピア (ID: dRBRhykh)
うん!頑張るよぉ〜ww
続きは明日UPする予定だから。
生暖かい眼で見守ってぇ(笑∀笑)‡‡
- Re: D灰 リクおk! ( No.16 )
- 日時: 2009/12/22 16:48
- 名前: セピア (ID: dRBRhykh)
第五話 「ディア族・王宮」
アレ(ラビ、説明し忘れたんだ…)
アレンが苦笑いで見守る中、一番最初にキレたのは案の定神田ユウさんでした。
「ってめぇ!馬鹿ウサギ!!ぶった切るぞ!!!」
「ラビ!そういう大事なことは最初に言って!!!」
だんだんと声が大きくなっていく神田さん
+
珍しく怒るコムイ室長
=
二人に責められて、泣き笑いみたいな顔になってるラビさん。
其の他は、驚きで失神寸前のミランダさんと、怒る二人を止めようとするリナリー、ブックマンは我関せずと言った感じ。
元帥方は驚いたようだが、さすがと言うべきなのだろう、ほとんど動揺していない。
他の方々は……現実逃避中…
アレンさんはと言うと…レインになにやら言っている模様。
レインは素早く一礼し、他の召使(?)に指示を出している。
レインや召使が何かの為に姿を消した後神田とコムイを止めたのはアレンさんの一言。
「いい加減にしてください。」
ピリッ
言うと同時にもの凄い殺気を放つアレン王子
現実逃避していた者達も現実に帰ってきた。其れを確認し、笑顔に戻ったアレン王子が言う。
「言い忘れは誰にでもあります。それに此処はもう王宮の中なんですよ?」
僕の言いたいこと分かりますよね?と無言の笑顔で問うアレン王子。
「此処では、僕の言う事に従って貰います。まず
1つ目 エクソシストとしての気品を忘れずに。
2つ目 王族に対しては敬語と様か王子、王女を付けること。
3つ目 絶対に僕のお父様、お兄様、お姉さま方に失礼なことをしないこと。
4つ目 許可なくイノセンスを使わないこと。
以上のことを必ず守ってください。別段難しくもないでしょう?」
「「「「「はい」」」」」
ニコッと笑うとアレンは
「それでは。お客様には快適に過ごして頂ける様に、と言われております。不便な点があれば言ってください。」
「祭典は最低でも3日は掛かりますので其の間皆様にお使いいただくお部屋に案内いたします。」
こちらへと言ったアレンはスタスタと歩いていってしまう。慌てて追いかける黒の教団御一行。
いくつもの豪華な廊下を通り、階段を上って着いたのは、さっきまで通っていた道とは比べ物にならないほど豪華な場所だった。
豪華と言ってもごたごたとした、陰気臭い人間の豪華さとは違う。
優雅で、白と緑、其れと青を基調にしたとても明るい、落ち着いた風陰気の廊下。
其の廊下を挟むようにしていくつもの部屋がある、其のドアにはエクソシストの名前が一人一人彫られていた。
「この部屋が皆様に使っていただくお部屋です。自分の名前が入った部屋をお使いください。」
「あっ、それと、皆様には一人に付き一人ずつ召使が付きます。不便な点、不満な点などが有りましたら其の者に御言い付けください。
部屋の中に箱がありますが、其の中には服が入っています。其の服を着て祭典には出席するようにしてください。」
「それは、僕らに下さると言うことですか?」
コムイが問う
「はい。もちろん其の通りですよ。というか、いやでも受け取ってもらいますけどね。」
と、アレンが笑いながら応える。
「祭典が始まる前に一人一人お部屋を廻らさせて頂きます。質問などは其のときに…」
「えっと、アレンく…王子のお部屋はどこなのですか?」
リナリーが問うとアレンは笑顔のまま、あそこですと一番奥の扉を指す。
「不安だったらいつでも尋ねてきて?大丈夫すぐ慣れますよ。」
いつもの様に話しかけるアレン。
そしてもう一言
「僕の友達なんだから、もし悪いようにしたら僕一生ここに戻らないって言ってあるしね♪」
ダイジョブ、ダイジョブ
「其れでは皆さん、後ほど」
といって、扉の奥に消えてしまった。
残された一行は、しばらく突っ立て居たがぱらぱらと自分の部屋に入って行った。
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