二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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「鎌を持てない死神の話」 ボーカロイド小説
日時: 2010/03/15 16:32
名前: みぁ (ID: C2X31cwX)

はじめまして、小説は初めて書きます。
まだまだ、下手ではありますが、コメント、アドバイスをもらえると嬉しいです*^^*

また、この小説はリレー小説です。
更新は遅れるかもですが、宜しくお願いします。

この小説はボカロのリンとレンが唄っている、「鎌を持てない死神」という唄をもとにしたものです。


順序
みぁ→紅

登場人物>>3

プロローグ>>1

第1章>>2

第2章>>5

第3章>>7

第4章>>9

第5章>>12

第6章>>16

第7章>>17

第8章>>19

第9章>>25

第10章>>26

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Re: 「鎌を持てない死神の話」 ボーカロイド小説 ( No.22 )
日時: 2010/03/13 13:28
名前: イーナ (ID: nFRCnKe8)

悪ノ召使ですよ!
気が向いたら来て見てください^^

更新楽しみにしてますね。

Re: 「鎌を持てない死神の話」 ボーカロイド小説 ( No.23 )
日時: 2010/03/13 13:56
名前: みぁ (ID: C2X31cwX)

イーナさん
見に行きます!

そういってもらえると嬉しいです*^^*

Re: 「鎌を持てない死神の話」 ボーカロイド小説 ( No.24 )
日時: 2010/03/13 17:41
名前: 紅 ◆F0G3xzx3D6 (ID: tVCgD/M1)

イーナ様
アリガトウございますっ!!!
って、みぁがスレ主なんですけど;

Re: 「鎌を持てない死神の話」 ボーカロイド小説 ( No.25 )
日時: 2010/03/13 17:51
名前: 紅 ◆F0G3xzx3D6 (ID: tVCgD/M1)

〜第9章〜

少年はふらりと、街を歩いていた。

とにかく、この気持ちをどこかに捨てたい——

少年はそれだけを考えて、街を歩きまわった。

「あ、あれ・・・」

ふと、何かが少年の目にとまる。

それは、少女に買った首飾りと色違いの、金の首飾り。

「色違い・・・あったんだ」

誰に言うのでもなく、少年は呟いた。

そして首飾りを見つめる。

(人間の・・・思いが、これで分かっただろ)

唐突に、鎌が言った。

「うん、そうだね」

拒絶されることは、もう慣れているはずだったのに。

こんなにも、悲しい————

「死神に、人並の気持ちはないはずなのに・・・」

少年は、自分のココロに怯えていたのだ。

今まで感じたことのない—大きなココロに

〜第9章 完〜

Re: 「鎌を持てない死神の話」 ボーカロイド小説 ( No.26 )
日時: 2010/03/15 16:30
名前: みぁ (ID: C2X31cwX)

〜第10章〜


「ゴホっ、ゴホッ」

リンは、部屋で一人苦しんでいた。

さっきから咳が止まらないのだ。

「あれ、こんなはずはないのにな・・・
 あの子にあんな事言った罰かな・・・」

あの子とは死神の少年の事だ。

さっきは気が動転していた。

いきなり「死神なんだ。」と言われて拒絶してしまった。

「あの子は私なんかにいつも優しくしてくれてたのに・・・ゴホッゴホッ」

リンはそう呟いた。

今は屋敷に誰もいないのでリンが苦しんでいる事はわからないだろう。

「ゴホッ、ゴホッ」

でも、咳はひどくなるばかり。


「リン、大丈夫?? しっかりしてっ」

その時、あの少年が目の前に立って手を差し伸べていた。


〜第10章終了〜


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