二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- テガミバチ —三人、恋をした—
- 日時: 2010/05/05 23:21
- 名前: すもも (ID: 84ALaHox)
う〜んこの小説ははっきり言って恋愛でs
だいぶ話も進んでまいりました。
でも続けるつもりですよん^p^((
さてさて、一人で書き続けるのもアレなんで
コメとかくれると嬉しいな☆←
そこの物語を見ているだけでコメボタンを押さない
人達! こんな物語見ると目が腐るという人達!
ぜひぜひ、コメを((またかよしつこいな
よろしくお願いしますm(−_−)m
プロローグ的なモン>>2
第一話>>3 第二話>>4 第三話>>5 第四話>>11
第五話>>14第六話>>15 第七話>>16 第八話>>17
第九話>>20第十話>>21 第十一話>>22
幻しゃんいつもコメありがとー^^
支えられてます!((*ノωノ))
- Re: テガミバチ ( No.14 )
- 日時: 2010/05/03 19:14
- 名前: すもも (ID: 84ALaHox)
おっひょっひょ^p^幻しゃんコメあざます!
もちろんブルーベリー派だよな☆(まだ言ってんの
第五話
ラグと一緒に配達と言った時のザジの顔・・
なんだろう・・心の奥がモヤモヤしたままだよ————
リリーは相棒のアスとヨダカのビフレストゲートを
越えようとしていた。
ラグは先を飛ぶニッチを待って、と言いながら遠くを
走っていた。
星が、瞬いている・・・——
ヨダカの暗い空、リリーは何だかホッとした。
ザジの怖い顔を暗い空が包んで消してしまうようだった。
「リリー! どうしたの?」
リリーは我に返ったようにハッとすると、
目の前にはラグが心配そうに覗き込んできていた。
遠く先を飛び跳ねていたニッチも、こちらを見てる。
「ラグ! ・・りりーはどこか痛いのか?」
ニッチが遠まわしにリリーを心配そうにする。
何だか可愛いな・・と思った。
「いや、痛いっていうか・・まぁ、心が痛い?みたいな?
何でもないから、ラグ、ニッチ!」
あはは・・と笑うとリリーは歩き出した。
ヨダカは岩場が多い。そして足元が暗い。リリーは転びそうになった。
「リリー・・・! 悩んでたりしたらボクに言っていいんだよ?」
ラグは転びそうになったリリーの手をとり、そう言った。 あいかわらず心配そうな顔だ。
大丈夫大丈夫、と笑いあんたに心配されたくないわ!と一喝したリリーを、ラグは笑顔になり見つめていた。
「やった・・やっぱりリリーは笑顔じゃなきゃね!
暗い顔だとさ、嫌な事があったのかな?って・・
リリーの事、すごい気になっててさー・・」
ラグは頬が赤く染まっていた。
リリーは『すごい気になって』の言葉を聞くと、
少しドキっとした。
—でも・・やっぱ年下だし! 普通に心配しててくれてるだけだよネ・・?——
リリーはそう思うと、ちょっと安心してまた一歩一歩
歩き出した。
ラグは頬が赤いまま、リリーの後を追った。
- Re: テガミバチ ( No.15 )
- 日時: 2010/05/03 21:59
- 名前: すもも (ID: 84ALaHox)
こんな小説をちょっとでも見てくれた方は、
コメちょうだいy((何このうざい奴
第六話
「クエェ———ッッ!」
何やら空を飛んでいたアスがあわただしく鳴き始めた
バサバサと音を立て、ヨダカの空にくるくる回る。
まるで「何かがここに居る」というようだ。
「ラグ! りりー! がいちゅうがいるぞ!」
ラグ達より少し先の、高い岩に立っていたニッチは、
右手を額にやり遠くを見ていた。
カチャッ・・
ラグが心弾銃を装填した。その時・・!
ゴゴゴゴ・・・!!
大きな地響きがした。ラグとリリーが居る場所も、
かなり揺れていた。
「アブサンだ! なんでだろう セイウチ崖は遠いのに・・出現場所が違う。移動しているのか!?」
「し、知らないわよッ! 銃・・用意しなきゃ・・」
「あぶないッッ!!!!」
気付いた時は、アブサンの巨大なツノに攻撃され、
リリーは何メートルも飛ばされていた。
頭を打ったのかくらくらする。
横に倒れていたリリーは、かすれた視界にラグが駆け寄ってきたのに気付いた。
「リリー・・! ここで休んでいて!!
弱点は胸部裏だな・・・ニッチ! ひっくり返すよう頑張って!」
ラグは大声でニッチに伝え、タオルをリリーの頭につけた。
「ラ・・グ? 私も・・・心弾、撃つの・・・!!」
「もう!馬鹿ぁ! 血が出ている。無理はしないで!」
ラグは泣きながら叫んだ。
そして上空に居たアスも鎧虫に攻撃する体勢になった。
鎧虫の居る岩場に転びそうになりながら走っていくラグ。ニッチは金色の剣で鎧虫の動きを止めようとしていた。
——馬鹿だなぁ・・・一人で何倒れちゃってんの私——
一粒の涙がこぼれた。
リリーは気を失った。
ラグはリリーが気を失った事に気付く事も無く、
ぼろぼろになりながら心弾を撃った。
「アス!! ハチノスに非常事態を伝えてきて!
リリーはきっと、大丈夫だよ。」
「クェ—!」 バサッ・・・
攻撃を避けながら心弾を撃つラグ。
必死で鎧虫の動きを止めるニッチ。
風を切り助けを呼ぶアス。
リリーは消えた意識の中、仲間がこんなにぼろぼろになっている事を知らなかった・・・———
- Re: テガミバチ ( No.16 )
- 日時: 2010/05/03 23:17
- 名前: すもも (ID: 84ALaHox)
第七話
「ん・・・・」
「クエェ—!!」
リリーは目を覚ました。
窓からの光は、いつも見る黄昏色。
アンバーグラウンドの空の色は、変わる事が無い。
目を覚ましたリリーを見て喜んでるアスを撫でて、
今は何刻か知りたかった。
「・・・・11刻だ」
まるでリリーの考えている事を見透かしてるように、
今の時刻を言う声があった。
それは・・ザジだった。
「ざ、ザジ・・! もう次の日か・・・ここは?」
リリーは真っ白いベッドに寝ていた。
ここは・・「サンダーランドJrが寝かしたんだよ。
病室だ」
ザジはベッドの横に椅子を置き座っていた。
——ま、まさか私の寝顔をずっと横で?——
そう考えるとカアァァと顔が熱くなり、隠すように
手で押さえた。
「あ? 熱があるのか?」
ザジは手袋を取った手でリリーの額を触った。
ザジの手は、ひんやりと冷たかった。
ずっとここに居てくれてたのか。
「熱は無いようだぜー良かったな」
二ッと八重歯を見せ、ザジは笑った。
熱が無いとは信じられないくらい、
リリーは自分の顔が熱くなっていると感じていた。
なるべく話を変えたかったので
「あの・・・ラグは? ニッチやアスは・・・?」
と、心配そうに聞いてみた。
ザジの顔が、変わった。気がする。
『ラグ』という言葉を聞いただけで。
—リリーは、そう感づいた。
病室はしんと静まり返り、働く医療班助手達の足音だけが響く。
「・・・・知らねぇーよ」
また、冷たい声。 怖かった。 —蘇った。
自分の両手は震えていた。ザジを傷つけた・・・?
「もうすぐコナーとか来るんじゃねぇの。
オレ、頼りねーからそっちに任せるわ。」
そう言い病室の扉を開き、閉めた。
閉める時にザジが振り返る事は無かった・・・
カタカタと震える手。
すると扉がコンコンとノックされ、入ってきたのはコナー。 お見舞いにいっぱいの食べ物を持ってきた。
アスは嬉しそうに舞い踊り、食べ物をついばんだ。
「リリー?顔色悪いねー食べ物でも食べて元気出してよ」
コナーは明るく大きなメロンパンを差し出した。
リリーは首を横に振る。降ろした淡い水色の髪の毛が
パサパサッと揺れた。
「いらないんだー・・・あ、ここだけの話、ラグはリリーを負ぶって帰ってきたんだよー」
リリーの暗かった顔は、目を開き驚いた。
- Re: テガミバチ ( No.17 )
- 日時: 2010/05/04 13:36
- 名前: すもも (ID: 84ALaHox)
コメ来ませんねー・・・
まぁいいや。一人楽しいぜ一人ww\^o^/
第八話
リリーの顔は、動揺を隠せないでいた。
ギュッと真っ白い布団を握る。
「どういう・・・事?」
するとコナーは気を失ってたからね、と微笑み話を続けた。
「いやぁ〜・・リリーを乗せられるアスも、非常事態を伝えにハチノスへ戻ってたからね〜
頑張ってニッチとラグで鎧虫を対処して、リリーの所へ行くと気を失ってたからビックリした!って言ってたよ〜」
——ああそうか、気を失っていたんだ・・・——
なぜか納得をすると、ユウサリの黄昏色の空を見ながら口を開いた。
「じゃあ・・今、ラグはどこに居るのコナー?」
空を見ていたリリーは振り返り、切ないような悲しいような顔でコナーに問う。
「疲れて寝てるよ。 ケガもしていたから、
向こうの病室で休んでるさ」
ニコっと笑い、優しく言った。
『安心して』と言ってる様にも聞こえた。
頭を打っていたリリーは絆創膏を付けていた。
まだ、チクチク痛む・・・・
それが頭を打った痛さなのか、ザジを思い出した痛みなのか———・・・
アスがクエッと鳴き、コナーが部屋を出ようとした。
振り返りざまにこう言った。
「ちょっと調子が良かったら、ラグの所へ行ってみたら〜?」
ポカンとするリリーを気にせず、バタンッと扉を閉めた。
——ラグの所へ? あの人の事でいっぱいだけど・・
お礼は言った方がいいのかな・・・?——
未だラグを頼りなく年下扱いに見ていたリリーは悩んだが、ラグの所へ行く決心を付けた。
まだ・・・ザジの事を考えているけど・・——
足はまだ痛みが少なかったので、アスの肩を借り、立ち上がった。
久しぶりに歩いた感覚になり、まだふらふらする。
靴を履いて、病室を出た。
—ここだ。ラグが居るお部屋。
ごくっと唾を飲み、コンコンと扉を叩く。
アスは隣でその姿をじっと見ていた。
「はーい! 入っていいですよ」
ラグの声だ。起きたのだろうか。
ドアノブに手を掛けようとした瞬間、ガチャッと開いた。ニッチが開けたのだ。
「りりーがきたぞ」 「ヌ二ッニー」
まだ全開に開いていない扉の隙間から、
ニッチとその上にステーキが覗いていた。
キィッとアスが口ばしで扉を開け、リリーは中に入る
「うそ・・・!! リリー、大丈夫なの!?」
びっくりしたラグは、手首に包帯を巻いていた。
「いや・・大丈夫よ。—それより、ラグ。
あんたの方が大丈夫なの?」
リリーはじっと包帯を見るとラグはてへっと笑った。
「大丈夫だよ。心配しないで」
その姿が、頼もしいのかか弱いのかよく分からなかった。
「リリーのために、って思ったら力が出てきたんだよねー^^」
またてへっと笑う。ニッチがこっちを睨んだ。
ラグはまた頬が赤くなっていた。
まるで『好きだから』って言ってるみたいじゃん・・—と、思ったがその考えは無い無い!と信じた。
- Re: テガミバチ ( No.18 )
- 日時: 2010/05/04 17:53
- 名前: 幻 (ID: LQdao1mG)
ラグの赤面を見せr(黙。
いいねぇ〜♪
青春だねぇ〜♪
↑この人の青春は枯れ切っている為、他の人のを見るのが楽しい。
頑張れww^^
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