二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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悪ノシリーズ
日時: 2010/06/13 15:45
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: YWR4Zzw2)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?449039

ぐは(((
えっと、初めまして!!
燈玖黐って申します!

実は、もうひとつ小説書いてるんですが……
悪ノは、あまりにも長く深い話なので

こうしてスレを作らせてもらいました!
本当は、こんな文才が糞以下の私が悪のシリーズなんて書いちゃいけない事は分かってます!

あ、変な解釈すると思います(((
それを理解の上で、これをご覧ください!

あ、ルールは守ってください!

・荒らしや中傷目的の人は戻るを連打しようね^^^^^^^←

・私が嫌いな人も戻るを連打しようね^^^^^

・ボカロ嫌いって言う人も戻るを連打しようね^^^^

・悪ノとか鏡音嫌いって奴。PC窓から投げろや((


これを守ってくれる人だけ応援お願いします!
あ、更新遅いと思います!

亀以下ですよ(((

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Re: 悪ノシリーズ ( No.76 )
日時: 2010/06/17 22:56
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: 0ijbZ74C)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?450688

第15章:愛しい人

「え、」

青の国では、重い空気が漂っていた。
床には、飲みかけであるワインと割れてるグラス。

「もう一度、申し上げます。黄の国の者によりミク殿はお亡くなりになりました」

カイトの想いは、雄一思い浮かんだのは黄の国の召使。

ミクとぶつかった少年の事を思い出した。

”嗚呼、何故君は彼女を救わなかった”
その想いがカイトの心を駆け巡る。

俺は、知ってた。
君が、ミクが彼の事黄の国の召使に恋をした事——。

だって、俺に向けない”優しくて暖かい頬笑み”
そして、俺に向けるのは”美しい綺麗な笑顔”

知ってたさ、俺にその笑顔が向けられる事は無いと
本当の笑顔は、彼に捧げた君。

何故か、涙が止まらなかった——……。
それでも良かった。
彼女が、”平和の為の生贄”だと分かってた。
ならば、その運命を変えようっと思ったのに

俺は、

「守れなかった……」

守れなかった。愛しい人を——……
愛しい人の運命を変えられなかった……

「っ!!今から戦争を起こす。何も言わずに俺の言う事を訊けーーー!!」

カイトの怒りの声が城に響く——。

運命通りに、武器を取る俺。
だけど、許さない!

俺は、”王子”ではなく
”復讐者”だ——。

Re: 悪ノシリーズ ( No.77 )
日時: 2010/06/18 17:42
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: 0ijbZ74C)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?450688

あげる

Re: 悪ノシリーズ ( No.78 )
日時: 2010/06/18 18:08
名前: 瑞夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
参照: http://トロンボーンのスライドってどうしてこんなに長いんだろう。重い。

カイト兄さぁぁぁぁぁん!
何で悪ノシリーズって皆こうも可哀相なのー!!(涙
と言うかミク魔性の女(ぉぃ
……じゃなくて可哀相じゃないかやっぱりー!

悪ノシリーズで誰が一番可哀相?って聞かれると答えられないかも。
続き、期待してるねノシ

Re: 悪ノシリーズ ( No.79 )
日時: 2010/06/19 13:10
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: 0ijbZ74C)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?450688

瑞夜>
ミクww魔性ってww

うん、悪ノ皆さんは可哀想だよね
でも、一番かわいそうって言ったら

リンかな?
うん、うん、うん((((なんだし

ありがとう、続き頑張るね!

Re: 悪ノシリーズ ( No.80 )
日時: 2010/06/19 13:46
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: 0ijbZ74C)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?450688

第16章:復讐((やっぱり、レナ出てくるかも))←どんだけ、出したいんだよ

「王女、ただいま帰りました。」

「レーン!お帰り!遅かったじゃない!」

リンは、レンに飛びついた。
満面な笑みのリン。そっと笑顔になるレン。

「申し訳ございません。少し力仕事をしてたので」
っと、哀しそうに微笑むレン。
しかし、リンはそれに気付かずニコッと笑った。

「そっか!もうお腹が空いたわ。何か作って頂戴!」
リンは、ぶつぶつ喋るがレンには聞こえてはいなかった。
聞こえるのは、ミクの声と帰る途中で出会ったレナの事ばかりだった。
二人の声がレンの頭に響く——。

「この戦いに意味はあるの?」

「私の事、好きだった?」

「どうして、人は争うの!?」

「あ り が と う」

「君も人を殺したの?何故殺したの?」



罪を犯し少年——。
罰を受けし少女——。

それは、レンとリン。
リンは、罰を受けて償わなければいけない。

レンも、償わなければいけない。



「いつまでも、眼を閉じてはいけない」
そう言って、窓を見つめる。
フッと眼があった娘がいた。

赤茶色のロングの娘 メイコだった。
強く強く城を睨んでいた。

「待ってなさい」
そう呟いたのは、レンは知らない。
そして、メイコは去って行った。

「ねぇ!レン聞こえてる!?」

リンの機嫌の悪い声が聞こえる。

「は、はい!只今作ってきます!」

「そうじゃなくて!なんでレンは髪の毛を伸ばしてるの?」

「はい?」

リンの変な質問に?マークを浮かばせるレン。
そして、言葉の意味に気付き。

「これはですね、リンの為だよ。じゃあ作ってきますね」

そう言って、レンはキッチンに向かった。
「ふーん」っと顔してるリンだった。





キッチンに向かってるレンは、一つの人影を見つける。
それを追ってみると、

「き、君は……」

「また、会ったね。御兄ちゃん」

金髪のポニーテールをしているレナだった。

「なんで、此処に?」

「御兄ちゃんの最期を見にきたの。だって御兄ちゃんは、知ってるんでしょ?」

レナの瞳が、レンの全てを見てるかのような視線だった。
ゾクっと鳥肌を感じたレンは、レナから眼を離した。

そして、とっさに思った事……

”この子は、人間じゃない”

レンは、視線が感じなかった事に気付き
レナがいる方に眼を向けると誰もいなかった。

「御兄ちゃんは、後悔しないの?私いっぱいしてる。あの王女に復讐してあげたい、でも私は死んじゃったから、出来ないの。それって哀しい事だよ」

レンの頭に響いてくるレナの声。

「もっともっともっと、生きたかった。もっと遊びたかった。普通の生活をしたかった。だけど……無理なんだよ。死んじゃったから」

レナの声が途切れる。
レンは、何かを思いつめるように眼を閉じた。

「罪を償えばいつかは、救えるでしょう。忘れないでね」

レンは、手にとても冷たいモノが当り。
見てみると、レナの手だった。

そして、ニコッと華の様な笑顔で消えた。


「忘れないよ」

そう言って、この前レナが持ってた人形を手に取り
フッと笑って棚に置いた。


たとえ、誰かが復讐しにきても
それが報いだというなら、

俺は、あえて逆らう。
姉に生きて欲しいから——。


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