二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ドラえもん のび太のbiohazard 
日時: 2011/02/07 12:37
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)

オリジナルストーリーです。

登場人物


野比のび太(20)
数年前の「裏山感染事件」の生存者。
生存者の団体のリーダー的存在。

源静香(20)
のび太のパートナー。
医療知識に優れている。

骨川スネオ(20)
武器の改造や修理など様々な技術を持ち
ピンチを乗り越えてきたメカニック。

剛田武(20)
重量のある武器を扱う青年。
力はチーム一番。

出来杉英才
裏切り者。
謎の組織を束ねる男。

黒沢悠(21)(シュルルs投稿)
新たに加わった生存者。
両親は軍人。

緑川聖奈(21)
数年前、のび太と共に生存した女性。
実力は未知数。

レイチェル(流威s投稿)
のび太達が発見した生存者。
記憶を失い、本名、年齢が不詳。

市倉 衛(黒影s投稿)
聖奈の部隊に所属する男。
ジャイアンよりも巨漢。

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Re: ドラえもん のび太のbiohazard  ( No.72 )
日時: 2011/02/23 09:02
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)

ありがとうございます!!
マジうれしいっす!

Re: ドラえもん のび太のbiohazard  ( No.73 )
日時: 2011/07/21 21:41
名前: カイザー君 (ID: 4Pm8XsSm)

雷電さん!
続きを書いてください!
お願いします!
せっかく面白いのに中途半端なところで止めないで!

オリキャラ投稿 ( No.74 )
日時: 2011/07/21 21:51
名前: カイザー君 (ID: 4Pm8XsSm)

あとオリキャラもお願いします・・・

名前:北垣 錬(きたがき れん)
性別:男
年齢:21
装備:コルトパイソン
AK-47
手榴弾
詳細:普段はあまり喋らない謎の男。
銃の腕前はのび太とほぼ互角。
戦闘中、いきなり大きい声で叫ぶ。
「・・・どけっ!俺にまかせろ!」
「・・・お前(化け物)はここで消えてしまえ!」

Re: ドラえもん のび太のbiohazard  ( No.75 )
日時: 2011/07/27 09:52
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)

ありがとう・・・
貴方の言葉が、消えかけた僕の魂をよみがえr(ゲフン ゲフン
よし、書くぜ!

Re: ドラえもん のび太のbiohazard  ( No.76 )
日時: 2011/07/27 10:41
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)

番外編 final


奴の背中から生える、まるで意思を持っているかのように動く植物
表面にびっしりと生えた棘に叩かれればたちまち皮膚は引き裂かれるだろう。

「だが・・・」

触手が出来杉を叩き潰そうと振り下ろされる。
ほんの一瞬の出来事だ。
常人には付いていけないスピードだった。
振り下ろされたヘリポートのコンクリートは、ボコッと抉り取られている。

「フゥン、やるねぇぇ〜?」

人間の声ではない、壊れたラジオから聞こえる音の様な声。
聞いているだけで、出来杉は苛立ちを感じた。

「狂人が・・・」
「狂っているのは俺、ない・・・世界なんだよぉ!」

堪忍袋の緒が切れた
出来杉は高く跳躍し、怪物の顔面に回し蹴りを叩きこんだ。

———ズドンッ!

凄まじい音は数秒後に消えた。
彼がいた場所から4メートル先に怪物は大の字になって倒れていた。
蹴られた怪物の顔面は陥没し、動かなくなった。
特に気にする事もなく出来杉はヘリに乗り込もうとした。
すると・・・

背中に焼けるような痛みが走った。
何かが飛んできた。
その何かは次に、彼の腿に命中し、ジリジリと皮膚を焼いた。
これは、強い酸だ。
腿に目を下ろすと、傷口は赤く炎症を起こしていた。

「ばぁかが!」

さっきの怪物がいつの間にか起き上っていた。
そして、怪物の触手は出来杉を巻き込み締め上げた。
茨の様な棘が、体に突き刺さり、肉を抉る。
ミシミシと音を立てて、絞め続ける。
出来杉はホルスターに手を入れ、鎖のように繋がった物を地面に落とす。
それが散らばった。
怪物が視線をを落とした。
地面に転がっているのは、大量の手榴弾だった。
そして、そのピンは出来杉の手に握られていた。
その約3秒後

———ドドドン!

轟音と共に爆発した手榴弾は次々に有爆し、怪物を出来杉ごと吹き飛ばした。



何とか起き上る出来杉だが・・・
その体には、手榴弾の破片が突き刺さり、触手によりベストはズタズタにされ
所々に、大きな切創があった。

怪物は硝煙の中で倒れていた。
両足を飛ばされ、立ち上げることすらできない。
ズリズリと距離を詰めていく。

「お、おぉぉ。で、きすぎぃぃぃ・・・」
「お前には過ぎた代物だな。」

そう、静かに呟くと
怪物を掴み上げ、投げ飛ばした。
そして、数メートル砲弾の様に飛んで行った怪物は円柱状のタンクに突っ込んだ。
タンクには[火器厳禁]と赤く表示されていた。
さらに、出来杉はヘリに搭載されたミサイルを片手でもぎ取り

「お別れだ、先生・・・」

言い放つと同時に、ミサイルをタンクに向けて投げた。

「おおおぉぉぉぉおおぉぉぉぉ〜〜〜!!」

雄叫びと同時に大爆発した。
凄まじい熱風と衝撃波が施設全体に響いた。
怪物は、恐らくもう起き上ってはこないだろう。
超速再生を可能とする細胞は業炎に焼き払われ、再生することなく灰になる。


ヘリのローターが音を立てて回る。
施設の爆発まで時間がない。
かつて馴染みのあった街、学校、裏山を横目に飛び去る一機のヘリ。
そして、大きな火柱が街を飲み込んだ。
モニターに目を移すと、何人かの人間がいた。
この映像は、脱出用の貨物列車の監視カメラの映像だ。
一人、メガネをかけた少年が言った。
『アンブレラを潰しに・・・!』

出来杉はモニターの電源を切った。
そして、頬を釣り上げ微笑する。

「待っているぞ、のび太!」

ヘリは朝日とは逆の方向へと飛び去った。
まだ、始まってすらいない地獄の本題へ・・・・

番外編 完


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