二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ドラえもん のび太のbiohazard 
日時: 2011/02/07 12:37
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)

オリジナルストーリーです。

登場人物


野比のび太(20)
数年前の「裏山感染事件」の生存者。
生存者の団体のリーダー的存在。

源静香(20)
のび太のパートナー。
医療知識に優れている。

骨川スネオ(20)
武器の改造や修理など様々な技術を持ち
ピンチを乗り越えてきたメカニック。

剛田武(20)
重量のある武器を扱う青年。
力はチーム一番。

出来杉英才
裏切り者。
謎の組織を束ねる男。

黒沢悠(21)(シュルルs投稿)
新たに加わった生存者。
両親は軍人。

緑川聖奈(21)
数年前、のび太と共に生存した女性。
実力は未知数。

レイチェル(流威s投稿)
のび太達が発見した生存者。
記憶を失い、本名、年齢が不詳。

市倉 衛(黒影s投稿)
聖奈の部隊に所属する男。
ジャイアンよりも巨漢。

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Re: ドラえもん のび太のbiohazard 再度オリキャラ募集 ( No.67 )
日時: 2011/01/06 20:32
名前: リン ◆812uyODVoo (ID: grso4hJ0)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/index.html

出来杉・・・・・あの笑い方は想像しやすいです・・・

今年もどうぞよろしくです

Re: ドラえもん のび太のbiohazard 再度オリキャラ募集 ( No.68 )
日時: 2011/01/17 12:37
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)

番外編 part2

エレベーターで地下研究所に降りていた途中だった。
突然、無線からノイズが聞こえてきた。

「混線か?」

ノイズからは、銃声、爆音、何かの鳴き声、悲鳴

『本部!こちらアルファー隊。【飛行型BOW】と交戦中!
 至急、増援を頼む!増援を・・・あぁあぁぁぁ!!』

悲鳴と共に無線は途絶えた。
恐らく近くで、駆逐作戦をしている部隊の連絡だろう。
丁度、エレベーターが止まった。
しかし、それはまだ研究所の途中で。
止まった、いや止められている。

出来杉は、素早くしゃがんだ。
すると、脇から巨大な爪が飛び出してきた。
それは出来杉の肩口の肉を削った。

「少し、反応が遅かったか。」

冷静に呟いた。肩の傷は見る見る治っていった。
出来杉はエレベーターの天井から飛び出した。
エレベーターダクトには何もいない。

「グワァァアアア!!」

何かの雄叫びと共にエレベーターのワイヤーが切断された。
彼は素早く端にあった、ハシゴに飛び移る。
エレベーターは落下から数秒後に轟音を立て最下部に落ちた。

元はエレベーターがあった場所には、巨大な生物兵器が張り付いている。
クモのように複数ある目と生き物のようにうごめく触手。
顎は、トンボの様に裂け、その口は小さな牙が獲物を待っている。

「コイツは、破棄されたはず・・・。」

そして、エレベーターの脇を貫通したあの爪が出来杉に向かって振り下ろされた。
間一髪、反対側に飛び移った。
爪で掻かれた壁は、べこりと砕け散った。

武器がない彼は、睨んだ。そして・・・

「ウォーミングアップには丁度いい相手だ。」

それでも、戦うつもりだった。

Re: ドラえもん のび太のbiohazard 再度オリキャラ募集 ( No.69 )
日時: 2011/01/18 16:58
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
参照: ぬるま湯なんかに浸かってんじゃねぇよ・・・!

やばい、久々の神ゲーに出会った。
明日、更新します!

Re: ドラえもん のび太のbiohazard  ( No.70 )
日時: 2011/02/07 13:26
名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)

番外編 part3


エレベーターダクト内に、怪物の雄叫びが響く。
出来杉は、拳を手でピキピキと音を立てて迎え撃った。

最初に攻撃を仕掛けたのは怪物だった。
鋭く尖った爪をギラギラと輝かせて出来杉に向かって振り下ろす。
それを向かいの壁に飛んで避ける出来杉。

「大した力だ・・・。」

出来杉がいた足場は粉々に削られた。

「キシャア!!」

今度はその巨体で突進してきた。
だが、落ち着いている出来杉は近くにあった鉄骨を軽々と持って怪物に投げ放った。
真っ直ぐ、矢の如く飛んで行った鉄骨は怪物の複眼に直撃した。

「ギャオォ!?」

甲高い悲鳴をあげ苦しむ怪物、顔には鉄骨が深く刺さり緑色の血が噴き出していた。
そのまま、糸が切れたようにダクトの底に落ちていった。
怪物が深い暗闇に消えたと同時に轟音が響いた。

「ふ、時間をくらいすぎたか・・・。」

出来杉はエレベーターホールの通気ダクトに飛び込んだ。



ダクトから抜け出し、研究所の廊下に飛び降りた。
そこは丁度、武器庫とヘリポートに向かう通路だった。

頑丈な扉を開けるとそこには、
ハンドガン、マシンガン、グレネード、弾薬
様々な武器の宝庫だった。

「これだけあれば・・・。」

ハンドガンをホルスターに仕舞い、グレネードをポーチに入れた。
すると、近くで爆発が起こる。

『緊急警報 研究所内部で爆発を確認
    B3、B4、B5ブロックを隔壁で閉鎖します。」

人工音声のアナウンスが警報と共にながれた。
出来杉は慌てずに、弾薬を補給し倉庫を後にした。
廊下に出るとすでに隔壁が閉まり始めていた。
彼は、全速力で走った、隔壁と床の間を滑り抜けて脱出した。
間一髪、隔壁は重々しく閉じた。

「あとはヘリポートまでだ。間に合うだろう。」

そこに、死んだ研究員が集まってきた。
よたよたと近づく研究員の顔面に正拳をお見舞いした。
研究員は、吹っ飛んで壁にグシャっと叩きつけられる。
他の奴らも、裏拳、回し蹴りなどで一蹴した。


ヘリポートにたどり着いた。
ヘリはもう直ぐそこに見えていた。
すると、突然床に火花が散った。
振り向くとそこには、右腕に怪我を負った男性がいた。
左手には拳銃が握られている。

「ククク、脱出はさせないぞ、出来杉君・・・。」
「ふん、貴様か先生。」

その男はのび太達の担任をしていた教師だった。

「やれやれ、野比には参った・・・私が作り上げた研究所を木っ端微塵
に吹き飛ばされてしまう。」
「奴は何もしていない、自爆装置を起動させたのはドラえもんだ。」

不可思議な笑い方をする教師を横目にヘリに乗ろうとする出来杉。

「待て、君はT-ウィルスをもっているだろう?その格好では一度死んだのかな?
 私も感染してしまって、打ったはずのワクチンが効かないのだ。」
「あれは、確率で増大する物だ。俺は偶々その確立に引っかかっただけだ。」

突然苦しみだす教師

「ぐぉ、頼む・・私をた、助けてく・れ・・・あぁあああ!」
「悪いが先生、アンタは終わりだ!」
「出来杉ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

拳銃を構える教師より先に出来杉は彼を射殺した。
額を撃ち抜かれた男は無残にも倒れ込む。
しかし、彼の体には変化が起こっていた。

「フハハハ、きミの再セイと、私の進化、ドちらガうえかなぁ?」

言葉も変化しつつあった。
彼の皮膚は虫のように蠢く。
体のあちこちから、触手が飛び出した。
顔は裂けて何か目のようなものが、両腕は鋭いハサミのよう。

「怪物には怪物の死に様を与えてやろう・・・。」

かつて人間であった物に銃口を向けた。

Re: ドラえもん のび太のbiohazard  ( No.71 )
日時: 2011/02/20 21:40
名前: 蔵野 (ID: kcbGQI7b)

名前をたらえもんから変えました。
雷電さんの小説サイコー。


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