二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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キングダムハーツ 闇が存在しない時代
日時: 2010/11/02 12:43
名前: 紫苑 (ID: TW1Zh9zP)

こんにちは!もしくはこんばんは!
かなり私が放置したせいで前のやつが過去のほうに行ってしまって
私が悪いんですけど;;

ですから、リメイク!キングダムハーツをよく勉強(( したらいろんなことが分かったので!!
またまた、よろしくお願いしますっ!!

とりあえず、オリジナルキャラクター紹介


ライラ
緑のロングヘア、瞳は黄色

明るい少女、誰にも笑顔を振りまく
時に謎な言葉を発するときがある

ロイ
茶色の髪の毛少し赤みがかかってる赤茶色みたいな、瞳は青

とにかく元気、いつでも笑顔
っていうか笑顔しか見たことない

オリジナルキャラクターこんだけですー((

では、これからこんな変な私をよろしくお願いします!

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Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.1 )
日時: 2010/11/02 13:12
名前: 紫苑 (ID: TW1Zh9zP)

—遠い日のおとぎ話—

昔、世界はひとつに繋がっていて暖かな光が満ちていた。
人々は皆光を愛し、やがてそれを欲して争うようになった。すると人々の心の中に闇が生まれた
闇は、多くの心と光を飲み込んでたちまちのうちに広まっていき、世界は闇の中に消えてしまった
しかし、子供たちの心の中には、小さな光のかけらが残っていた。
その小さな光のかけらを集めて、子供たちは世界を作り直した


だが、そうしてできた今の世界は、もはやひとつではなくいくつにも小さく分かれていた。
本当の光はまだ、闇の奥で眠ったままだったから。


もしも、闇の奥に眠る光を信じていれば——
闇の奥に続く扉が開き、そこに眠る光が目覚めたなら世界は再びひとつに戻れるかもしれない。

——光を信じる心こそが闇を照らす光になる——



            (キングダムハーツⅠアルティマニアより)

Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.2 )
日時: 2010/11/02 13:12
名前: 紫苑 (ID: TW1Zh9zP)

第一章「光」

皆、光を愛してた……
私は怖かった、ずっと怯えていた
怖いそんな感情がいつでも体中を巡っていたから

光に満ち溢れた世界、それは美しかった
皆、笑顔で優しくて光を愛して
私……光に満ち溢れた世界好きだよ

でも、いつか壊れちゃうんじゃないかって時々思うの
それがもう少しで起きちゃうんじゃないかってビクビクしてる
みんな、「そんなことないよ」っと笑顔で私に言ってくれる
それさえも怖くてみんな私のことどう思ってるのかな?とか本当はマイナス思考だなぁとか思ってるかもしれない
思わないようにしてるしてるつもり、でも怖くて
私はいつだって心が弱い



「おーい!ライラこれ運んでくれないか」
フッと男の人の声がした、ライラっと呼ばれた緑の髪をゴムで縛ってキラリと光る黄色の瞳を男の人のほうに向けてバッと一瞬にして笑顔になる

「パンおじさん!そういう仕事なら私に任せて!もう何でも言っていいんだからね!」
パンおじさんっと呼ばれた男の人は「ありがとう」っとやさしい笑みをしてパンの箱をライラに任せた

ライラは、この辺ではとても評判がよかった
何でも笑顔で引き取ってくれて人並み以上光愛し優しき心を持っていると・・・・・・

「はいこれ!パンおじさんから!」
ライラは、パンの箱を運び終わり一息して天を仰ぐ
オレンジ色の空夕日もきれいなこの街
時計台もあってライラはそれを見るだけで幸せになった だけどすぐに怖くなった

ライラの黄色の瞳が一瞬揺らいだ
ライラは、ぺちぺちと顔を軽くたたき家に向かって走り出した





Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.3 )
日時: 2010/11/02 15:12
名前: 紫苑 (ID: TW1Zh9zP)

第一話 


全部全部壊れないように私がんばってた
ううん、今もがんばってる

同じことをして一日が過ぎていく時にやなことがあったり嬉しいことがあったり
それが、平和って意味なのかもしれない
でも、ずっと平和なんてありえるのかな……
平和は、争いと隣り合わせ。そんな気がして夜も寝むれない
怖くて怖くて夜はいつもなきそうになる
見えない何かに怯えてる私はこんなにも心が弱くて見えない心が見えてしまうような気がして
ビクビクオドオドしながら怯えながらずっと夜考え込む

考えなきゃいいのに、どうしても考えてしまう
でも、こんなこと考えるのは世の中が平和だからなのかな
分からない、なら平和じゃなくなればいいのかな
そんなの嫌だ
もっと怖い思いする



強くなりたい、素敵なこと考えて真っ直ぐに何でも前向きに考えるようになりたい
一度でも良いから

「そのときはそのときでなんとかなるでしょ!」って言ってみたい
でも、そんなの怖くて出来なくてみんなに笑顔を振りまくことしか出来なくて

なんて、臆病者なんだろう


そのうちにライラは眠りについた







人は眠りにつき、目を覚める自らのやるべきことをして一日を終える
でも、その一日にはたくさんの思いが込められてる
悲しい 嬉しい 切ない 怒り そんな感情いっぱい込められてて
そして、それを繰り返す


それが平和だとライラは思っている
でも、まだ誰も知らない
人は欲深くて何かを手にしようとどんな手段も選ばない
一度味わった快感をもう一度味わおうとする


ライラは、分かっているから平和が壊れることを
だから、平和に怯え争いを拒む
ずっと平和なんてありえないと知っているから

怖くて怖くて泣きそうになって
その思いを心に縛り付けていた


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