二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- AB!&リトバス
- 日時: 2011/03/14 13:47
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
Angel Beats!とリトルバスターズのコラボ小説です
ちょいとキャラ崩壊あるかもしれないので、見る人は覚悟して見てください
舞台:死後の世界→現代世界(予定)
登場人物
「AB!」・音無結弦・立華かなで・仲村ゆり・日向秀樹・ユイ・直井文人
・野田・遊佐・椎名・松下・藤巻・大山・TK・高松・岩沢まさみ
・ひさ子・入江みゆき・関根しおり・竹山・チャー
「リトバス」・直枝理樹・棗恭介・棗鈴・井ノ原真人・宮沢謙吾
・来ヶ谷唯湖・神北小毬・三枝葉留佳・能美クドリャフカ・西園美魚・西園美鳥(追加)・二木佳奈多(追加)
・朱鷺戸沙耶(追加)
目次
1話>>02 2話>>04 3話>>05 4話>>06 5話>>07 6話>>08 7話>>09 8話>>10 9話>>11
10話>>12 11話>>13 12話>>14 13話>>15 14話>>16 15話>>17 16話>>18 17話>>21 18話>>22
19話>>23 20話>>24 21話>>25 22話>>26 23話>>27 24話>>28 25話>>29 26話>>30 27話>>31
28話>>32 29話>>33 30話>>34 31話>>35 32話>>36 33話>>37 34話>>38 35話>>39 36話>>40
37話>>41 38話>>42 39話>>43 40話>>44 41話>>45 42話>>46
- Re: AB!&リトバス ( No.32 )
- 日時: 2011/02/14 16:41
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
28話
今日は球技大会決勝戦!!・・・の予定だったが、天気が雨のため中止になり明日以降の延期が決定した
俺たちリトルバスターズは今、ギルド内の特別広場で野球の練習をしていた
音無「行くぞ直枝」
直枝「うん、いいよ」
アンダースローからボールを投げる
投げたボールはほぼ直枝が構えていたミットに収まった
直枝「ナイスボール!」
調子は順調、さらに二木という三枝の姉もチームに加わり決勝戦だけだが、戦うことになった
すると
??「どうだ、はかどってるか」
かなり年老いた声が聞こえる
日向「もちろんはかどってるぜ、チャー」
チャー「そうか!それはよかった」
この人はチャー、見た目はかなり歳を取ってる感じだが一応俺たちと同じ高校生だ
そして、このギルドの管理人だ
恭介「すまないな、ギルドを借りちまって」
チャー「気にするな、ここを使うことなんてめったに無いから、逆に使ってくれるだけありがてえよ
それで、勝てそうか」
日向「どうだろうな・・・
勝率は4割ってとこかな」
チャー「なんだ4割もあるんだったらもしかしたら勝てるかもな」
日向「だが、相手は野球部レギュラーが主なメンバーの生徒会チームだ
さらに、ゆりっぺやかなでちゃんまでもがいる
そう簡単に勝てねえよ」
チャー「あの生徒会チームに勝てたら学校中の噂になるな
まぁ頑張れ、ガッハッハッハ!!」
そうしてチャーは高笑いしながら、ギルドの奥に戻っていった
鈴「あいつ本当に高校生か・・・」
神北「なんかお父さんって感じだね」
三枝「確かにそうだね・・・」
そして、そのあともしばらくギルド内で練習した
- Re: AB!&リトバス ( No.33 )
- 日時: 2011/02/14 17:08
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
29話
昨日の雨はすっかり止み、グランドの状態もばっちりで絶好の野球日和かどうかはわからないが、とにかくいい天気だった
球技大会決勝、生徒会チーム対リトルバスターズ
だが、今日の試合はこれまでとは違っていた
まず、グランドがかなり本格的な球場、次に観客がほぼ学校の生徒全員が来ている
直枝「す、すごいね・・・」
鈴「こんなところで決勝をやるのか」
神北「出ないとわかってても緊張するよ・・・」
音無「決勝戦は毎回こんなんだったのか」
日向「一応な、だがまさかこんなに来てるなんてな・・・」
井ノ原「俺の筋肉を披露するに絶好の場だ」
鈴「きしょいからやめろ」
そして10分後
放送『ただいまより、球技大会決勝戦、生徒会チーム対リトルバスターズの試合を開始します』
直枝「アナウンスもあるんだ・・・」
二木「これはすごいわね」
放送『まずスターティングメンバーを発表します
先攻リトルバスターズ・・・1番センター、音無君・2番キャッチャー直枝君』
立華「あっ!音無君が1番だって」
直井「さすがは音無さんですね」
ゆり「あなたたち、今からその音無君と対戦するのよ・・・(大丈夫なのかしらこの二人・・・)」
放送『3番セカンド日向君・4番サード野田君・5番レフト井ノ原君
6番ショート棗恭介君・7番ファースト宮沢君・8番ライト二木さん・9番ピッチャー棗鈴さん』
ゆり「ん?二木さんって誰?」
直井「あぁあいつか・・・あいつはこの世界に新しく来た愚民だ
音無さんのチームは14人だったからメンバーに加えたみたいだ」
ゆり「そうなんだ」
そして、ついに試合が始まった
1回の表、まず俺がヒットで出塁し、2番の直枝もレフト線への二塁打を放ちいきなり2,3塁のチャンス
そして3番の日向がライトへのタイムリーヒットで1対0
4番野田がセンターへの犠牲フライを放ち2対0
そのあと、井ノ原が倒れるも6番の恭介がセンターオーバーのタイムリーツーベースで3対0でいきなり3点リードをもらう
だが、相手も生徒会チームで野球部のレギュラーだ
あっさり同点に追いつかれると、そのあとも点を取られ1回を終了して3対7になってしまった
だが、こっちは打線が売りのチーム
先頭の8番二木が女子とは思えない打撃センスで左中間への二塁打を放つ
9番の鈴がファーストゴロに倒れるも、1番の俺がタイムリーヒットを打ち3点差
直枝・日向が連続で出塁し4番の野田が見事な満塁ホームランを打ち8対7と逆転に成功する
日向「オッシャー!!ナイス野田!!」
野田「ふん!当たり前のことだ」
鈴「音無もナイスバッティングだったぞ」
音無「サンキュー」
来ヶ谷「だが油断はするな、相手もすぐに点を入れてくるだろう」
来ヶ谷の言うとおり、その裏にまた逆転され8対10になった
そのあとはしばらく0行進が進んでいたが5回に井ノ原の同点ツーランで10対10
恭介・宮沢・二木の連続ヒットで満塁のチャンスを作り、日向が動いた
日向「代打!来ヶ谷!!」
日向はここで来ヶ谷を出した
そして来ヶ谷が2点タイムリーを放ち12対10と勝ち越しする
そして俺もタイムリーを打ち、13対10になって5回の表が終了した
- Re: AB!&リトバス ( No.34 )
- 日時: 2011/02/15 18:46
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
30話
球技大会決勝
5回の表が終了し、生徒会チームに3点リードしている
ゆり「大丈夫なのこんなんで?」
立華「大丈夫よ」
直井「あぁ、しかも相手はピッチャーを交代だ」
放送『ピッチャー、棗鈴に代わりまして三枝さん』
俺たちはピッチャーを三枝にチェンジ
恭介「良いのかよ音無にしなくて」
日向「音無はあくまでも守護神だ
できるだけ三枝でしのごう」
三枝「私にまかせてください!!」
立華「あのピッチャーね」
ゆり「たぶん、日向君のチームにピッチャーはこの二人だけ
この人から打てば勝ちはもらったわね」
そして5回の裏、生徒会チームの攻撃
いきなり先頭バッターにヒットを許し、さらに立て続けにヒットを許しノーアウト満塁・・・
そして満塁ホームランを打たれ逆転されてしまう・・・
ゆり「決まったわね」
直井「そうだな」
そのあとも点を取られたりして、いつの間にか13対19になってしまっていた
さらにワンアウト満塁のピンチ
ホームランを打たれたらコールド負け
日向「・・・・・ピッチャー交代!!」
日向が叫んだ
ゆり「えっ!?他にもいたの?」
直井「どうせ、日向のやつとかマシな奴が投げるんだろう」
立華「コールドゲームは決まったわね」
放送『リトルバスターズピッチャーの交代をお知らせします
ピッチャー三枝さんに代わりまして、音無君
三枝さんに代わりまして能美さんが入りライト、ライトの二木さんがセンターに入ります』
ゆり「お、音無君!?」
直井「音無さんが投げると打てないな(キリッ)」
立華「そうね(キリッ)」
ゆり「(この二人は・・・)」
実戦初マウンド・・・ってプロみたいな言い方だからやめておこう
とにかく、コールドにならないようにしよう
アンダースローからボールを投げる
直枝のミットに収まる
ワンストライク、2球目も続いてストライクでツーストライク
そして3球目、外角ぎりぎりのコースに決まりストライク見逃し三振でツーアウト
日向「いいぞ!音無!!」
そして次のバッターをまたしても外角のボールでセカンドゴロに抑えピンチを脱した
直枝「ナイスピッチング!」
音無「しかし、やばいな・・・」
日向「あぁ・・・しかも6点差か・・・」
恭介「この回に2,3点は取らないとな・・・」
そして6回の表
先頭の日向がフォアボールで出塁し4番の野田がライトオーバーのツーベースを打ち2,3塁のチャンスを作る
5番井ノ原は三振に倒れるが、6番の恭介がセンターへのタイムリーヒットを打ち14対19になる
7番の宮沢がライトへの犠牲フライを放ち15対19で4点差まで追い上げる
そのあと6回裏は無失点に抑えることができ、試合は終盤戦に突入する
- Re: AB!&リトバス ( No.35 )
- 日時: 2011/02/16 18:12
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
31話
6回終了して15対19の接戦というのかどうかは微妙だが、とにかくいい試合をしている
グランド整備が終わり、7回の表の俺たちの攻撃になる
先頭バッターは二木
だが、二木は強烈なサードライナーに倒れる
9番能美も空振り三振に倒れる
あっという間にツーアウト
恭介「まずいな・・・」
日向「音無ー!!頼む!!」
俺はなんとかレフトへのヒットを放ち塁に出ることができた
すると2番の直枝が内角のボールを思いっきり振りきりレフトポール際へのホームランを打った
日向「ヨッシャー!!!」
鈴「すごいぞ!理樹!!」
神北「理樹君すごい〜!!」
能美「わふー。ミラクルです」
勢いは完全にこっちに流れた出した
すると、ゆりが動いた
ゆり「ピッチャー交代よ!」
生徒会チームもピッチャーを交代してきた
放送『生徒会チームピッチャーの交代をお知らせします
ピッチャー、代わりまして立華さん』
音無「なっ!?かなで!?」
直枝「あの子投げれるの?」
日向「まかせろ!もう一本打って1点差にしてやる!」
そして試合再開し、バッターは日向
マウンドにはかなでが立っている
セットポジションから1球目を・・・えっ・・・
かなでから放たれたボールはあっという間にキャッチャーミットに・・・
球速は・・・140キロ
音無・直枝・日向「女が投げるボールかよ!!」
3人同時に突っ込んでしまった
すると相手ベンチから
ゆり「かなでちゃんのオーバードライブはパッシブよ」
音無・直枝・日向「そういう問題じゃねえー!!!」
日向は、かなでのボールに2,3球ファールで粘ることができたが、結局三振に倒れてこの回は終わった
俺は、なんとか7回も生徒会チームの攻撃をゼロに抑えチームが反撃するのを祈ることにする
だが、8回の攻撃は野田・井ノ原・恭介が三者連続三振に抑えられ無得点で終わってしまった・・・
- Re: AB!&リトバス ( No.36 )
- 日時: 2011/02/17 20:31
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
32話
球技大会決勝戦は8回の裏まできていた
試合は17対19で生徒会チームが2点リード
だが、これまでの野球の球技大会でこれまで白熱した試合は無かった・・・みたいだ
観客席がすごいからだ・・・
『頑張れ!!リトルバスターズ!!!』
『歴史を変えてくれー!!!』
『立華さん頑張って〜!!!』
『(ババン(手拍子))音無!!(ババン)音無!!』
『直枝君〜こっち向いて〜!!!』
『恭介さ〜ん!!キャー!!!』
なんか野球の応援なのかわからないけど・・・
歴史を変えてくれーって・・・どんだけ生徒会チームに勝ててないんだよ・・・
でも、まぁ応援ありがとうございます
なぜか、日向の声援が無くて、がっかりしている日向はほっといてピッチングに集中する
8回の裏は先頭バッターを塁に出すものの、後続をショートフライ・三振・ピッチャーゴロに打ち取り、無失点に抑える
日向「しかし、よく野球部のレギュラーを0に抑えられるな」
恭介「もしかしたら音無は本物かもしれない」
音無「そんなわけないだろ」
宮沢「しかし、相手の打ったボールはどれも詰まってる感じの打球に見えるのだが」
直枝「それは音無君のボールが若干ツーシームになって芯からずれてるからだよ」
音無「そうか、俺のボールはツーシームになっているのか」
鈴「おまえら、話してるとこ悪いが最終回だ
しかも2点負けてるのだぞ!絶対に追いつけ!!」
井ノ原「そうだ!前の回で女ごときに三振してしまった俺からも頼むぞ!!」
9回は7番の宮沢からの攻撃だ
ピッチャーには相変わらずかなで
まぁ代えることはないだろうな・・・
宮沢はかなでのボールにバットは当たらず空振り三振に倒れる
来ヶ谷「終わったな・・・」
来ヶ谷がほぼあきらめかけている
三枝「何言ってるんですか姉御」
だが、三枝は全くあきらめていない
来ヶ谷「しかし、残りの2人ではどう見たって打てる気配が・・・」
三枝「お姉ちゃんなら大丈夫ですよ!
うらみがあるチームには絶対塁に出ますから」
すると、二木がかなでのボールを打ち返し見事センター前へのヒットを放ち出塁する
三枝「ねっ☆」
すごいぞ二木・・・だがうらみがある人って・・・
二木「あの直井のやつがいるチームに負けてたまるもんですか!!」
そういえばいたな・・・
ワンアウト1塁
しかし9番能美は三振に倒れてツーアウト
相手ベンチでは、ゆりが勝利を確定して微笑んでいた
ゆり「これで勝ったわね
さぁて戦線メンバーにどんな罰ゲームを与えようかしらぁ〜」
放送『1番、ピッチャー音無君』
正直、俺も打てる自信が無い・・・
音無「ヤバイだろ・・・」
ガチガチでバッターボックスに行こうとする
すると・・・
日向「音無!!ちょっと作戦だ!!」
ベンチから日向が駆け寄り、耳打ちで作戦を伝える
音無「はぁ!?そんなんで打てるのかよ!?
普通に打ちに行ったほうが確実だろ!!」(小声)
日向「一か八かで追い込まれたら、やってみろ!」
大丈夫なのか・・・
ますますの不安を覚え、俺はバッターボックスに入った
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