二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- OLS【薄桜鬼】
- 日時: 2011/02/25 18:48
- 名前: チョコレート (ID: g4i.qhAt)
≪登場人物≫
(オリジナル)
夜月 奏
雛森 桜
(通常設定)メインキャラ。
土方さん
斎藤さん
沖田さん
藤堂さん
原田さん
風間さん
≪第一設定≫
桜→千鶴 (親友)
↓
奏(親友)→薫(親友)
桜→?
↓
奏→千景(恋人)
(設定)
桜 ロリコン、明るくて優しい。頭もいいでもKYで
表現力があまりない。
奏 運動神経がよく、いつも妄想をしている
テンションのあげさげがはげしい
桜と仲良し
桜→茶色の髪、ピンクの目
奏→黒の髪、赤い目
- Re: OLS【薄桜鬼】 ( No.13 )
- 日時: 2011/02/26 12:33
- 名前: チョコレート (ID: g4i.qhAt)
—翌日。
「どうやら—…峠は過ぎたようでうす。」
山崎さんのその言葉で、皆は肩をなでおろした
「よかった…これからはいつも通りに…」
桜ちゃんが言葉を言い終わらないうちに山南さんの言葉が入った。
「そうはいきませんね、わたしは死んだことにしましょう…」
「山南さん!?起きてていいんですか…?…死んだことって!」
「大丈夫です。でも私はもう、人間ではない。」
「…山南さん。」
土方さんがさびしい顔をする。
—…
「千鶴ちゃん。外出許可はとったよね…?」
「うん。」
「じゃあ、今日、一緒に気分転換いこ!」
「そうだね!…」
会話が途切れた、その時—
だだだ…
強い足音が鳴り響く。
「おい!今すぐ逃げろ…!敵が攻めてきたぞ!」
「え…」
永倉さんが私たちを引っ張る。
「ここの裏口から逃げろ!早く!」
私たちは言われるがままに裏口から逃げて行った。
「あ、あれ—…」
そこには数人の人(?)がたっていた。
「あれだけ…?敵って。軍かと思ってた。」
金髪の男。
長い黒髪の男。
そして大きな図体の男。
「あたし—…いってくる!」
「さ、さくらちゃん!!」
桜ちゃんが欠けていく。
- Re: OLS【薄桜鬼】 ( No.14 )
- 日時: 2011/02/26 21:54
- 名前: チョコレート (ID: g4i.qhAt)
沖田さんと土方さんがそこにいた。
そして、そこには、金髪の髪の男の人が立っていた。
「ねぇ…人の土地に入って何のようの…わけ!!」
桜ちゃんが刀を振る。
「—新撰組の奴か。」
「そうだけど?」
「どうやら僕等。知られてるみあいだね」
「…雛森桜だな?…夜月を知っているだろう?」
「奏を知ってるの!?あたしの名前も…あんた一体—…」
「お前何者だ!!」
「久しぶり。桜」
「—!?…奏?」
「うん、奏だよ。あたし、こっち側についたんだ。」
「…な、なんで!?」
「いいじゃん。別にあたしの決めたことだしさ…?」
「何言ってる…!?」
ブス。と
桜ちゃんの体を金髪の男の刀はつらぬいた。
「桜!!」
「さくらちゃん!」
沖田さんと土方さんの悲鳴が聞こえる。
少し離れていた私でもその状況が分かった。
「—さくらちゃん!!!!」
「うっ…ご、…ごめ…んね…!千鶴ちゃん…きちゃ…だ…」
「どういうこと!?桜には手を出さない約束でしょ!風間!!!」
- Re: OLS【薄桜鬼】 ( No.15 )
- 日時: 2011/02/28 21:32
- 名前: チョコレート (ID: g4i.qhAt)
奏ちゃんが叫ぶ—…
桜ちゃんは必死に息をしている—…
「千鶴!…桜!」
原田さんと斎藤さん、土方さんに沖田さんがいる。
「馬鹿だな…お前はどちら側の人間だ?」
「—…!?…風間…」
「お前は、新撰組の敵。そうだろう…?」
「…そうなの?…」
私は思わずつぶやいた。
「…そうだよ!!悪い—?…別にうちは元々新撰組じゃなかったし!ただウチの友達が新撰組で!…あたしが敵…ってだけじゃん!」
「…奏ちゃん…」
「—まったく、さっきからごちゃごちゃとうるさいよね!さっさとすましちゃえばいいのに!」
沖田さんが刀を抜く。
「…桜ちゃん!大丈夫?」
私は桜ちゃんの手当てをする。
「だいじょーぶ!……心配…しないでよねー?」
あきらかに大丈夫じゃない。
息は苦しそうだし…出血が激しすぎる。
明らかに強がってる。桜ちゃん—…
皆が桜ちゃんを心配そうに見つめる。
「—…しっかりしろよ!元気じゃなきゃ、お前の大好きな千鶴が泣くぜ?」
「平助の言うとおりだ!しっかりして、また巡察に行ってくれ。」
「—あはは…無理言うね…」
桜ちゃんは苦笑いを浮かべた。
刀の交合う音…私は沖田さんと風間さんの戦いを見詰めた。
あの沖田さんがおされてる。
—…
「うっ…」
沖田さんがしゃがみこむ。
「そうじ!」
土方さんが沖田さんの前に立つ。
「—…ふっ…愚かな。こいつは負け犬だ、」
「何がだ?…突然攻め入って…お前等は何の目的—っ!」
「千鶴だ。」
「—…え?」
驚く私を皆が見る。
- Re: OLS【薄桜鬼】 ( No.16 )
- 日時: 2011/03/08 20:36
- 名前: チョコレート (ID: g4i.qhAt)
—あれから一カ月が過ぎた。
風間千景。
彼は私を「鬼」といった—…
そして、女鬼は貴重なため、私と結婚して
鬼の子を作る気だ…、
私は悲しくてならなかった。
風間さんたちは、たくさんの人を襲った。新撰組の人はたくさん
負傷した。なかにはなくなった人もいた—
それが全部、私のせいなんて…
さくらちゃんは、重傷を負った。
山南さんからは、「羅刹隊に入りませんか?」と誘われたらしいが
桜ちゃんは断ったらしい。
「—なんで桜ちゃんは羅刹にならなかったの?」
桜ちゃんの看病をしている最中、私はふと疑問を口にした。
「なんでって、なんででもだよ」
「それじゃあ…わからないよ…」
「そうだね、…桜ちゃんはあたしが羅刹になったらどう思う?」
「…なんだか…私のせいでなっちゃったって思う…
桜ちゃんは、羅刹になりたくないみたいだから」
「そっか…でしょ?あたしは桜ちゃんのかなしい顔は見たくないよ」
「うっわー!桜ちゃん、千鶴ちゃんくどくのうまいね?
それでも女の子?」
沖田さんがひょこっと現れた
「あっれー沖田さん、女の子の部屋のぞき見?」
「いやだなぁ、いいかた悪いよ…ただ僕は、ちょうど通りかかったから
顔を出しただけさ」
「嘘つけー…!」
「嘘じゃないよ。」
沖田さんは相変わらず、ニコニコと笑っている。
- Re: OLS【薄桜鬼】 ( No.17 )
- 日時: 2011/03/08 20:47
- 名前: チョコレート (ID: g4i.qhAt)
桜ちゃんの傷は重症だった。
胃に深い傷を負った桜ちゃんはしばらく新撰組で働けなかった。
傷はなかなか治らなくて、私は心配だ。
桜ちゃんはこないだ、「あたしは傷が治りにくいんだ」と言っていた。
たしかにその通りで、桜ちゃんはかすり傷でもなかなか治りにくかった
—私のせいで—と、私はそう思っていた。
「千鶴ちゃん!…どうしたの?暗い顔して?」
桜ちゃんが心配してくれた。
「な、なんでもないの!…ごめんね」
私は手をぶんぶんと振った。
「千鶴ちゃん、そういうとこ、おもしろいよねぇ。」
沖田さんが冷やかしてきた。
「な…」
「…お前が暗いとここにいる全員暗くなるんだよ!」
土方さんが私たちに言う。
「土方さんの言うとおりだぜ?桜も傷だんだん治ってるみたいだし
飯くらい明るく食べようぜ!」
「…同意だ。」
「ま!皆言ってることだし、…とえいッ!」
平助君が永倉さんのおかずを取ろうとする、
「何、人のおかずとろうとしてんだ!」
永倉さんが平助君の髪をくしゃくしゃにする。
「おぉっ…」
平助君が残念そうな顔をする。
「あははっ…!」
桜ちゃんがお腹を抱えて笑う。
「あっ!笑った…!」
「計画成功だな!」
「何ー?計画してたの!…うっわ!ひどいよ。」
「いいじゃねーか、皆、お前たちが元気ないから心配してたんだぜ?」
「…俺は別に、計画なんてしていない…」
「えっへへー!皆、あたしのこと大好きだから心配してくれてるんだね!
嬉しいなー!」
「なっ!何言ってんだよ………」
平助君が照れる。
くすっ。あたしは思わず噴き出した。
「第二計画成功ー!」
「えッ!?私のも、計画してたんですか…!?」
「あったりまえよー!」
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