二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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めだかボックス最悪のマイナス達〜ついに奴等が出てきます〜
日時: 2011/06/21 20:53
名前: 甘木 弧羽 (ID: zeBAwFgA)

はじめましてめだかボックス小説デス
つまらないですがみてってもらいたいデス
どんな話になるかはテキトーに進むのでわかりませんが…みてってくだサイ

なおお客さまからの貴重なご意見により分かりやすくオリキャラ達をまとめておきました。

◆お客様
Dr.クロ様、アビス様、ネオン様、五十嵐様、彗星様、モンブラン様、蛹様、Kill様、球磨川 禊様、黒影様、A・G様
◆お客様がお考えになった神・・・オリキャラ方。

*亜鬼崎 鬼矢 異常性 【全知全能】

*死条 裂夜  過負荷 『最悪の接触『デスコンタクト』』

*祁答院 空  過負荷 『天邪鬼『パラレル』』

*神威 吾樹弥 過負荷 『無名の主人公『エキストラ』』

*御御神 零無 異常性 【限界破り【インフィニティ】】

*洞爺 真路  過負荷 『杓子定規『メビウスライン』』

*古園 新   過負荷 『夢幻の箱庭『アナザーワールド』』

*時乃 舞依  異常性 【封印の間【ロック・ワールド】】

なおここに紹介されているキャラは採用したオリキャラ達です。
前にも言った通り若干脚色が加えている者もいます。がどうかご了承ください。




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Re: めだかボックス最悪のマイナス達 ( No.80 )
日時: 2011/04/06 20:28
名前: 甘木 弧羽 (ID: cx1920xY)

「ここは・・・駅のホームか?」俺が扉をあけるとそこは無駄にでかい無人でいくつも並ぶプラットホームの一番端のホームに立っていた。そこからは外の景色が見える、空の色から察するに朝焼けのようだったそこからは天を貫くように伸びる高層ビルがちらほらと乱立している、ビルの下部にはまるでそこには光が届かないように大きな暗闇が広がっていて地面が見えない。
そうして俺が見覚えのない景色を観察していると
チンッ−−−とエレベーターがこの階に止まる機械音がして振り向くとエレベーターのドアがゆっくりと開く乗れってことだろうか?そんな事を考えながらも警戒するがまるで俺は吸い込まれるようにそのエレベーターに乗るとまるで待っていたかのようにエレベーターが閉じて動き始める。
「うお、何だこれ?」エレベーターの扉の右側にあると思われた回数を示すボタンはなくそのかわり・・・・

エレベーターの側面にはビッシリとボタンが埋め込まれていたのだ、一番上の左端から一番下の右端まで隙間なく埋め込まれてそのうちの二つだけ光っていた。上から8番目の1471階と一番下の左端の右隣つまり屋上の下の階か・・・ん〜と・・・俺は嫌な予感がしながらもしゃがんで光るボタンを見るとそこには

9999999階と示されていた。

「何年かかるんだよ!!!!!!!!!!」
ぶつけようのない憤りを叫んだその瞬間だったエレベーターが止まりゆっくりと開いた。
おお、あせった・・・死ぬまで出れねえかと思って少しなきかけたっ・・・・あれ目頭があつい?
俺は目を押さえながらエレベーターから出るとさっきと同じようなホームになっていて景色はビルがさっきよりも少なくなってビルの下部が明らかに雲的なもの突き抜けて伸びて空はさっきよりも濃い青になっていた。そしてもう一つ、明らかに白線の外側に立っているごついヘッドホンを付けてガム風船をふくらます鋭い目つきをしたクールな雰囲気を持つベージュの軍服を着た女、古園が立っていた。

「ようこそ水星天へ人吉善吉君。」
プシュ〜〜ッ!!!

俺から見て左側から黒塗りの4両編成の電車が猛スピードでこちらに走り白い煙を音を立てて巻き上げる止まり勢いよくドアが開く予想通りというか案の定というかやはりホームにも電所の中にも人はいなく音もしない、その時に巻き上げられた白い煙が古園のガム風船を割った。

「さぁ、乗りたまえ人吉君話はまずそれからだ。」口にへばりついたガムを舌でいろっぽく口の中に戻しガム風船を再び膨らましながら言い古園は電車の中に入った。
「今度は軍人のコスプレかよ全く意味がわかんねえ。」
俺は意を決して電車に乗り込むと古園はすでにドアが開いていないほうの座席に腰掛けていて「座りたまえ。」と自分の正面にある座席を手のひらで示す。俺はその憮然とした態度にイラッときながらもゆっくりと古園と向かい合うように座る。
俺が座ると同時にドアはバンッと閉まり動き始める。

「さてと、まず君の抱える疑問を一つ一つ解消して言ってやるとしよう人吉二等兵まず私に何が聞きたい?」
喋ったせいで割れた風船ガムを口の中に戻してもう一度膨らます。
「誰が二等兵だ!さらっと一番の下っ端にしてんじゃねえよ!」とすかさず突っ込みを入れる。
「ていうか軍人コスプレするならそのガムとヘッドホンはずせ!」
あれ?何で色々と質問する前にコスプレのダメだししてんだ俺?
「ははは、コスプレね確かにそうだがこれはね私の性質を表しているんだよ。」
古園はガムを噛みながら笑う。
「性質?」
「私はね古園新という人間の価値観と自制心を表しているんだよ彼女は中途半端に自分を縛る禁欲で自律しているからね、それを彼女の中で忠実に具現化したのが私だ、軍人とはストイックなものだと彼女は思っているのだろうね、ハハハハハ。」
だとしても軍服+ポニテ+ヘッドフォン+ガム風船はミスマッチだろ。
があまり深く考えずにすることにした。

「ちなみにね、月天の私は恐怖心という直観の具現だ。君の言っていた通り私たち古園新は妹が怖いんだよ、別に彼女は怖い訳じゃないんだが妹という存在にひどくトラウマの様なものがあってね。私的の考えだと彼女に過負荷が発症した原因、根幹は彼女の妹が原因ではないかと考えているんだよ。他にもステージごとに彼女の精神の断片を持った私たちがいるちなみに今向かっている金星天は彼女の人生観の具現だ。」

「そうか・・・。」

「そもそもここはどこなんだ?何で俺はこうなってるんだ?」
俺は逆光で少し顔が黒く見える古園の目を見つめて喋る。
「ふむ、私が答えることができるのは一つ目の質問だけだ、ここは夢幻の箱庭、古園新という過負荷が作り出した君の夢だよ。」
その意外な答えに俺は驚いた。
「は・・・夢・・・・?」
「そう夢・・・。」古園は俺の表情を見て愉快そうにほほえみを浮かべてガムを膨らませる。
「ちなみにこれから質問される事柄をいくつか予測したので答えよう、まず最初に私は古園新であって古園新ではない私は彼女二人の一部でしかなく記憶を完全には共有してるわけではないからだ。だから私は君がどういう経緯でここに迷い込んかは分からない。彼女に聞くことだ。
それともう一つこれが一番聞きたいんじゃないかな・・・?
よし、分かったここが俺の夢だとしよう仮に、だったらどうすれば俺はこの世界から抜け出せる?どうすればこの悪夢から覚めることができる?だろ?」

パンッと風船ガムが本当に動いているのか?と思うほどに無音の車両の中に割れる音が響く。
「そうだ。」俺はゆっくりと頷く。そうだここが悪い夢だとして俺はいったいどうしたらここから出れるんだ?

「ふふふ・・・・結論を言おう、君はこの世界から永久に出ることはできない、なぜなら君は彼女に気に入られたから。」

エクストリーム!古園は訳の分からないキメ台詞を呟くように言って俺を絶望にたたきつけた。

Re: めだかボックス最悪のマイナス達 ( No.81 )
日時: 2011/04/06 20:52
名前: 蛹 (ID: YC3fWPpt)

エクストリームw
精神の断片ですか…
となると腹黒いことに定評のある至高天は何の具現なんだろう。
そして妹は一体何をしたのか…

ますます展開が気になってきました、
続きを楽しみに待っています!

Re: めだかボックス最悪のマイナス達 ( No.82 )
日時: 2011/04/06 21:16
名前: 甘木 弧羽 (ID: cx1920xY)

すいませんww蛹様w
ミッドナイト☆古園ていうか腹黒いほうは火焔天の具現ですw
エンピレオの古園はもっとすごい感じのキャラにしようと(考えていますw

Re: めだかボックス最悪のマイナス達 ( No.83 )
日時: 2011/04/06 21:31
名前: Kill ◆LIARWMWVUs (ID: SEwjze8J)

ポポポポーン!((((
永遠に出れないって
めっちゃかわいそうジャン善吉w

Re: めだかボックス最悪のマイナス達 ( No.84 )
日時: 2011/04/13 20:36
名前: 甘木 弧羽 (ID: cx1920xY)

「永遠に出れねえ・・・だと?」
俺はぶあっと冷や汗が噴き出るいやな感覚が走る。
「そう、永遠に未来永劫それこそ君が輪廻転生しようともここを出ることは許されない。」
水生天の古園は俺の顔を見て興奮しながら言う。
「なぜなら君は彼女に気に入られてしまった。」
水生天の古園はガムを噛みながら喋る。
「彼女?お前の事じゃねえのか?」
俺は不安を消そうと必死になりながら古園に聞く。
「違う違う。さっきも言ったでしょ彼女二人を除く私達は最低限自分が古園新であるというところまでしか記憶を共有してないの。」
「いや、さっぱり意味分かんねえぞ。二人ってどういうことだ?」
俺は冷や汗を拭いながら聞く。
「二人いるんだよ彼女たちが実質的にこの世界を支配していて私たちの総元締めなの君が言った通りここにはいない現実にいる古園新とそしてもう一人至高の古園新がこの世界を支配しているの、あなたは至高の古園新に気に入られたの。」

「至高の古園・・・?」

「そう至高の古園。人吉二等兵君はジョハリの窓って聞いたことあるかい?」

「さぁ・・・?」
俺が首をかしげると水星天の古園はさすが二等兵と失笑しながらこちらを見てきたのに腹が立ったが口には出さなかった。
「無知な人吉二等兵に優しくこの私が教えてやることにしよう、ジョハリの窓とは、自分をどのように公開し、隠蔽するか、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な形にしたモデルの事なんだけれども、この窓を四つに大別されてるんだよね自分も他人も知っている「公開された自己」自分は知らないけど他人だけが知っている自分「盲点の自己」自分だけが知っていて他人は知らない隠された自分「秘密の窓」そして最後、自分も知らない勿論他人も知らない誰も知らない自分「未知の窓」この「未知の窓」が至高天の古園だよ。二等兵。」
そう俺に微笑みかける。
「だから二等兵やめろそれ!ていうかその至高天の古園?そいつに気に入られたから出られねえってのか?どうすりゃいいんだよ!」

「無理無理、君はもう現実で本当の意味で死んだとしても抜け出せないもう一度言おう未来永劫輪廻転生したとしてももう無理だ、支配者たる至高天の古園がこの世界で絶対の存在であり限り、君に飽きる事がない限り君はもうおここから抜け出せない、ここは至高天の夢の世界だから、あ今の夢は目標とか寝てみる夢とかじゃなく理想って意味だからね。」

「マジかよ、本当に出れる方法はないのか?」
もう考える余裕もなくなった。
「あるっちゃ、あるよだけどね絶対無理だと思うよ?」
古園はにやにやしながらガムをかむ。
「何だよ教えろよもったいぶらさいで言ってくれ!!」
「お願いだよ、至高天の古園にお願いすればいいんだよ。ここからしてくださいってね。ハハハハッ、まぁ絶対に無理だろうけどね。」
水星天の古園は笑いながらガムを膨らます。
「お願いそんな単純なことかよ!!」
ったくあせって損したぜ、だけどコイツ過負荷だもんな一筋縄じゃないかねえか。だが俺が予想してたよりかは遥かにマシか。
「ハハッ、そんなにうまくいくかなぁ?」
「心読めんのかよ!?もう何でもありだな。」
「違うさ、自分が予想してたより遥かに楽だなって顔してたんだよ。それに君は命がけで至高天を目指さないと。」
さてと・・・水星天は立ち上がり運転席のほうの二車両へと向かう。
「来たまえ、君にチャンスをあげようなあに、ノーリスクで至極簡単な二択だよ正解を選べば君は一気に原動天まで行ける。」
水星天は車両の入り口前に立ち俺を見ながらガムを膨らます。
「まじかよ、一気にラストステージの次まで行けるのかよ!?」
俺は勢いよく立ちあがる。
「そうだ、一気にラストの手前だ、だけど原動天の古園、古園新のカリスマの具現は正直至高天に次いでえげつないよ?」
ニコニコしながら車両のスライド式ドアを開ける。


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