二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第七章・明かされる記憶』
- 日時: 2012/10/22 18:05
- 名前: まい (ID: CMvpO4dN)
は〜い初めましてまいです!!
私は小説を書くのは2回目ですが、1回目はケントと一緒にリレー小説だったので一人で書くのは初めてで正直不安でいっぱいです。はいこんな私ですが暁をよろしくお願いします!!
3月14日:一章開始!(ちょっと修正が全話入ります)
〜プロローグ〜
俺は昔、両親に捨てられたんだ。それはあの日。
『おとうさん!・・・・おかあさん!!・・・・どこにいるの!?』
8年前、辺りが真っ暗な森のなかずっと俺は泣きながら叫んだ。何度も、何度も叫んだが、自分の声が反響するだけだった。しだいに喉がかれて声が出辛くなる。視界が揺らいでただその場に座り込んでしまった。
『へんじくらいしてよ・・・・・』
『坊やどうした!? ひどい怪我をしているじゃないか!!』
その時、目の前に光が見えた。発見してくれたおじさんが近寄りながら声を震わせていた。
『え? けが?』
一瞬、何を言われたのか分からなかったが、自分の体を障ったら、背中にぬるぬるとした感覚がある。
恐る恐る自分の手を見ると真っ赤に染まっていた。その怪我に気づいた当時の俺はすごく混乱した。
『なにであかい・・・・・もしかして、血なの? う、うわああぁあぁぁあ!!!』
その場にいたおじさんが手当してくれて一命は取り留めたが、背中の傷は一生のこると医師に言われ、その頃から、暗いところが大嫌いになり。サッカーも大嫌いになった。人も嫌になった。俺は生きている価値もわからなくなった。その答えがわかんなかった。
雷門としてサッカーをするまでは・・・・・
*目次*
オリキャラ、暁 直也(一条 氷空)>>1 東條 颯音>>108 ティム>>109 暁家>>116
オリキャラバトン>>277 ←ちょっと変えました アンケート>>325
第一章『氷のテクニシャン』(全20話)
>>2 >>3 >>4 >>7 >>8 >>9 >>16 >>21 >>24 >>25 >>26 >>30 >>31 >>32 >>39 >>44
>>45 >>46 >>47 >>54
第二章『暁と影山』(全16話)
>>56 >>57 >>58 >>59 >>60 >>61 >>62 >>63-64 >>65 >>66 >>69 >>70 >>71 >>72
>>73 >>74 >>75
第三章『大波乱の遊園地!』(全20話)
>>77 >>79 >>80 >>81 >>82 >>84 >>85 >>86 >>87 >>88 >>89 >>90 >>92 >>93 >>94
>>96 >>99 >>100 >>104 >>105
第四章『暁の弟をスカウト!?』(全22話)
>>107 >>111 >>112 >>115 >>117 >>123 >>127 >>128 >>129 >>130 >>133 >>136 >>137
>>140 >>141 >>145 >>147 >>148 >>149 >>150 >>151 >>152
第五章『運命は動き始めた』(全21話)
>>155 >>166 >>167 >>168 >>169 >>174 >>177 >>179 >>180 >>184 >>187 >>190 >>191
>>192 >>195 >>198 >>201 >>204 >>209 >>212 >>214 >>216
第六章・『奇跡の新タッグ!』(全22話)
>>218 >>220 >>221 >>222 >>226 >>229 >>233 >>235 >>237 >>240 >>243 >>244 >>245
>>249 >>251 >>253 >>254 >>255 >>256 >>259 >>261 >>267
第七章・『明かされる記憶』
>>270 >>274 >>282 >>285 >>290 >>291 >>293 >>296 >>298 >>302 >>304 >>306 >>309
>>314 >>315 >>317 >>318 >>320 >>321 >>322 >>327 >>333 >>334 >>335 >>337 >>339
>>342 >>344 >>345 >>346 >>347
番外編
10日はXデー >>157 >>160 >>164 >>165 本当の願いは? >>203 出会う前は (颯音編)>>110 弟の誕生日 >>311
質問コーナー >>122 >>125 >>162 >>206
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- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第七章・明かされる記憶』 ( No.343 )
- 日時: 2012/08/28 23:28
- 名前: まい ◆nkg.2sWI0U (ID: .057oP6P)
伊莉寿さん♪
まい「本当にお久しぶりです! 伊莉寿さん♪」
暁 「それにしても、颯音はとうとう、犬扱いにされたか・・・・」
颯音「ちょっと!! せめて、人間扱いして!」
まい「キャラ的にわんこってことで、あまり気にしないでね。でも、颯音が犬だったら・・・・暁が主人かな?」←悪ノリ
暁 「そうそう。特に夏は抱きつくな。せめて水遊びをしてから主人に抱きつけ」←悪ノリ その2
颯音「犬じゃないから!! それと、悪ノリしすぎだろ!」
まい「はい! 更新、頑張ります!!」
暁 「そろそろ遅れを取り戻すためにスピードアップしてくれよな」
まい「うん! 頑張ってジェネシス戦を終わらせるぞ!!」
颯音「この物語の最終回っていつ更新されるのだろうか?」
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第七章・明かされる記憶』 ( No.344 )
- 日時: 2012/08/31 22:31
- 名前: まい ◆nkg.2sWI0U (ID: .057oP6P)
〜第28話〜「試合終了」
試合再開のホイッスルが鳴る。すると、やはりジェネシスは速攻で強引なドリブルで雷門 D F 陣を抜いていく。その姿は父親への執着すら感じた。ティム、ウルビダ、グランが一か所に集まって再び、あの最強技を繰り出す。
「<スペースペンギン>!!」
立「<ムゲン・ザ・ハンド>!!」
最強技と究極必殺技の激しいぶつかり合い、その激しさは風圧で周りにいる味方が吹っ飛ばされそうだった。やはり<スペースペンギン>の方が<ムゲン・ザ・ハンド>よりも力があるか、徐々に後ろへ押されていく。
速攻で引き分けにもつれ込んだが、問題は時間が残り8分と言うことだ。一瞬の隙をついてまた点差を広げられたら負けるのは目に見えていた。ここから奇跡の逆転するためにはもう一度、相手からボールを奪って速攻を仕掛けるしかなかった。この得点で奴らも今まで以上に本気になることも承知でやったことだ。そして、この最強必殺技を止めるしか方法もない
颯「頑張れ!! 立向居!」
立「止めてみせる・・・・もう、一点もやるわけにはいかないんだ!!」
すぐに立て直して立向居は踏ん張り、手を前に出す。すると、4対のペンギンが<ムゲン・ザ・ハンド>の手に包み込まれて、やがて技の力が衰えていく・・・・そして、立向居の腕にしっかりとボールが収まった。
ウ 「そんな・・・・ジェネシスの最強技が・・・・」
グ 「どうして、決まらないんだ!」
ティ「・・・・・。」
隙が出来た。一瞬でジェネシスの士気が下がった今しか反撃のチャンスはもうない。そう判断した暁は息を大きく吸い込んで大声で指示を出した。
暁「今だ! 反撃開始!!」
それを合図に立向居はある思いを込めたボールを綱海へパスする。そしてまた、綱海も同じ思いを込めたボールを壁山へ。また壁山も同じ思いを込めたボールを木暮へ。そこからは暁、土門、颯音、鬼道へとパスがつながる。不思議とその思いを込めたボールはジェネシスに奪えなかった。
ふとここで、円堂は裏ノートの事を思い出す。あれに記された究極最終奥義。それは11人の心が一つとなった時に発動できる。サッカーを愛し、互いに仲間を思う心の力を感じ取れる特別な必殺技。それが・・・・・<ジ・アース>の正体だった。
吹雪、豪炎寺、円堂がゴール前へ一直線に走り込んだ。11の光が三人の周りに分かれる。そして、三人に共鳴するかのようにエネルギーが包み込んだ。同時に三人がボールと共に空中へ飛びあがってボールを蹴り込むと11の光はやがて一つの光となり、巨大なエンエルギーとなって敵ゴールへと向かう。
「<ジ・アース>!」
一気に5人も吹き飛ばしてゴールするとか思ったが、グランとウルビダがそれを阻止しようとゴール前まで戻ってきた。二人が光のエネルギーを足で止めにかかる。
ウ「我らジェネシスは勝たなければならないのだ!」
グ「父さんのために!!」
しかし、その巨大な力の前では無理だった。光のエネルギーは二人も吹き飛ばしたからだ。ゴールネットは大きく揺れて、地面へ転がる。それと同時に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。 4−3で雷門の勝ちだ。
勝利した雷門は、円堂の周りに集まって喜びの声を上げる。一方、ティムはグランへと足を進める。
ティ「負けたね。私達・・・・」
グ 「ティム・・・・」
ティ「ヒロト。やっぱり、仲間って素晴らしいものよ。それに今、気が付いたでしょ?」
言われてみれば、なぜか心が軽くなった。なぜだろう? 負けて悔しいはずなのに、今まで苦しませていた心の闇がなくなったかのように解放された気分になった。それは、円堂という人格が自分を救ってくれたのかもしれない。そう考えれば、自分が一番欲しかったものは信じあえる仲間がほしかったのだろう。その答えにたどり着いた・・・・。
グ 「うん。仲間ってすごいんだね」
ティ「そうね・・・・・アンタのその頑固頭にも分かってよかった」
グ 「その言い草はないんじゃない?」
ティ「さぁーね。これですべて終わった訳じゃないし」
そう言ったティムの視線の先には星二郎がいた。その姿は先ほどとは明らかに違っている。あの醜い心すら感じない。深く反省しているように見える。ゆっくりとこちらへ近づいて来て俯きながらヒロトと人込み監督へ口を開いた。
星「ヒロト、お前達を苦しめてすまなかった・・・・・瞳子、私はあのエイリア石に憑りつかれていた。お前が・・・・いや、お前のチームのおかげでようやく分かった。ジェネシス計画そのものが間違っていたのだ」
『間違っていた』 その言葉を聞いてウルビダの中で怒りが一気に湧いてくる。
——— ふざけるなよ。こっちは誰のためにサッカーをしてきた? 誰のためにジェネシス計画に賛同した? 誰のために人を傷つけてきた? 誰のために強くなるために戦ってきた? 私たちはアンタのためにすべてを捧げたんだよ。それなのに・・・・・今更、間違っていただと? 気が付けば頭より体が動いて、ボールも手にしていた。
ウ 「ふざけるな!・・・・これほど愛し、尽くしてきた私達をよりにもよって、貴方が否定するな!!!」
ティ「れ、玲奈! やめなさい!!」
ティムが止めに入ろうとしたが遅かった。ウルビダはボールを地面に叩きつけて、思い切り星二郎に向かって、シュートをする。特殊な特訓をしてきたジェネシスの一人。ウルビダだ。一般人がモロにくらえば、重傷は避けられない。
ティ「避けて! お父様!!」
瞳 「父さん!!」
あっという間にボールが目の前まで迫って来る。覚悟を決めた星二郎は目をつぶる。次の瞬間、星二郎は痛みを感じなかった。いや、前にグランが現れて星二郎をかばったのだ。鈍い音と同時に腹へドリルのような回転の強烈なシュートが入る。徐々に回転は治まるが完全に止まった時、グランは膝から崩れ落ちた。
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第七章・明かされる記憶』 ( No.345 )
- 日時: 2012/09/08 11:10
- 名前: まい ◆nkg.2sWI0U (ID: SDyLiy9K)
〜第29話〜「カミングアウト」
円「ヒロト!! 大丈夫か!?」
暁「おい! しっかりしろ!」
暁と円堂は慌てて倒れたヒロトの元へ走った。体を揺らすと返事をしたので、急所は避けられたと安心して安堵の息を吐く。しかし、その一方でウルビダは完全に頭に血が上ってしまい、狂ったように叫んだ。
ウ「なぜだ。グラン! なぜ、止めたんだ!? そいつは私たちの存在を否定したんだぞ!! そいつを信じて、戦ってきた私たちの存在を!! それを今更、間違っていた!? そんなことが許されるのか!? グラン!!」
しばらくの沈黙が続く、ジェネシスは星二郎のために自分の体が悲鳴を上げると覚悟して、迷いなど一切なくリミッター解除をしていた。言う通りにしてくれと言う相当な信頼や愛情があったからだ。それなのに存在を否定されたら、怒り狂うのが当たり前なのかもしれない。
グ「確かにウルビダの言う通りかもしれない。お前の気持ちも分かる・・・・・でも、それでもこの人は・・・・・俺の大事な父さんなんだ!!
もちろん。本当の父さんじゃないことも分かっている。“ヒロト”って名前がずっと前に死んだ父さんの本当の息子だってことも・・・・・それでも構わなかった! 父さんが俺に本当の“ヒロト”の姿を重ね合わすだけでも!!」
暁「ヒロト・・・・」
言われて思い出した。そういえば、昔。晴矢と風介に聞いたことがあった。ヒロトは二人と出会う前は一人ぼっちでいつもブランコで遊んでいて・・・・大仏が仕事の合間をぬってお日さま園に来る日になると飛びついていたって。大仏がヒロトに一番愛情を注いでいたのも見ればわかったって・・・・でも、それは吉良 ヒロトとして見ていたからだったんだ。
グ「例え、存在を否定されても。父さんが俺達を必要としなくなっても。父さんは・・・・俺にはたった一人の父さんなんだ! 」
だが、ヒロトにとっても、海夢にとっても、晴矢にとっても、風介にとっても、玲奈にとっても、エイリア学園のみんなにとっても、大切な父親はこの人しかいないんだ。だから、ジェネシス計画もしたがった。父親の役立ちたいと言う想いがあったから。通りで、みんな頑固な考えをしているわけだな。
星「お前達、ここまで私の事を・・・・・しかし、私は間違いを犯した。私はもう、お前に“父さん”と呼ばれる資格はない」
そう言って星二郎はウルビダが蹴って、転がっていたボールを拾い。ウルビダの足元へ転がした。すると、今度は仁王立ちになってすべてを受け止める体制になる。
星「さぁ、打て! 私に向かって打て、ウルビダ! こんなことで許してもらえるとは思っていない。だが、少しでもお前の気が治まるのなら・・・・・さぁ、打て!!」
グ「父さん!!」
その行動に出たと同時にジェネシス達も驚くだけだった。瞳子は目をつぶって、父の志を肌で感じ取る。次の瞬間、ウルビダが足を上げてシュート体制になる。今度、まともに喰らったら・・・・。そんな不安が脳裏にかすめる。だが、ウルビダは打たなかった。力がもう入らないのか座り込んでしまったのだ。その瞳には薄い水の膜(まく)が張ってある・・・・涙だ。しだいに涙は地面へと次々と落ちていった。
ウ「打てない・・・・打てるわけない! だって、あなたは私にとっても大切な父さんなんだ!」
声を枯らしながら、叫んだ。その涙は今までためてきたのか、なかなか止められなかった。後ろを見れば、ジェネシスのメンバーも声を上げて泣いていた。それは、星二郎の事を想っている証拠であった。それを自覚すれば星二郎も座り込んでしまう。
星「私は人として恥ずかしい。こんなにも私を思ってくれる子供達を復讐の道具にするなんて!」
暁「まったくその通りだ」
そこへ星二郎に近づきながら暁は呆れたように吐き捨てた。さっきまで子供を道具だと言い続けていたのに、どうしたらこんなに腰の低い性格に戻ったのかが、ある意味、不思議でしょうがない。隣に駆け寄れば、星二郎は頭を暁に下げた。
星「キミにも酷い事を言ったね。すまなかった・・・・」
暁「ん? 酷い事を言われた覚えがないんだけど」
星「だけど、キミはあんなに怒っていたじゃないか」
暁「俺はただ、こんな近くにある大切なモノを利用道具と言ったことに腹立てただけだ。普通は守るべきモノのはずだし」
本当、この少年はなんなのだろうか? と星二郎は心底思った。さき程も世界をサッカーで支配されるのは、どうでもいいとか。自分に罵声(ばせい)を浴びされても、そのことを忘れてしまうとか。仲間や子供達が道具扱いされて我を忘れて怒ってしまうとか。しかも、すぐに相手を許すところは一体 ——— 彼の中になにがあるのか?
暁「二度と手放すなよ。次、ヒロト達を道具として利用したり、捨てようとしたら。地の果てを追ってでも、俺がアンタをぶん殴りに行くから」
差しのべられた手を取って立ち上がると、とんでもないことを抜かしてきた。思わずキョトンとしてしまう。
星「・・・・随分と育ちがいい子供のようですね」
暁「まぁ、昔から父親にいいつけられていたことだ『親にとって一番大切なのは子供。子供の成長を見届けるのが親の務め』だって。アンタが改心したことが分かってもうすぐ、ココへたどり着くだろうけど」
グラントへと向かっている足音がどんどん近づいてきた。必死に走ってきて、息子に会いたがっているあの人しかいないだろう。
「直也 ——— ! 颯音 ———— ! 無事か ———— !?」
その声を聞こえた瞬間に暁は無意識に笑った。父親は子供二人を発見すると、颯音に向かって飛び出して抱きしめた。その行動に颯音は周りの視線を気にして力いっぱい押し返した。
親父「よかったー! 皆、無事だ!!」
颯 「と、父さん! さっき映像見てびっくりしたんだから! また極秘任務で動いていたのか? 少しは息子達に連絡よこせよ!!」
親父「すまん。すっかり忘れていた。まぁ、俺によくあることだろ」
颯 「心配するこっちの身になってくれよ!!」
この時、その場にいた全員はこう思っただろう「はぁ? 極秘任務? この人の仕事は一体なんなんだ!?」と。
円「あの・・・・極秘任務って一体?」
颯「え? 知りませんでしたか?」
「俺の父さんの職業は、ICPOの警部って・・・・」
その瞬間、その言葉の意味を知っている人間は驚きの叫びが轟いたという。その中には暁が目を見開いていたらしい。そう言えば、まだ説明していなかったな。と鬼道の叫びを聞いて颯音は思い出した。
鬼「初耳に決まっているだろ! どうして俺達に言わなかったんだ!?」
円「鬼道・・・・あいしーぴーおーって?」
暁「 International Criminal Police Organization の略称で、日本語訳をすると『国際刑事警察機構』のことだ」
つまり、正治は国際的な犯罪防止のために世界各国の警察により結成された国際組織の一人で、世界中を飛び回る刑事だと言うことだ。実際は大規模な組織ではなく、各国法執行機関の連絡機関・協議体としての性格が強い。司法警察権は各国の主権事項に属するため、正治のような総理に指示されて動くケースはごくまれであるが。
円「こ、国際警察!? おじさん、そんなことやっていたの!?」
鬼「しかも、警部って・・・・・通りでエイリア学園についての情報を集めるのが速い訳だ・・・・・なぜ、そういうことを早く言わない? お前達なら知っていたはずだろ?」
颯音はともかく、暁は知らなかったのだ。第一、父親の仕事なんて興味が湧かなかったのが本音で、5年前から別居している状況だったのでなおさら知る機会もなかったのだ。
颯 「俺が雷門イレブンに入る前に兄貴が先にいたから、もう皆は知っているのかと・・・・」
暁 「アホか? 5年も離れて生活していたから、今はどんな仕事をしているか知らなかったんだぞ・・・・・というか、どデカい仕事をやり遂げようとしていたんだな」
親父「当たり前だろ! 全世界の平和を守るためにやっている仕事なんだから! 苦手なパソコン関係も今では超難関なハッキングできるほどになったんだ!」
鬼瓦「途中、息子関係が絡んで仕事を投げ出しかけるところでしたけどね」
その瞬間、鬼瓦が正治に恐ろしい険相を向けていて、正治は冷や汗を大量に掻いたという。
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第七章・明かされる記憶』 ( No.346 )
- 日時: 2012/09/23 19:48
- 名前: まい ◆nkg.2sWI0U (ID: SDyLiy9K)
〜第30話〜「終わりへ」 ※色々と模造あり。悪ふざけした部分アリ※
鬼瓦「話してもらえませんか? 吉良 星二郎さん。なぜ、ジェネシス計画を企てたのか。何処で道を誤ったのかを・・・・巻き込んでしまったあの子達のためにも」
鬼瓦刑事はグランドに膝をついている星二郎に話しかけた。エイリア石が発見されて、人間の潜在能力を極限にまで高まることを知っていても、日本を征服して・・・・世界戦争を企んでいた星二郎にメリットなどあったのか? 確かに、世界の頂点へ立つことがメリットなのかもしれない。だが、星二郎が世界を征服しようとした訳が分からなかった。星二郎は一瞬だけ奥の方に泣き崩れているジェネシスの子供達を見て、口を開いた。
星「グランの言う通り、私には“ヒロト”という息子がいた」
その名は吉良 ヒロト。本当の星二郎の息子がいた。瞳子監督のお兄さんだそうだ。彼はとてもサッカーが大好きで、夢はプロ選手になることだった。小学生の頃はエースで活躍し、少年リーグでも優勝したこともある実力者だった。中学生の時に外国でサッカー留学を勧められて、彼は留学した。
ところが、その数年後に彼は路地裏の狭い道で車に轢き逃げされる謎の死を遂げた。
あり得なかった。どうして狭い路地裏の道に車が通るのか。星二郎はその死に疑問を抱き、何度も真実の解明を求めて警察に駆け合った。しかし、調べていくうちに事件には政府要人の一人息子が関わっているのが発覚し、調査は断念するしかなく、事故死として処理されてしまった。あの時の悔しさは、今でもハッキリと覚えている。息子に何もやれなかった悔しさ。そして、あの喪失感。息子を失い、心に大きく穴が開いた星二郎は生きる気力さえも失っていた。
そんな時、瞳子が星二郎に親を亡くした子供達を引き取る施設・・・・・お日さま園を勧めてくれたのは。初めは、娘の頼みと思って受け寄ったが、星二郎は子供たちの笑顔に心の傷も癒えていった。お日さま園の子供たちが星二郎の生きがいにもなったのだ。そして・・・・ 年前に隕石の落下。それがエイリア石だった。エイリア石の分析をし始めた星二郎はその恐ろしいエナジーに気が付いてしまったのだ。そして、エイリア石の魅力に取りつかれていった・・・・その力に。同時に、今まで心の奥底で押し殺していた復讐心が再び込み上げてきたのだ。
星「すまない・・・・本当に皆、すまなかった! 私が愚かだった!」
星二郎は思い切り地面に拳を叩きつけた。なんとも哀れな話だろう。結局、星二郎は過去で思い残したことがあり、エイリア石によって心が揺さぶられたのだ。それは悪魔にささやかされて生まれた悲劇と言ってもいいのかもしれない。ならば、やるべきことは一つ。あのエイリア石と言う存在を消してしまえばすべて解決されるのだ。そう思い立って正治は遠隔操作で仕掛けていた爆弾を発動させようとした。
その時・・・・耳を抑えたくなるような爆音が響いた。音の衝撃と爆発の衝撃で会場が大きく揺れる。
鬼 「じ、地震か!?」
親父「違う! 誰かが意図的に緊急用の自爆装置でも発動した! くそっ! 俺達を閉じ込めるつもりだな!!」
その正治の読みは当たっていた。アジト全体が壊れていくのだ、天井が崩れ始めてボロボロと破片が落ちてくる。これではエイリア石があった場所も無事じゃすまない。もちろん、この会場も・・・・このままでは全員が閉じ込められて、手遅れになる。最悪の展開が脳裏をかすめた時、会場の奥からエンジン音が近づいてきた。次の瞬間、キャラバンが大きく飛んで着地する。運転手の窓から見えたのは古株さんだった。
古「皆! 速く乗るんだ!!」
円「古株さん!」
きっと、この爆発で皆の危険を察知してここまで来てくれたのだろう。なんともありがたい。一斉にその場にいた全員がキャラバンに乗り込んだ。ほとんどの人が乗り込んで、グランが後ろを振り向く。視線の先には星二郎は座り込んでいただけだった。一切、逃げる気配がない。グランと円堂がそれに気が付いて走り込んだ。
グ「父さん! 逃げるんだ! さぁ、早く!!」
星「・・・・・・私のことはいい。私はエイリア石の最後を見届けるんだ。それが、お前達へのせめてもの償いだ」
重く開いた口はそう告げた。それを傍で聞いていた円堂は奥歯を食いしばって怒りを覚える。生きがいだって言ったじゃないか。それはヒロト達にも同じなのに・・・・どうして犠牲が必要なんだ! だから腹が立って怒鳴りつけた。
円「何をバカなことを言っているんだ!? こんな所で死んでどうするんだよ!? そんなことをして、ヒロト達が喜ぶと思うか!? あんな石ころと一緒にあの世に行くなんて・・・・・アンタが死んで悲しむ奴が目の前にたくさんいるんだ!!」
星「私がいなくなってなぜ、そんなに悲しむ!? 私はここで償いを ———— 」
円「まだわからないのか!? みんなには、アンタが必要なんだ! みんなを悲しませたくないなら、生きて自分が犯した罪を償え!」
しばしの沈黙。例え、罪人でも家族はいる。その家族を更に悲しませてどうしたいのだ。それは絶対に手放してはいけないものだというのに。グランの面影がすっかり失くしたヒロトが手を差し伸べた。星二郎は顔を上げて涙を浮かべる。
ヒ「行こう・・・・父さん」
星「こ、こんなに酷いことをした私をお前は許してくれるのか? ヒロト」
ヒロトも同じように涙を浮かべながら、その言葉に頷いた。引っ張ったその手は冷たかったが、不思議と心は温かくなった。
・
・
キャラバンはガンガン飛ばした。もちろん、閉じ込められるのを避けるためだが、猛スピードだった。車内は大きく揺れた。もっとも大勢で乗っているのであまり身動きは取れないのだが。出口に近づくにつれて外の光が見えてきた。古株は一本道に差し掛かったところでアクセルを思い切り踏んだ。外の光景が広がって、さらにアジトから離れる。次の瞬間にアジトが完全に崩れる。まさに紙一重、あと数分遅れたら閉じ込められていたところだ。
円「これでエイリア石も、この戦いも終わったんだな・・・・」
豪「あぁ・・・・」
颯「あ、あの。みなさん」
円堂と豪炎寺が見届けたと同時に下から声を殺している颯音がいた。下から? いや、正確には足元の近くからだ。嫌な予感がしてきて恐る恐る全員が颯音の方へ視線を向ける。
颯「古株さんが・・・・見た目によらず、けっこうワイルドな運転するから・・・吹っ飛んで・・・・・結果的に今、身動きが・・・・・」
親父「ぎゃあああああ!!! 颯音 ————!!?」
そこには、巨体な壁山が横になっていて、その下に颯音の腕らしきものが見えていた。おそらく、先ほどの激しい運転と大人数でうまく力が入るこが出来ず吹っ飛ばされて偶然、壁山の方へ行って、壁山もまた体制を保つことができなくなったのだろう。そのまま颯音の上へ転び・・・・つまり、颯音は完全に壁山の下敷きになっているということだ。圧迫されているせいで息をするのもつらそうだ。
壁山「うわぁ————!!!! ごめんっス!!」
木暮「ダメだ、壁山! 動いたら、余計に東條が圧迫される!!」
颯 「て、天国が・・・・み、見え・・・・・・」
壁山「えぇ!!? そっちに行っちゃダメっス!!」
親父「Came back please!!(戻ってこい!!)」
颯音は手を震わせて助けを求め、壁山は退こうとするがパニックになってうまく起き上がれない。ただ手足を動かして暴れているので余計に颯音を圧迫する。木暮もパニックになって間違った指示を出す。そしてパニックの領域を超えて思わず、普段しゃべっている英語で颯音を引っ張り出そうとする父親。まさにカオスとしか言えない状況だった。ここで静止をかけたのは暁だった。随分と深いため息をついて、ただただ冷静に続ける。
暁 「落ち着けバカ共。親父は無駄にうまい英語力を今、披露するな! つーか、皆で退かせばいい話だろ! さっきのシリアスシーンもどこへ行った!?」
その後、壁山を三人がかりで起き上がらせ、下敷きになった颯音は「酷い目に合った」と呟いて壁山が必死で泣きながら謝ったらしい。
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第七章・明かされる記憶』 ( No.347 )
- 日時: 2012/10/22 18:04
- 名前: まい (ID: CMvpO4dN)
〜第31話〜「ほんの少しの変化」
その後、キャラバンはアジトから少し離れた所で停め、全員キャラバンから降りた。その近くにはパトカーが二台と大きな護送車が二台停めている。こんなに車があるのはここにいる星二郎を署にまで送るからだ。
ジェネミストーム及びイプシロンの子供達を鬼瓦刑事の部下たちにより、無事保護された。カオスに所属している子供たちは追放して何処かへ逃げたらしい。しかし、ジェネシスが負けたことをニュースにでも流されれば彼らは警察に自白してくれるだろう。彼らもまた、操られていた側の人間でしかも子供、刑はそんなに重くない。精々、有期刑1か月ほど・・・・もっとも、ココにいる星二郎は無期禁錮くらいの重罪だろう。
鬼瓦刑事が星二郎の方へ歩み寄って手を差し伸べる。この手に捕まれば、彼らとは一度お別れとなる。星二郎はその手をとって、パトカーの方へ足を進める。やがて、パトカーの席に座って奥へ詰める。それを見たヒロトは叫びだした。
ヒ「父さん! 俺、待っているから! 父さんが戻って来るまで、ずっと待っているから!!」
星「ヒロト・・・・」
星二郎がそう呟いた瞬間に警察官の一人が座って、パトカーのドアが閉まり、発進してしまった。最後に見た父親の背中はほんの少しだけ小さく見えてしまった。
瞳「響木さん。円堂君達をよろしくお願いします。ヒロト達の傍にいたいのです」
響「あぁ、それが良いだろう」
瞳子は響木に一礼してから円堂達の方へ歩み寄る。これが、雷門イレブンの監督として最後にかける言葉。それはもう、感謝しかなかった。
瞳「ありがとう皆、ここまで来られたのも皆のおかげよ、感謝するわ。本当にありがとう」
円「監督!」
今までやってきたことはすべて正しいことではないと自覚していた。多少の犠牲も出てしまった、だが、目をつむっていた。それも父を止めるためだったから。だけど、彼らはそんな自分を受け入れてくれた。許してくれた。彼らがいたからこそ、こうして愛する父や子供達を救ったのは雷門イレブンがいてくれたからだ。
瞳「また、会いましょう」
最後に深く礼をする。そして急に来た風に長い黒髪をなびかせヒロトの手を取った。その握り合った手はぬくもりが感じられた。残されてしまった子供も事情を聴くため車へ向かっている。暁はそこへ向かっているある一人に話しかける。
暁「海夢!」
海「な、なによ?」
海夢だ。彼女もヒロトと同じで先ほどとは違う雰囲気をまとっていた。エイリア石が破壊された影響か・・・まぁ、そんなことはどうでもいい。暁はおもむろにポケットから小さな紙を取り出して、海夢にそれを突き出した。
海「それ、なに?」
暁「俺の携帯番号とメアドだ。きっと持ち物とか確認されて回収されるが、持ち物は警察署で保管されて戻って来ると思うから・・・・家に戻れる時が来たら、連絡くれ。お前と話したいことが山ほどある」
海「・・・・なーに、言っているのよ。帰ったら、私が直々にする話を聞いてくれたら、話してくれてもいいのよ」
暁「お前、何気に手厳しいな」
海「当然! 私だって、8年間も放っとかれたんだから! 優先してくれるのは当たり前でしょ!!」
そう言いながら唇をとがらせて紙を乱暴に奪い取られる。てっきり、受け取りを拒否されるかと思ったのでほんの少しだけ驚いた。
海「ねぇ、そのマヌケ面やめてくれる? この紙、切り刻むわよ」
暁「それはやめろ!! ・・・・・お前、面倒くさい女だなって言われないか?」
海「ま、まぁ、たまに晴矢とかには・・・・・」
暁「え!? あの晴矢に!? やばい俺、今少しだけ晴矢のことを尊敬したかも」
海「それはどういう意味なのか。教えてほしいわ、出来れば詳しく」
暁「嘘、嘘。本気になるなよ。冗談だって」
黒く微笑むその姿は悪魔のようだと肌で感じた暁は冷や汗を掻いた。しかし、同時に昔もこんな風に会話をしたことがあるのを思い出せば自然と笑いがこみあげてくる。笑ってしまうと海夢に小突かれてしまったが。
海「それじゃあ、もう行くから。待ちくたびれて電話した時、私の声を忘れたら承知しないわよ」
確かに、これ以上待たせたら警察に迷惑が掛かってしまう。それよりも、最後の一言が気になってしまう暁がいた。暁が約束を忘れる訳ないのだが、海夢は一応と意味で言ったことだろう。しかし、それに気づかない暁は顔をかしげる。短い沈黙をしたところで暁は口を開いた。
暁「それはあり得ない。だって・・・・・俺、お前のこと好きだから忘れる訳ないだろ。それに ————— 」
言いかけた次の瞬間、海夢の拳が暁の鳩尾へ飛んだ。女子の力をナメていたのかもしれない。いや、冷静に考えてみろ。ジェネシス計画のために特訓してきた海夢に殴られたのだ。痛いに決まっているだろうが。あまりの痛さで涙目になり、その場へしゃがみこんでしまった。完全に悶絶状態である。
颯 「兄貴!!? 大丈夫か!?」
暁 「こ、これが、大丈夫そうに見えるか?」
颯 「ううん! 全然見えない!」
暁 「なら、聞くな!! アホ! それより海夢は!?」
颯 「女の人なら、顔を真っ赤にしてとっくに車に乗ったよ」
暁 「はぁああぁ!!?」
親父「お前も、スミに置けないな・・・・」
暁 「へ? 俺、何かやらかした!?」
まさか、弟の颯音までも痛そうに見える今の状況はなかなか珍しいものだろう。殴った本人は耳を真っ赤にしながら逃げるように護送車へ乗ったので、いろんなショックを受けた。本当に連絡が来るのか不安である。まぁ、それ以前に自分から墓穴を掘ったことにも気づかない暁も悪いが。
一方、暁に告白(?)されてしまった海夢は。
(何、あれ!? バカじゃないの!? あのタイミングで告るなんて・・・・でも、あいつのことだから友達として? それとも幼馴染としての確率もある! あ、だけど天然だから、つい口がすべっちゃったとか? ・・・・いいや! そんなことはありえない!! 8年くらい離れていたし、なによりこの事件で酷い事をしたし・・・・・それより、パニックのせいで殴って逃げちゃったけど・・・・・どうしよう!!! 次会った時、どんな顔すればいいのよ!? 絶対に【鳩尾パンチ女】って思われたじゃない!)
咄嗟にやってしまった行動と告白(?)のことでメチャクチャ混乱していた。
護送車が出発した直後に塔子の携帯が鳴りだした。それを取って、電話越しに会話をする塔子は驚きの声を上げた。
円「どうした?」
塔「パパが、みんなに感謝状を贈りたいって・・・・」
響「おぉ! それは良かったじゃないか」
颯「・・・・あれ? 塔子先輩の父さんって?」
ココで颯音が疑問に思った。どうして塔子のお父さんが感謝状を送るだけなのに皆が喜んでいるのか(塔子のお父さんに失礼かもしれないが)暁は塔子のお父さんが財前総理だったのを颯音に伝えていなかったと思った。
暁「あー そういえば、教えてなかったな。あいつの父親は総理大臣だ。すごいだろ」
颯「兄貴・・・・総理大臣って何?」
颯音の一言で全員が石化してしまったのは言うまでもない。それを聞いた暁はこれ以上にない、ものすごい笑顔で颯音の頭を鷲掴み、父である正治はこれ以上にない冷たい目をしながら肩を掴んだ。その二人が掴んだ颯音の体が悲鳴を上げるほど力が込められていた。
親父「冗談だろ? お前、本当に冗談で言ってくれ! いろんな意味で痛いぞ。それ」
暁 「お前はどうして現代を生きているの? ・・・・ねぇ?」
颯 「痛い、痛い! 痛い!! ギブアップ!」
その後は数分間、父親と兄によって颯音のシバきが行われたらしい。
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