二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ルーク少年と失われた記憶の謎
- 日時: 2012/01/28 16:22
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: OmiQv8gT)
お久しぶりです!
以前、ここで推理小説を書いていたレッドです。これを機に復帰いたしました。ペンネームを紅蓮に変えました。
それに伴い、新シリーズを書くことになりました。
レイトン教授シリーズでお馴染みのルークが主役として演じるぞ!
ルークの幼馴染のケイティやアルフレッドなども出ます。
今回はケイティの記憶がどのようにして戻っていくのか・・・というオリジナルストーリーになります。この物語はルークがロンドンに戻ってきたときの話になると思われます。なお、ケイティと関わりのある重要な人物が出る予定です。
ストーリー構成(長編)
謎かけ編:第1章〜第6章
謎解き編:第7章〜第16章
ストーリーの進行具合によっては変更する場合もあります。ご了承ください。
これからも頑張って書いていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.14 )
- 日時: 2011/09/12 18:22
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: AEu.ecsA)
第2章の続き
その時、ルークが私を見て言った。
「大丈夫か?」
「・・・うん」
なんか、懐かしいような気がするけれど・・・今もまだ思い出せない。ルークはどんな人なのだろう?
「立てるか?」
ルークが手を差し伸べてくれたので、すぐに立ち上がった。
「僕のことは思い出せないかもしれないけど・・・おまえの幼馴染だからな」
でも、彼がいると・・・なぜか安心できる。どうしてだろう?
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.15 )
- 日時: 2011/09/12 18:34
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: AEu.ecsA)
物思いに耽って考えていたその時、ルークが私のカバンを持ってきた。
「・・・ほらよ」
「あ、ありがと・・・」
ルークからカバンを受け取った瞬間、何か違和感を感じた。
「・・・?」
「どうした、ケイティ?」
ルークが聞いてきたのと同時に、私は首を傾げた。
「何か音がしなかった?」
「・・・音?」
どこからか聞こえる気がするけど・・・気のせいかな?
「聞こえてないけど・・・急にどうかしたの?」
「何となく・・・聞こえてきたような気がして・・・」
ルークはうーん・・・と唸って考え込んだ。
「やっぱ、気のせいじゃないか?」
「・・・だよね」
本当に気のせいかな・・・?
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.16 )
- 日時: 2011/09/13 08:08
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: BvZBUYdW)
そう思いきや、何か微妙な感じがした。
「・・・ケイティ?」
「ううん、別になんでもない。気のせいでしょ!」
私は強がって言いながら笑った。それに対し、ルークは溜息をついた。
「なんだよ・・・ハラハラさせやがって。そうだ!」
「え?」
私はルークを見てビックリした。
「暇なら、僕の家に来るかい?」
「え、良いの?」
「良いよ! 何か思い出せるだろうから、アルバム見せてやるよ」
ルークは照れくさそうに笑って言いながらも、私の手を握った。
「・・・えっ・・・」
「さぁ、僕の家に行こうか!」
こうして、ケイティはルークの家に向かったのだった。
その後、何か思い出せるのか?
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.17 )
- 日時: 2011/09/13 08:22
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: BvZBUYdW)
第3章 ルークの家で掴んだ手掛かりとは?
15分後、私はルークの家にやってきた。まず、ここに来て驚いたのは、アパートだったことだ。
「ここがルークの家だよね・・・ってことは、私の家の隣?」
「そうだよ。当時、中1だった時に住んでいたこの家が僕の家だったんだけど・・・3年前に取り壊しちゃって、アパートになったんだ。覚えてる?」
ルークが私を見て分かりやすく説明しながら話してくれたので、何か見覚えがあるなぁ・・・って思った。
「見覚えがあるけど・・・思い出せない」
「大丈夫だよ。少しずつ、ゆっくり取り戻してくれれば良いからさ」
ルークが励ましてくれたので、何か心が癒えそうな感じがした。
「じゃあ、中に入るか」
「うん!」
家の中に入ったのと同時に、懐かしいような感じの匂いがした。
何だろう、ここに入った時の感じ・・・覚えてるような気がしてならなかった。
「とりあえず、僕の部屋に行こうか」
「うん!」
ルークに促され、部屋に向かった。
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.18 )
- 日時: 2011/09/13 08:31
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: BvZBUYdW)
ルークの部屋に入った私はわぁ・・・と言って呟いた。
「へぇ・・・」
周りを見ると、テーブルや机、ベッドなどが置かれていた。色のイメージは水色というか、それに近いグリーンになっていたので、結構、この色が好きなんだと感じた。
「僕の帽子も水色というよりは、グリーンに近かったろ?」
「え、そうなの?」
そういえば、彼の帽子・・・どこかで見覚えがあったような気がする。
「後さ、僕の服もそうだったろ? 昔のことだから、おまえは覚えてないかもしれないけどな・・・」
ルークの服・・・懐かしいような気がするけどな。
「アルバムは?」
「おお、そうだったな。アルバム持ってくるから待ってろ」
ルークは本棚に並べられている本の間からアルバムを取り出し、私に渡した。
「はい、これがアルバムだよ。何か飲み物はいる?」
「紅茶がいい・・・後、ミルクティーね」
私は好物の紅茶、ミルクティーを頼んだ。
「OK!」
ルークは笑って答えながら、リビングに向かった。
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