二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケモン擬人化で学園もの。常盤高校演劇部!
日時: 2011/07/06 14:41
名前: ホロ (ID: Y8BZzrzX)

はい、どうも。始めまして。クリックありがとうございます。ホロ、という只今必死こいて救助隊小説を書いている単なる子供です。この小説は単なる友人の思いつきです。折角だからポケモン擬人化して学園もの書いてみろよ青春ものでさ!という我侭で出来ております。いつ友人が飽きるか分かりません。そしたら多分止まります。今はやかましいくらいなので、まだ当分だいじょうぶ…?



投稿して頂いたキャラ。レギュラー!演劇部の面子。

グレイ様、影乃 陰羅>>3

ラティアス様、白女真紅>>4黒龍雷撃>>6

夜桜様、氷鈴雪羅>>10

青銅様、片桐猛夫>>11



映像部、レギュラー!

白黒様、東金次羽>>14 東金砥羽>>53

グレイ様、神無城凛音>>17 神無城 瑠音>>51

夜桜様、天夜美月>>19

月影様、天翔奇跡、水縛神羅>>30

ミジュマル様、赤瀬沙羅>>54

キル様、星雪冷羅>>56



たくさんのご応募、ありがとうございました!!これで、映像部、演劇部、両方のメンバーが揃いました!大変申し訳ありませんが、立ち居ちの関係で、ここの明記されていないキャラは没、ということになりました。大変申し訳ありません。
皆様のおかげで集まりました!鈍足以上の更新速度ですが、これからも生暖かい目で見てください。なるべく止まらないようには努力します。それでは。

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Re: ポケモン擬人化で学園もの。常盤高校演劇部!オリジナル募集 ( No.16 )
日時: 2011/07/02 13:22
名前: ホロ (ID: Y8BZzrzX)




4話 映像部のお馬鹿さん



「未来せんぱーい!いますかー!?」

一難去ってまた一難。豪快にすぱーん!と扉をぶち開ける元気な奴。
折角澪が泣き止んだのに、何だかまた大声を張り上げて部室に入ってくる変な女。東金次羽という二年の生徒。オカルト大好き、影乃の存在にいまだ気付かない鈍感な奴。映像部の若きエース、なんて呼ばれている変人である。

「ふみゅっ」
「お〜よしよし…」
「……次羽?」
「あれ?雪羅?何してんの?ああそっか。演劇入部したんだっけ?」
「そう」

同じ二年の二人は顔見知りのようだった。俺はというと、怯えて後ろに隠れてしまった澪の頭を撫でて落ち着かせるのに精一杯だ。次羽は俺の様子などお構いなしにとてとてと俺に近付いてくる。慌てて澪の口を塞ぐ。

「ひぎゃぅ…」
「ん?何ですか未来先輩、今の妖怪の鳴き声みたいな声」
「気にするな。で、何の様だ次羽」
「あ、そうでした!あれです、真昼の幽霊、ついに校舎で目撃されたそうです!」
「……ああ、それね」

今も同じ空間にいますが。次羽は影乃の方をみても何も気付かない。完全に無として扱っている。影乃、隅っこで体育すわりしていじけている。ああ、どうしてくれるんだこのトラブルメーカーめ!

「凄いですよ!今度は顔の半分が返り血浴びたみたいに真っ赤になってたそうです!未来先輩見ませんでした?演劇部の部室の方に向かっていったなんて、話聞いてんですけど?」
「知らん。俺は霊感なんて皆無だ。っつかお前いい加減この機材持ち帰れ。邪魔だ」
「駄目ですよ!何故か真昼の幽霊はこの部室で撮影されることがあるんです!だから監視カメラは絶対外しません!」
「カメラ以外にもあるだろ!集音マイクだの赤外線カメラだのサーモグラフィーだの!」
「駄目です!未来先輩にはロマンがないんですか!?幽霊ですよ!?この世ならざる者ですよ?!」
「知るか!俺はオカルト言われても理解できないんだよ!」
「ほんと、未来先輩は分かってないですね…。ゆう先輩はあんなに賛成してくれたのに…」
(……やっぱりゆうの仕業か)

これで確信した。ゆうの奴は完全に楽しんでいる。次羽のやつが、影乃を見つけ出したらどんな反応するかみたいから、放置してやがるんだ。影乃、いい加減ゆうブッ飛ばさないか…?

「まあいいです。幽霊いないなら用はありません。機材壊さないで下さいよ!それでは失礼しましたー!」

どたどたと灰色の髪と歯車の髪飾り振り回しながら次羽は自分の部室に戻っていった。嵐の去った後のように、部室に静寂が訪れる。

「…なんで、俺は次羽ちゃんに気付かれないのかな…?俺は、幽霊だから…?存在感がないから…?ふふっ…俺は…どうせ俺は…」

影乃が自虐モードに突入している。澪も涙目で俺を見上げている。

「つ、次羽先輩怖い…」
「よしよしもういないから怖くない」

よしよしと撫でて落ち着かせる。とんでもない嵐のようなやつだ。嫌いじゃないが、めんどくさい。はぁ…。

Re: ポケモン擬人化で学園もの。常盤高校演劇部!オリジナル募集 ( No.17 )
日時: 2011/07/02 13:39
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: FFsMNg05)

こんにちは、グレイです。
影乃が出ているぅぅぅ!!(蹴殴)凄く面白いです!
映像部のキャラも投下させて頂きます!


名前/神無城 凜音/かんなぎ りおん
元のポケモン リオル
性別 女
性格 明るく陽気、だけど、ちゃんとするときはちゃんとする、だけどなかなかの遊び好きw
容姿 水色の髪に、黒い髪を二つ結び、目の色は緋色、よく水色のチャイナ服を着ている、そして先生に叱られるw
特徴 黒い手袋をつけている。
学年 1
詳細 澪ちゃんと仲良し、影乃とは親友レベルの中w次羽先輩によく振り回されて演劇部に迷惑が掛かっていることが悩みw先輩にはカメラの撤去を頼んだり、影乃のことを教えようとしてるが伝わらない。映像部の苦労人w
部活 映像部
サンプルボイス。

自己紹介「初めまして!神無城凜音って言います!澪ちゃんと影乃先輩の友達です!」
「え——・・・あの、次羽先輩・・・幽霊の正体って影乃先輩なんですけど・・・」
「好い加減、カメラを撤去してくださいよ!!」
「すいませんでした。ちゃんと今度から制服も持ってきます。」
「影乃先輩、落ち着いてくださいよ、私も暇なんで手伝いますから・・・」

没OKですw

Re: ポケモン擬人化で学園もの。常盤高校演劇部!オリジナル募集 ( No.18 )
日時: 2011/07/02 14:02
名前: ラティアス ◆u3cfqUzBz6 (ID: qNdTLeff)
参照: http://ryuumei-net.at.webry.info/201106/article_15.html

>>4 >>6
つけたし&ライト(元 白龍 翼)だしてください!

Re: ポケモン擬人化で学園もの。常盤高校演劇部!オリジナル募集 ( No.19 )
日時: 2011/07/02 21:45
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 雪羅、出していただき有難う御座います
では映像部を

名前/送り仮名 天夜 美月/アマヤ ミツキ
元のポケモン エネコロロ
性別 ♀
性格 優しく明るい。時々何も考えていないような表情になる。キレると、怖い。口調も荒々しくなる
容姿 紫色のセミロング。黒色の目
   制服を少し、着崩している
特徴 青色の月形のペンダントをしている
学年 1年
詳細 気が利く。運動神経が良い(見た目によらず)常識人。面倒見が良く、一年なのにお姉さん的存在?
部活 映像部
サンプルボイス。

自己紹介「私、天夜美月といいます。宜しくお願いします」
    
    「はぁ。先輩っ帰りますよ!演劇部の人たちに迷惑です!!」
    「………幽霊、て?…そこにいる人のことですか?」
    「機材は後で取りに来ますので。すみませぇぇぇぇん。先輩、機材…」
    「…うちの先輩がご迷惑を。本当にすみません」
    「何度言ったら、わかるのかしら?…」
    「…先輩、私クッキー焼いてきたんです。映像部の部室にあるんで、帰りましょう?……。ようやく、お騒がせしてすみませんでした。」
    

Re: ポケモン擬人化で学園もの。常盤高校演劇部!オリジナル募集 ( No.20 )
日時: 2011/07/02 14:30
名前: ホロ (ID: Y8BZzrzX)




5話 映像部の苦労人



「あのー…失礼しまーす」
「あ、凛音ちゃん!」

嵐が去った後、間を開けずに一人の水色のチャイナ服を(!?)来た少女が恐々と入ってきた。そして澪が珍しく嬉しそうに反応した。

「あ、澪ちゃん」
「凛音ちゃんー!」

飼い主を見つけた子犬のように澪はそのチャイナ服少女に駆け寄って少し話している。影乃も自虐モードから立ち直り、再び椅子に座った。でも、目が死んでいる。扱いが酷すぎるからな、ゆうも、次羽も。

「あいつ誰?」
「ああ…。あの子は神無城凛音ちゃんだよ。今年の映像部の新入部員だったかな。次羽ちゃんの後輩」
「へえ…。じゃああいつも次羽に振り回されてるくちか?」
「そうだね…。俺も仲もいいんだよ?」
「マジで?!」

うわ、すげえ以外。影乃に仲のいい後輩が、しかも女の子で!割かし普通じゃないかっこしてるけどよく見ると可愛い部類に入ると思う。
あ、俺たちに近付いてきた。

「初めまして!神無城凜音って言います!澪ちゃんと影乃先輩の友達です!」

やたら明るい声でハキハキ喋った。うん、中々いい奴っぽい。俺もしっかり自己紹介した。

「えー。俺は筒地未来。そこにいる澪の古馴染みだ。んで、影乃の友達。筒地って呼んでくれればいい」
「はい、澪ちゃんから常々お話聞いていました!とても優しい先輩だって澪ちゃんが」
「ああっ!?澪、てめー!」

俺が怒ると澪は「ひゃぁ!」と神無城の後ろに隠れて、少し尖った声で言い返す。

「べ、別にみおは間違っていません。未来さん、優しいし…」
「余計なことは言わんでいいわ馬鹿者!」
「ひぁぁ!」
「筒地先輩、あんまり怒らないでください。澪ちゃん、先輩のこと話すときすごく嬉しそうなんですよ」
「あ?」
「凛音ちゃん言っちゃ駄目!」

慌てて澪が彼女の言葉を遮る。……何だか微笑ましい。
彼女はそこでは、と思い出したように影乃に謝った。

「すいません、次羽先輩が、ご迷惑かけたようで…」
「…いいんだ凛音ちゃん。俺が存在感ないから」
「はい影乃自虐モード入らない」

……しばらく話していたが、何で彼女はチャイナ服なのか聞く場面がなかった。彼女は頭を下げて部室に帰ってきた。

「…澪、何で神無城はチャイナ服なんだ?」
「分かんない。授業中でもあのままですよ?」
「マジカ…」

とんだ勇者だ、神無城凛音、ねぇ…。


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