二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- たからものの死臭 【鋼錬】オリキャラ募集中!
- 日時: 2011/08/25 18:47
- 名前: 一条夏樹 ◆iYEpEVPG4g (ID: l4scGqhv)
【ハガレン、トリップ!】
※観覧注意
- Re: たからものの死臭 【鋼錬】オリキャラ募集中! ( No.33 )
- 日時: 2011/09/08 20:44
- 名前: 緋音 ◆gqg2KDGBVg (ID: frNsUPKP)
こんばんはー!!
ちづるちゃんのキャラ好きだなぁ、と実感する日々です(・ω・*)
ちなみに、まだオリキャラ募集してますか??
していたらこの立派な小説にオリキャラを投稿してみたいと思う緋音でございます(´・ω・`)
これからも頑張ってくださいね!!応援しております!!
- Re: たからものの死臭 【鋼錬】オリキャラ募集中! ( No.34 )
- 日時: 2011/09/08 22:12
- 名前: レディグレイ (ID: wKgYBlW2)
夏樹ぃぃいいい!!
ありがとう!!!マジありがとう!!
スゴイとしか言いようがないよ。
※もらう側の私が水を差すようですごっく申し訳ないんだけど、ユウナではなくユウリ・・です。ごめんね。
ユウリさん目線っていう発想が素晴らしいです。
クロムと銀さん、こういう組み合わせもありなんだなって思ったよ。
因みに、クロムの誕生日は5月27日wじつは、クロムトルマリンっていう宝石からそのまんま名前をとって、クロム・トルマリンになったのだww
んで、5月27日の誕生日石がクロムトルマリンだったってなわけです。
面白かったよ!!
本当に有難う!私もまた今度思いついたら何か送るね。
- Re: たからものの死臭 【鋼錬】オリキャラ募集中! ( No.35 )
- 日時: 2011/09/12 20:27
- 名前: 一条夏樹 ◆iYEpEVPG4g (ID: eCrj8qey)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
緋音 さま
こんばんは、返信が遅くなって申し訳ありません。
オリキャラはまだ募集しておりますよ!素敵なお子様待ってます。
ちづるのキャラは個人的にむっちゃ怖いと思っとります。友達になりたくないタイプですね。だって仲良くなったら包丁で刺されるとか絶対嫌じゃないですか?
コメントありがとうございました。
レディ
あああああ!ごめんなさい!(´・ω・`)
うわあマジかあごめん全面的にわたしが悪いです。
ユウリさんに修正したよ!ユウリさんにも謝っときます。
てかクロムって凄い綺麗じゃないですか?近所に石屋みたいな知り合いのおばちゃんが運営してるとこあるんですけど少し前に見ましたよ。なんか緑色のやつですよね?
今石の事を検索しましたがわたしの誕生石は溶岩だそう。かっこ良くいうとラァーバ。
・・・溶岩て何だよ。溶岩て。ロマンチックのロの字もありませんでした。
- Re: たからものの死臭 【鋼錬】オリキャラ募集中! ( No.36 )
- 日時: 2011/09/15 18:17
- 名前: 一条夏樹 ◆iYEpEVPG4g (ID: eCrj8qey)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
ポルックスの片割れ 長編 — 3 —
現実と夢がごっちゃになることがある。と言うか、かなり頻繁に。多分同年代にそう言っても精神異常者だとしか思われないだろう。事実そうなのかもしれない。どろどろでぐちゃぐちゃで、それまで「いろ」と「かたち」がはっきりしていたものが混ざり合う。目に映るものすべてひとつして確定してくれない。確かなものが、ない。(わたしは、ほんとうにここに存在しているのだろうか?)そんな疑問すらちらりと浮かぶ。どうせ夢なら夢のまま、それならこんな後悔もしない。ほんの少しの現実がそこには有るから、わたしは、希望を捨てることが出来ない。黄昏だとわかっていても、戯れだと知っていても。その度わたしは悲しくなる。現実ではなく夢に失望して。色褪せた過去の夢がそこに佇んでいる。
ごとん、と一際大きな音を汽車が鳴らした。置いていたコーヒーの紙カップが揺れる。あわてて手で押さえるも、熱い感触が指先に零れた。咄嗟に手を離す。ぽたりと黒い液体が車内の床に染みをつくる。濡れた手を舐めとる。舌を包んだ苦い感触は、ほんの少しの間に靄のように消えてしまった。紙コップに茶色の線が艶めかしく走っていた。汽車が速度を落とし始める。等間隔だった揺れが次第に遅くなっていく。ふと目の前の背もたれに寄り掛かって寝ている少年——エドワードを見つめた瞬間に、汽車が停止した。金の髪が外から舞い込んだ風に揺れる。ようやく目を開けて欠伸をした。目を擦って外を見上げると、隣にいるアルフォンスに顔を向けた。似ている、と思った。彼に、わたしのたったひとりの、愛しいひとに。あのひとと彼の顔が重なる。やめて!希望なんていらないから、優しさなんていらないから。ただ残酷な現実がそこに在れば、どんなにいいの。
「ここが、セントラルシティだとか。」
空を仰ぐと太陽がこちらを見下ろしていた。さんさんとひかりがひとみに入り込んでくる。真っ青で雲ひとつ見当たらない空はまるで嫌味のようにも思える。辺りには煉瓦造りの建造物が立ち並んでいて、それなりに整備された黒い道が真っ直ぐ突き進んでいる。エドワードとアルフォンス、一見大道芸人のような風貌の2人と街中を歩く。好奇の目がちらちらと見えた。
「話を聞く限りアメストリスの住人でもなさそうだしな、セントラルが初めても何もへったくれもありゃしない。」
「ええ、でもわたしの住んでた所は小さな島国ですし、世界を広く見れば似てますよ、そうですね——イギリスとか、イメージとしてはヨーロッパ辺りの産業革命期頃、みたいな。あ、でもオートメイルってのは無かった。」
「・・・聞いたことねえ。その《いぎりす》とか《よーろっぱ》とか、何のことかさっぱりわかんねえ。」
そうか。案外驚きは多少のものだった。国だとか町だとかそういう問題じゃないここは「ちがう」んだ。理解しても足らない。何が?わからない。何が足らないのだろう。いつか喪失感を埋めた記憶が砂になって頭上から降り注ぐ。いらないこんなもの。振り払うと今度は灼熱の砂漠にいるようだった。足が沈む。熱いのに進むしかない、道は見えず目的も見えない。足を止めてまた永遠の中のひとかけら、一歩を踏み出すと、世界が色を変えてわたしの元に戻った。口を開く。
「わたしだって自分のこと信用できないですよ。自分から死んだのに生きてるんですもん。こんな奴に与える命なんてあるんだったらもっとわたしなんかより与えられるべきに相応しい人間がいるでしょうに。神様ってやつは本当バカなんですかね、それとも性格が悪いんでしょうか。そう思いません?」
「生憎俺もアルも神様なんて信じちゃいねえ。相応しいとか相応しくないだとか、関係ねえよ。」
「そうですか。・・・あら、長話なら室内でしませんか。」
彼がそうだな、と応える。反論はしたくなったがやめておいた。そんな目先には立派に聳え立つ目的地があった。まるで要塞のようだ。ここが彼の言う中央司令部なんだろう。聞くところによると彼は錬金術師だそうで、錬金術、といってもピンと来ない。怪しい宗教じみたものや、投資だとかパチンコだとかその辺の現実の錬金術師しか思い付かない。日本も末だ。ああわたしの頭も末か。
「錬金術、ねえ。」
彼に聞こえるか聞こえないかの大きさでそう呟いた。ふとこちらに視線を向けたような気がしたが、そうでも無かったようだ。足を止めた。
「それで?お使いの報告に行くんですか?」
くすりと指を口元に添えて皮肉じみた笑いを浮かべる。彼が額に皺を寄せた。
「ああそうだよ。」
「ご褒美もらえるといいですね。」
「何でお前はいつもいつもそんな癪に障る!」
「さあ、先天的なものじゃないですか。」
鈍い軋みを立てて門が開いた。格子の合間から空が見える。《どこへ居るかより、どこに向かっているのか》昔に聞いた言葉だ。大嫌いで大嫌いでしょうがなかったけれど、彼にはそんな言葉が似合う。憎いほどあっけらかんとしている。ああ嫌いだ。本当に。なのにどうして。誰か、この感情を教えて。
- Re: たからものの死臭 【鋼錬】オリキャラ募集中! ( No.37 )
- 日時: 2011/09/16 17:56
- 名前: 一条夏樹 ◆iYEpEVPG4g (ID: eCrj8qey)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
更新停滞中なのであげ
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