二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫〜離さない〜
日時: 2011/09/02 22:05
名前: このみ (ID: ViM8jUbu)



初めまして〜。
このみです。
ぬらりひょんの孫で小説書かせてもらいます。
たいして面白くないですが、よろしくです!

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Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.668 )
日時: 2012/04/05 15:22
名前: このみ (ID: a5oq/OYB)

昨日札幌に帰ってきました!
でさ、昨日風凄かったじゃん?
めっちゃ揺れると思ったら、全然揺れなかった!!
まぁ、結局バスで酔ったんだけど………


今日から更新再開です!!
よろしくお願いします!!!!

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.669 )
日時: 2012/04/06 18:31
名前: 雛林檎 (ID: BA35VKfF)

お!!
更新再開!!
私も頑張らなくちゃ……
続き期待してるよ!!

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.670 )
日時: 2012/04/06 19:29
名前: このみ (ID: wC6kuYOD)
参照: http://yaplog.jp/momizi89/


第五十六話   「帰る場所」




「…星奈?……せ、いな?」
名前を呼んでも。
「————」
君が俺の名前を呼び返すことはなくて。
「なぁ、起きてくれよ…」
「————」
君がその大きな目を開くことはなくて。
「星奈……星奈……」
俺はただ。
「————」
涙を流しながら。
「星奈ァッ…」
「————」
君の名前を呼び続ける事しか、出来なかった。



(氷麗視点)

「……皆、すまねぇ…。大将として、かっこ悪いところを見せたな」
そう言いながら立ち上がるリクオ様の目は赤くて。
周りにいる皆の目も赤くて。
もちろん、私も。
「星奈様……」
星奈様が、亡くなってしまった。
リクオ様をのこして。
私たちをのこして。
———どうして?
どうして、居なくなってしまったの?
皆、好きだったんですよ。
貴方の事が、大好きだったんですよ。
強くて、綺麗で、照れ屋で、ちょっと短気で、無茶ばっかりで、リクオ様の事が大好きな貴方の事が、大好きなんですよ。
なのに。
どうして?
誰にも…リクオ様にも言わないで。
一人で突っ込んで。
貴方は、居なくなってしまった。
もう二度と、その目が開くことはない。
「……バカ」
付け足します。
強くて、綺麗で、照れ屋で、ちょっと短気で、無茶ばっかりで、リクオ様の事が大好きで、バカな貴方が。
嫌いで、大大大大好きでした。

———さようなら。



(リクオ視点)

奴良組にいる妖怪達が、一人一言ずつ、星奈に別れを告げる。
それぞれの言葉で、伝えてゆく。
氷麗も、首無も、毛倡妓も、黒田坊も、青田坊も、鴆も、牛鬼も、牛頭と馬頭も、ジジィも、鴉天狗も、一つ目も、ゆらも、俺も、皆、目に涙を溜めながら、「さようなら」と、伝えてゆく。

全員が星奈に別れを告げた時、牛鬼が手紙のようなものと、小さな箱を二つ差し出してきた。
「?なんだ?これ」
「星奈様から、預かっておりました、文です。リクオ様が鵺を追いやる少し前、リクオ様に渡してくれと頼まれました。箱の中身は手紙を読めばわかると仰っていました」
「…そうか」
リクオはそれを受け取ると、懐にしまった。
今読まれないのですか?と牛鬼が聞いてきたが、家に着いてから読む、と言っておいた。


花開院に寄って、秋房さんに刀を作ってくれと頼んだとき、家から清継君たちが出てきた。
星奈の事は、言わない。
もしみんなが、僕たちの世界の事を知ってしまった時に言おう。
静かに微笑むと、清継君たちの方に歩いていった。


僕が帰る場所。



君が帰る場所。



守ってみせるよ。ここだけは。

たとえ何があっても。


Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.671 )
日時: 2012/04/06 19:33
名前: このみ (ID: wC6kuYOD)
参照: http://yaplog.jp/momizi89/


参照が5100になりました!!

ほんと亀更新ですみません…。

学校始まっちゃいましたが…最終話に向けて頑張ります。

今後とも、応援よろしくお願いします。

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.672 )
日時: 2012/04/06 21:29
名前: 魂乃歌 (ID: Er39FcTT)

このみさん、お久し振りです。
五十六話読ませて頂きました。
パソコンの近くに親が居て、泣きたいのに泣けません。
今から、もう一度最初から読み直してきます。


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