二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン 夜空のしたで
日時: 2011/12/19 17:13
名前: るい (ID: jIh6lVAe)

クリックありがとうございます! るいっていいます。スレッドを立てるのははじめてなので、知らない人だと思います。

『夜空のしたで』の大筋を簡単に説明しますと……


 イナズマイレブンのキャラクター(主にイナズマジャパンのメンバー)が、サッカーの大会のために、フランスへむかいます。
 そして、そこでふしぎな子どもにであい……?


みたいな感じです。ついでに三人称です。

小説を書くのははじめてなので、たまに理解が難しいところや、分かりにくいところがあるかもしれませんが、そこは目をつぶっていただければ幸いです。

かなりイナズマっぽくない題名ですが、まあ目をつぶってください。


  ※—————————————注意事項—————————————※

荒らし、中傷はご遠慮ください。また、不快に感じたり、気に入らなかったりする場合は、もどっていただくことをおすすめいたします。
無断転載はかたく禁止させていただいております。


オッケーな人は、本編へどうぞ▽



〜〜〜〜〜〜story〜〜〜〜〜〜

第一話 出会い  >>1

第二話 ペンダント   >>2

第三話 青い石のペンダント   >>6

第四話 花びん    >>7

第五話 銀の髪の少年   >>8

第六話 なぜそういうリズムになるの?   >>9

第七話 一瞬のできごと   >>10

第八話 少年の名前   >>15

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Re: イナズマイレブン 夜空のしたで ( No.1 )
日時: 2011/12/12 20:39
名前: るい (ID: vlinVEaO)

   第一話 出会い


「ここがフランスかー。」
 オレンジ色のバンダナをした少年・円堂守は、エッフェル塔を見上げながらいいました。いまはお昼まっただ中。秋とはいえ、少し寒いくらいです。
「ねえ、円堂くん……。」
 きれいな目の色をした少女・木野秋が冷や汗と苦笑いを浮かべながら円堂を見ました。
「なんだ?」
「はやくみんなと合流しない?」
「あー、そうだったなぁ。」
「そうだったな、じゃないわよ〜!」
 そうなのです。じつは、きょうはサッカーの大会があるときいてきたのですが、円堂が秋をつれてジュースを買いに行ったとたん、道が分からなくなって迷ってしまったのです。
「はやくみんなと合流しなきゃ。みんなきっと待ってるよ?」
「そうだな、いそぐか。とりあえず、宿泊所に行ってみようぜ。」
「ええ。」
 ふたりは、あふれるような人の波間を押しのけるように通ると、暗い道に出ました。さっきの明るい日のあたっていた道とはちがい、人がゼロにちかいほどいません。
 ヒュオォォ……と音がして、冷たい風が、秋と円堂の腕をなでて、すぎていきます。秋は、腕をさすりました。
「ここはちょっと寒いね。」
「ああ。でも……ここ、なんかヘンじゃないか?」
「ヘン?」
「うん。ちょっとそんな感じがして……。! 秋、危ない!」
「えっ!?」
 円堂が、秋をだいて、地面にたおれました。その円堂のあたまの十センチくらい上を、サッカーボールがかすめていきました。
「だれだっ!」
 円堂が起き上がって、ボールがきた方を見やると、銀の髪をした子どもが、くるりときびすを返して走り去っていくのが見えました。
「待てっ。」
 円堂と秋は、ふたりでその子どもを追いました。


END


あ、言い忘れてましたが、この話しは、もうFFIは終わってます。それと、更新は、3日に1回くらいのペースかもしれません。

お許しを。

Re: イナズマイレブン 夜空のしたで ( No.2 )
日時: 2011/12/12 20:40
名前: るい (ID: vlinVEaO)

   第二話 ペンダント


「待てっ。」
 円堂は、秋の腕をひいて、銀の髪の子どもを追って、十分ほどはたっています。円堂はサッカーをやっていて体力がありますが、秋は運動をあまりやっていないので、体力があまりなく、息切れしはじめています。
 と、そのとき。
「円堂ーっ? どこだー?」
「風丸っ?」
 明るい通りの方から、風丸一郎太のよぶ声がきこえました。
「円堂くんっ、あの、もう、夕方なんだけど……っ。」
「えっ、ほんとか?」
 円堂は、思わずたちどまり、秋をふりかえりました。
「あっ、しまった、見失った……。」
「あれ? ねえ、円堂くん、あれって……。」
「え?」
 秋が指さす先には、キラキラと光るものがありました。
 それは、ペンダントのようでした。


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