二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【薄桜鬼】私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【建て直し】
日時: 2012/04/05 12:28
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: qdhAso1A)



ずっと放置してた薄桜鬼逆トリ小説建て直しです^ω^
主人公の名前も変えようかなって思ってます。
香澄って銀魂の方と被っちゃったんだよな…漢字は違うけど。なんでだろう(


そんなこんなでよろしくお願いします。


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Re: 【薄桜鬼】私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【建て直し】 ( No.9 )
日時: 2012/04/06 16:58
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: qdhAso1A)

>七々斗様
初めましてー^ω^
神なんかじゃないですよう。
更新頑張りますっ!

Re: 【薄桜鬼】私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【建て直し】 ( No.10 )
日時: 2012/04/06 21:36
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: qdhAso1A)


たくあん副長キャラ崩壊注意です^p^
副長はキャラ崩壊などしない。という一くんや山崎くんタイプな方は全力で戻るボタンを。
え?土方さんおかしくなるの?うひゃひゃwwてな沖田さんタイプな貴方はGO。







 四




「あの…土方さん」
「…何だ」


かれこれ30分経ちますけど、ちゃんと道はあってるんですよね?
まぁあってるとして、それより…その…ホントに…

「大丈夫、なんですか? 運転」

それを口にした途端、凍てつくような寒さが車内に広がった。

え、ちょ、ど…どういうこと?
テンパった私はワタワタと皆を見回す。

沖田さんは知らないとでも言うかのように窓の外を眺めている。
斎藤さんは…なんだか物凄い形相でかっちんこっちんに固まっていた。
さっきまでうるさかった後ろの平助くんと新八さんも、下手ながら寝たフリをしている。
風間さんは…特に何でもないような顔をしてますけど、その冷や汗は何ですか?
頼りの原田さんも苦笑いのまま何処か遠くを見つめていた。

そして、土方さんは……

……えっ


「だだだだだ大丈夫ですか土方さん!?」
「大丈夫だ…心配ねぇ…」

掠れた声でそう呟く土方さんは、とてつもない量の汗を垂らしていた。
ハンドルを握るその手も、小刻みに震えている。

私もそろそろ何かしら感付いてくる。
その時、隣の沖田さんと斎藤さんの会話が耳に入ってきた。

「土方さん、まだ仮免許なのにホントに大丈夫なのかなぁ」
「何を言う総司。副長のことだ、問題なく目的地に着く」

「…え?」


仮 免 許 ?





  〜 スーパー土方タイム^p^ 〜

土方さんの名台詞がたっくさんでてくるよ!





「ひじかたさあああああああん!!! 車止めてくださああい!!」

今なら他に車ないし、運転交代できる!
私免許持ってるからちゃんとっ。

でも、変に頑固な土方さんはブレーキを踏まなくて。


「土方さん!! 犯罪なんですそれ、犯罪はやめてください嫌です!」
「目指してる先が違うなら、それぞれの道を行くのが当然だ。
 義理だとか情に縛られる必要なんて、どこにもねぇ。だから…これでいいんだ…」
「よくないですよ! 何言ってるんですか! 土方さんは犯罪の道進むんですか!?」

腕を仕切りに引っ張っても、振り切られる。

「ブレーキ踏んでください、ハンドル握らないでください!」
「何があってもてめえの信念だけは曲げねぇ。どんな時でも絶対に後退はしねぇ」
「やめてください! 後退してください!」



「私たち殺す気ですか!」

そう叫ぶと、土方さんはニヤリと笑った。

「…お前らここに何しに来たんだ? 戦争しに来たんだろ?
 だったら死ぬ覚悟くらい持ち合わせてるはずじゃねぇか」
「は!? 戦争じゃないですよ!」



何だこの人は!!(土方歳三です)
てか言ってるの全部ゲームの台詞じゃないか!
普通だったら全部かっこいいのにこんな時に使ったらアホな人だよ!


この人が角を出して鬼になろうと、私だってこれはさすがに引き下がれない。

……最終手段!
私はスッと拳を構えると、土方さんの脇腹にストレートパンチを入れた。


「ゴフッ」


Re: 【薄桜鬼】私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【建て直し】 ( No.11 )
日時: 2012/04/06 21:40
名前: 雛苺 (ID: DnCc87y.)
参照: 冬眠・・・いや春眠に入りたい・・


 腹筋崩壊

 めっちゃ笑いましたww
 やっぱりいちかさんは神ですね!
 えぇ!
 神です(きっぱり

 更新たのしみにしてます^^


 ぴーえす
   今更ですが、タメ・呼び捨てで大丈夫ですよ^^
   むしろそうしてください(土下座

   突然来て意味不明なこと言ってスンマセンm(_ _)m

Re: 【薄桜鬼】私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【建て直し】 ( No.12 )
日時: 2012/04/06 22:37
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: qdhAso1A)

>雛苺様
呼びタメでいいんですかっ…んじゃあお言葉に甘えて´`**
私もタメでおkですよ!

笑ってくれたなら嬉しい^p^w
神じゃないよwきっぱり言わないでw

Re: 【薄桜鬼】私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【建て直し】 ( No.13 )
日時: 2012/04/07 21:58
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: qdhAso1A)



斎藤さんが虫嫌いだったら可愛いなって思って...






 五





「ふぅ…」


気を失った土方さんは私の座っていた席に座らせ、私が運転席につく。
沖田さんが何やら嫌がっているようにみえたけど…まぁそこは無視しておこう。

「で? 何処に行くんですか?」

土方さんの手汗で濡れたハンドルを拭きながら隣の左之さんに問う。
左之さんは少し首を傾げ、窓の外を見る。

「別に何処って決まってたわけじゃねぇしなぁ…」
「え?」
「まぁ落ち着ける場所にでも行こうかってなっただけだ」
「…」

いくら落ち着ける場所でも貴方たちのせいで落ち着けなくなると思うんですけど…
……おっと危ない。あれ、言い切っちゃった感じ?

私は軽く息をつくと、再びエンジンをかけて車を走らせる。

「…そうだ、この近くに草原っぽい所があるんです、そこでいいですか?」
「お前が落ち着けるならそこでいいよ」
「…」

わたしが、ねぇ…。
このドライブは私のためにしてくれてるってこと?

ふーん……



 ***



「着いたッ!」

バンっ、と思い切りドアを開けて、外に飛び出す。

そよ風に揺れる緑の草、所々に生える小さな花。
綺麗な空気っっ!! いやー自然っていいねぇ!!


「きゃっほーいっ!」

全力で草の絨毯へとダイブ。
ふほー…ふかふかー…。

このまま眠ったら、きっと素敵な夢がみれ…

「総司!!」

……なに。

むくりと起き上がると、そこには怒った顔の斎藤さんの姿が。
怒りの矛先は、無邪気に笑う沖田さん。

「…何してんだ…はぁ」

呆れてため息をつくと、

「由良ちゃん」

頭上から沖田さんの声がしたので、条件反射で顔をあげる。
その前にあったのは、



「っぎゃああああああああっっ!!!」

ひっ……む、むむむ虫っ!
何それ、バッタ? いやあああ!!

「あれ、由良ちゃんも虫苦手なんだ?」
「え…」


私、も? もって…

チラリと見ると、
沖田さんの手にあるバッタを避けるようにしている斎藤さんがいる。

「斎藤さん、虫苦手なんですか」
「……」

無言の斎藤さん。

…え、可愛い。
虫苦手とか可愛い萌える。

出てきそうになる鼻血を必死に止めながら、バッタを手に追いかけてくる沖田さんから逃げる。



しばらく草原で逃げ続けていると。


「ん?」

風間さんと土方さんが何かしている。(ていうか土方さん復活したんだ)


「おい、どうしてくれる。貴様のせいで俺の頭は草だらけだ」
「なかなか似合ってんじゃねーか? そこにこのバッタもつけてやるよ」

ひっ、土方さんまでバッタ持ってる!

するとホントに頭が草だらけっていうか何かもう草の塊が頭に乗ってる感じの風間さんは、余裕の笑みを浮かべた。
そして、

「無用。それは俺がしてやろう」

懐からバッタを取り出した。

え、気持ち悪! 何でバッタが懐に入ってたの? 入れてたの?
ていうかこの草原そんなにバッタいたっけな…もうやだな…。

「真似するんじゃねぇよ婚活鬼が」
「うるさい。ツンデレが」

「婚活鬼」
「ツンデレ」
「婚活鬼」
「ツンデレ」
「婚活鬼…」

……


何この口喧嘩!!

風間さん何処でツンデレなんて単語覚えたんだよ!
土方さんもそんなこと言ってあげないで!実際ファンの人から言われてるけどさ!





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