二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夏目友人帳 —分かち合うのは—
日時: 2012/05/03 18:43
名前: フウ ◆vauozlQS2w (ID: 4djK7y3u)

ほとんどの皆様にははじめまして! 大昔にここで小説を書かせて頂いてました、フウと申します。今回は夏目の二次にチャレンジです!

○アテンション
・この小説は、フウが別の投稿サイトでアップしていたブツであります。
・オリキャラ、オリ妖が相当でしゃばります。
・文章が長い割には展開が遅いです。
・最初は投稿スピード速いですが段々と落ちていきます。
・超間接的にではありますが、他作品とのコラボがあります。コラボ元を知っていなくても全く問題ありませんが、「クロスオーバーなんて見てられっか!」という方はご遠慮ください。
・荒らし、中傷などはおやめ下さい。辛口の作品評価は大歓迎です。

ではでは、御了承された方々はどうぞ。

オリキャラ紹介  >>17
第一話  >>01 >>02 >>03 >>04
第二話  >>05 >>06 >>07 >>08
閑話   >>12 
第三話  >>13 >>14 >>15 >>16 >>18 >>24 >>25

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Re: 夏目友人帳 —分かち合うのは— ( No.17 )
日時: 2012/04/15 14:12
名前: フウ ◆vauozlQS2w (ID: 4djK7y3u)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6145

今さら感がしないでもないのですが、オリキャラ紹介的な何かを!

【名前】 白瀬未幸
【年齢】 15〜19歳
【身長】 白瀬≦夏目くらいのイメージ
【体重】 今聞いた奴、前出ろ前だ。
【容姿】 膝裏まである黒い長髪。髪型はちょくちょく変える。上は黒のタンクトップに白で襟の広いTシャツ、下は短パンにコンバース。全体的にスレンダーな体型で、吊り目ほどではないが目つきは鋭い方。右耳に蒼い石が付いたイヤリングをつけている(挟むタイプ)。
【性格】 明朗快活で結構さばさばしている人。ノリが軽くテンションは高い方。アクティブっぽいが実はインドア派。基本元気な奴だがそこそこつらい過去がある模様。

それと、リク依頼・相談掲示板にある愛河 姫奈様のスレに細かい白瀬のプロフを書かせて頂きました。参照に貼っておりますので、もしよろしければそちらも見て下されば…!

Re: 夏目友人帳 —分かち合うのは— ( No.18 )
日時: 2012/04/16 22:41
名前: フウ ◆vauozlQS2w (ID: 4djK7y3u)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

 とんでもないことを、聞いている方が胸裂かれるような言葉を。さも当然のように、笑顔さえ浮かべて目の前の少女は語る。
 何でもないことを言っているかのように。
 取るに足らないことを言っているかのように。
「っていうより、知らない。私っていうあの人たちの娘は、最初っから存在してないことになってるから」

「…………それって、どういう」

『やや、どこかで見た顔じゃ』

 俊敏に動いた白瀬の体が声の主へと向く。
 石段の外の木々が生い茂る虚空の闇に、ぽっかり浮かぶ一つ目がある。
 眼窩に鬼火を湛えたされこうべがある。
 赤い赤い天狗面がある。

『髪の長い方に覚えはないが、もう一人はどこかで……』
『……もしや、あれはレイコではないか?』
『レイコ、レイコ……。おお、夏目レイコか』
『セナギの名を奪ったレイコか』
『ツギノハの名を奪ったレイコか』
『タダラの名を奪ったレイコか』

「レイコ、って……」
 二人して立ち上がり、じりじりと後退する。緊張は解かないまま、次々と現れる妖を睨みつけながら背後の夏目に向けて白瀬は言う。
「夏目くんのおばあさんの名だよね」
「あ、ああ。おれと祖母はよく似ているらしくて、よく間違われるんだ」
「確かにね。夏目くん女顔だもんね」
 さらりと傷つく発言が白瀬の口から流れ出て軽くショックを受ける。本人が至極真面目に言っている分ダメージは大きかった。
 十前後集まった妖たちの声音には威圧するような質感があるものの、怨嗟の類の感情は感じなかった。ただ誰も彼もが、自分たちを見ることができる人の子二人に物珍しそうな視線を浴びせる。
「……敵意はないみたいだ」
「そのようだな」
 先生が同意を示すと、夏目は眉根を寄せて茂みを凝視する白瀬の前に出た。

「夏目レイコはおれの祖母だ。おれの名は夏目貴志。
ここに、レイコさんに名を奪われた者がいるなら申し出てくれ。その名を返そう。
 ただ、おれたちは今、ある妖を探しているんだ。もし心当たりがあるなら教えてくれ」

Re: 夏目友人帳 —分かち合うのは— ( No.19 )
日時: 2012/04/18 21:31
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://sky.geocities.jp/nobody_zero_sleet/

この小説ですね〜

……様だとぉ?!
こんな馬鹿に様なんて付けなくていいんですよ←

すっごい神文ですねぇ…参考にさせてもらいますね♪

休日…貰えるといいですねwww

でゎ^p^

Re: 夏目友人帳 —分かち合うのは— ( No.20 )
日時: 2012/04/18 22:33
名前: 紫 ◆2hCQ1EL5cc (ID: AVqpQU0T)

 こんばんはです^^

 夏目有人帳……実ははじめましてな話です。高校のときにさんざん良いよと友人に言われたのですが……
 にゃんこ先生可愛いな、大学に住みついてるボス猫を彷彿さます
 そんなわけで、にゃんこ先生をぎゅーっとしたいなと思いつつ、感想を置いていかせていただきます

 はじめましての話でしたが、すんなりと物語世界に入り込めました。
 二次元小説で一番難しいのって、その作品の世界観をいかにして書くか、なんですね。情報はたくさん持っている、でも、それを最初に書き並べても、その時点で読む気が失せる。作者側は世界が分かっているからこそ、どこまで書けば良いか分からなくなる。これが良くある話です。
 この小説では、夏目君が妖が見えること、そこから友人帳が出てきて、と言った具合に、普通の小説のごとく無理なく、それでも説明していて良かったです。
 たぶん、これからも徐々に物語り世界の背景が描写、台詞等から明らかになっていくことでしょう。ぜひ、このようなペースで書いていってもらいたいです。

 それから、二次元小説とかそういったものを抜きにしても、小説としてすごく輝いている書き方でした。
 何が、となると、何よりもその描写です。
 まずはじめのほうの夏の描写ですね。視覚、聴覚、触覚、それらをうまいこと組み合わせ、駆使して表現されていて、身に迫ってその状況が感じられました。
 一面から、だけではなく、多方面から描くと奥行きが出て伝わりやすいなと、勉強させていただきました。

 それから、満点を親に見せにいくときの子供のような、という表現。
 子供のような、だけでもキラキラ輝いているのは分かりますが、この満点というのがまた現実味を帯びていて、自分に置き換えて感じられるので、分かりやすく、また面白い描写でした
 あと、テスト期間中の話のようで、それを考えるとその輝きは数割増な気がします

 それから、猫のように目を細める、
 にゃんこ先生が出てきた後にこの描写。物語と一体感のある描写は文章にとけ込みやすく、読んでいても気持ちのよいものです。
 それにしても、猫が目を細めたところって可愛いですよね。余談として

 描写の中で印象的だったのは、髪で顔が隠れる、といった描写ですね。
 違う場面でそれぞれ使われていました。デジャヴ感は読んでいて楽しいもので、また、似た描写が再びというのは前回の描写と比べる上でも物語に深みをもたらしますから良いですね。
 
 気に入っている描写。すごくきれいな描写があったんですね。
 蒼穹にたゆたう雲が、目に見える速さで遠くへと流れていく
 言葉選びの巧みさだけではなく、この白と青のコントラスト。こういうのを頭に思い浮かべるとほっとします。
 こういう描写、もしかしたら読んでいる上で後味を良くする働きがあるのかもしれません。
 何にせよ、きれいな描写は読んでいて気持ちがよくて大好きです。

 さて、あとは紫が思ったスルー推奨の話

 最初の方に出てきた七福神もどきの妖。彼の描写はすごく分かりやすくて良かったです。
 ただ、人物の容姿についての描写がそれに対して少なかったように感じます。七福神もどきくらい詳しく書く必要はありません。人間の全体像はつかみやすいので。
 夏目君が整った顔をしているのを知ったのは、女顔のくだりだったと思うんですね。そこまでの間、彼がどんな人か、少し伝わりづらかったです。

 人物描写がなかったという訳ではありません。右耳より上で結んである長髪が遅れて落下する、とか夏目の細面、こういった描写はありました。特に前者、動作描写と一緒に容姿描写もするというのは、シンプルな描写をする上でも良い方法だったと思います。
 こんな具合に、その人がどんな容姿であるか、いっぺんに長く説明すると読者もだれてしまうので、少しずつ、それでもある程度伝わるように、いろいろな描写に織り交ぜながら書いていくと、さらに知らない読者にも分かりやすい小説になると思います
 

 感想、置き去りにしていきます、すみません……
 夏目友人帳、誰か貸してくれないかなと、高校時代の友人に全力で懺悔しつつ。
 ……実は実家にいるのは犬ってのは秘密

 それでは、これからも頑張ってください!

Re: 夏目友人帳 —分かち合うのは— ( No.21 )
日時: 2012/04/25 21:28
名前: フウ ◆vauozlQS2w (ID: 4djK7y3u)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

う、うおおおおぉおお!? 更新ない間に感想が二つも! どうもありがとうございます! そして、返信遅くなって申し訳ありません……。

>愛河 姫奈さん
では姫奈さんでよろしいでしょうか…!下の名呼びはわわわw(ry
お、恐れ多い言葉です…! というか、こんなまだまだ発展途上な文を読んで下さってありがとうございました。
休日は…、当分もらえそうになさそうですw
「あいやああああぁああ!!」
うっさいぞー白瀬ー。


>紫様
文章でニャンコ先生の愛くるしさを表現できているかひやひやしていたのですが、大丈夫だったようで何よりです! 犬派な自分ではありますが、先生なら毎日イカを貢ぐことになっても飼ってみたい(笑) 

前に投稿していたサイトでは誰にでもわかるように説明を入れていたのですが、色々あったもんで半分やけ気味に「もう夏目〜を知ってる人向けでいい!」と思って書いていたんですが、それでも物語世界をご理解して頂けて嬉しかったです。しかし、それ故に既存キャラの容姿等々の描写を省いていたので、ご指摘の中で初めて読む人の目線で書くことの大切さを痛感しました。これからの執筆では気を配っていこうと思います。
そして、小説としての評価もしていただけたのがものすごくうれしかったです! 自分では気付かない箇所へのご指摘はいい勉強になり、これからの執筆の活力になりました。有難うございます。

夏目友人帳、本当にいいお話が満載なので是非! ボス猫ちゃんまたたびやるからこっちおいで。

ご多忙の中、こんな作品を丁寧に読んで下さり、また感想やご指摘をして下さり、本当に有難うございました!



そして肝心の更新のことですが、もう少し時間がかかりそうです。ごめんなさい!
もうすぐGWですので、皆様よい休日をお過ごしください。
それでは!


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