二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】
- 日時: 2012/07/22 15:24
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
—むかしむかしの噂です。
橙ノ国、黄ノ国を滅ぼした凶悪の魔王がいたそうな。
その魔王は橙ノ国と黄ノ国の姫、王子をさらって行ったとか—
○●○●○●○●○●○●○●
オリジナルのボカロ小説です
オリジナルボカロが4人います(後々紹介します)
まだまだ素人なので文章とか色々変ですが、温かく見守ってくだされば幸いです!!
中傷 荒らしは受け付けません
更新速度は様々ですので
よろしくお願いします!!
○お客様紹介●
○雷羅様 ●ナル姫様 ○六花様
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- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.37 )
- 日時: 2012/06/05 17:39
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
雷羅
ミクさん(ようやく)とーじょー!!^^
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.38 )
- 日時: 2012/06/11 17:37
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
ライガ「さっき歌ってた人…?」
ミク「うん!あ…聞いてたの?」
ライガ「おう、凄く綺麗だな!顔も声も」
ミク「え…?!」
明らかに顔を赤らめるミク
チカ「せんせー、此処に口説き魔がいまーす」
ロウガ「誰が先生だ」
クロウ「と言うか口説き魔一号が何を言っているんですか」
ライガの発言を聞き、後ろに居たメンバーが馬鹿なことを喋りだす
ライガ「は?口説いてないけど…?別に素直な感想だぜ…?」
トウヤ「…天然と言うのは恐ろしいな…」
トウヤでさえもそんなことを呟いた
そんなトウヤにクロウが
クロウ「ええ、本当ですよ。ねえ?」
そんなことを言った
トウヤ「?…どういうことだ……」
クロウ「いえ?何でもないですよ」
意地が悪そうにクロウが笑う
ミク「あ、ところで何でこの国に来てるの?」
正気に戻ったミクがリムトに向かってそう問いかけてきた
リムト「ああ……。言って良いの…?」
リムトは返事をした後にライガ達に向かってそう言った
ライガ「…さあ?」
トウヤ「………」
カイト「…良いんじゃないかな……?」
レン「うん。多分良いと思う」
2人が曖昧に答えた
リムト「えーと、実はね…—」
○●○●○●○●○●○●○
ミク「そうなんだ…!大変だね」
ノア「なんだか他人事みたいな感じだね」
ミクの物言いにノアが苦笑しながらそう言った
ミク「んー…確かにそうだね…そっか、人からして見れば一大事だよね…うーん……」
手を顎に当てて考えるように呻りだした
ミク「じゃあ、私も連れて行って貰えないかな?」
ライガ「は…?」
トウヤ「………」
チカ「わぁお」
ミクの口から出た言葉に3人を初め、(ほぼ)全員がポカンっとした
セア「でも、はっきり言って危ないと思うけど…?」
リン「そーだよ」
アカリ「私も危ないと思うよ」
一番初めに断ろうとするチビッ子ズ
ミク「大丈夫だよ!だって私戦えるし」
リムト「嘘…?」
シア「すごーい!!」
帯「…」
ルカ「意外ね」
ミクの言葉にリムトは驚き、シアは何故か喜んだようにはしゃぎ、帯人は興味無さげにそっぽを向いき、ルカはそれ程驚いていないがそう口にしたのだった
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.39 )
- 日時: 2012/06/18 19:11
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
ロウガ「えー…。こんなに人数居るのか…?」
ライガ「俺が居なくてもやっていけそうな人数だよな」
思わず呆れたような声を漏らす2人
シア「えー、人数多いに越したことはないじゃんかー」
リン「そーそー、多いほうが楽しいよー」
それに反論する姫様ズ
レン「…旅の目的分かってんのかな」
セア「アレが分かってるって言えるヤツは尊敬してやるよ」
そして、そんな姫様達を見て呆れる王子ズ
ルカ「でも、相手は魔王な訳だし居てもいいんじゃないの?」
アカリ「私よりも役に立つと思うよ…!!」
チカ「アカリは十分役立って…!! クロウ「貴方は黙ってなさい♪」ぎゃあっ!!」
クロウはにこやかに騒ぎ出したチカに魔法をぶっ放した瞬間である
(((((コイツ鬼だ…!!)))))
そして、メンバーの心が一つになった瞬間でもあった
トウヤ「…俺たちはお前を守れるほど手は空いていないぞ…?」
ミク「大丈夫だよ!」
カイト「本人もこう言ってるし、良いんじゃないかな…?」
帯人「バカイト程出来るんなら問題ないでしょ」
カイト「うわ〜ん!!帯っちゃん酷い!!」
リムト「よしよし」
長身の男が同じくらいの身長の男に抱きついて慰めてもらう図なんて見ても面白くないな、と思い帯人は目を逸らした
ノア「じゃあ結局付いて来て貰うんだね」
ノアも帯人と同じくスルーし、そう確認するように問いかけた
トウヤ「…そうだな」
その問いにトウヤが静かに答えた
ミク「やったー♪私歌も歌うから暇な時に声掛けてね」
ミクは嬉しそうにはしゃいでにっこりと笑った
ライガ「…このまま行くと仲間だらけになりそーな気が…」
ルカ「しないでも無いわよね」
ライガ「だよなー」
なんてメンバーの端っこで呆れながら話す2人だった
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.40 )
- 日時: 2012/06/30 21:59
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
ミク「あ、ちょっと寄り道しても良いかな?」
アカリ「? 何かあるの?」
ミク「うん、お使いの途中だったの忘れてたよー」
ミクはそう言うと片手に持っていた袋を持ち上げた
リン「何のお使いしてたの?」
ミク「私ね酒場で働いててさ、そこのお使いしてたの」
レン「へぇ〜」
ライガ「ま、良いんじゃないか?…アイツもそんなに早々動かないだろうし」
ミク「ホント? なら、皆も着いて来て!」
シア「やったー!!」
セア「酒飲まないでよ?」
シア「誰も飲むって言ってないよ!!」
ルカ「アラ? 私、飲まないなんて言ってないわよ〜?」
カイト「未成年がいるからまずいって」
なんて会話をしている隅でトウヤがライガに話しかけていた
トウヤ「ライガ、聞きたいことが…」
ライガ「ん?どうした…?」
トウヤ「先の、アイツ とは誰の事だ…?」
ライガ「あーあれか。いや、もう片方の魔王の事だぜ?」
トウヤ「…親しいの、か?」
ライガ「まーな、人で言うと…幼馴染ってやつだな」
ロウガ「そうだったのか」
クロウ「道理でその口調なんですね」
2人が話していると、ロウガとクロウが割って入ってきた
ライガ「うおっ!?」
トウヤ「…」
それにライガは驚き、トウヤは気づいていたのか驚く素振りどころか声すら上げなかった
ロウガ「で、魔王ってどんな奴だったか教えろ」
ライガ「そーだなー、とりあえず面倒くさがりだな」
クロウ「貴方しかり魔王らしくない方々ばかりですね」
ライガ「遠まわしにバカにされた気がする」
クロウ「おや?貴方もこのくらいは分かるんですか、意外です」
ライガ「心外だぁぁぁああぁああ!!!」
クロウは嫌味をたっぷり含んだ笑みを浮かべ、ライガは凄い形相で叫んだ
トウヤ「……とりあえず、成るべく戦わないように行きたいな」
ライガ「ま、出来ればそうしたいよな」
ロウガ「はぁ…」
クロウ「…」
- Re: 22人+味方は魔王様!! ( No.41 )
- 日時: 2012/07/03 18:04
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
〜緑ノ国 酒場〜
暫く歩くと、少し大きめの建物が見えてきた
看板には〔酒場〕と掠れた字で書いてあった
ミク「たっだいま〜♪」
「おかえりー…って、あら? ミク後ろの人達はどうしたの…?」
ミクが勢いよく扉を開けると、奥から若い女性の声が聞こえてきた
ミク「うん。さっき広場で会った人たちなんだ」
「ん? 随分と大勢連れて来たんだな」
次は、男の声が聞こえてきた
「あ、わ私…何をお手伝いすれば良いでしょうか……?」
最後に今にも消え入りそうな、か細い女性の声が聞こえてきた
ミク「あれ? もうお姉ちゃん達飲んじゃったの〜?」
「まーまー、良いじゃないの」
「おー、お疲れさん」
「お…お帰りなさい…」
1人の女性はカウンターに入りながらお酒を飲んでおり、ミクの言葉を軽く受け流した
1人の男性は席に着き、煙草を吸っていた
もう1人の女性は2人と少しだけ距離をとりながら立ち、2人の話を聞いていたようだ
ミク「もー、お客さん来たらどうするの?」
「大丈夫よ、来るのは常連さんだけだから」
「俺は一応客だけどな」
「……」
シア(ねー、ミク姉は此処のお手伝いしているの…?)
ミク「うん、そーだよ」
セア(何となく…自由な酒場だな)
レン(自由と言うか…家に居るような感覚だろうね…)
リン(シィー…)
双子ズがヒソヒソと話していたが、リンが口に手を当て黙らせた
ミク「あ、紹介するね! さっきも言ったけど、この人達は広場であったんだよ。魔王を倒しに旅をしてるんだって」
ライガ「どーも、ライガです」
トウヤ「…トウヤだ」
ロウガ「俺はロウガ」
クロウ「クロウです」
チカ「チカって言うんだ!!」
ノア「ノアと言います」
アカリ「私はアカリです」
リン「私リン!」
レン「レンです」
シア「あたしはシアー!!」
セア「セアです」
カイト「カイトです」
リムト「リムトっていいます」
帯人「…帯人」
ルカ「ルカよ」
1人1人が丁寧(?)に名前を言った
「結構多いわね」
「まー、魔王退治なんだろ?」
「…す…凄い、ですね…」
ミク「でね、私も着いていく事にしたんだ。いいかな?」
「「「っ…」」」
ミクの突拍子も無い言葉に三人は顔を見合わせた
「それは、本当なの?」
ミク「うん」
「…危なくないのか?」
「あ……危ない、と思います…」
ライガ「あ、そこんとこは大丈夫だと思います…」
「え…?」
三人の言葉を聞き、ライガが挙手をしながらそんなことを言った
トウヤ「…」
ライガ「俺が居れば何とかなりますし…」
チカ「いやいや!!事情を知らない奴がソレ聞いたらライ兄が自意識過剰な奴にしか聞こえねぇし!!」
ライガ「あ、そっか。 えーと……………まずくねぇか…?」
ロウガ「確かに…?」
クロウ「別に良いんじゃないですか? 王様達も了承してる訳ですし」
ノア「まあ、そうだよね…」
ライガ「えー、じゃあ…」
クロウ「因みに私は責任を取りませんからね?」
(((((おい…!!)))))
ニッコリと微笑むクロウに保々全員が声に出さずにツッコんだ
ライガ「うー…まあ、いいや。 えーと、実はこういうことなんだ」
と言うと、ライガはフードを取り外した
ミク「わ、凄い…!」
「…角?」
「マジ?」
「…!」
帯人「残念だったね、ライガ。反応薄くて」
ライガ「べ、別に悲しくなんかねえし…!!!」
とか、言いながら体育座りをし始めるライガ(現魔王)
「ってことは…この人を倒せば良いんじゃないの?」
ライガ「ヤメテクダサイ!!!!」
「でも、魔王だろ?」
ライガ「確かにソーデスけど!!えーと、魔王ってのは2人いてもう片方の魔王のことデスッ!!!」
他のメンバーは【前もこんなことがあったな】とか何とか思っていた
「そ…そうなんです、か…」
「ふうん…確かに魔王が居るなら安心よね」
ミク「うん!」
ミクの返事の後、少し間を空けて女性が口を開いた
メイコ「私はメイコって言うの」
デル「俺はデルだ」
ハク「わ、私はハク…です」
次々に口を開く3人
メイコ「で、私達も着いて行っても良いかしら?」
「「「「「「……………………え?」」」」」」
デル「あー、じゃあ俺も参加」
ハク「え……?じゃ、じゃあ…怖いけど…私も……」
………全員参加ですか……………?
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