二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- のび太戦記 希望へ
- 日時: 2013/06/27 20:59
- 名前: escキー (ID: 50HaSQuo)
どうも、escキーです。
のび戦を書きたくてたまらない、糖尿病ギリギリの学生です。
注意点をいくつか。
1 僕はキーボード一本打ち+文章力0です。
あまり期待しないでください。
2、のび戦は動画でしか見ておらず、プレイしたことはないです。
矛盾があるかもしれません。
3、勝手にキャラを足します。
空気になるキャラが恐らく出ると思います。オリキャラもでます。
4、連載は不定期です。
理由はいろいろです。
5、27話(真の強さ)の後の話になります。
がんばって書くので、見てください。
意見や質問等などはeメールにお願いします。
誹謗中傷などのメール等はご遠慮ください。
目次 メナスデータ
あらすじ>>1>>2 アレックス >>8
球磨川 禊>>19
花黒 良馬(オリキャラ)
>>27
第1章 その他
無い記憶 >>11
0話>>3>>4>>5 脚注>>6>>13
第1話 銀河の戦士
>>7>>9>>10>>12>>14>>15
第2話 血の雷
>>16>>17>>18>>20
第3話 B.
>>21>>22>>23>>24>>25
第4話 悪夢と悪魔
>>26>>28
- Re: のび太戦記 希望へ ( No.25 )
- 日時: 2013/02/21 18:11
- 名前: escキー (ID: 50HaSQuo)
やっと受験勉強からも解放され、更新できるようになりました。
では、久々の続きをどうぞ。
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その頃・・・箱庭学園の周りでは自衛隊や特殊部隊、TV局やカメラマンでごった返していた。
・・・それもそのはず、ヘリウスが過去に起こした大惨事と同じ日にまたヘリウスが日本有数の名門校を占拠したのだから。
そのニュースは日本中・・・いや、世界中を震撼させた。
『ヘリウス、またもテロ』『彼らの目的とは?』
世界中の有名紙がこのような見出しの速報が配り、世界中が日本からの中継に見入った。
・・・皮肉なことに、その中継放送の視聴率は80%を超えた。
「・・・はい、西山です。私は今、ヘリウスの占拠した箱庭学園に来ています。」
リポーターが箱庭学園の正門でマイク片手にカメラに向かって喋っている。
どうやら中継中のようだ。
「ご覧ください!この正門の有様!ヘリウスが破壊したと推測されてます。ヘリウスは中に入り警備員を惨殺、そのままこの奥---ここからは見えませんが、校庭を占拠している模様です!」
リポーターの言う通り、正門は無残に爆破されている。
・・・警備員は別事情なのだが、彼らに知る術は無い。
「幸運なことに、多少の怪我人はいますが死者は一人も出ていないそうです。・・・あっ、逃げ出してきた生徒が保護されるようです!」
白の制服に身を包んだ学園の生徒がぞろぞろと機動隊の車にのせられている。
その映像を撮るためカメラはそちらの方向に向いた。
「警察から生徒への質問を許可されているので、我々も質問したいと思います。」
生徒へ質問するメディアを押しのけながら、リポーターはマイクを近くの生徒に向けた。
「あの、××局なんですが、何があったか教えてくれますか?」
リポーターにマイクを向けられた、(なぜか)鉄球を持った女子高生は答えた。
「46867980698063587686734765684457468467898606890…」
「・・・は?」
「5464567、6754685987096345675475632521144365467!」
「・・・えーと、もう一度・・・」
「5475364!」
どうやら怒らせてしまったらしく、女子高生は去ってしまった。
・・・そのあとも。
「あーーー、知ってる知ってる。知らないけど知ってる。」
「あなた方は生徒の風紀を乱すつもりですか!何も答えません!」
「今すぐキャビア1トンと満漢全席10セット持って来てくれたらいいですよーー」
「・・・」
・・・ほとんどのメディアは疑問を感じた。
(・・・この学校、ホントに名門なのか!?)
・・・少し前に、視聴率のことに触れた。
この10分後、視聴率は一気に落ちた。
この悲惨ともいえる中継に、ほとんどの局は一度画面をスタジオに戻した。
そして、ほとぼりが冷めたあたりでまた中継に移したとき。
写ったのはリポーターの顔ではなく
血の海に浮かぶ、大量の死体だったからだ・・・。
- 第4話 悪魔と悪夢 ( No.26 )
- 日時: 2013/03/24 12:01
- 名前: escキー (ID: 50HaSQuo)
我を過ぐれば憂ひの都あり、
我を過ぐれば永遠の苦患あり、
我を過ぐれば滅亡の民あり
義は尊きわが造り主を動かし、
聖なる威力、比類なき智慧、
第一の愛、我を造れり
永遠の物のほか物として我よりさきに
造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、
汝等ここに入るもの一切の望みを棄てよ
ダンテ・アリギエーリ著
『神曲』より「地獄の門」
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「…わーお、派手にやったなヘリオスの馬鹿詰まり。」
花黒は屋上から見える正門の地獄絵図を見て呟いた。
真司は良馬がヘリオス兵を全員蹴散らした後、森羅の本部に帰るといっていたはずなのになぜか屋上に向かったのでイライラしていた。
(ホント、この人が考えていることは分からない…)
そういえば、森羅の局長も良馬のことを説明してたとき、
「簡単にいえば人外だな。…まぁ、いいところも含めて。」
と言っていた。
(能力も化け物じみてるがな…)
真司はそう思いつつ、良馬の顔を見た。
その顔が一瞬、地獄の鬼に見えたが気のせい…だろう。
[人外だな]
真司の頭の中で、なぜか森羅の局長の発言が頭の周りを回っていた。
殺せ。
殺せ。
殺せ。
生命ある物は、殺せ。
『…。』
球磨川は何かを感じた。
誰か、いる。
自分を狙っている。
球磨川はその状況下でも落ち着いていた。へらへら笑ってもいた。
『…鬼さんこちら』『手の鳴るほうへ』
そして、わざとふざけた。
殺気が強くなる。
『あれ?』『いるのばれて、起こってるのかなぁ?』
球磨川がさらに殺気の主を貶そうと口を開いた、その瞬間。
球磨川の頭が取れた。
血が噴出する。
意味なき死に、悪夢は笑った。
悪魔は善。
悲しき運命を凡庸に平凡に潜り抜けていく。
悪魔は悪。
運命を否定し、不必要な絶望をばら撒く。
開かれた。
地獄の門が。
無機質、正義、改悪、無意味、怠惰、善意、凄惨。
彼らは望みを捨てない。
彼らは門を潜るのではない。
…跡形も無く、壊すのだ。
- メナスデータ 花黒良馬 ( No.27 )
- 日時: 2013/05/19 17:41
- 名前: escキー (ID: 50HaSQuo)
一応注意。
彼の経歴はヘリオスでさえ完全に分かっていません。
事実はいずれ、彼の口から語られるでしょう。
花黒良馬 ?歳(有栖零児と同窓のことから、26と推定できる。) 男
物質界で最高のシェア率を誇る日本の超大企業、ハナグロカンパニーの最高取締役兼会長。この企業により、日本は今とても好景気になっている。
茶髪で肌がわずかに黒い。ほとんど安物のスーツを着ており、見た目は冴えない平社員。
しかし彼の過去は謎が多く、中学2年から前の経歴が分かってない。
父は前代取締役、花黒涼。まだ推測の域を出ないが、彼と良馬は実の親子ではないようだ。
高い身体能力を持つ上、雷を操る力を持つ。(なぜ使えるかは不明)
また磁場を発生することもでき、掌底と共に放ち威力、範囲を上げている。
既婚者であり、3人の息子と娘の父親。妻は刑事で、人間離れしたパワーを持っている。
(一度誘拐したが容赦なく暴れ、15人の兵士が射殺された挙句逃げられた。)
ランクは特別措置としてSSS。彼を捕獲した場合、無条件で四星候補に認定する。
殺害に成功した場合、無条件で四星に認定する。
ただし、3級司令官以上の許可無しの交戦は認めない。
補足
1 我々の保有兵器、対超能力者高出力振動波発生装置は森羅が極秘でハナグロカンパニーに作成を依頼し完成した製品を剥奪した物である。そのためか花黒良馬には通用しない。また強制停止プログラムを所持しており、万が一効いたとしても停止されてしまうので、彼がいる時に対超能力者高出力振動波発生装置を発動しないこと。
2 花黒良馬の父、花黒涼についてだが、どうやら彼は物質界、幻想界、悲鳴界、神界、魔界の住人ではない模様。詳細は不明。
3 花黒良馬の他にあと二人、謎の力を使用する人物がいる。
詳細は後に。
- 第4話・2 ( No.28 )
- 日時: 2013/06/29 23:25
- 名前: escキー (ID: 50HaSQuo)
ワタタシハナアニ?
イケナイコ?
ワルイコ?
イチャイケナイコ?
ニンゲンイカ?
ヘビヤイヌテイド?
ミンナズルイ
ズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイズルイ
ワタシハ、ナンデウマレタノ?
「あんこぅいんざぁすたぁらいず、めをとじてぇ~」
「しょっぱなからそれはマズイです、良馬さん」
箱庭学園の体育館の扉を開きながら歌う良馬と突っ込む城戸。
あいかわらずマイペースな良馬は城戸のツッコミを無視して歌い続ける。
(…これってある意味スキャンダルだよな?)
とても広く橙の寄木細工の上に色とりどりのラインが引かれた体育館でクルクル回りながら歌う良馬。
傍から見れば変人だ。
しかし、そんな変人が世界中から信用され、この国の財政や未来を握る大企業の社長なのだ。
天才には変人が多いという論理はあながち間違ってないような気もする。
(しかし、もう用の無い場所に居続けようとするのか…)
それでも城戸は心の中で少しぼやいた。
できれば早くこの学校から出てしまいたい。
異常に気がついた国家権力の部隊がいつ入ってきてもおかしくない。もしそれで自分の姿を見られたらとても面倒臭い事になる。
だが…
城戸は早く帰りたいと思いながらも、この人がここに居続けたがる仮説を打ち出していた。
(できれば外れて欲しいがな…)
そう思いつつ、城戸はいつでも変身出来るよう身構えた。
そう、その仮定は———
とんでもなくヤバイ敵がまだこの学校に潜んでいるから。
外に出したら暴れて人を無差別に殺していくような、そんな敵が。
だから、この人はここに居ようとしている。・・・という仮説なのだが。
(…良馬さんの行動を見ている限りその可能性は無い…な。)
城戸はそう思って良馬のほうに顔を向けた。
…あいかわらず、良馬は歌っていた。
なんだか悲しいが安心した城戸は肩の力を抜いた。
…のが、間違いだった。
その瞬間、ピキリという音を立て足元が凍りついた。
「!!!!!」
城戸は足が凍りつく前にジャンプして何とか回避した。
しかし、その間に何かが疾風のごとく自らにむけて走ってくる。
しかも城戸の延髄を正確に狙った足蹴と共に。
「くっ!」
身をそらし、間一髪のところで避ける。そのまま良馬の所までバック転するともしもの時に急いで変身できるよう準備していた手鏡を宙に放り投げた。
宙を舞う手鏡に城戸のカードデッキが写り、Vバックルが城戸の腰に装着される。そして城戸はカードデッキをVバックルに差し込んだ。
その瞬間城戸は変身し、仮面ライダー龍騎になった。
「っしゃあ!」
恒例の気合入れの後、龍騎はカードを取り出しドラグバイザーに挿入した。
装填口が閉まると同時にドラグバイザーから電子音声が流れる。
【ソードベント ドラグセイバー】
龍騎の手に青龍刀のような剣が出現した。
龍騎は男に向き合い、構える。
その瞬間———
「馬鹿ヤロー、このヤロー」
と、呟きながらいつの間にか飛んでいた良馬が踵落しを放ってきた。
・・・変身しているのにかかわらず、一瞬花畑が見えた。そのぐらい痛かった。
「ねぇ城戸、考えて行動してる?あれどー見てもここの学生でしょ、高校生でしょ?」
頭から煙を出して倒れている城戸に向かって良馬が話しかけた。
「・・・あんな動き、高校生にできないと思いますケド」
城戸は倒れたまま反論する。が、
「俺らが戦っているのは人智を越えた化け物ども、仲間は非科学的なヒーロー達・・・それが答え」
と論破され、黙るしかなかった。
「いや〜、ごめんよう人吉にくじら〜。ウチの仮面ライダーがなんか迷惑かけちゃって〜。」
良馬がすたすたと男の元へ歩いていく。
(知り合いだったのか・・・)
城戸は痛む頭を抑えながら立ち上がった。
良馬は金髪の男とボサボサ髪で額にガーゼを貼った女と喋っていた。
「おい城戸、変身解かなくていいから来いよ。・・・紹介してやる、人吉善吉に黒神くじらだ。」
良馬が城戸を呼びながら二人を紹介した。
城戸は言われた通りに変身を解かず良馬たちに近づいた。
「えーと・・・この子達が例の『異常性』と『過負荷』ですか?」
城戸が良馬に尋ねる。
「そ。人吉が他人の視界が覗ける異常性で、くじらが温度を操る過負荷使いさ。」
良馬は城戸の質問に答えながらタバコに火をつけた。
「はぁ・・・あー、その、俺は城戸真司。一応記者やってる。よろしく」
城戸はとりあえず良馬の返答にうなずいてから二人に自己紹介した。
すると、女の方———黒神くじらが眉を上げた。
「・・・なぁ、あんた仮面ライダーじゃないのか?」
「え゛」
まさかの返答に城戸は驚いた。
「何で知ってるんだ!?」
「俺が教えたからよーん、キドチャン。かくゆぅごぅろぉにさぁ〜、とびこんでみたらぁ〜」
くじらの代わりに答えたのはタバコを吸いながら歌っている良馬だった。
「ミラーワールドのこととか、契約モンスターのこととかは全部良馬の旦那から聞いてるぜ?嘘っぽかったとは思ったが、本当にいたんだな」
「ホントかっけぇ!!デビルかっけぇ!!」
淡々と話すくじらとなぜかハイテンションな人吉(あと、某組曲を歌い続ける良馬)に、ただ城戸はびっくりし続けていた。
(・・・って言うかあれ?俺良馬さんにドラグレッダーのこと竜馬さんに言ってないはずなんだけど・・・)
城戸が良馬への疑問を募らせていたその時、良馬が歌うのを止めて両手を叩いた。
「よーし、合流できたことだし本番行くかー」
「え?」
良馬が言い終えたその刹那。
体育館の壁が吹っ飛んだ。
「!!!」
城戸は反射的にカードを発動させた。
【ガードベント ドラグシールド】
城戸は出現した盾で飛んでくる瓦礫から身を守った。
体育館に人影が入ってくる。
和服で能の仮面を被った男が三人と、黒いマントを羽織った少女。
男達はロケットランチャーやアサルトライフルを持っている。
おそらく体育館を破壊したのはこいつらだろう。
そして、異常な空気を纏った少女が口を開いた。
「御機嫌よう、ベルフェゴール。———いや、花黒良馬。」
城戸は少女の笑みを見て自分の仮説が当たったことを悟った。
私ハワラッタ。
貴方モワラッタ。
貴方モ私と変ワナイノニ
ナンデ貴方ハ心ノ底カラワラエルノ?
- Re: のび太戦記 希望へ ( No.29 )
- 日時: 2013/12/13 20:30
- 名前: メイドウィン (ID: BoToiGlL)
メイドウィンだぜ。
私ものび太戦記大好きだぜ!
更新待ってるぜ!
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