二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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銀魂×ブリーチ 夢小説〜今更帰りません!〜
日時: 2012/09/27 22:27
名前: +ふぁる+ (ID: 18CkmatM)


初めまして!こんにちわ!

ライト・コメディーやシリアス・ダークなどで、小説を書いてる駄作者の+ふぁる+です。こちらで小説を書くのは初めてなので、頑張りたいと思います!

▲あてんしょん▲

・キャラ崩れあり
・文がなにかとおかしい
・オリキャラ出現
・ラブがあり

以上が無理!もしくは、私が嫌いっていう方は今すぐUターンを!
・・・・・オーケーですか?

では、さっそく始めたいと思います。
とりあえずオリキャラです↓↓

名前・如月カレン 女
年齢・??
容姿・うっすらと藍のかかった長い黒髪に、透き通る銀色の瞳
設定・もとは、護廷十三隊の一番隊副隊長。(雀部長次郎は、後から就任したことに・・・・)しかし、涅マユリの実験に巻き込まれ、銀魂の世界に飛ばされてしまう。今は、新撰組で働いている。斬魄刀は、香月華(こうげっか)そろそろ10年がたとうとしているが、いまだにむかえは来ない。

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Re: 銀魂×ブリーチ 夢小説〜今更帰りません!〜 ( No.7 )
日時: 2012/10/06 15:22
名前: +ふぁる+ (ID: 18CkmatM)


少し、時間があったので戻ってきました。

リオ♪様、コメントありがとうございます!!
これからもがんばっていきたいと、思います!

Re: 銀魂×ブリーチ 夢小説〜今更帰りません!〜 ( No.8 )
日時: 2012/10/06 21:58
名前: +ふぁる+ (ID: 18CkmatM)


歪の中に入ると、そこは何もない真っ暗な場所だった。
皆が、あたりの気配を探る。
そのとき、いきなり目の前に光がさしたので、緊張を高め霊圧をあげた。
そして気がついた時には、町が広がっていた。

「ここは・・・・・?」

日番谷がつぶやく。

「うむ・・・・。どうやら、異世界とやらには着いたようじゃな。」

山本がそう言った。

「それにしても、どうやってこの町からカレンちゃんを捜すんだい?山爺。」
「とりあえず、聞き込みから開始じゃな。写真をみせて、なるべく情報を集めよう。有力な情報が入り次第、わしの所へ持ってくるよう。」

山本がそう言った瞬間に、他のものは瞬歩で消えた。


   ***


カレンは、しばらくその大きく空いた穴を見つめていた。

「(あの穴は・・・・何?)」

すると、いきなりその穴から人がでてきた。
皆、同じような服を着ている。なにやら話をしているようだ。

「(あの人たち・・・・どこかでみたことある・・・・・)」

そんなことを思っていると、いきなりその人たちが瞬歩で消えた。

「!!」

そこでカレンは思いだす。
かつて共に戦った仲間の事を。
共に笑いあった、仲間の事を。

「護廷・・・十三隊・・・・・。」

カレンの声は、かすかに震えていた。
何故だかは分からない。
だが、なんとも言えない想いが胸の中に込み上げていた。

「(私を、迎えに来たの・・・?まさか。そんなこと、あるはずない。だって、十年間もほったらかしにしてたんだ。今更迎えに来るとか、遅すぎる。私は今更、帰りたくなんかない・・・・!)」

そう思ったとたんに、カレンは走り出していた。
新撰組へと向かって。

「(とにかく、このことを土方さんとかに知らせに行こう。帰るとか、帰らないとかそんなこと、あとで決めればいい。私が大事にしたいのは、今この瞬間なんだ。)」


   ***


新撰組監察の山崎退は、今日もいつも通りになるはずだった。
変わったことなど、特になかった。しいて言えば、先ほど客が来たぐらいだ。しかし・・・・・

「やァァァァァまァァァァざァァァァきィィィィ!!!」

その声により、あわてて門の外にでる。
するとそこには、ものすごい険相で走ってくるカレンの姿が見えた。

「カ、カレンさ・・・・・」

どっしーーーーーんっ

カレンが、山崎に突進した。山崎が倒れる。

「ど、どうしたんですか?」
「とにかく、土方さんと話がしたい。」
「・・・・・は?」
「だから、早く門を開けろって言ってるの!はーやーくーあーけーてー!」

カレンは、山崎の首を絞めあげる。

「ちょっ・・・・・お、落ち着いてください!落ち着いてくださいって・・・・げほっ・・・・首・・・しめ・・・・」

山崎が気絶しかけたところで、カレンはハッと我に返った。
そして、目の前に倒れている山崎を見つけた。

「あーーーーー!や、山崎さんごめんなさァァァァい!!うわァァ!起きてくださいィィィ!」

慌てて、山崎を起こす。

「だ、大丈夫です。門は、今すぐあ、開けますし。それにしてもどうしたんですか?そんなに慌てて。カレンさんらしくないですよ?」
「う・・・・・ん。色々あったから、土方さんとかに報告しようと思って・・・。でも、慌てすぎちゃった・・・・・かな?」

カレンが、とりあえず自分を落ち着かせる。

「よし、大丈夫。落ち着いたから、早く門を開けてください。」
「・・・・本当に大丈夫ですか?」

そう言いながら、山崎は門を開けた。

「あ、そう言えば、土方さんの所には今、お客さんが来て・・・・ってもういないし。」


   ***


「土方さん!!」

カレンが、土方の部屋の扉を開けた。
しかし、部屋には誰もいなかった。

「あれ・・・・どこに行ったんだろ・・・・。」

そう呟くと、後ろから声がした。

「土方なら今、近藤さんの部屋にいますぜィ。」
「総悟!!」
「なんでィ。土方なんか探して。」
「総悟には、関係ないよ!」

そういって、近藤の部屋へと足を進めるカレン。
沖田も後から着いてくる。

「関係なくなんかありやせん。カレンのことなら、全部俺が関係してるんでさァ。」
「なんじゃそりゃ。」

カレンが苦笑いするのと同時に、総悟がうしろから抱きついた。

「ちょっ・・・重いから。離してよ。」
「いやでさァ。」

足を引きずるように歩くカレン。
そして、近藤の部屋の前に着いた。

「ひ、土方さ・・・・ん。」

そう呟いて、障子を開けようとした。しかし・・・・

「あ、あれ・・・・」

そのまま、身体のバランスを崩すカレン。そして・・・

ばーーーーーんっ

前のめりに倒れてしまったため、障子を倒していまっていた。

「いたたた・・・・。もう、総悟のせいじゃんか!」
「俺は、なにもしてませんぜィ。倒れたのは、カレンの自己責任でさァ。」
「ちょっと、その言い方なんか・・・・・」
「おい、お前ら。」

土方が、声をかけた。

「あ、土方さん。」
「『あ、土方さん』じゃねえ!横をみてみろ。横を!」
「横?」

言われるままに、横をみるカレン。
そして、カレンの表情が固まる。

そこには、客がいた。しかし、客がいたから、固まったわけではない。
その客としていた人物をみて、固まったのだ。
そして、そこにいたのは・・・・・

「く・・・朽木隊長・・・・に・・・恋次・・・?」

朽木白哉と阿散井恋次だった。
二人も、カレンの姿をみて驚いていた。

「カレン・・・・・!?」
「兄が・・・なぜここに・・・!?」

———それは、私が聞きたいんですけど!

そう思ったが、カレンは口にださなかった。

Re: 銀魂×ブリーチ 夢小説〜今更帰りません!〜 ( No.9 )
日時: 2012/10/10 22:28
名前: +ふぁる+ (ID: L.9EcUH1)


カレンは、服に着いたほこりを払いながら、立ち上がる。
沖田もカレンと一緒に、立ち上がった。

「えー・・・・っとォ・・・。とりあえず、なぜイルノデスカ?」

びっくりしすぎて、声のトーンがおかしくなるカレン。

「なんだ?知り合いか?」

土方が声をかけた。

「え・・・!?い、いやァ・・・・。知り合い・・・なのかな?いや、知り合いっていうか・・・・」
「はっきりして下せェ。」
「う、うん。え〜っと、昔の・・・仲間?いや、今も仲間だけど・・・・」

カレンが返答に困っていると、いきなり恋次がカレンに抱きついた。

「うわあ!!」

カレンが後ろへ倒れこむ。

「おいお前!何カレンに抱きついてるんですかィ?さっさと、離れて下せえ!!」
「嫌だね。得体のしれない奴の、命令なんて聞きたくねえんだよ!カレン!会いたかったぜ!」
「ちょっ・・・いきなり抱きつくとか、意味分かんないから!離れてよ〜!!」
「い・や・だ!」
「は〜な〜れ〜て〜!!」

そんな争いを続けること、約五分。

「はあ・・・はあ・・・・やっと離れた。」
「身の程知らずにも、ほどがありまさァ。」
「まったくだ。」

カレンが疲れきっているのに対して、二人(土方、沖田)は恋次を、睨んでいる。
とうの恋次は、柱の方にロープで縛られていた。

「離せよ!このニコチン中毒者!!」
「あぁ!?なに?ニコチン中毒の、なにがいけないの?ねえ、何がいけないのかいってごらん?((怒」
「くっ・・・・」
「ま、まあまあ二人とも。そんなにいがみ合っていても、良いことなんてないし、仲良くしよーよ。・・・・ね?」

カレンの言葉により、土方と恋次の喧嘩は収まった。

「それよりも、本当に何しにこっちへきたんですか?」

カレンが、白哉にたずねた。

「兄を、連れ戻すためだ。」
「わ、たし・・・・・?」
「そうだ。兄のいない十年間、ソウル・ソサエティは・・・いや、護廷十三隊は活気をなくしていた。皆、仕事にも身が入らず、生気がなくなっているようだった。やはり、兄は護廷十三隊にとっても、ソウル・ソサエティにとっても、かけがえのない存在なのだ。」

白哉はそこでいったん言葉を切り、カレンを見つめた。

「戻ってきてはくれぬか?」
「・・・・・・私は・・・・」

カレンが返答に困る。
帰りたくないと思っていたが、実際に言われると帰りたくなってしまう・・・・カレンは、頭の中で考えをめぐらせていた。

「今、何の話をしている?」

土方が唐突に、白哉に話しかけた。

「兄には関係のないことだ。」
「関係あんだよ。こいつは俺の部下だ。勝手に話を進められるのは、困んだよ。分かったら、さっさと話せ。」

白哉は、土方と向き直ると言った。

「カレンは今日中に、この町を出る。」
「!!」
「!?」
「!?」

三人が驚く。

「ちょっ・・・ちょっと待って下さい!私、まだ帰るなんて言ってな・・・・」
「兄が帰ると言わなくとも、私は兄を連れて帰る。文句があろうとなかろうと、私には関係のないことだ。」
「っ・・・・・」

土方と沖田は、驚きすぎて、声にもならないようだ。
カレンが、振り絞るような声で返事をする。

「・・・・・分かりました。」
「そうか。」
「よっしゃ!カレン帰るんだな!?」
「でも・・・・・」
「でも?」

カレンが、瞬歩で庭へ出た。

「私を今日中に、捕まえることができたなら、おとなしく帰ります。」
「!!」
「私、意地でも帰りませんから。朽木隊長、覚悟しておいてください。」

そういうと、カレンはまた瞬歩で消えた。
白哉はしばらくその場に立っていたが、すぐに踵をかえすといった。

「一筋縄では、いかないということか・・・・。」
「え!?隊長!!どこに行くんスか!?」

恋次の声は虚しく、白哉はそのままでて行ったしまった。

Re: 銀魂×ブリーチ 夢小説〜今更帰りません!〜 ( No.10 )
日時: 2012/10/10 22:30
名前: +ふぁる+ (ID: L.9EcUH1)


テストが終わったので、頑張って更新しようと思います!
これからも、よろしくです♪

Re: 銀魂×ブリーチ 夢小説〜今更帰りません!〜 ( No.11 )
日時: 2012/10/12 22:06
名前: +ふぁる+ (ID: L.9EcUH1)


   ***

カレンは、万事屋へと向かって走っていた。

「(まさか、こんなことになるとは・・・・。私を迎えに来たとか、今更遅いし。逃げたって、別に罰は当たらないか。とりあえず万事屋へ行って、かくまってもらおう。)」

気がついたら、万事屋へ着いていた。
カレンはチャイムもしないまま、万事屋へと入る。

「かーぐらちゃーん!!」

カレンがそう言って、扉を開いた。
そこには、いつも通り三人がいた。

「おお!カレン!戻ってきたアルか?」
「うん。もう用事済ませたから、一緒にあそぼ!」
「やったアル!」

神楽が飛び跳ねて、喜んだ。

「おいおい、カレン。少しは俺も相手にしてくれよ。」
「えーー・・・。銀さんの?」

カレンが白い目で、銀時をみる。

「なんだよその目は。」
「べっつにィ〜。」

カレンがそっぽを向く。
そして、ふと思い出したかのように、言った。

「あ、そうそう。一週間ぐらい、万事屋に泊めてくれない?」
「え?あ、ああ。別にいいけどよ。いきなりどうしたんだ?大串君とけんかでもしたの?」
「土方さんです。別に、喧嘩はしてないんですけどね。とりあえず、しばらくはここにいるんで。」
「じゃあ、カレン今日は、ご飯も一緒に食べれるアルか?」
「うん!」

そんな時、万事屋のチャイムが鳴った。
外が、何やら騒がしい。

「ねえ、隊長〜。なんでそんなに、怒ってるんですか〜。」
「・・・・なんでだろうな。」

どうやら、男と女がいるようだ。
しかし、カレンにはこの声に、聞き覚えがあった。

「もしかして、買い物に付き合わせたことに、怒ってます?少しぐらいいいじゃないですかァ!」
「少しなら俺も、我慢したんだがな。お前の場合、少しどころじゃないだろ!」
「やっだ〜!そんなに怒鳴らなくても・・・・」
「いいから、お前は黙ってろ!」

万事屋はしばらくその会話を聞いていたが、これ以上喧嘩が酷くなっても困るので、仕方なく戸をあけることにした。

「は〜い・・・・。」

新八が、恐る恐る扉を開けた。
そこには、茶色の髪の女と、小さな男がいた。

「ここか?なんでも、依頼を聞いてくれるってのは。」
「え?あ、はい。そうですけど・・・・。依頼ですか?」
「ああ。入るぞ。」
「おっじゃましま〜す!」
「ええ!?まあ、良いですけど・・・・・。銀さん!依頼ですよー!」

新八が呼びかける。

「依頼かあ。私、いない方がいいよね。」

そう言ってカレンは、扉の方へと向かおうとする。
ちょうど、依頼人の男が扉を開けるのは、同時だった。

がらっ

鉢合わせする二人。

「「あ・・・・・」」

そして、お互いの顔をみた瞬間に、顔がひきつっていく。

「まさか、お前・・・・・カレンか?」
「・・・・・・。」

カレンは、何も答えない。
いや、驚きすぎて、答えられないのだ。

「おい、どうしたんだ?カレン。」

その銀時の言葉で、依頼人の男は表情を変えた。

「やっぱり・・・・カレンか・・・・・!!」

男がそう呟いた瞬間に、カレンは男を押しのけ、外へ飛び出して行った。

「あ!!!」

男が、なんとも言えない声をあげる。

「どうしたんですか?隊長。・・・あ、もしかしてさっきの子ですか?そう言えば、カレンに雰囲気が似てましたよね〜。」
「馬鹿かお前は!アレがカレンだ!」
「え!?そうなんですか!?」
「追うぞ!」
「はい!」

そう言って、二人も慌ただしく万事屋を出て行った。


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