二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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Hunter×Hunter 【ゾルディック家編】
日時: 2010/11/07 20:07
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: TUeqjs.K)

ハジメマシテノノ
颯—HAYATE—と申しまふ(・ω・)ゞ
とにかく馬鹿な野郎です、ボクは←
ハンター×ハンター・・・知ってますか??

    $$ルール$$

◆荒らし、チェンメ、パクリ、中傷はやめてくださいノノ
◆オリキャラでるよ??
◆アニメ原作沿いb92話くらいあったっけ・・・
◆シリアス気味!
◆キャラ崩壊はきっと激しい・・・!


これはルールなのか?ってやつもあるけど右から左に流して下さい←
ちなみにボクはリボーンや鋼錬、学アリとか銀魂とかも大好きなので、ぜひ相手してやってくださいv
んでわノノ


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Re: HUNTER×HUNTER 【3次試験編】 ( No.96 )
日時: 2010/10/07 17:56
名前: びたみん (ID: wQzgmA98)

あ、ありがとうございます!!
そしてお返事が遅くなってすみません+。・(Pд`。q)゜。+ 
PCを起動させておらず、チェックが遅れてしまって申し訳ありません(´・ω・`)
ご了承の旨、確かに承りました!!!!
制作の方は、番外編として、更新が落ち着いてからか、本編の作中で出させていただくことになるやもしれません(。・ω・)ノ
本当にありがとうございます!!!!
制作の目処が立ちましたら、またご報告にあがります( ´艸`)★。、

リュカくん、ネテロさんにも遠慮なしですねww
更新、楽しみにしております( ´艸`)★。、へへっ

PS.あと少しで返信数が100を突破致しますね。
   頑張ってくださいヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ

Re: HUNTER×HUNTER 【3次試験編】 ( No.97 )
日時: 2010/10/08 17:29
名前: 戒魔 ◆TpifAK1n8E (ID: /..WfHud)

あのね、英語のないしん点が滅茶苦茶やばかったから、一日三十分しかPCできなくなっちゃった。
それでもがんばって毎日一回見るからね!!
(自分のが更新できなくても)
ガムバ(・o・)/シ

Re: HUNTER×HUNTER 【3次試験編】 ( No.98 )
日時: 2010/10/08 22:01
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: qcmw4ZFX)

    >> びたみん様

ゼヒゼヒ使ってください〜!バカキャラでよければ♪
また見に行きますよ!!!またリレー小説でもできると嬉しいですな^^
報告楽しみにしてますよ〜ノノ

えぇ!リュカは戦闘などになると手加減なし野郎ですから!
あ、ホントですね(・ω・)あと2です!!!
ここまで応援して下さった方々には、ホントに感謝してます。

コメントありがとうございました!

    >> 戒魔

あ、あれま!!それは大変で・・・。
うん!ありがとう!
じゃあ、ボクも頑張って更新するよノノ

ありがとう!頑張るね!






ドスッ、と、お腹に激痛が走る。
少し経って、腹を蹴られたんだと気づく。

「ゲホッ・・・ゲホゲホッ・・・」
「調子に乗ってんなよ、クズが」


殺意のこもった目で、少年は相手を睨みつけた。

        $…過去編…$
           
           Ⅰ

綺麗で長く、細かい青い髪をおろし、金色の瞳。
それに、肩の上にはネズミをのせている。

「祖父様ーっ!!」
「おぉリュカ。どうしたのじゃ?」


ニッコリと微笑む老人、リュカの祖父に、リュカも微笑み返す。

「あのさ、あのさ!今日洗濯物・刀の手入れ・食器洗い・掃除・マッサージしたから、俺の両親の事、5つ教えて!」
「・・・そうじゃな。1つ目・・・優しかった。両親。2つ・・・父親はものすごくレベルの高い人間じゃった。3つ・・・母親は貴様を嫌いで捨てたわけではない。4つ・・・馬鹿。5つ・・・アホ」

「4つ目と5つ目しっかりとした答えになってないーッッ!!」

明るい生活だったのに。それが崩れて行った。


      $$

ある日、リュカの祖父が遠くに出掛けることになり、リュカは祖父の知り合の道場に預けられることになった。
こちらも老人で、恐ろしい顔をしていた。

「すまないが、フォージュ。リュカを頼むよ」
「・・・任せておけ」


その時のフォージュの顔と言えば、リュカの頭から離れぬものとなった。


    $$

「え、えと・・・フォージュさん・・・よ、ろしく・・・お願いします」
「・・・・・」

無視である。リュカは軽くため息をつくと、長く青い髪を一つに結った。


子供ガキ。とっとと稽古をせんか。貴様、わしらの足を引っ張るつもりか?」
「あ、えと・・・いいえ。わかりました」

冷たく、氷の様な微笑に、リュカは太陽の様な微笑みを返した。

    $$

ホールに行くと、皆が稽古をしていた。
リュカはそこで早速手合いを始めて行く。

もちろん、全て勝った。天才、と呼ばれている彼が、こんなことで負けるわけがないのだ。

2日目。彼らの態度は、ころりと変わった。

「おいてめぇ。これの片づけ、お前だけでやっとけ」
「え・・・で、でも・・・」
「口応えすんじゃねぇッ!!!」


腹に、激痛が走った。少しして蹴られたんだと気づく。
お腹をおさえてせきこむ。

「ゲホッ・・・ゲホゲホッ・・・」
「調子に乗ってんなよ、クズが」


キッ、と、リュカは腹を蹴った少年を睨んだ。
こいつは——確か、ドルヂェラ。

「お〜怖い怖い・・・ったく・・・」
「っ!!」


ドルヂェラとそのとりまきはリュカの体をおさえつける。

「なっ・・・何すんだよ!!」
「・・・バーカ」


バッシャアアアッ、と、リュカに水がかけられる。
クスクスとドルヂェラは笑う。

「おっまえさぁ、天才とか呼ばれて・・・調子に乗ってんじゃねぇの?」
「!!そんな事ない!!」
「っ!黙れ!」


顔を思いっきり蹴られる。体は固定されたままなので、よけることができない。

「あの人に・・・先生に気に入られたからって・・・調子に乗ってんなよ・・・」
「あ、そーいえばドルヂェラ。こいつってさぁ〜・・・」


とりまきたちが、ドルヂェラに何かを言う。

「あぁ、それなら知ってる・・・。なぁ、リュカ。お前さ・・・“捨てられたんだってな”」
「!!」


ブフフッ、と、ドルヂェラは吹き出す。
リュカは眉根をあげた。

「両親に見捨てられたお前!!“存在価値なし!!”ギャハハハハッ!!」
「だ、まれ・・・。だまれだまれだまれぇぇぇっ!!」


リュカの目が、少し朱になっている。
ドルヂェラはそんな事にも気付かずに、冷酷に言った。

「消えろよ。存在価値なし人間が」
「お前に・・・何が分かるッてんだッッ!!」

     $$

ボロボロなリュカを見たフォージュ。だが・・・何の表情も表わさない。

「なんて格好をしている。身の程をわきまえろ。このクズが」
「・・・・・」


なんでフォージュさんまで・・・と、リュカは思った。
そんなリュカの態度に、フォージュは木刀を持つ。

それを思いっきりリュカに叩きつけた。

「いっ・・・」
「なんだその態度は。・・・もう良い。貴様は夜食抜きじゃ」
「・・・な、んで・・・」


フォージュが去ったあと、リュカは、思いっきり泣いた。

    $$

部屋にいるリュカ。そんな時、部屋の扉がノックされる。
ゆっくりと扉が開いた先にいたのは、少女だった。

「・・・え?」
「あ・・・こんばんは。あの・・・これ、おにぎり」


少女が手に持っていたのは、お皿の上にのせられた2つのおにぎりだった。
リュカはポロリと涙を流す。

「え、え!?」
「あ、ゴメン・・・ありがとう・・・」


リュカはおにぎりを受け取り、それをゆっくりと食べる。

「私、フォージュの孫の、リュンシェルって言うの。よろしくね、リュカ」
「リュン、シェル・・・?」

水色のロングの髪に、綺麗な赤い瞳。
リュンシェル。虚ろなリュカの瞳は、一筋の光を帯びた。

Re: HUNTER×HUNTER 【3次試験編】 ( No.99 )
日時: 2010/10/09 03:43
名前: びたみん (ID: J7cEmcFH)


夜も遅くにこんばんはです(´・Д・`)ノ))フリフリ

もしかして読んでくださったんですか!!?∑d(゜□゜d)
リレーも面白そうですねぇ(´Д`★)ハァハァ

次の次ぐらいにはリュカくん登場かと ( ´艸`)★。、ただ、ただ………


キャラ崩壊が、凄まじいと思われます…
リュカくんのキャラは好きなのですが、とうにも性格の掴めないところがあるというか、そのが魅力と言うか……( ゜Д゜)

ごめんなさいごめんなさい、最初に謝罪をさせてください+。・(Pд`。q)゜。+ 

Re: HUNTER×HUNTER 【3次試験編】 ( No.100 )
日時: 2010/10/09 09:38
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: giYvI9uD)
参照: びたみん様へのコメント返しは一番下でふ(・ω・)

        $…過去編…$

           Ⅱ

リュンシェルとリュカは、とても仲良くなった。
ずっと笑っていられたのだ。そう・・・あの日までは。


「ゲホッ・・・」
「調子に乗んなよ」

再び腹を蹴られた。痛い・・・と、リュカは思った。
そして、髪を掴まれる。


「!!い゛ッ・・・!!」
「おっまえさぁ、念能力が使えるんだってな。ほら、やってみろよ」
「・・・・・」

リュカの周りからオーラが出される。自分で言ったこととはいえ、ドルヂェラの顔色が真っ青になった。
そのままリュカは手にオーラを集中させる。すると、それが水になった。


「・・・ぶっ殺してやる・・・」

殺気満々のリュカの顔を見て、ドルヂェラも危険を感じたのだろう。
リュカを突き放した。


「・・・『水刹』」
「!!!」

ドルヂェラの周りに水が出てくる。そして、水はドルヂェラを取り込んだ。
ドルヂェラは水の中でもがいている。


「・・・俺がどんだけ苦しかったか・・・分かんないよな・・・」
「は、はっ!俺さぁ〜お前の両親の事、父ちゃんに聞いちゃったんだ〜!・・・お前の母さんは、——で、お前の父ちゃん・・・——・・・なんだってよ」

リュカは目を大きくする。何なのかは聞こえなかったが、こいつに言われると腹が立つ。
それでもドルヂェラは笑いながら言う。


「お前の両親・・・——なんだよ」
「だまれ!だまっ・・・」

ふいにドルヂェラの周りの水がなくなる。ドルヂェラは咳こんだ。
リュカは地面にうずくまっている。首に、何かが当たったのだ。


「な・・・に・・・」
「貴様。わしの門下生を殺そうとするとは・・・良い度胸だ」
「ち、がっ・・・」

バシィッ、と、木刀で思いっきり腰を殴られる。
あまりの痛みにリュカはその場にうつぶせになった。


「い、たっ・・・い」

あまりの痛みに、意識が朦朧としてくる。
自分の体はもう傷だらけだ。心も、体も。ボロボロだ。

リュカはゆっくりと目を閉じた。自分が死んでも、誰も悲しまない。


「やめてっおじいちゃん!!」

—リュン・・・シェル・・・

リュカの意識は、そこでプツリと途絶えた。

    $$

目を覚ますと、心配そうな顔のリュンシェルがいた。

「リュカ!・・・よかった・・・」
「リュン・・・シェル・・・」


良く見ると、リュンシェルの顔も傷だらけだ。
リュカは目を見開く。

「そ、の顔・・・どうしたの?」
「ううん・・・なんでもない。なんでもないの・・・」


リュンシェルはニッコリと微笑んだ。
何でもないわけがない。

「クソッ・・・あのクソジジイッッ!!」
「リュカッ!!」


リュカは部屋を飛び出した。その傷の犯人は、そう。
フォージュしかいない。絶対に。

リュカはフォージュを懸命に探す。すると、フォージュは崖のすぐそばにいた。

「・・・てめぇぇええっ!!」
「!!」


リュカにすぐ気付いたらしく、フォージュはかまえる。
リュンシェルが必死でこっちに向かっているとは、リュカは知らない。

「よくも・・・リュンシェルを!!」


完全的な朱色の目だ。
リュカがフォージュにつっかかろうとした時、リュンシェルがやってきて、2人の間に入った。

「リュ、リュンシェルッッ!!」
「や、めて・・・ッッ!!」


その時、リュカはみた。フォージュの怪しげな笑みを。
フォージュは、ドンッ、と、リュンシェルを押す。

「え・・・」
「!」


リュンシェルはまっさかさまに崖から落ちて行く。
リュカは手を伸ばすが、届かない。

「リュ、リュカァァァッッ!!助けてーっっ!!いやぁぁぁぁっ!!」
「リュンシェルーッッ!!」


まっさかさまに落ちたリュンシェルは、そのまま帰らぬ人になった。

    $$

「・・・フォージュさん」

次の日、リュカはフォージュの部屋を訪れる。
フォージュはただただ怪訝そうな顔をしている。

「なんで・・・リュンシェルを・・・?」
「邪魔だったからだ。それ以外に・・・答えはない」


リュカは爪が手の平に食い込むほど拳を握る。

「あんたはっ・・・最低だ・・・っ!!」
「そんな事は知っているさ」

リュカはとうとう我慢ができなくなって、フォージュを殴る。
手にはオーラが集中している。強化したのだ。


「・・・ホントに、最低だ」

    $$

「その薄汚いネズミ・・・捨てろよ」
「馬鹿にすんな。俺のディールを」

リュカは身支度をしている。出て行くのだ。
ドルヂェラは最後まで嫌みを言ってくる。


「じゃーな、ヘボ。世話になった」

「なっ・・・!!」

リュカは鼻で笑うと、道場を出た。

   $$


しばらく歩いただろう。向こうから人影が見えてくる。
リュカは少し警戒した。もう・・・誰にも頼らない。そう決めたのだ。

光を帯びないリュカの瞳は暗かった。だが——。


「リュ、カ・・・?」
「そ・・・祖父様・・・っ!!」
「リュカッッ!!」

リュカは祖父様に飛びついた。大量の涙を流しながら。


    ¨

  >> びたみん様

はい!読みましたよ!
え、リュカ登場ですか!?めっちゃ楽しみです!!

あ、キャラ崩壊なんて全然いいですよ^^
出してもらえる。それだけで、ホントに嬉しいので。

頑張ってください!!






過去編、全Ⅳぐらいです。
殻に閉じこもったリュカを救ったのは、リュンシェル。

だが・・・リュカは、また殻に閉じこもった。


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