二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師-光影の少女‐
- 日時: 2010/04/04 12:25
- 名前: 椿薔薇 (ID: zc76bp3U)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14662
クリックありがとうございました!椿薔薇です><
鋼の錬金術師、初小説★
〜オリキャラ姉妹登場で兄弟は!?旅はどうなる?〜
★キャラ紹介★
フィラオ・アムール(アムール・フィラオ)
〜とある田舎の村に住んでいる少女。年はエドと同じ
で、しっかりものだけど人懐っこくパワフル!
錬金術に長けていて、村で評判。才能は兄弟達にも劣らぬ程…だが実はある秘密がある。ノープルの妹〜
フィラオ・ノープル(ノープル・フィラオ)
〜アムールの姉でやさしく、おしとやかで礼儀正しく年はアムールの二つ上。
アムールと同じく錬金術に長けているがアムール程ではない。声が出ない、秘密があるようだ〜
★注意★
・悪口(中傷)セクハラなどはご遠慮下さい!
・チェーンメールもお止めください!
・更新遅いです><
・アドバイスや感想お願いします><
(どんな毒舌でも本心でいいです!)
・みなさん仲良くしましょう!!
★作者の一言★
【ゲームで「黄昏の少女」というのが出てびっくり!
ちょっとかぶったァァァみたいな(笑)】
★まとめ目次★
>>1 プロローグ『人体錬成』
>>41 光影の少女イメージソング[世紀末ゲネシス]
★目次★
>>2 第一話「始まり」
>>3 第二話「出会い」
>>6 第三話「姉妹」
>>7 第四話「真実の跡」
>>8 第五話「過去。そして禁忌」
>>9 第六話「電話」
>>10 第七話「姉と錬金術」
>>11 第八話「人体錬成」
>>12 第九話「決断」
>>13 第十話「白い教会」
>>14 第十一話「悲惨なる心理」
>>15 第十二話「絶望の淵で」
>>18 第十三話「兄弟との」
>>19 第十四話「オートメイル」
>>20 第十五話「面影と…」
>>21 第十六話「愛。」
>>27 第十七話「勧誘」
>>33 第十八話「夜」
>>35 第十九話「善悪」
>>45 第二十話「闇、差し込む光」
>>52 第二一話「朝」
>>55 第二二話「別れ」
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- Re: 鋼の錬金術師-光影の少女-「建て直し」 ( No.6 )
- 日時: 2009/12/30 12:33
- 名前: 椿薔薇 (ID: uUM3T3.W)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14662
第三話「姉妹」
「まぁまぁ、」
その後も少しエドの怒りは続いたがその怒りが引いてきた頃
「私の家で夕飯食べていかない?…どうかなエド・アル」
「ん〜そうだなぁ。行くとこないし腹も減ったしお邪魔するか?」
「そうだね。でも僕はおなか空いてないんで…」
申し訳なさそうにアルはいった
「そうなの?とりあえず行こうか!」
アルは少し迷ってから
「アムール、僕のこと聞かないの?こんな鎧で…」
「アル…」
「聞かないよ。誰にもいえないこと、聞かれたくないことあるもんね〜アルも自分から話さないってことは振れられたくないことなんでしょう?」
「う・・・うん(なんか…信頼できそうだなアムールって。でもそれでこそ隠すのは…辛い)」
「ここだよ!お姉ちゃんただいま!」
小さな民家だった。そこからは声は聞こえない
「ほら入ってはいって」
アムールはドアをあけて手招きした
「お邪魔します!」
「しまーす!」
そこにはひとりの少女が微笑みながら机を拭いていた
「お姉ちゃん!今日はお客さんがいるの」
「」
口を動かしているが無言
「いらっしゃい。すわってどうぞ。だって」
「お姉ちゃん、しゃべれないのか?」
「うん。そうなの、ノープルっていうの」
彼女はずっと兄弟の身体をみていた。そしてアムールの右手を見て…のどを触った。
- Re: 鋼の錬金術師-光影の少女-「建て直し」 ( No.7 )
- 日時: 2009/12/30 12:46
- 名前: 椿薔薇 (ID: uUM3T3.W)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14662
第四話「真実の跡」
「じゃあ用意するからちょっと待ってて!」
「アムール、なんか空いてる部屋ってあるか?少し借りたいんだけど」
「ん〜もう使ってない研究室ならあるけど…汚くていいなら、いいよ!階段あがって右の奥の部屋だから」
アムールは階段を指差した
「ありがとう。兄さん、行こう」
「あぁ、サンキューな」
階段を上がった先にはいくつかドアがあった。
言われた研究室というのに向かい奥の部屋のドアを開ける二人。
「ここか、やっぱり錬金術の研究室だよな…」
埃まみれのその部屋にはところどころに練成陣が書かれていておくの大きな机にはいろいろな本が積まれていた。
そしてその真ん中に勧誘の手紙が綺麗におかれていたのだ。
「そうみたいだね…勧誘の手紙が来るってことはやっぱり凄い腕前なんだろうな」
アルはその手紙を見て言った
「はぁ、でもとりあえず明日探ってみるか!この村。なんか手がかりがあればいいんだけどな〜」
「…ん?なんだろう?」
アルは机に積まれていた本の間に挟まっっていた一枚の紙を抜いた。
「?」
広げる、エドもその紙を覗いた…するとそこには、練成陣やらなにやら。どこかで見たことのあるものだった
「!?こ…これって!」
「まさか、人体練成の練成陣!?」
二人が顔を見合わせた。
紙には血が点々とついていてにぎりしめたような跡がのこっていた…
- Re: 鋼の錬金術師-光影の少女-「建て直し」 ( No.8 )
- 日時: 2009/12/30 12:51
- 名前: 椿薔薇 (ID: uUM3T3.W)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14662
第五話「過去。そして禁忌」
「ど、どういうこと…?」
二人はただただ立ちすくんでいた
「まさか…な」
エドは頭でよぎった。もしかしてアムールが…?
と、それを見抜いたかのようにアルが言った
「でも…やったかどうかもわからないし、アムールやお姉さんじゃないって可能性もある!」
二人はじぶんたちの犯した罪。
それを、同じことをしてしまった人がいるなんて、そう信じたくなかった
「血がついてる。このシミも…」
涙。このシミは涙…
そんな二人に追いをかけるかのように部屋のドアが…開いた。
「エド!アル!用意できた…っ?どうした…」
一枚の紙を見て、たっていた二人に近づき、紙を…人体練成の練成陣のかかれたものを拾った
「のっ…!?」
それを見た瞬間アムールはエドたちを見て
「もしかして…見ちゃった?」
その手は…
「あ…」
紙を握り…
「アムール。お前、もしかして…」
震えていた。
「ごめん…なさい、ただ…ただ…もう一度お姉ちゃんに会いたくて、笑顔がみたくて、一緒にいたかっただけなの!!ごめんなさい…分かってた。分かってたの…禁忌だって、でも…でもっ!」
泣きながら下に座り込む。。。そんなアムールを見てエドたちは自分たちと重ねていた。ただ、もう一度母さんと…禁忌だって知ってた。分かってた…
「アムール…」
「くわしく、はなしてくれないか…?俺たちもはなさなきゃならないことが、アムールにだったら言える。いや言わなきゃならないと思うんだ」
アムールはその言葉に顔をあげた。ずっと…ずっとごめんなさい。といい続けてきたその口で今度は…
「私も…ふたりになら、話せる気がする。どうなるか分からない…でも、話さなきゃいけないと思った」
アムールの右手には強く握り、涙で濡れシワだらけになった紙がにぎられている。
あのときとおなじように…人体練成を行った時のように。
…しかし、彼女の右手には黒い手袋が。
その下にあるのは、もう彼女の本当の右手ではない。
銀色に光、彼女の、彼女たちの犯した罪の証だといっているようだった。
『次からはあの日の。アムールの行った人体練成の辛くとてつもない過去の回想になります。それを聞いた兄弟は何をおもうのか…硬く閉ざされた記憶が今蘇る」
- Re: 鋼の錬金術師-光影の少女-「建て直し」 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/30 12:55
- 名前: 椿薔薇 (ID: uUM3T3.W)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14662
第六話「電話」
あの日…突然だった。姉の死を告げる一本の電話が…
=プルルル…ガチャンっ=
「はい!フィラオです、何のようですか?」
お姉ちゃんの帰りを楽しみに待っていた私は勢いよく受話器をとった。
「妹さんですか…?軍のアスカ・クロードというものですが」
透き通った、だが悲しい声をしていた
「はい。軍の方がなんのようですか?」
私はなんのことか全く分からなかった。
次の言葉がでるまで私はそんな、あんなことを聞くなんて思ってもなかった…
「とても言いにくいんですが…お姉さんのフィラオ・ミラオさんが事故にあいまして、その場に偶然居合わせた軍のものが病院に送ったのですが…もうそのときには…」
本当に唐突だった。
何のことがさっぱりで混乱すらもしなかった
「え、あ、あの。なんのことかさっぱり…」
「…。お姉さんが事故でお亡くなりになられたんです…」
やっとやっとなんのことか分かった。
いや、分かっていたのかもしれない。
しんじられなかっただけだ…
- Re: 鋼の錬金術師-光影の少女-「建て直し」 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/30 12:59
- 名前: 椿薔薇 (ID: uUM3T3.W)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14662
第七話「姉と錬金術」
『突然ね。本当に…しかもなくなった日は妹さんの誕生日だったんでしょう?不幸ね…』
『しっかりしたいいお姉さんだったのにね。お母さんが行方不明になった後も…』
「…」
本当に…本当に…やさしいお姉さんだった。
なんでこんなことに。。。
お姉さんはわたしへの誕生日プレゼントを買いに行った帰りに交通事故にあったのだという。
しかし、あんなとこに…という場所での事故だったので仕組まれた事件だったのでは。とも言われてる…
「アムール。。。これからどうしようか」
私のもう一人のお姉ちゃん、フィラオ・ノープル。
同じく…信じられずにいたが今の光景でやっと自分たちのこの後を考えていたようだ
「アムールさんですか?あのときの電話のアスカです。お姉さんが貴方に誕生日プレゼントとしてかっていたものです。」
それは包装された厚い本だった。
「?これ…錬金術の本だ。。。やっぱりお姉ちゃん私の欲しいものわかるんだ!」
それはずっと前から欲しかったけど高くて買えなかった錬金術の本だった。
そして、パラリと手紙が落ちてきた
「あ・・・これ」
『アムール、お誕生日おめでとう。欲しがってたものよろこんでもらえたかな?
こんなお姉ちゃんだけどこれからもよろしくね。
誕生日を機会にいままで言ってなかった事で貴方がいつも聞いていたことを書こうと思います。
私はずっとさがしていたものがありました。それはこの国が平和に、錬金術が幸せのために使われる世界にするために。と…とある石なのですが、それは簡単に言えば願いがかなう石なんです。私にしてその石はそうなんです・・・その石は「賢者の…』
手紙はそこで切れていた。。。
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