二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- D.Gray-man −空白ノ記憶− 最終回
- 日時： 2010/03/31 19:59
- 名前： 幻 （ID: 9MGH2cfM）
初めまして、クリック有り難うございます。
幻と申します。
今回は、僕の大好きなD.Gray-manというお話の小説を書かせていただきます。
注意事項などもありますので、それをかならず読んで、OKという方だけ読んでください。
折角来てくれた方に、不快な思いはさせたくないので…。
◆注意事項◆
・主人公はアレンではありません。
嫌な方はお戻り願います。
・キャラ性崩壊の可能性有。
苦手な方は〈以下同文〉
・流血などのグロい表現有。
〈以下同文〉
・はっきり言って、小説上手くないです。
神文を求める方は他の方の小説へどうぞ。
・オリキャラが出てきます。
苦手な方はお控願います。
・荒し、チェンメなどが来た場合無視します。
しつこい場合も無視します。
以上です。
最後まで読んで、「あっ、これ無理!!」と思ったら、
即お戻りください。
なお、登場人物紹介では、オリキャラのみを紹介します。
◆お客様◆
ルイ様・秋空様・アリス様（常連さん）・芽子様・夢幻想様（友人&常連さん）
邪狼様（常連さん）
その他、読んでくださっている皆様
オリキャラを本編に出せなかった方、申し訳ありません…。
次回、また小説を書くような事があれば、そちらに使わせていただきます。
出せる場合であれば…。
…曖昧ですいません…。
◆イメージ曲◆
【逢いたい】ゆず
【蕾】コブクロ
【百恋歌】高杉さと美
【YELL】いきものがかり
【愛してる】高鈴
【栄光の架け橋】ゆず
【14番目の子守唄】（つないだ手にキスを）小林早苗
◆目次◆
プロローグ
第1話【響ク音色】
第2話【継ギハギノ記憶】
第3話【夕闇二消エユク音色】
第4話【夢】
第5話【漆黒ノ暗闇二差ス光】
第6話【愛ト孤独 −前編−】
第7話【愛ト孤独 −後編−】
第8話【消エタ記憶】
第9話【偽リノモノ】
+*幻想ノ迷宮*+
第10話【己ノ道】
第11話【音楽家ノ部屋】
第12話【孤独ナ記憶−前編−】
第13話【孤独ナ記憶−後編−】
第14話【過去】
第15話【消エナイ思イ】
第16話【闇ヲ伝ウゲーム−前編−】
第17話【闇ヲ伝ウゲーム−後編−】
第18話【光ト影】
第19話【友情】
第20話【帰ル場所】
+*幻想ノ迷宮*+ 完
第21話【平穏】
第22話【記憶】
第23話【軌跡】
【全23話】
最後まで読んでいただき、有り難う御座いました。
次回作は【大神】か【D.Gray-man】の小説です。
興味、またはお時間のある方はどうぞ。
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- Re: D.Gray-man −空白ノ記憶− ( No.151 )
- 日時： 2010/02/26 21:44
- 名前： 幻 （ID: 9MGH2cfM）
んー？
大神は八犬士集めてるとこｗｗ
今日は大神を進めるつもりだｗｗ
でもこっちも小説進めないとなんだよねー。
祐輝「今まで何をやっていた。」
えー…アニメを少々…。
祐輝「死ね。」
幻、お陀仏かも…。（いや、復活するけど…。
つかぶっちゃけ俺も眠い。
ヒセル「…それは宇宙一どうでもいい。」
- Re: D.Gray-man −空白ノ記憶− ( No.152 )
- 日時： 2010/02/26 22:38
- 名前： 幻 （ID: 9MGH2cfM）
第21話
【平穏】
祐輝達が無事に任務を終え、帰ってきた数時間後の話。
「あ〜…任務疲れた…。」
祐輝は、陽の光が指す午後の廊下を一人歩いていた。
ふと前方を見ると、一人の少年がいた。
銀色の綺麗な髪をもつ少年、自分と同じくらいの年だろうか。
「どうも…。」
祐輝が曇りのない笑顔で言った。
「…誰だ…お前…。」
直球の質問、だがあえてつっこまず、祐輝は笑顔で続けた。
「俺は速水祐輝、15…くらい…。よろしく＾＾」
少年は口に手をあて、思い出したようにうなずいた。
「あぁ…、お前が新しく来た奴か…。コムイから聞いた…。俺は中羽泉斗…一応女だが…男だと思ってもらっていい…。」
静けさをも秘めたその赤い瞳で、泉斗は祐輝の事を見ていた。
「…どうした？」
祐輝が心配そうな顔をした。
「お前…人間ぽくないな…。」
「は…？」
よく聞こえなかった。
「いや…何でもない…。」
「…。」
「…。」
妙な沈黙が続いた。
「一緒に飯食うか…？」
「…別に…。」
「…行くか…。」
微妙な空気のまま、二人は食堂に向かった。
−食堂−
食堂では、ジェリーが慌しく働いていた。
「あら!!祐輝お帰り〜♪泉斗も久しぶりじゃない♪」
ジェリーは全く変わることなく、オカマ口調だった。
祐輝はやはりこのノリについていけない。
どうやらそれは隣の泉斗も同じのようだ。
「よっす……牛乳7本…ビンで…。」
牛乳しか頼まないのか…。
「うわっ…すげぇ飲むのな…じゃあ俺はサンドイッチでいいや…。」
「だって…牛乳なら生き物を殺さないだろう…？」
殺す…？
「…まぁ…な………。」
祐輝は小さくうなずいて見せた。
すぐに料理は出来上がり、二人は席についた。
二人は無言のまま、それぞれの物に手をつけた。
「俺…人間嫌いなんだよな…。」
泉斗が不意に口を開いた。
「昔…いろいろあって…、まぁ俺の人生なんかろくじゃないと思ってたけど…。」
「…。」
祐輝はあえて何も言わなかった。
どこか、過去の自分と重ね合わせていたのかも知れない。
いつかに見た、あの記憶___。
あれは…、自分の記憶なのだろうか___。
兄さんがアクマに殺される夢…___。
「祐輝…？」
泉斗の声がした。
「…え……。」
「どうした…？ボーッとして…。」
泉斗が赤い瞳を祐輝に向けた。
祐輝の中で、またひとつ…記憶が蘇った。
___________ズット… 傍二…____________
「う…。」
祐輝が頭を押さえ、床に倒れこんだ。
「祐輝…!?」
視界がかすむ…良く見えない…。
やがて、視界は真っ暗な闇になった。
前を見ると、神田と同じような青い髪をもっている少年がいた。
髪の長さは、肩につくくらいだろうか…そこまで長くない。
少年の後では、大きな満月が、金色の光を帯びて輝いていた。
_____何でだろう…全く知らないはずなのに…
何故か…懐かしい…？_____
少年がこちらを向き、少し悲しげな表情を見せた。
______オ前ノ中二在ル記憶ハ本物ジャナイ…
本当ハ…______
オ前ハ一度…_____________。
「死」
「ン」
「デ」
「イ」
「ル」
少年の口は、確かにそう動いた。
少年はどんどん闇に包まれていく。
_____待って… 話を…_____
「死ヌナ………聖夜………。」
祐輝の目から、涙が零れ落ちた。
その涙はやがて、暗い闇の底へと消えていった。
第21話
【平穏】 完
- Re: D.Gray-man −空白ノ記憶− ( No.153 )
- 日時： 2010/02/28 02:03
- 名前： 幻 （ID: 9MGH2cfM）
第22話
【記憶】
祐輝が目を覚ますと、アレン・神田・ラビ・リナリー・コムイ・泉斗の六人が立っていた。
「祐輝…大丈夫か…？」
泉斗が静かに問いかけた。
「…だ…大丈夫…でも…夢を見た…。」
六人が不思議そうな顔を見せた。
その一人、コムイだけが少し悲しげな表情を見せた。
「夢…？」
皆が顔を見合わせる中で、祐輝は話を続けた。
「う…ん…、兄さんの夢………。」
コムイがハッとした顔をした。
何かを知っているようだ。
「…祐輝君…君に…逢わせたい人がいるんだ…。」
「逢わせたい人…？誰ですか…それ…。」
「速水聖夜と…速水祐輝だよ。」
祐輝は目を見開いた。
兄さんと…逢う…？
どれだけ夢見た事だろう。
もう二度と逢えないかも知れない兄に、もう一度逢うことができる…。
でも、素直には喜べなかった。
兄が何故、教団にいるのか…。
それに、もう一つ気になることもある。
速水祐輝に…自分に逢うとはどういうことだろう？
「兄…さんと…？」
「あぁ…そうだ…もう動けるかい？」
祐輝は立ち上がり、床を歩いてみた。
特に問題はなかった。
「平気のようです…。」
「そうか…じゃあ一緒に来て…リナリー達も…。」
コムイはリナリー達に向けて、手招きをした。
「え…？うん、分かった…。」
リナリー達は不思議そうな顔をしながらも、コムイの後をついてきた。
コムイの導きで辿りついたのは、小さな青い扉の前。
「中に入って。」
コムイに言われるがまま、祐輝達は部屋の中へ入った。
部屋の中は、電気がついているにも関わらず、薄暗かった。
その部屋の真ん中に、一人の少年が立っていた。
「あの人だよ…。」
コムイが祐輝の背中を押した。
綺麗な青髪をもつ少年が、ゆっくりと後ろを振り向いた。
「祐輝。」
少年は優しい笑顔を祐輝に向けた。
祐輝の実の兄、速水聖夜だ。
「兄…さ…ん……なの…？」
聖夜はゆっくりとうなずいた。
「兄さん…!!」
祐輝は聖夜に抱きつこうとした、でも、触れられなかった。
「ごめんな…祐輝…、俺はもう…ないんだ…。」
な…い…？
それってどういう事…？
「俺は10年前…いや…、もっと早くに死んでいた。」
兄さんが…死んでいる…？
「やっぱり…何も覚えてないんだな…。」
聖夜は近くにあった机に座り、淡々と話し始めた。
「速水聖夜と速水祐輝は…本当は…もっと昔に死んでいたんだ…。」
…は…？
祐輝は目を見開き、聖夜を見つめた。
「速水聖夜達が生きていた時代は今の時代じゃない…もっと昔なんだ。」
じゃあ…ここに存在している俺は一体…誰…？
「その時代は戦が多くて…聖夜や祐輝も戦争にかりだされた…。戦場で…二人は死んだ…。」
聖夜は祐輝の方を向き、真面目な顔を見せた。
「はずだった…。」
はずだった…？
言葉の意味が、よく理解できない。
「でも…二人は辛うじて生きていた…。そんな事、誰も気づかなかったけど…。」
不意に神田が口を出した。
「とっとと全部話しやがれ。」
聖夜の白銀の瞳が、一瞬神田を映し、それからまた祐輝に戻った。
「そこで…奇跡が起きた…。」
祐輝の中で、懐かしい風景が蘇った。
戦場で…二人の少年が倒れている光景。
突然、その二人は眩しいほどの光を放ち、一つになった。
「そう…それが速水祐輝…お前だ。」
あれが…自分…？
確かに、見た目は似ている。
白銀の髪と目をもっている少年。
「聖夜は、この時はもう…呼吸をする事すら出来なかった…だから…、祐輝の方が強くなって、お前に似たんだろうな…。」
「じゃあ…俺の中に在るあの記憶は…？」
祐輝が口を開いた。
「本当は…お前に家族なんていなかった…。お前が孤独なあまりに作った記憶だよ…。」
それを聞いた瞬間、祐輝の目から涙が溢れ出した。
「兄さんは…速水聖夜は、誰…なの…？」
聖夜が笑顔を向けた。
その笑顔は、悲しさをこらえているような…そんな表情だった。
「速水聖夜は祐輝の親友…本来なら交わる事のないものが交わった…。だがそれは…奇跡というよりは…悲劇に変わった。」
聖夜は視線を下にずらし、祐輝の目の前に立った。
「速水祐輝の中から…聖夜は消えようとしている…。」
祐輝の瞳が揺らぐ。
「そもそも…交わる事のないものが交わる事は、神の掟として禁じられている…だから…どちらかが消えなくてはならなかった…。」
聖夜が自分の胸に、手をあてた。
「…元々聖夜は、死にかけで祐輝と一緒になった。だから…祐輝の方が強くて当然…だから…俺は消えなくちゃならないんだ…。」
風がないはずの部屋で、何故か聖夜の青い髪はなびいていた。
祐輝の目からは、ぬぐいきれない程の涙が溢れ出てきた。
____コンナニ辛クナルナラ…
アノ時二人デ天二召サレテイレバヨカッタノ二…____
_______サダメナド、コノ世カラ消エテシマエバヨカッタノ二…_______
第22話
【記憶】 完
- Re: D.Gray-man −空白ノ記憶− ( No.154 )
- 日時： 2010/02/28 02:07
- 名前： 幻 （ID: 9MGH2cfM）
おかしい…。
パスワードが違くなっている…。
諦めるしかないか…。
- Re: D.Gray-man −空白ノ記憶− ( No.155 )
- 日時： 2010/02/28 11:22
- 名前： 夢幻想*妄想イェア!! ◆lWYtn5MZ2k （ID: PQvy21Xz）
- 参照： http://mablog.netmarble.jp/003a58a611ae4662af2
うん？
どった？
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