二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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らくだい魔女と天使の宝石 (久しぶりに続きを書きました)
日時: 2010/06/07 16:59
名前: やや (ID: uzSa1/Mq)

コンニチハ。
らくだい魔女シリーズを二次小説で書いて行きたいと思います!

ストーリーは……


フウカがカリンとチトセを巻き込んだ冒険で死んでしまった!!
天国で出会ったのは、死神のミンク。
生き返るには、魔法の国に落ちた天使の涙を見つけなければいけない!?
フウカは、魔法学校に別人として転入して涙を探すが、チトセやカリンにばれそうになって…!?

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Re: らくだい魔女と天使の宝石 ( No.4 )
日時: 2010/04/28 21:47
名前: やや (ID: uzSa1/Mq)







「……へぇ〜」
あたしはこんがらがった頭を右に傾けながら言った。

「難しかったかな?」
うん。
でも…何か分かった感じはしたんだ。

「あっ、そうだ!大事な事を聞いてなかった!」
あたしは大きな声で言った。
女の子はビックリして、あやうくティーカップを落としそうになっていた。

「なっ、なぁに? 大事な事って?」

「名前だよ! な・ま・え! 貴方の名前、聞いてなかった!」
女の子は「へ?」とでも言い出しそうな顔になりながらも、コッホンと咳をして仕切りなをした。

「……私は、ミンク。」
「ミンク……そっか、ヨロシクね!ミンク!」
「うん!」
あたしとミンクは手を出し合って握手をした。
今のところ、最高の笑顔で。

Re: らくだい魔女と天使の宝石 ( No.5 )
日時: 2010/04/28 21:56
名前: やや (ID: uzSa1/Mq)



「そうだ!フウカちゃんはね、名前が変わってるのよ!」
ミンクは美味しそうに食べていたチーズケーキを食べ終えてから言った。

「ああ、そっか!名前が変わるんだっけ?」

ミンクはほかの事も思い出した様な顔をしながら
「実はね……」と言って話し始めた。

あたしは、美味しいチョコレートケーキを食べながら、ミンクの話を聞いていた。

Re: らくだい魔女と天使の宝石 ( No.6 )
日時: 2010/04/28 22:12
名前: やや (ID: uzSa1/Mq)

ミンクの話










フウカは、『生きているはずだった人』の中でも特別で、もう一度生き返るチャンスを与える。

それは、魔法の国に別人として戻り、遠い昔に天界から天使が落とした涙の雫を見つける事。

特別に、記憶だけは残しておく。












ミンクがしたのはそんな話だった。
最後に、『「あっ、ちなみに、フウカちゃんの名前は……アリスだって!」』と言っていた。

ちなみにって……ちょと酷くない?
と思ったのはフウカだけではないだろう。








そして、フウカは……
自分の意思も半分あったが、半ば強制的に魔法の国に戻されたのであった……。

Re: らくだい魔女と天使の宝石 ( No.7 )
日時: 2010/04/28 22:30
名前: やや (ID: uzSa1/Mq)












普段は静かな図書室にあたしは居た。
持ち物は、『生活に必要な物が出てくる不思議なカバン!』と、『必要な時に出てくる不思議なお財布!』と、この図書室のある魔法学校の『制服』だけ。

「…どうしろって言うのよ……」
と、冷たい床にへたりこんでいると、上からともなく
手紙が落ちてきたの!

真っ白な手紙にはこう書いてあって……








————————————————————
魔女、アリス。
貴方は、魔法学校の転入生と言う事にしてお
きましたから、制服を着てパティ先生に会い
に行って下さい。
それから、家族は全員死んでいる事にしなさ
い。
家は、魔法学校の寮に住みなさい。
それでは、頑張って下さい。
応援していますよ。
             天界死神総長
————————————————————

Re: らくだい魔女と天使の宝石 ( No.8 )
日時: 2010/04/29 12:45
名前: やや (ID: uzSa1/Mq)


カリン編










フウカチャンガ、シンダ………—————








私の中の大きなピースが一つ、外れてしまった。
『フウカちゃん』と言う名の大きくて大事なピースが。

間の前には、傷ついたフウカちゃんとチトセ君。













私が悪い……—————








頭の中でその一言が何回も繰り返されて聞こえている。











そのうち、意識が遠くなって………


「カリンッ!」
チトセ君のその一言だけが聞こえた。






………ああ、フウカちゃんもこんな感じだったのかな……————————。


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