二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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テニプリ“You are loved”~リク募集中!!!~
日時: 2010/06/15 20:37
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

テニプリ小説、書き始めましたぁ!
頑張りまっす!


+☆+☆オリキャラ1☆+☆+
名前/読み「美那浦 麗/みなうら れい」
年齢/学年「13歳/中1」
性格「クールでとにかく無口。テニスやテニスに関する時だけは喋る。実は、仲間思いの優しい奴」
容姿「腰よりも下のロングヘアーで茶髪。テニス時はポニーテール。前髪で左目で隠している。
   目は長いまつげに、綺麗なエメラルドグリーンの瞳。
   普段はジャージ(自分専用の)を着用している。学校登校時は制服だが、ネクタイをつけている」
備考「性格はそんなに言い訳でもないのに、学校では結構の人気を誇る。
ある日の転校生で、蘭に付きまとわれている」
サンボイ
「……ありがとう」
「女テニ所属希望なんですけど」
「別に? これくらい何でもないし」
・オリジナル技↓
「TrickShot(トリックショット)」
「DirectSpin shot(ダイレクトスピンショット)」
「DrivingSmash(ドライビングスマッシュ)」
「KickShot(キックシュート)」
「Home run(ホームラン)」
「AcrobaticSpin(アクロバティックスピン)・skySpin(スカイスピン)」
「Butterfly(バタフライ)」
「Accelerator(アクセル)」
「BatonSpin(バトンスピン)」
「SuneikuServing(スネイクサーブ)」
※どんな技なのかは聞かないで……(泣)

+☆+☆オリキャラ2☆+☆+
名前/読み「依鑿 蘭/いのみ らん」
年齢/学年「13歳/中2」
性格「とにかく明るくて元気なのがゆいいつのとりえ。頭が凄く悪く、超ドジっ子」
容姿「耳の下くらいまでショートヘアーで、黒髪。前髪をピンで留めている。
   目は、少し細めの目に、真っ黒い瞳。まつげはそんなに長くない。
   いつも、明るい感じの服を着ている。制服は自分で少しアレンジしている」
備考「転校初日から、麗に付きまとっている。結構人気はある方?」
持ち技「テニス部初心者なため、特になし」

☆その他オリキャラ☆
・依鑿 星inomi sei(♂)



これで終わりです。
とりあえず、頑張ります。
オリキャラはまだ出ますが、紹介はこれだけにします。

+☆+☆オリキャラ 応募用紙☆+☆+
名前/読み「」
年齢/学年「」
性格「」
容姿「」
備考「」(テニス部で、蘭達と同じテニス初心者ってことにしておいてください)
+☆+☆オリキャラ 募集用紙☆+☆+

設定なんですが、
転校生やテニス暦○年ってのはなしでお願いします。
とにかく、テニスは初心者ってことでお願いします。
後、蘭の友達設定にしてください。

とりあえず、三人くらい募集します。
先着順ではなく、私の方で決めさせていただきます。
一人オリキャラ三人でもいいです。
今日中に、〆切たいと思います。
“募集終了しました”

+☆+☆お話し リスト☆+☆+
Episode0 「プロローグ」>>3
Episode1 「転校生×テニス部新入部員」>>4
Episode2 「入部をかけて」>>12
Episode3 「傷跡」>>19
Episode4 「初めての朝練×乾汁」>>22
Episode5 「男テニvs女テニ×新技」>>37
Episode6 「男装×テニス」>>40
Episode7 「有名×男装女子」>>42

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Re: テニプリ“You are loved”七話up ( No.46 )
日時: 2010/05/22 16:12
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

Episode9 「秘密」

「ま、今のは気にしないでくれよなっ! な? 今のはなしっ!」(海輔)

明るく振舞う海輔。
でも、その心は暗いままだった。
いつもの海輔じゃない。
きっと、麗のことだから。麗だから。

「あぁそうだな。では、練習を開始する」(手塚)
「……その前に、ちょっといいっスか?」(リョーマ)

リョーマが海輔に言う。
部員の視線が、一気にリョーマへと集まった。
そんな部員達をチラッと見ると、リョーマが言った。

「あの、毎日来る理由は分かったんすけど、何で麗のことを知ってるんスか?」(麗)
「あぁー、それは——「私が言うよ」(?)

その言葉を発したのは、麗だった。
さっき立ち去ったはずの、麗だった。
何故ここにいるのかは、誰も知らない。
誰も、知るはずがない。

「あ、あれ? 向こうに行ったんじゃなかったの?」(菊丸)

英二が、麗に向かって言う。
麗がフイッと横を向きながら言った。

「別に。影で聞いてただけ」(麗)

愛想のない返事をする麗。
リョーマの顔をチラッと見ると、話し出した。

「海輔は実を言うと、私の父さんの弟なんだよね。プロテニスの部長になったのも、父さんの影響」(麗)
「その通り。兄さんに憧れたね。テニス関係の仕事に就き始めたころの兄さんに」(海輔)

笑顔で答える海輔。
それはいかにも、“尊敬”してるって感じの。
何故か、その姿勢がやけに、ピシっとなっているように見える。
流石に、尊敬してるんだな〜ってことはよく分かる。


「麗の父さんの弟さんだったのか〜。だから、麗のこと知ってたんだ!」(菊丸)
「じゃぁもう一つ聞くけど、何で苗字違うんスか?」(リョーマ)
「え……、あーえと……」(海輔)

海輔が、困ったように言う。
それもそうだ。
父さんの弟さんと苗字が違うのは普通おかしい。
すると、海輔の前に麗が立った。
そして、質問に答える。

「結婚して、すぐ離婚したんだよ。両親」(麗)
「れ、麗……」(海輔)

海輔が、驚いたように麗を見る。
麗は、そんなことなど気にしてなんていなかった。
むしろ、力強いまなざしで、部員達を見つめている。

「二人とも忙しくて、なかなか会えないから。離婚しちゃったんだよね。最初から結婚なんてしなけりゃいいのに」(麗)
「麗……」(海輔)

海輔は、麗の声をかけなかった。
いやそれは違う。
麗に声を“かけなかった”んじゃなくて、“かけられなかった”。
あまりにも、悲しい後ろ姿に、悲しむしか出来なかった。
こうさせてしまった人がにくい。ただそれだけかもしれない。

「ってかさ越前。なんか結構質問したよな? どうかしたのかぁ?」(桃城)

桃先輩が、リョーマを見てニヤニヤと笑う。
そんな桃先輩に、冷静に答えるリョーマ。

「別に。ちょっと気になっただけっスよ」(リョーマ)
「ふーん。そうかぁ?」(桃城)

じゃれ合う、リョーマと桃先輩。
それを余所に、手塚が部員達に言った。

「気を取り直して、練習を始めよう」(手塚)
『はい!』

手塚の言葉に、大きく返事をする部員達。
もちろん、レギュラー軍達も同じだった。
——————————
数分後、大石が麗の顔色に気づく。
さっきまで良かった顔色が、何故か悪くなっている。
大石は、麗に歩み寄ると言った。

「大丈夫か?」(大石)

大石が、麗に静かに声をかける。
しかし、返答がない。
ポンポンっと肩を叩いてみた。
すると、我に返ったように言う。

「だ、大丈夫っス」(麗)

そう言った麗だが、走ってどこかへ言ってしまった。
しかし大石は、特に何もないと思い追いかけなかった。
——————————
シャーっと、水道水が流れる音がする。
そこには、麗の姿があった。
麗の後ろを通りかかったのは、リョーマだった。

「コホッ。……はぁ」(麗)

少し咳をする麗。
そんな麗の手には、大量の血がついている。
いつの間にか、口が勝手に動いていた。

「ねぇ、何それ。何で、血?」(リョーマ)
「……誰にも言わないでくれ」(麗)

麗が、苦しそうにリョーマに言う。
リョーマは、冷静なままだ。
ただ麗は、平常心が保てていないせいか、手が震えている。

「別に、言う必要ないし」(リョーマ)
「……サンキュ」(麗)

それだけ言うと、二人は別れた。

Re: テニプリ“You are loved”七話up ( No.47 )
日時: 2010/05/22 16:13
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

九話upしました!!
ぜひ、見てくださいww

Re: テニプリ“You are loved”七話up ( No.48 )
日時: 2010/05/22 16:47
名前: れぃな (ID: jGEzFx76)

夜流の小説すっっごいおもしろい!!!!!


神小説だああああwwww

Re: テニプリ“You are loved”七話up ( No.49 )
日時: 2010/05/22 22:03
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

まぢで?
そう言ってくれて、嬉しいでーっ!
超嬉しい×100!!

Re: テニプリ“You are loved”七話up ( No.50 )
日時: 2010/06/01 17:30
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http://d.hatena.ne.jp/my-reborn/

Episode10 「ランキング戦、開始!」

あのことがあって、時は変わり放課後。
手塚が、テニス部員達を集めた。
もちろん、その中には麗も居る。
さっきとは、顔色も良くなっていた。
すると、手塚が部員達に言った。

「いよいよ、ランキング戦だ」(手塚)

部員達の鼓動が早くなってゆく。
だが、レギュラー軍にとって、ランキング戦は手鳴らしにすぎないのかもしれない。
だけど、今回そうはいかない。
今回のランキング戦では、最強の一年が現れてしまった。
そのため、二人レギュラー軍から外れるかもしれない。
すると、大石が言った。

「では、組み合わせを発表する」(大石)

この言葉に、ゴクリと喉を鳴らす部員達。
それもそのはず。
組み合わせで、レギュラーがどこに入ってくるのか。
もちろん、気にならないわけがない。

「ではAブロックから発表していく」(大石)

大石の言葉に、また喉を鳴らす部員達。
嗚呼、いよいよ発表される。

「Aブロック。手塚、河村、乾——……」(大石)

大石が、Aブロックの部員を次々と呼んでいく。
レギュラー軍では、手塚・河村・乾……。

「Bブロック。不二、桃城、海堂——……」(大石)

今度は、Bブロック。
レギュラー軍は、不二・桃城・海堂……。

「Cブロック。越前——……。そして俺だ」(大石)

大石が、Cブロックのメンバーを言っていく。
さて、一年ルーキーと大石。どちらが勝つか?

「Dブロック。美那浦、いや白神、菊丸——……。このメンバーで以上だ」(大石)

メンバー発表が終わる。
Dブロック。まだ底が知れない麗の居るブロックだ。
さて、正レギュラーは誰になるのか?
するとそこへは、蘭達が来ていた。

「なんかすげぇなっ! 麗って」(瑞生)
「おう。男テニに入るくらいだからな〜」(隼人)
「私と瑞生ちゃんと蘭ちゃんは、女テニでも精一杯だからね〜」(夏実)
「別にどうってことない。それより、隼人は何ブロック?」(麗)

麗が、ウィッグを取り外しながら言う。

「ん〜、俺? 俺、Aブロック」(隼人)
「……フッ。負けないように、“せいぜい”頑張りなよ」(麗)

麗が、“せいぜい”のところを強調して言う。
しかし、隼人はそれに気づかずただニカッと笑って言った。

「おう! 麗も頑張れよっ! “白神啓輔”としてなっ!」(隼人)

グッと親指を突き出してくる、隼人。
それを、麗は知らん振りする。
そんなことで、くじけないのが隼人だ。
まぁ、それが良いとこなのかもしれないが。

「じゃなーっ! 俺行ってくるから」(隼人)
「私達も行くね〜? 応援してるよ〜」(夏実)
「俺もしてるかんなっ! 頑張れよっ!」(瑞生)
「ウザいって言われるかもだけど、応援してるねっ!」(蘭)

隼人、夏実、瑞生、蘭の順番で去っていく。
蘭もたまには良いことを言うものだ。
麗が、フッと笑った。
——————————
部員達を見渡す、麗。
まぁ、それが当たり前だろう。
こんなに気合の入っている部員達ばかりなのだから。
麗なんて、やる気なんてものがない。
まず、やる気なんてものを知らない。((ぇ
試合をやる時は、とりあえず適当。
さぁ、レギュラー軍は、麗に気合というものを教えられるのか。
まず、その時点で不安ではあるが。
いよいよだ。
ランキング戦が始まる……、始まってしまう。
——————————
次々と試合をしてゆく、部員達。
だが、日も落ちかけていた。
手塚が、部員達に声をかける。

「ランキング戦、一日目はこれで終わりだ」(手塚)
『はい!』

手塚は、それだけ言うと去って行った。
部員達からは、小さな溜息が漏れる。

「やっと終わったぜ〜」
「疲れたよな」
「でも、明日の試合楽しみだよなっ?」

一人の男子が言った。
そう、明日のランキング戦では、手塚・河村の二人の試合が行われる。
さて、誰が生き残るか。
確かに、手塚は強い。
その手塚に、河村はどう着いてゆくか。
さぁ、接戦が始まる。


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