二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラ学園は今日も大騒ぎ!@コメ募集中
- 日時: 2010/08/16 18:47
- 名前: 花梨 ◆KeeFa5jqf6 (ID: YGE8ENnO)
- 参照: デュラ、ラブ!俺はデュラが好きだ!愛してる!
デュラララ!!パッヒョーイ!
・・・どうも、こんにちは!花梨です!
皆さんとお会いするのは久し・・・ぶりじゃないですね!
「花梨?誰?」てきな存在ですよね・・・うん。
えーっと今回はリア友と、3人で、リレ小しちゃいます!
もちろんリボー・・・ちゃいます。デュラララ!!です。
順番
① 花梨
② パンドラ
③ お饅頭
えーっと、では、ルールですw
〜★ルール★〜
1デュラ嫌い?花梨嫌い?お饅頭嫌い?・・・堕ちろ!そして巡れ!(酷
2荒らしや、チェンメはやめましょう。
3オリキャラ出てくるよ!注意してね!
4人、ラヴ!の人は、コメ下s((
5キャラ崩壊、トンデモ設定、テラカオス注意^p^
6それでは、どうぞ、お楽しみください!
〜♪めにゅー♪〜(*´∇`*)ノ
・オリキャラ紹介 >>14
・プロローグ 「おふざけチャットのある会話」 >>2
・1時限目 「デュラ学園、開校!」 >>17
・2時限目 >>20
・3時限目 「日常、非日常」 >>22
・4時限目 「入学式は波乱の予感」 >>24
・5時限目 >>25
・6時限目 「クラス発表にて」 >>28
・7時限目 「謎の担任と恐怖のクラス」 >>32
・8時限目 >>33
・9時限目 「そして日常は遠ざかる」 >>34
・10時限目 >>35
・11時限目 「無意識」 >>36
・12時限目 「屋上にて」 >>42
・13時限目 >>43
・14時限目 「増える謎」 >>44
・15時限目 「合流そして放課後のお茶会」 >>48
・16時限目 >>53
・17時限目 「まさかの」 >>54
・18時限目 「やさかのお泊り会」 >>55
・19時限目 >>56
・20時限目 「朝が遠い」 >>57
・21時限目 >>59
・22時限目 「歌といえば」 >>60
・23時限目 >>61
・24時限目 「お願い」 >>62
・25時限目 「おはよう、皆の衆!〜雷香の寝顔探検隊!〜」 >>65
・26時限目 >>82
☆番外編☆
『こちらデュラ学園放送実行委員会!』
・①(ゲスト・花梨、雷香) >>77
・②(ゲスト・お饅頭・乱歌) >>79
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- Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.31 )
- 日時: 2010/07/20 11:49
- 名前: お饅頭 (ID: itTFRLr7)
はじめまして!黒羽さん!
続きは近いうちにうpされると思うので、
どうぞ楽しんでいってくださいね!
- Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.32 )
- 日時: 2010/07/20 16:32
- 名前: 花梨 ◆KeeFa5jqf6 (ID: sH2xenM.)
7時限目 「謎の担任と恐怖なクラス」
「諸君、静まりたまえ」
ざわめきたっていた教室に、ガスマスクをかぶった男が入ってきた。
ガスマスクの下からは、くぐもった声がする。
しかし、そんな男を無視するのかのように、生徒のざわめきはより一層大きくなるばかりだった。
「新羅!このざわめきを、沈めてくれないだろうか。あぁ、セルティ君もいるなら手伝ってくれ。五月蝿くてしかたがない」
『嫌だな』
「嫌だ」
新羅とセルティの声(?)がみごとに重なり合っていう。
ガスマスクの男は舌打ちをすると、懐からある物を取り出した。
———————黒いピストル。
『ま、待て!それはやめろ!危ないぞ!』
「ていうかそれ、立派な銃刀法違反だから!」
そんな二人の叫びも聞かず、ガスマスクの男はピストルを空に向けて———
『パン』
ピストルから、赤青黄色の色鮮やかな万国旗が飛び出した。
明らかに玩具なのだが、生徒達を静めるのはそれで十分だったらしく、教室の中は一気に静まり返った。
「あー…それで、担任の紹介だが私がする事になっ、がふぅっ!?痛いじゃないかセルティ君!君はそうやって義父さんのことを、ぶん殴るのかね!?あいたたたた!新羅まで私をそんな目で見ないでくれ!実の父親だろう!?」
『……』
「諸君も冷めた目つきで私を見ないでくれ!君たちの担任は私なんだぞ!?そうだ、自己紹介をしなくてはなアイタタタ、私はここの担任の岸谷森厳という者だ痛いッそこ!つねるな!よろしく諸君んんんイタタタ」
『あー、皆さんちょっとこの人に説教してくるので、自習していてください』
セルティが黒板に文字を書き、「セルティ君〜!」と叫び続ける男を新羅と一緒に引っ張りながら、廊下へ出て行った。
教室はまた平和になる。
—————という訳でもなく。
「だからぁー、杏里は可愛いだけじゃなくお色気もあるんだってば。そこら辺、ちゃんと分かっているのかい?み・か・ど・く・ん!」
「高校生に向かってお色気とかはないよ!ね?園原さん!」
「どっちでも…いいですよ」
明らかに高校生には見えなさそうな童顔の少年と、
髪の毛を金髪に染めた言動が女たらしの少年と、
二人の言葉を聞きながら赤くなっている眼鏡の少女が、なにかしらで言い合っているし、
「ねぇねぇ、クル姉!幽さんと同じクラスだよ!やったぁ!!」
「駄(でも、ルリさんもいるよ)」
眼鏡をかけ、セーラー服を着たいかにも清楚そうな少女と
体育着を着たセーラー服の少女と同じ顔をした少女が、はしゃいではいるし————————
「ねぇねぇ、君は人のことをどう思っているんだい?」
—————————隣はこんな人だし。
雷香は、隣である臨也の方に少しだけ顔を傾けると、言葉を紡ぎだした。
「別に…アイは、人間自体には興味ないから」
「別にって…面白くないなあ、人間は実に素晴らしい生き物なのに!歪んでいるし、嫌いなのに仮面をかぶって生きているやつはいるし、シズちゃんみたいに怪物のような人間もいるし、君たちみたいに人間自体に興味がない・嫌いって人間もいる。あぁ、だから俺は人間が好きだ!人、ラブ!あぁ、もう人間が愛しくて愛しくてたまら…」
そこで臨也は言葉を紡ぐのをやめる。
否、止めさせられたのだ。
彼女の手の内にある、コンパスで。
「五月蝿いって何回言ったらわかんの?アイは、アンタみたいな阿呆とは違うから」
しかし、臨也は真っ赤になった自身の手を見て、ニヤリと笑った。
——————とても、楽しそうに。
「あぁ、そうだろうねぇ。君は人間が愛せない可哀想な人だ。だが俺はそんな君も愛せるよ?」
「……アンタの心は読めないけど、でも、変な人だって事は分かった。折原———うざやだっけ?覚えておくね」
「いや、俺の名前は臨也だけど…」
—————————変な人に出会った。
————よし、今月の目標はうざや君の心を読む!
こうして、彼女の学校生活は始まった。
果たして、彼女の目標は達成できるのだろうか?
- Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.33 )
- 日時: 2010/07/20 20:03
- 名前: パンドラ (ID: JnbcEu1t)
「・・・・・・・・・・・」
なんなんだ?この空気・・・というか空間。
詰まらなすぎる。
ガタッ
・・・屋上にでも行って寝よ・・・。
「おい、リー!!どこ行く気?」
「・・・・・・屋上。」
「屋上!?アイも行く!!」
「嫌だ。」
「・・・即答って」
雷香の隣にいる男はクッックッと笑っている。
「そんなに睨まないでくれるかい?ww」
「・・・・・・・・・・・・」
無言で教室を出ようとしたとき、
「屋上はあいてないよーww」
という声が投げかけられた。
「なら壊すまでだ。」
それだけ言って少年は出て行ってしまった。
廊下では担任の岸谷森厳は何やらされている。
「リリ・・・リー!!待ってー!!」
「・・・・・・・・・・」
(俺も付いて行こうかなぁwww)
屋上
ホントに鍵がかかっている。
「本当にあいてないね」
「・・・・・・・・・・・」
壊せば開くし。
バキッ
少年はどこからか出した真っ赤な・・・別の言葉で表現をするなら血の色をした巨大な大鎌で扉を壊した。
「ホントはこういうときに使う物じゃないんだがな。」
そして大鎌は水のように溶けて跡形も無く消えてなくなった。
「・・・・・・寝る。」
「・・・・エッ、本当に寝る気で来たの!?」
「うむ。」
(へぇ・・・。あの少年黒ライダーみたいなの出来るんだぁ・・・)
「寝るためのほか何がある?」
「いや・・・、教室が五月蝿いから、とか・・・」
「・・・確かにあそこは五月蝿いな。だが、今自分は眠い。だから寝る。・・・ふぁぁぁぁぁあぁぁ・・・」
随分と自由な少年だなぁ。
「本当に寝ちゃったよ・・・。」
「寝ちゃったの?早いねぇww」
「!?なんでお前がここにいるんだ?」
「ん〜?暇だから?ww」
「・・・・・」
どんどん二人の空気が悪くなっていく中、
少年だけがすやすやと眠っている。
「・・・んっ・・・」
と、寝苦しそうな声が漏れる。
「寝苦しいのかな?」
「この子寝てるときも帽子脱がないの?」
「いや、ここが学校だからじゃないかな?」
「脱がしてみる?」
なんて会話を繰り広げている。
「リーそういうの嫌がるよ。」
「へぇ・・・この子リーって言うんだぁ・・・」
「・・・・・・・・・」
「え、無視?ひどいなぁww」
(こいつ・・・本っ当にうざい)
「ん・・・ふ・・・。・・・なさ・・・」
「「?」」
少年は寝言で何か言っている。
「・・・・・い・・・・ご・・・な・・」
「いごな?」
「違うと思う。」
「えー?」
「いいから静かに聞いてろよ。」
など、今にも喧嘩しそうな空気になってきた。
「ごめ・・・・・さ・・・」
「ごめさ?」
「・・・・・・・・・・」
「ごめ・・・なさっ・・・」
「!!わかったー」
「あぁ・・・、「ごめんなさい」だな。」
「でも誰に謝ってるのかな?ww」
「知るか」
気が付けば少年の目から一筋の涙が頬をつたって落ちてきた。
「泣いてるの?」
「・・・みたいだな」
「げほっ・・・!ごぼっ・・・!!」
急に怪しいせきをしはじめた。
「ヒュー・・・ヒュー・・・」
呼吸も怪しい。
「大丈夫か?」
「・・・いや、これは新羅に見せたほうがいいと思うよ」
「新羅?」
「そう。闇医者なんだけど・・・。あいつなら治してくれるよ。」
「そうか・・・。なら早く行くぞ!!」
「あー、はいはい。」
「新羅ぁー!!」
「んー?なに?」
新羅はまだ担任をリンチしている。
「この子みてくんない?」
そして背負っている少年を見せた。
「どうしたの?その子」
「いや、実は・・・」
と、新羅に事情を話した。
「だから早くみてやってくれないかい?」
「早くしろ」
「うん、分かった。」
そして新羅は森厳に向き直ると、
「今日はこれで許してあげるけど、次はないよ。」
とだけ言って、保健院室に向かった。
---保健院室---
「う〜ん・・・」
と、新羅は唸る。
「どうだ?原因は分かったの?」
「う〜ん・・・。よくは分からないけど、僕の推測でいいのなら言うけど。」
「それでもいい、教えて。」
そう言って雷香と臨也は黙る。
それに新羅は一度だけ頷くと、
自分の推測を語りだした。
「これはあくまで俺の推測だけど、
せきの原因は掴めてないけど、
呼吸は日にあたってたからじゃない?」
「日にあたってたから・・・?」
「そう。この子は日に弱いみたいだからね。」
「へぇ・・・」
(そうなんだ・・・。でもなんで新羅がそこまでわかるんだ?あいつ・・・あくまで闇医者だろ?ここまでは分かるはずがない・・・)
「なんで僕がここまで分かるかって?」
「!?」
「それはその内わかるよ。」
(ココロまでも読みやがった・・・)
「それにしても、診察のときくらい帽子脱がせたっていいんじゃない?」
「・・・死にたいならな。」
「!?なにそれ!?死ぬ前提!?」
こうして今日一日の学校生活が終わった。
__________________________
と言うわけでね。
うん。わけわかんない!!
続きがんばってくれよぉ〜
- Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.34 )
- 日時: 2010/07/30 16:20
- 名前: お饅頭 (ID: itTFRLr7)
九時限目「そして日常はとおざかる」
—あぁ、自分は不幸だ。運ないし周りはうるさいし出番ないし出番ないし。あ、こっちの事だけど。
彼女はうんざりしていた。
“やっと”戻ってきた日常が、この学園に入ったせいで壊れてしまったからだ。
少し、安心できたのは雷香達が保健室の方へいってる間だけだった。
その間、先生の代わりに委員会などの役決めを進めていた。
「では、学級代表ですが…」
「あの…私…」
「あっぼっ僕も!!」
「じゃあ園原さんと竜ヶ峰くんでいいですか?他に立候補、もしくは推薦はありませんね?」
さっきまでとは違い、静かな教室。
それは、彼女がチョークで目を狙ってると言わんばかりの雰囲気を醸し出しているからだ。
「では保健委員は…」
『…』
「…いないですか?」
「新羅」
「平和島先輩?」
静雄には先輩をつけるのは、どうやらだんだん静雄の本質を理解してきているからだ。
「新羅は、一応医者だしよ」
「…そうですね。他に立候補がいないようなので岸谷先輩でいいですね。ではもう一人女子は…そうですね、セルティ先輩らへんですね…」
そのあともどんどん会議は進む。
とどまることなく、進む。
「今日は病欠の三ヶ島さんですが…」
「そいつは図書委員でいいか?」
「そうですね、紀田君しか決まってなかったのでちょうどいいです。そうします」
「あのー放送委員はこれない日があるかもなんじゃないんですか?」
「…平和島君、聖辺さん、どうですか?」
「放送の時は来るようにします」
「私も、そうします」
そして、全部の委員会が決まった頃…保健室の全員は帰ってきた。
「では、全員そろったので係り、委員会を発表したいと思います。」
※〜と書いてあるのはデュラ原作キャラじゃなく、不特定人物の事です。
委員会
学級委員 竜ヶ峰 園原
保健委員 岸谷 ストゥルルソン
図書委員 紀田 三ヶ島
給食委員 矢霧 張間
放送委員 平和島(幽) 聖辺
体育委員 平和島(静) 折原(舞)
環境(リサイクル)委員 リー 折原(狂)
新聞委員 折原 〜
風紀委員 〜 春風
選挙管理 海重 〜
係り
教科連絡 三班(折原臨・海重・春風・リー・岸谷・平和島静)
生き物 一班(竜ヶ峰・園原・紀田・三ヶ島・矢霧・張間)
号令 四班(ストゥルルソン・平和島幽・折原狂・折原舞・聖辺・〜)
掲示 ニ班(〜・〜・〜・〜・〜・〜)
整理整頓 五班(〜・〜・〜・〜・〜・〜)
黒板 六班(〜・〜・〜・〜・〜・〜)
「アイの委員地味じゃん。やっぱり乱歌の考えてることはわからない」
「私はあんたが私の事がわからないことが分からない」
「僕はなんでそんなに非日常を嫌うのかがわからないなぁ」
「うるさい黙って」
「なぁ、環境って何すんだ?」
「雑草とか抜くんじゃない?」
「面倒だ…」
「ところで…リー」
「なんだ?」
「あんた…また無理してないでしょうね」
「は?」
「…無理してないよね?」
「大丈夫だ」
「…」
「大丈夫だって」
「雷香?」
「信じてやればいいと思うよ」
「はぁ…分かった」
「いーざーやー…なんで戻ってきた…?」
「え?ここ俺の教室…」
「うるせぇえええええ!!!!」
————こうして、一日目の学校は終了した。
- Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.35 )
- 日時: 2010/08/05 14:59
- 名前: パンドラ (ID: fFj6k5iv)
えっとー・・・
花梨にゃ悪いが先に進めとくぞ〜ぃ
__________________________
「おはよー」
「昨日さぁ〜・・・」
朝はいつも騒々しい。
疲れた。眠い。
・・・気持ち悪い・・・。
人が苦手な少年は机に突っ伏していた。
「あっれー??また具合悪くなっちゃったのぉー?」
聞き覚えのある声。
(あー・・・、イライラするなぁ。)
「・・・んだよ?」
「朝からご機嫌ななめー?」
「黙れカスが。」
「ハハッ、それは幾らなんでも傷ついちゃうなぁーww」
「笑ってんじゃねぇか。お前・・・ドMなのか?」
「え・・・、なんでそうなるの?」
なんて日常的な会話をしていたら・・・
「いーーーざーーーやーーーー!!!」
「げ・・・静ちゃん・・・。」
入り口から教室の扉を持った男と眼鏡をかけた男が入ってきた。
「手前ぇ・・・なんでここにいるんだ?あぁ!?」
「静ちゃん・・・。昨日も言ったけどさぁ、俺もこの教室なんだよね。」
「うるせぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!!」
こんな騒がしい事ももう既に日常。
「・・・はぁ。」
そして少年は教室を出た。
(さて・・・、これからどうすっかなぁ・・・)
少年は無意識に図書室へ向かっていた。
ガラッ
朝からは流石に誰もいない。
「さ〜てと・・・、ここで一眠りすっかなぁ」
ここで少年は静かに眠りに落ちた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(そういや借りたい本があったんだよなぁ・・・)
「ドーーーターーーチーーーン!!!」
ドタチンと呼ばれた男が図書室へ向かおうとしていた。
「どこ行くのぉ〜?」
「あ?図書室にな。」
「図書室ぅ〜?あそこ詰まんないじゃん〜。マンガとかないし〜」
「狩沢さん、それはあたりまえッスよ。ここ学校ッスよ?」
「まったくだ。遊馬崎の言うとおりだ。ここは学校だ。そんなもんある訳ないだろう。」
「えぇ〜!!」
なんておかしな会話をしているのが、
門田、狩沢、遊馬崎の三人である。
今丁度図書室に付いた三人は、本を探しはじめた。
「あ!!」
ここで狩沢は大声をあげた。
「なんだ?なにかあったのか?」
門田と遊馬崎が見に来たら、一人の少年が机に突っ伏して寝ていた。
「かわいい〜!!」
「狩沢さん、顔見えてないんスよ?」
「でもかわいいのぉ〜」
狩沢は一人騒いでいる。
「こいつ・・・」
と、門田が声を漏らした。
「門田さん知ってるんスか?」
「ん?いや、この前静雄たちともめてたから・・・」
「えぇ!?この子平和島さんともめてたんスか!?大丈夫なんスか!?」
「あぁ・・・、大丈夫みたいだが・・・。」
二人はまじめな会話をしているのに狩沢だけは「キャーキャーかわいい!!」などと未だに騒いでいる。
「そういやぁ、こいつの顔見た事ねぇなぁ。」
「そうなんスか?」
「あぁ・・・」
「じゃぁ帽子脱がせちゃおう!!」
とそそくさと帽子を脱がせはじめる狩沢。
「お・・・おい!?」
「ダメですよ狩沢さん!!勝手に脱がせちゃ!!」
言ってるそばから脱がせてしまった狩沢。
「!?」
「!?」
「わーぉ!!」
三人は見てしまった・・・。
少年の素顔を・・・。
そして朝のHRのチャイムが鳴った。
__________________________
花梨が戻って来るまですすめとくねぇ〜
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