二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ハリー・ポッター □天才の再来■
- 日時: 2011/01/05 14:21
- 名前: 杏樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
初めまして、杏樹と申します。
ハリポタの二次小説を書くことにしました。
未熟者ですがどうぞ宜しく^^
ハリー達がホグワーツの3年の時の物語です。
あ、ちなみに私は親世代大好きですv
特に、リーマスとセブルスが大好きw
ラブコメっぽいところも多々ありますw
それでも良い方、下へスクロール★
更新は……時々放置しますw
放置しないように気をつけますが><
意味不明な所も度々あると思います。
そんなんでも良い方、良ければ見て行って下さい^^
どうぞ、ごゆっくり。
□目次■
>>2(プロローグ)
>>3(レイナ視点)
>>4(リーマス視点)
>>8(レイナ視点)
>>9(レイナ視点)
>>10(レイナ視点)
>>11(レイナ視点)
>>13(レイナ視点)
>>14(レイナ視点)
>>19(レイナ視点)
- Re: ハリー・ポッター □天才の再来■ ( No.11 )
- 日時: 2010/10/10 20:56
- 名前: 杏樹 ◆06GHpzRySU (ID: MXERWh7v)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
(レイナ視点)
ハリー・ポッターがここにいる────。
それが分かった瞬間、あたしは、頭をフル回転させた。
起きるタイミングは今しかない。
でも、下手に動いて、あたしを信用しなくなるのは困る。
こっちにとっては、そんなの、少し古い情報。
フィリップのことの方が、絶対に重要。
でも、ハリーたちにとってはすごく重要な情報で、聞かれたら困ることだから。
この話は、そんなことはずっと前から知っていた、というように、自然に切りだしてみよう。
さて、そろそろ始めるか。
「ふわあ……ぁ?」
あくびをしたふりをして、目をこする。
やっと目を開けられた……気持ちいいなあ。
驚いた顔で、3人、こっちを見ている。
1人は男の子で、真っ黒いクシャクシャの髪、深緑色の目、そして、額に稲妻の傷痕。
間違いなく、ハリー・ポッターだ。
もう1人、男の子がいて、赤毛で、顔にはそばかすがある。
女の子もいて、栗色のふわふわの髪、褐色の目。
「あれ、君たち、ホグワーツの生徒?
ハリー・ポッター、どこにいるか知らない?」
ハリーは、自分が有名なのをあまり嬉しく思ってないって聞いた。
最初から名前を呼ぶより、好感持てるかな、って思ったんだ。
「あの、ハリー・ポッター……は、僕ですけど」
ハリーがあたしに言った。
「え、嘘っ。
ごめん、ごめんね」
そう言いながら、あたしは微笑む。
「僕に何か……?」
心配そうに、ハリーが聞く。
「あたしね、ハリーを守るためにここにいるの。
ほら、シリウス・ブラックが脱獄したじゃない?
あたし、レイナ・ウィルソンよ」
そう言ってあたしが右手を出すと、ハリーも手を出し、握手した。
ふと見ると、栗色の髪の女の子が、あたしの方をじっと見ている。
「レイナ・ウィルソンって……」
何か言いかけている。
「300年前の……、例の、天才ですか?」
「え、あたしのこと、知ってるの?」
あたしは、素でびっくりした。
「私、ハーマイオニー・グレンジャーっていいます。
あなたのことは、以前、本で読みました」
- Re: ハリー・ポッター □天才の再来■ ( No.12 )
- 日時: 2010/10/10 21:05
- 名前: 杏樹 ◆06GHpzRySU (ID: MXERWh7v)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
何か、レイナ視点ばっかりですみませんm(_ _)m
もうすぐリーマス視点が出ると思います...^^;
- Re: ハリー・ポッター □天才の再来■ ( No.13 )
- 日時: 2010/10/11 11:33
- 名前: 杏樹 ◆06GHpzRySU (ID: MXERWh7v)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
(レイナ視点)
「私、あなたのこと、尊敬しています。
えっと、その……レイナさん?」
この子────ハーマイオニー、あたしと話すのに緊張してるのかしら?
可愛いなあ。
あたしは、ハーマイオニーに笑いかける。
「そんな、堅苦しい呼び方じゃなくても……。
レイナ、でいいのよ?」
「え、その……レイナ」
少し遠慮がちに、彼女は、あたしの名前を呼ぶ。
「なんで、レイナがハリーのことを守るの?
別に、あなたほどすごい人じゃなくても、いいんじゃない?」
この子、あたしをどれだけ評価してるんだろう。
あたしなんて、そんなにすごいもんじゃないけど。
「あたし、自らハリーを守ることを望んだの。
久々にホグワーツに行ったりするの、結構楽しそうだったしね」
ハーマイオニーは、納得したみたい。
頷いているし。
「────ところで、さ。
ハリーでも、ハーマイオニーでもない君の名前は、何?」
赤毛の男の子を見ながら、あたしは言う。
「僕のこと?
ロン・ウィーズリーっていうんだ」
「へえ……。
よろしくね、ロン」
また、あたしは笑顔を見せる。
年下って、可愛いな。
あたしまで、自然に笑顔になっちゃう。
3人は、あたしにも、結構心を開いてくれたみたい。
たわいもない会話だけど、自然に、あたしを混ぜてくれる。
そして話題は、ホグズミードのことに。
「ダーズリー叔父さんも、ファッジ大臣も許可証にサインしてくれなかったんだ。
だから、僕、ホグズミードに行けないんだ」
ハリーが、寂しげに言った。
「許可してもらえないって?
そりゃあないぜ。
そうだ、レイナ、サインしてあげてよ」
ロンにいきなり話を振られて、あたしは、少し戸惑った。
「あたし?
ごめんハリー、あたしはハリーの両親でも、保護者でもないからさ。
サインは、してあげられないの」
ハリーとロンは、ずごく残念そうにしていた。
でもハーマイオニーは、深く頷いていた。
- Re: ハリー・ポッター □天才の再来■ ( No.14 )
- 日時: 2010/10/21 20:11
- 名前: 杏樹 ◆06GHpzRySU (ID: MXERWh7v)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
(レイナ視点)
昼下がりになって、雨が降り出した頃、通路で足音がした。
ドアを開けたのは、3人の男の子だった。
「友達?」
小さな声で、ハーマイオニーに訊いた。
「友達ではない────彼ら、スリザリン生なの
青白い顔をしてるのが、ドラコ・マルフォイ。
それから、腰巾着のビンセント・クラッブと、グレゴリー・ゴイル。
本当に、嫌な奴よ」
ふーん、とあたしは頷く。
「宜しくね、ドラコ、ビンセント、グレゴリー」
彼らに、こんな感じで話しかけるの、そんなにダメかな?
ハリーとロンは顔を見合わせ、ハーマイオニーは顔をしかめた。
「────誰だ?」
ドラコがあたしに警戒の目を向けた。
「レイナ・ウィルソンよ」
「レイナ・ウィルソン────。
ウィルソン家の末裔で、天才の?」
「ええ」
ドラコは、顔に笑みを浮かべ、言った。
「何だ、あなたか────。
レイナ、こんな奴らと一緒にいるべきではない。
コンパートメントを移動しよう」
ドラコは手を差し出してくれたから、あたしは少し申し訳ない気持ちで言った。
「あー、ごめん、それは無理なの。
あたし、ハリーの護衛としてホグワーツに来たから……。
ハリーの傍は、離れられないわ」
「────分かった。
ところで、そいつは誰だ?」
リーマスの方を見ながら、ドラコが訊いた。
「リーマス・ルーピン。
闇の魔術に対する防衛術の、新しい教師よ」
「そうか。
それじゃ、クラッブ、ゴイル、行くぞ。
レイナ、また会おう」
そう言ってドラコは、コンパートメントから出ようと、戸を開けた。
ドラコの後ろ姿に向かって、あたしは言った。
「あんまり、人のことを”こんな奴”とか言わない方がいいよ?」
ドラコは振り向いて、静かに笑った。
- Re: ハリー・ポッター □天才の再来■ ( No.15 )
- 日時: 2010/10/22 22:31
- 名前: 李菓 (ID: FxHN6Bqz)
杏樹さん戻ってきてくれた〜><
待ってました!!!
この小説本当に楽しみにしてるんで、更新頑張ってください^^
まぁ私の方は放置で(笑
それにしても「タヒの秘宝」公開楽しみです!
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