二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選
日時: 2010/09/13 18:41
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)

初めまして&こんにちは…
毎度迷惑をおかけします
まぁ…頑張っていきますので
注意事項
・荒らしはこないで
・中傷はキャラの中傷以外はしてもいいです
・マターリ

以上です

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Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.13 )
日時: 2010/09/24 18:37
名前: 海刀 (ソード) (ID: vp2qGUNh)

頑張れ!

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.14 )
日時: 2010/09/30 18:15
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)

第三章   途切れた過去と紡ぐ現在


☆羅音   帰り道

ここは全員いい人…なのかな、私は先ほどの事を思い出した。とても優しく微笑んでくれた現在のクラスメイト。同時に浮かび上がる過去のクラスメイト



☆羅音   5年前

羅 「おか〜さん!」
母 「な〜に?今は忙しいから待っててね」
私の両親は人体の研究者、しかもかなり有名な。研究者というものはかなり忙しくて、しかもかなり人体の犠牲を出す。本来、研究用の人体は自分が死んだ後に科学に役立ってほしいという者達が研究者と契約して使うものなのだが今回の実験は生きている人間でしか出来なかった。勿論、生きているうちに死ぬのはいやだとことごとく断られる。そして両親はどこで道を間違えたのだろうか
父 「観廉、久しぶりに遊ぼうか」
騙した。騙した。騙した
母 「今日はここで遊びましょうか」
作った。作った。作った。


両親は私に「遊ぼう」と話しかけ、研究場所に連れて行った


リョウシンハニコリトワライエガオヲツクリワタシヲジッケンダイヘトツレコンダ


私は両親に頭を殴られた。私は叫んだ、その声に近くの研究員が気づき、警察に通報してくれたおかげで両親は逮捕されて、その研究員の家に住むこととなった。
しかし、悪夢はまだ続いた。観廉はいつも通りにというわけでもなかったが、両親のことがあったとは思えないほどに元気に学校へ行った
「おい…アイツに…観廉に触るなよ、汚れるぜ」
汚れる?何故だ。急に何故
観 「え?私に触ると汚れる?なんで」
その言葉には誰も答えない
「ねぇ…知ってる?アイツの親さ、逮捕されたんだってぇ」
「なにそれ、怖〜い」
「アイツも一緒にやってたりして」
「うわ〜殺されちゃうから逃げようよ」
私はその日から何もしてないのに「人殺し」となってしまった。後から聞けば皆は私の事は元々嫌いだったが私の両親が有名化学者でこれからの研究で世界的にもっと注目されるかも知れない、その時に自分達の子供が有名科学者の子供を苛めてたと知ったらどうなるか分からないという理由で苛めないように子供に言っていたようだ。そのことを知った私は何も見えないような錯覚に落としいった
観 「今まで人を信じていた哀れな自分なんていらない」
何度も学校の目立たないところで呟いた。膝を抱え、地面を叩き、涙をこぼして…何時間が経過したのだろうか。学校の下校のチャイムがなった。しかし、それは観廉の耳には入っていなかった
「あなた、なんで校舎内にいるの?」
なんだ…話しかけないでくれ、私なんかに話しかけないでくれ。そう思いながら私は上を向いた。とても優しそうな手が私の前に差し出された
「何か悲しいことでもあった?」
なんでそんなことを聞かれるのだろう、そうか今私は泣いているんだ。あまりにも優しい行動の数々、じきに観廉はとてもなついていた
観 「先生、私ね。学校に行きたくないの」
「なんで?」
観 「だって皆苛めて来るんだもん」
先生は苛められてると聞いて驚いたような顔をした
観 「それにね、家に帰っても誰もいないからもっと嫌なの」
何故か、涙がこみ上げてくる
「なら私の家へいらっしゃいな」
その瞬間、私はおもわず先生に抱きついて泣いてしまった。普通の人はそれを拒み、私を殴るのが日常だった。しかし
観 「有難う先生」
この人は違う、私を受け入れてくれたそれがとても嬉しかった。そして一週間後に私達は引っ越した、これ以上苛めを受けるのは精神的に辛いという理由で。私はこの人となら一緒に…そう思っていたのに


「コロサレタ」


先生は実はSランク犯罪者で警察に追われていたそうだ。先生は整形してこの学校へ入った。勿論、心は改めて。しかし先生は自首をした、そして裁判にかけられて、「死刑」となった

「ヤッパリヒトハダメネ」

この言葉を発したのは暗くて月の出てない夜、
観 「うわああああああああああああああ!」
今までの先生の笑顔が蘇る
観 「なんでっ…自首しちゃったんだよぉ」
この後、脱水症状になる寸前まで泣いた


その日、私は信じることを辞めた



☆羅音   帰り道

そうだったなぁ…もっと人に対しての気持ちを変えなきゃ…人は悪なのよ、ヒロトのあの笑顔だってどうせ仮面なんだから


☆吹雪   帰り道

僕は今日、見てしまった。今まで全然喋らなかったあの子がヒロト君の前で喋っているのを。僕は彼女と直接は向き合ったことがない、だけど…あの華麗なプレイに引き込まれてしまった
吹 「なんでだろうね」
自分に哀れみの笑みを向けてしまった

昔、彼女を苛めていた一人なのに…




次回へw


海刀>
コメありがとう!更新がんばるよ^^

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.15 )
日時: 2010/09/26 16:57
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)


☆ヒロト  自宅

僕はエイリア学園を飛び出して、現在は涼野と南雲と一緒に一軒家に住んでいる
南 「雷門はさ〜…マジで無駄に広いよな」
涼 「だけどエイリアのほうが広かったぞ」
僕はいつもだったらこの会話に参加しているほずだった。だけど今日は少し話したくない気分だった。
南 「なっ…そうだけど」
今は仲間の声でさえうっとおしい
ヒ 「ちょっと自分の部屋行って来る」
南 「おう、分かった」
僕はニコリと笑い、立ち去ろうとした。しかし
涼 「待て」
涼野が手を引っ張ってきた
ヒ 「なんだい?」
涼野はなにも言わずに僕を廊下へと連れ出した
涼 「ヒロト…観廉と何かあったか?」
何故だ…何故分かったのだろうか
ヒ 「別に」
と言ったものの、涼野の鋭い瞳かたは逃れられなかった
涼 「何か…あっただろ」
もうだめだ…相変わらず涼野は鋭いな
ヒ 「うん、今日ね…観廉ちゃんとサッカーの練習をしてたんだ」
涼野は少し驚いたような顔をした、無理もないだろう
ヒ 「それでね、終わった後に笑ったらさ、笑い返してくれたんだけど…」
涼 「だけど?」
ヒ 「その笑顔がどうも引っかかるんだよね」
涼 「なんで?」
ヒ 「なんて言うかさ、本当に心の奥から笑わない…いや笑えないような笑顔でさ」
多分、これだけじゃあよく分からないだろう。でも本当なんだ、僕は眼を閉じてもう一度あの笑顔を思い返した…いや…笑顔というよりは「仮面」と言ったほうがいいのかもしれない


☆吹雪   雷門中にて

僕の教室はキャプテン達とは2クラス分離れている。だから僕はよくキャプテンのクラスに遊びに行ってるんだ
吹 「キャ〜プテン」
円 「おお、吹雪!」
僕はキャプテンと話しながら観廉ちゃんの様子を見た。ただ無表情であの頃の面影は一つもない

あの頃は楽しかったのに…


☆吹雪   5年前

吹 「観廉ちゃん、早くおいで!」
その頃は親友だった、アツヤのことで落ち込んでいた僕を励ましてくれたのは彼女だけだった

「大丈夫?」

それだけの言葉だったのに何故か嬉しくて、それから毎日のように雪山で遊んだり、一緒に雪だるまを作ったりしてた。
だけどある日突然の言葉
「ねぇ…知ってる?吹雪君のお父さんとお母さんってね、観廉ちゃんの両親に無理矢理実験台にされてね、ぐちゃぐちゃになったまま放置されたんだって」
警察官の子供が僕に言った。僕は心の中で恨みと復讐に満ち溢れた、だけどそれは観廉ちゃん自身じゃなくて観廉ちゃんの両親に向かってだったのに…
観 「ねぇ…士郎君、今日は何処で遊ぶ?」
その無邪気に笑う顔が愛しくて、憎くて
吹 「え?もう遊ばないよ」
愛しかったけど憎くて…
吹 「誰が遊ぶもんかっ!」
憎いの気持ちに負けて
吹 「話しかけるなっ!」
つい手が動いて…
観 「うわっ!」

彼女と僕の間に大きな溝を作ってしまった

全ては僕のせいだ…彼女は何もしていない
彼女は彼女は彼女は
何も何も何も何も
してないのにしてないのに
してないのにしてないのに
僕のせいで…謝ろうと思った。だけど彼女と会うとつい憎くなってきてしまう
吹 「ウザい」
苛めのはったんは僕からだった

「イジメチャオウ!」

きっと…皆は乗ってくれないだろうなと思っていた。だけど…
「いいよ!」
「賛成」
「アイツ、ウザかったんだよね」
やめてくれ…彼女を苛めないでくれ、もう遅かった。その時丁度観廉ちゃんが来た。皆
「汚れる」
「ウザい」
「近寄るな!」
「殺される」
状況が読めていない観廉ちゃんは皆に問い返した。皆、それに答えない。そしてその後僕が発した言葉

「ダレモキミヲタスケテクレルヤツナンカイナイ」

分かってた、彼女はもう孤独だということを。自分だって同じ立場だ。だけどもう判断力が衰えてきて、ついに暴力まで振るってしまった

もう何も残せない、あの日の思い出なんか残るわけない

自己嫌悪を繰り返しても結局は同じ
彼女が引っ越した時に僕は悲しかった
しかし、同時に苛めの衝動がもうこないという
単純な嬉しさにも包まれた



☆吹雪   雷門中にて

こんな僕のことを許してくれるはずがない。何を浮かれているんだ…
だけど…もし、許してくれたら?
許してくれたら僕は君に昔みたいに優しくできるかな…



次回へ!
タイトル変えようかな…

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.16 )
日時: 2010/09/27 19:20
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)


☆羅音   雷門中にて

授業の終わった頃は皆、それぞれ部活の準備を集団でしている。集団でいて何が楽しいのだろうか
風 「観廉!一緒に部活行こうぜ!」
観 「うおあっ!?」
吃驚した…
風 「…………あははっ」
うあ〜、笑われてる…
風 「そんなに驚くことないだろ」
観 「………///」
風 「とにかく部活行こうぜ!」
も〜っ…なんでこのくらいで驚いたの…自分
風 「お前、少しは人間の心あるんだな」
人間の心って…人間ですけどみたいな…
風 「前は、話しかけても全然喋らないし全然笑わなかったのにな。」
確かに…私は最初の頃と比べると風丸に対しての態度はかなり変わってるかもしれない
風 「よっし、今度は思いっきり笑わせてやるからな!」
私は不覚にも「うん」と答えそうになった



今回は時間がないのでここまで!
短いw

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.17 )
日時: 2010/09/27 19:22
名前: 薔薇ペンギンG7 (ID: VylG6JEs)

はへ?こんなのやってたんだ〜
豪「結構長文だな。」
「しょうがないじゃん」


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