二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選
日時: 2010/09/13 18:41
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)

初めまして&こんにちは…
毎度迷惑をおかけします
まぁ…頑張っていきますので
注意事項
・荒らしはこないで
・中傷はキャラの中傷以外はしてもいいです
・マターリ

以上です

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14



Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.3 )
日時: 2010/09/30 18:11
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)

第一章   動き出す歯車


☆風丸   公園にて

俺はその日、何気なく公園を歩いていた。外はシャワーのような大雨
「すっげえ降ってるな」
空を斜めから見上げ呟く。そして歩き疲れたので帰ろうとして前を向いた、すると前に人影があった
「誰だ?」
何歩か近づいた、重い…空気が重い、俺はその空気に押しつぶされそうになった。この重い空気はあそこの人影の周りだけ
「畜生…」
少しだけ人影が喋った、どうやら女性のようだ。重い空気の中を動き話しかけた
「お前、大丈夫か?」
すると人影がこちらを向いた。綺麗な髪の同じ年くらいの女の子だ。
「大丈夫か?」
もう一度聞く
「………」
女の子は黙ったままで何も言わない。沈黙に耐えられなくなり、俺は何も言わずに家へと帰った


☆羅音   公園にて

私は傘も差さずに泣いていた、土砂降りの雨で涙が流れているのは自分でもわからない…だけど心で分かった。大切な人を失った今日は何もしたくない、息さえも嫌になった。
「…………」
黙るのが今は一番気持ちがよかった、このまま誰とも会わないでいたい…そう思ってたけど
「お前、大丈夫か?」
この言葉で私の願いは全て崩れた、私は人が嫌いだった。人と話すなんてことは滅多になくて、心を許せる唯一の人が亡くなり、誰も話す相手がいなくなった
「大丈夫か?」
しつこい奴…普通はもう帰る筈なのに、だけど私は黙り続ける。しばらくしてやっと帰ってくれた、この世には沈黙が嫌いな人がいっぱいいるんだなぁ



次回へ続く!
今回はまだ普通の恋愛じゃないですが
今度はちゃんと恋愛っぽくしたい
と思います!

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.4 )
日時: 2010/09/15 18:18
名前: 海刀 (ソード) (ID: vp2qGUNh)

夜坂新しいの始めたの?
頑張って!

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.5 )
日時: 2010/09/15 18:37
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)

海刀>
友達のワガママに振り回されてw

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.6 )
日時: 2010/09/15 18:44
名前: 海刀 (ソード) (ID: vp2qGUNh)

そうなのかww
まぁ頑張れ!応援するぜ!

Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.7 )
日時: 2010/09/17 19:14
名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)

☆羅音   雷門中にて

今日から普通のクラスで授業を受けることになった。今までは養護学級で1対1の勉強だった
「今日からこのクラスに来る四人の生徒を紹介します」
四人?私以外に誰かいるのか?
「入ってきなさい」
先生が言ったので嫌々入った、確かに四人…後ろにいたのだろうか、まったく気配がなかった
「端から自己紹介して」
端ということはまずは私からか、私は喋りたくなかったから黒板に名前を書いた
「はい次」
先生は何も言わなかった、私の事情を知っているのだろうか
「僕は基山ヒロト宜しくね」
はぁ…なんでこんなに明るいのだろう、私にはありえない
「私は涼野風介」
「俺は南雲晴矢」
自己紹介が終わり、席が指定された。私は一番隅っこだ…よかった
「じゃあ…授業始めるぞ」
大人数でやるのか…いやだなぁ、そんなことを考えているとすでに授業が終わり、休憩時間となっていた。
私はボーッと窓の外を見ていた
「なぁ…お前、昨日公園にいなかったか?」
礼儀のなってない奴だ、普通は挨拶からするべきだろ…と思いながら振り向く、昨日の奴だ…まさか同じ学校でしかも同じクラスになるとは…


☆風丸   雷門中にて
まさか…昨日の子がここに来るとは…あ、元々いるけど…
「………」
やっぱり返事はないか
「お〜い!風丸」
円堂の声だ
「ああ…円堂、どうした?」
「いや…このクラスに来た奴に挨拶しようとしたらさ、もうお前が早速話しかけてたから」
「ああ…そっか」
なら俺は一回どいたほうがいいか…
「俺…ちょっと席ついてるな」
どうせ聞いたって何も答えないだろ、でも円堂なら
「やっ!俺は円堂、よろしくな」
スッと手を差し出す、すると羅音が手を伸ばし始めた。さすが円堂と思ったが羅音ははその手を弾いた
「えっ…」
円堂は少しよろけたがすぐに体勢を取り直した。なんで…円堂とさえも…俺はいつの間にか拳を力いっぱい握り締めていた


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14



この掲示板は過去ログ化されています。