二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- リボーン夢小説 『天秤』
- 日時: 2011/05/08 14:38
- 名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: iPZN8Dy0)
はじめまして!夢雨(むう)です。
初の小説なので駄文ですが最後まで読んでくださると嬉しいです(≧∀≦)
ちなみに山本のことが好きな女の子の恋愛小説です。
戦闘等は全くありません!!
読んだらコメしてくれると嬉しいです☆
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- Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.1 )
- 日時: 2010/09/26 18:51
- 名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: 4NhhdgqM)
どうすれば、あなたとつりあえますか・・・・?
『天秤』
第一章「つりあう天秤」
☆有梨sing
「ねぇ、聞いた?山本君のあの噂!」
「あー聞いた!!あれでしょ?告白!」
「そう、それそれ!ありえなくない?なんかー山本君から告白したらしいよー?
「うっそ!?信じられない!・・・そーいえば・・。
相手、誰だっけ?」
「えっと・・・確か・・・・。B組の、誰?」
「さぁ?・・・あっ!分かった!篠崎だ!篠崎有梨」
「あぁ。そんな名前だったね。てか、影薄くない?」
「うん、薄い。あんな子山本君とつりあう訳無いのに!!」
「地味だしね。なんで山本君あんな子を好きになったんだろ?」
「山本君てもしかして見る目無い!?あんな子じゃなくて、私を見てくれたらいいのになぁ〜」
「あー!ずるい!私に告白してくれたらいいのに!」
「ま、あんな子は論外だよね」
「「アハハハハ・・・・・」」
パタパタパタ
・・・聞いてしまった。
篠崎有梨(しのざきゆり)。それはまぎれもない私の名前。
山本君。彼は私が1年生の時からずっと好きだった人。
その彼に告白されてから2日。
私の気持ちは風船がパンパンになるくらい、喜びであふれていた。
でも、今の言葉で風船の空気がぬけてしまったみたい。
ぺったんこに潰れてしまった。
ぽたっ
だんだん、視界がかすんできた。
どうしたの?なぜかすんでいるの?
頬をつたって何か冷たい液体が廊下に落ちている。
これは、涙・・・?
泣いているの、私は?
さっき言われたことに傷ついているの?
あんなこと、言われなくても分かっているのに。
私が、彼とつりあわないことなんか・・・。
彼は学校の人気者。
私は地味な影の薄い生徒。
私と彼は天と地ほどの差があることなんて初めから分かっていた。
だから、遠くからでもよかったの。
笑っている彼を見られるなら、それで・・・。
でも、2日前、彼が私に告白してくれたから、私は自惚れていたのかもしれない。
自惚れていたから、あの言葉を聞いて泣いているんだ。
ヤマモトクン ト ツリアウワケ ナイノニ
あぁ、いつまで頭の中を駆け巡ったら気が済むの?
それはもう分かったから。
分かったから、彼に会いたい。
会って、言いたい。
付き合うことはできません、と。
私から断るなんて贅沢すぎる。
せっかく、彼が告白してくれたのに・・・。
でも、こうするのが一番良いんだ。
私は彼にふさわしくないから。
私と彼はつりあわないから。
それに、私のせいで彼が悪い風に言われるのは耐えられないから。
彼に、会いに行こう。
- Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.2 )
- 日時: 2010/09/15 16:57
- 名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: 4NhhdgqM)
彼のいる運動場へと足を向ける。
「有梨!」
後ろから名前を呼ばれた。
間違えるはずがない。
大好きな、彼の声・・・。
「山本君・・・!」
すぐさま振り返った。彼の姿を見るために。
「部活、早く終わってな。有梨、まだいてよかったぜ。一緒に帰ろーぜ!」
ニカッと白い歯を見せて笑う彼。
この笑顔が大好きだった・・・。
ハナレタクナイ・・・・
付き合うことはできません、なんて言えない。
言いたくない。
駄目だな、さっき決めたのに・・・。
「おしっ!んじゃ、行こうぜ!」
校門へ向かうため足を進めようとする彼。
言うなら、今しかない。
「あ、あの、山本君・・・」
「ん?どーしたんだ?」
「話が、あるんです」
私の声のトーンから、何か感じ取ったのか、山本君の顔が少し曇った気がする。
大きく息を吸い込んでから、はっきりと言った。
「付き合うことはできません!!」
・・・言ってしまった・・・。
これで、彼とも終わり。早すぎるよね。たった2日だよ。
本当は、彼とずっと一緒にいたかった・・・。
「え・・・?ちょ、おい、どーゆーことだよ!?」
山本君は驚いていた。
「有梨、なんでだ?なんでだよ!?」
「・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・・」
また視界がかすんできた。
私はまた泣いているの?
「有梨・・・・」
「っ、訳を、聞いて、ください」
訳なんていうつもり無かったのに。
泣いているせいなの?言うつもりじゃなかったことをどんどん話している。
「山本君が、告白、して、くれて・・・・本当に、うれ、しかった、んです」
「じゃぁっ!」
「で、でも、私、なんかと、山本君、が、つりあう、訳、無いから。周りも、きっと、そう、思ってる、から。だから、だから、わ、たし、たちは、付き合わない方が言いと思っ・・・・!」
「周りとか関係ねーよ」
涙で冷たくなった顔が温もりに包まれた。
私、抱きしめられてる・・・・!?
「や、山本君!?」
少しずつ、彼の腕の力が強くなっている気がする。
「周りになんて言われようと、俺は有梨が大好きだ。ずっと離れたくねぇ。有梨はそうじゃねーのか?」
「そ、そんなこと、な、いです・・・・」
私だって山本君と離れたくない、でも。
「みんな、私達はつりあわないって思ってます」
「いいじゃねーか、それで」
「へ・・・・?」
つりあわなくていいって、どうゆうこと?
「大事なのは、気持ちだろ?俺たち、お互いの気持ちがつりあってりゃ、それでいーんだぜ?」
「だから、周りは関係ねーんだ。それとも、有梨は俺のことそんなに好きじゃねーのか?」
「・・・・・・す、す、き、です/////」
「んじゃ、この話は終わりなのな」
そう言って、私から腕を離した。
彼の顔が、いつも以上に眩しくて、私のさっきの発言が死ぬほど恥ずかしくて、まともに目が合わせられ無かった。
「帰ろうぜ」
差し出された右手。
この手を握るべきか、少し迷った。
でも、分かったから。
私と彼の気持ちはつりあっているって。
周りは関係ないって。
だから、私はこの手を握る。
私の手が彼の大きな手と重なった時、自然と笑顔になった。
きっと、彼の手の温もりが嬉かったんだ。
- Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.3 )
- 日時: 2010/09/16 09:41
- 名前: 風 (ID: rRtxGeJP)
初めまして。
同じくREBORNの小説書いてます^^(作成者名が古いHNの秋空になっています)
山本は闊達で結構男前でもてそうですよね…
確かに地味な女が!と思う奴は居る事でしょう。
でも,山本にとっては本当に迷惑な事でしょうね……
今後どんな恋路が待っているのか…陰湿な虐め等も出てきそうですが楽しみです♪
- Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.4 )
- 日時: 2010/09/16 18:28
- 名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: 4NhhdgqM)
あ、ありがとうございます!!
風様は初めてのお客様です!!
見てくださってありがとうございます!!
山本はきっともてますよ。
実際に私が山本好きです!
風様は誰か好きなキャラがいますか?
これからも見てくださると嬉しいです(≧≦)
これは短編になる予定でしたが・・・虐めを入れるとおもしろそうですね!
ネタの提供ありがとうございます!!!
- Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.5 )
- 日時: 2010/09/16 19:11
- 名前: 風 (ID: ow35RpaO)
いやぁ,そんな……
僕も彼はもてると思います^^
大らかで仕事も熱心に遣りそうですし何より器が大きい♪
僕は獄寺君や雲雀さんの方が好きですね。
後はベルやγ・スパナなんかが好きなキャラです^^
ではではぁvv
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