二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン。死す
- 日時: 2011/02/24 21:24
- 名前: 朝駒 (ID: nvLkUcGh)
コメントくださった方々
ルカぴょん様
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kikuto様
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成神 瑠希亜様
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桜姫様
ありがとうございます
プロローグ
〜東京のとある倉庫〜(傍観的)
深夜、倉庫のひとつで突然物音がした。それは倉庫の中にあるドラム缶が落ちるおと。それと誰かがどさっと倒れる音だった。
そして倉庫の中は血で真っ赤に染まり、倉庫から一人の少年が出てきた。手や服、顔は返り血がかかっていた。ゆっくりと顔を上げ、星をただ呆然と・・・・
吹雪士郎は見つめていた。
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- Re: イナズマイレブン。死す 葬式終了 ( No.46 )
- 日時: 2011/01/03 18:29
- 名前: 朝駒 (ID: nvLkUcGh)
お久しぶりです。
12月31〜1月3日まででかけてまして・・・・
これませんでした。
MiNis
リクできたんですか?すぐ行きます!
成神 瑠希亜s
神って・・・・こんなん神じゃなく髪だと・・・
- Re: イナズマイレブン。死す 葬式終了 ( No.47 )
- 日時: 2011/01/07 18:59
- 名前: 朝駒 (ID: nvLkUcGh)
16〜稲妻総合病院〜(院長目線)
俺はあの平凡なひと時を思い出していた。あの中学の時のひと時を・・・・・・・
「なにやってるんだ?豪炎寺?」後ろから肩をたたいたのは円堂だ。雷門中の制服をきている。
ここは雷門中のなか。そして俺は窓側の席で本を読んでいる。
「ああ、これか。この本・・・見るか?」
俺は円堂に本の表紙を見せる。
「医学のりゅうがくせいどについて?」
「豪炎寺、ではドイツに留学するのか?」
円堂が表紙を読み上げると、そばにいた鬼道が声をあげる。
俺は照れたように笑い
「まあな」という。
「今まで父さんにはたくさんわがままを聞いてもらってきた。だから・・・俺は医者になる。」
「そうか。いつドイツへいくんだ?」鬼道がたずねる。
「中学が終わってから、この1年が終わったら」
「さびしくなるな。でもドイツにいってもがんばれよ、豪炎寺!」
円堂は俺に笑顔を向ける。
「円堂、お前は人よりも自分だぞ。お前の成績じゃどこにも入れないぞ」
「わかってるって・・」
鬼道がいうと円堂は苦笑いをする。
あの頃・・・あの頃が懐かしい・・・
「・・・え・・じ・・せん・・え」
≪がんばれよ豪炎寺≫
あの言葉が・・・
「ご・・・えん・・・・せ・・」
円堂・・・!!
「豪炎寺先生!」
呼ばれて、はっと我に返る。看護士の舞沢がよんでいたのだ。
目の前には麻酔で眠っている患者。周りには複数の医師。そして自分の手にメスが握られていた。
「手術開始からもう10分経過してますよ」
そうだ。俺は今手術の真っ最中だったのだ。考え事をしていて・・・・。
「すまない・・よし・・では改めて開始する。」
ガチャッ
片方でマスクをとりながら、片手で手術室のドアを開けてでる。
「豪炎寺先生、息子はどうなりましたか?」
「せんせい、お兄ちゃんは?」
すぐに患者の家族がイスからたって寄ってきた。
「手術のほうは無事成功しました。あとは容態の経過をみて退院を待つだけです。」
「先生ありがとうございます。」
「ありがとうございます」
淡々を告げると家族はお礼を言う。
俺がやっている仕事だ。あの中学のとき決めたことを俺は実行している。医者になった。そうしていまここにいる。
「豪炎寺先生」
手術服を脱いで、手を洗ってると舞沢は言った。
「いったいどうなされたんですか?手術開始直後から手が止まるなんて・・」
「いろいろすまなかった。これからはしっかりやる。本当にすまなかった。」
「・・・・・はい」
「しんだ友人のことを考えててね・・」
「え?」
蛇口を閉める。舞沢は驚いた表情が鏡越しに見える。
「ああ、そうだ。次の土曜日は、手術や診察はいれないでくれ。」
真っ白な白衣をバサッという音をたてて着る。
「事情聴取へ行ってくるからな」
- Re: イナズマイレブン。死す 葬式終了 ( No.48 )
- 日時: 2011/01/18 15:18
- 名前: 朝駒 (ID: nvLkUcGh)
17〜空港〜(院長目線)#2 1:12
「すまないな、協力するといっていたのに」
土門は、かばんをぎゅっと握る。
空港には、まばらに人がおり、外から昼間の日差しがはいってくる。まぶしいぐらいだった。
そこに、土門と俺、そして鬼道、秋と夏未がいた。
「しょうがないよ、土門くんはアメリカの試合がんばってね」
「ああ・・。」
土門がうなずいてしばらく沈黙が流れる。
アナウンスが流れ、それをきっかけにと鬼道がいう。
「そろそろ飛行機出るんじゃないか?」
「そうだな・・・そろそろいくな。じゃあ」
土門はそういって、手をふりながら空港のゲートを越えていった。
いっそう日差しが強くなっていた。
「そっか、事情聴取・・・だから警察にいくんだな」
土門を入れ違いに空港から出てきた一之瀬は鬼道からはなしを聞いている。かばんを持っている手の反対側にはしっかりとリカが腕をつかんでいた。
「まあな、でも綱海と土方、それに立向居は出れないって言っていた。まあ、それぞれ仕事や家庭があるからしょうがないが。」
他にもいろいろな事情で当日いけないひともいるだろうということで待ち合わせはしないことになった。
「俺もそれに行くよ。かばんをおくのはそれからでいいし」
「そうか」
俺が短く相槌を打った。
やはり一之瀬も犯人を捜したいという気持ちは一緒なのだ。
- Re: イナズマイレブン。死す 葬式終了 ( No.49 )
- 日時: 2011/01/18 16:19
- 名前: 朝駒 (ID: nvLkUcGh)
18〜警察署〜(鬼道目線)
「おっ来たな入れ。もう集まってるぞ」
刑事に教えてもらい、部屋までたどり着くと鬼瓦がドアの前で待っていた。
鬼瓦と一緒にへやに入ると、5,6人の刑事が窓側のイスに座っていた。そして長いテーブルを挟んで俺たちが入ってきたイスには、15近くのメンバーが座っていた。俺たちを合わせると20人ちょっと。かなりの人数になる。
「では早速だが・・始める。 沢寺。」
沢寺と呼ばれた刑事は写真を一枚、俺たちのほうに差し出した。
「亡くなったのは円堂守、25歳。現在少年サッカークラブの監督だそうです。間違い無いですよね?」
写真をみるとオレンジのバンダナをまいてやや大人っぽくなった円堂。あの葬式の遺影と同じだった。
「間違いないです。」
俺がいうと沢寺刑事は続ける。
「死亡推定時刻は10月9日の午後11時から10月10日の午前3時。死因は後頭部損傷による出血死。」
もう一枚円堂の写真の横に刑事が出した写真をみて、夏未たちが小さく悲鳴をあげる。
皆の顔もこわばっている。俺もその写真をみて凍りついた。目をそらすことも出来ないような恐怖が全身を襲った。
それは円堂の写真だった。瞳孔は開き、無残にも変わり果てた血まみれの円堂。死体の写真だった。
「おい沢寺その写真はみせるな」
「すいません」
まったく・・と鬼瓦は小さくため息をつく。
沢寺刑事はあわてずにすっとその写真を戻した。しかし皆の目にはしっかりと焼きついてしまったに違わない。夏未たちは青ざめている。
身近にいた人が殺されるってこういう感覚なのか。
鬼瓦はその様子を見てから俺たちが座ると壁側にあったホワイトボードをずらし俺たちが見える角度にする。地図が貼ってある。
「え・・話を戻す。殺された場所だが・・・」
鬼瓦はとん、と地図上の海岸の一部を指した。
「稲妻湾海岸の倉庫のひとつ、この第10番倉庫だ。」
稲妻湾はおもに漁をする湾で、船や網などがしまってある倉庫が何十個もある。
「ここは漁師などしか使わないし最近はあまり捕れないらしくてな、なんせ夜っていうのもあるから証人は誰一人見つかっていない。」
「第一発見者は誰だったんですか?」
豪炎寺がたずねる。この状況でよく質問ができるものだ。
「第一発見者は倉庫の管理官だ。その10月10がまたまた点検日だったそうだ。よく倉庫の中に人が住みついたりするものだから。で、10番倉庫の扉に血が付いていて不審におもって中に入ったらドラム缶が散らばっていて、円堂守が死んでいたという話だ。」
- Re: イナズマイレブン。死す 円堂は誰に殺された? ( No.50 )
- 日時: 2011/01/20 16:38
- 名前: 宇都宮 虎丸 ◆v0l88xheWI (ID: tYjZRkWm)
ふわー円堂が亡くなったんですか・・・
虎丸は何の仕事してますか??
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