二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜
日時: 2011/01/16 21:52
名前: YAMATO (ID: eOjA2Rpu)

YAMATOと申します。
2作目になります。1作目は学園BASARAです。
また懲りずにBASARA小説を書きますが、どうぞ宜しくお願いします。

学園BASARAも宜しk(殴




注意(必ず読んでください)

・キャラ崩壊。これはどうしようもない。
・BASARA嫌いな人は戻ってもらって結構です。
・ほとんどセリフ。極力バランスよく書きますが。
・オリキャラ登場するかも。
・読みやすくするために、謙信のセリフにも漢字を使っています。
・別時代の英雄いっぱい登場します。歴史とかちょっと違うかもしれません。性格も自分が勝手に決めちゃってます。




↓もくじッス↓



一話    光の仕業>>3
二話    行き先は>>4
三話    手合わせ>>8
四話    あの人登場>>10
五話    威嚇>>11
六話    ライバルの存在>>12
七話    悪魔VS竜と虎>>13
八話    結束>>16
八話外伝  運命>>17
九話    預言者>>20
十話    昭和最強>>21

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Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.8 )
日時: 2010/12/05 20:11
名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)

第三章 手合わせ





かすが「謙信様、只今戻りました。」

謙信「なにか情報はつかめましたか?」

かすが「はい、ここは平安時代で、武士が誕生して数年経ったそうです。」

謙信「これからどうしましょうか、甲斐の虎よ。」

信玄「うむ、元の時代に戻るのが先決であろうぞ。」

謙信「やはりそうなりますか。」

かすが「では私が・・・・」

謙信「いえ、これからは3人で行動しましょう。」

かすが「で、ですがそれはお二人の命が危なくなります!」

謙信「それでは、おまえにずっと働かせることになる。居場所のない私のためにそうする必要はありません。」

かすが「謙信様・・・・!」

謙信「いいですね、私の美しき剣よ。」

かすが「はい・・・!」




甲斐の虎は忘れられている!



信玄「コホン、それくらいにして行こうぞ。」

謙信「そうですね。」









信玄達は今、1180年の壇ノ浦にいたのであった。






一方、政宗達は・・・







政宗「とにかく、戻る方法を見つけるしかねぇな。」

幸村「ならば、手分けして情報を聞き出そうぞ。」



こうして4人は散らばった。



???「あのー・・・どうかされたんですか?」

佐助「あー、宿屋の人。いやーちょっと訳アリなんだよ。」

???「私にできることがあったら、なんでも言ってくださいね。」


と寺田屋の女の子は満面の笑みで言う。


佐助(かっ・・・・可愛い・・・!)


佐助「な、名前はなんていうの?」

爛「爛(らん)と申します。」

佐助「できることか〜。じゃ、飯行こうよ!」


幸村「さぁぁぁぁすぅぅぅけぇぇぇ・・・・。」

佐助「ひゃっ、分かってるって。てかまだいたの旦那。」









政宗「新撰組・・・・?なんだこりゃ。」

???「新撰組に興味があるのか?」

政宗「ん、あんたは・・・・ってか、何だそのダセーはっぴ。」

???「ダサいだと!?これは勇さんが何日もかけて作ったはっぴだ、侮辱は許さん!」

政宗「勇さん?」

沖田総司「おっと、自己紹介がまだだったな。俺は沖田総司。新撰組の1番隊隊長をしている。勇さんとは現在局長の近藤勇さんのことだ。」

政宗「なぁ、その刀はなんだ?」

総司「ん、これか?これは菊一文字といって・・・・」

総司「って人の話を聞け!!」



???「何の騒ぎだ?」

総司「あ、勇さん。何でもありません。」

近藤勇「その者は?」

政宗「Ah?この欧州筆頭の独眼竜を知らねえのか。」

総司「ああ。知らん。」

政宗(そういえばここは江戸時代だったな・・・。)


政宗「ああ・・・いや、なんでもねぇ。伊達政宗だ。」

勇「なにか訳があるみたいだな。中に入って、話してみよ。」

政宗「・・・。」






勇「なるほど、そんなことがあったのか・・・。」

政宗「信じるのか?」

勇「嘘をついている目ではないと、片目でも分かる。」


政宗「協力してくれないか?」

勇「・・・・いいだろう。」

政宗「本当か!?」

勇「ただし、お前自身を試させてもらう。」


勇「総司、お前がこの者の相手をしろ。」

総司「俺がですか!?」


政宗「別に誰でもいい。あまり俺をあまく見ねえことだな。」








総司「沖田総司、いざ参る!」

政宗「come on!!」



総司が取り出した刀は、鮮やかな緑色に輝いていた。
対する政宗は一刀を抜く。



総司「ええぇぃ!!」



総司は政宗に斬りつけた。
政宗はそれをかろうじて避ける。

総司が2回目に斬りかかったのを政宗は受ける。
火花が散った。



政宗(剣の振りは速いが、重さはさほどない。これなら・・・・)



刀を戻し再び斬りかかった総司の刀を政宗は受け流した。
そして総司がバランスを崩したところを狙った。




政宗「MAGNUM STEP!!」

総司「ぐぉぉぁああ!!!」



総司は吹き飛ばされたが、受身を取った。


政宗(普通なら、電気をあびせたんだから痺れて動けないはず・・・。)

政宗(只者じゃねえってことか。)


政宗「HA!面白ぇ!」



政宗は総司に休む暇を与えず斬りかかった。
すると、総司が前のめりの平正眼を構えた。



政宗「なんだ、あの妙な構え・・・?」



二人の間合いが詰まった瞬間、踏み込みの音と共に総司は政宗の胸を突こうとしたが、受けられる。



政宗「あめえ・・・!」

総司「あまいのはそっちだろう?」



政宗の胸に2箇所の激痛が走った。
そこから少量の血が落ちる。



政宗「く・・・・てめえ、何をした!?」

総司「今の突き・・・・キミには一突きに見えただろうが、3回突いた。」

政宗「何!?あの一瞬で・・・・!」

総司「これが俺の剣技だ。」

政宗「なるほどな・・・。」

政宗「でもアンタのおけがでようやく燃えてきたぜ。竜の六爪、抜かせてもらう・・・!」





勇「やめ。」


政宗「何!?これからじゃねぇか!」

勇「これ以上やれば、二人ともタダではすまん。これは『試験』と行ったはずだ。」

勇「試験で命を落とすことはあるまい。しかし、主は合格だ。」

勇「総司にあの一撃を入れられただけで、もう合格は決まっていたがな。」

政宗「じゃあ、協力してくれんのか?」

勇「ああ、新撰組の全勢力をもって、主に協力しよう。」

勇「総司、おまえはこの者と一緒に行動しなさい。」

総司「はっ。」



総司「改めて、沖田総司だ。宜しく。」

政宗「あ・・・ああ。」












その頃江戸に、新たな闇が迫っていることは、誰も知らなかった。

Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.9 )
日時: 2010/12/04 16:17
名前: 和華 (ID: m0lwpXYj)

こんにちは。
BASARA中毒の和華と申します。

はっきり言います。
おもしろいです(爆)

新撰組好きな私としては、代満ぞくです、助けてください。
また、きますねノシ

Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.10 )
日時: 2010/12/05 19:56
名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)

第4章 あの人登場







戦国時代から南北朝時代まで飛ばされた、前田慶次、長曾我部元親、毛利元就は、今後どうするかをまだ話し合っていた。






慶次「俺らが飛んで来た場所にずっといるってのは?」

元就「戻るのに何年かかるのだ。」


元親「じゃあ、こっから俺の機械で戦国まで戻るってーのは?」

元就「その機械は今あるのか?あったとしても戻ることは不可能であろう。」


元親「じゃあどうすんだよ。」

元就「それを今考えているのであろう。」

慶次「でも・・・・・無理だよなぁ・・・。」

元就「確かに、我ももう諦めがついてきた。」

元親「おっおい!俺はいつまでもこんな所にいるのはごめんだぜ!」

元就「しかし、戻る方法が全く見つからん。どうしようもないであろう。」



慶次「・・・とりあえず、なんかやろうよ。なんかいいコトしたら、戻してくれるかもしれないしさ。」

元就「どの道ここに一生いるわけにはいくまい。そうするか。」

慶次「あ、南北朝時代は二人がなんか争ってたよな。」

元親「足利尊氏と後醍醐天皇だが、それがどうかしたのか?」


慶次「その争いを止めるんだ。俺たちで。」

元就「何を訳のわからないことを言っている。」

元親「そんなことしても意味ねぇし、俺達の身が危なくなるだろ。」

慶次「だからこそ、そう言ってるんだ。俺だって戻れなくなるのは嫌だからな。」

慶次「まだ希望はある。やる価値はあるだろ?」

元就「・・・。」


元親「仕方ねえ、やるか!」

慶次「よっしゃ、その返事を待ってたよ!」

元就「ならば何も言うことはない。二人のもとへ向かおうぞ。」










一方、江戸時代では・・・







幸村「う〜む、何も情報がつかめん。どうするか・・・。ん?」



騒ぎが起こっている。幸村はそこに行ってみた。



男A「金を払ねぇんなら、体で払ってもらうぜ!」

百姓「ひぃぃ!」


幸村「やめないか!」

男B「なんだぁ、てめぇは。」

幸村「貴殿らは、よってたかって一人の者を痛めつけるなどして、恥ずかしくはないのか!!」

男C「うるせえ!まずはてめぇにヤキを入れてやる!」




男Aが剣で斬りかかってきた。
が、避けられ幸村に反撃を食らい、ダウン。

男Bと男Cは左右から斬りかかったきた。
が、二槍で受け、回転斬りを食らい、ダウン。


まさに、瞬殺。



???「おぉ・・・・・!」




幸村「これに懲りたら、もうせぬことだ。」



幸村が戻ろうとすると、ある男が話しかけてきた



???「すまん、少し話がある!」

幸村「なんでござるか?」

坂本龍馬「わしは坂本龍馬。主に頼みがある。」


龍馬「以蔵を止めてほしい!」


幸村「以蔵・・・?」

龍馬「以前までわしの友だった以蔵の性格が、急に激変した。」

龍馬「誰かに操られたように人を斬り、悪魔のようになったぜよ!」

龍馬「以蔵は強い、でもさっきのあんたの強さなら、わしと二人で戦えば勝てるかもしれん!」

龍馬「頼む、助けてくれ!」

幸村「わかった、お助けいたそう!」

龍馬「本当か!ならば、こっちに来てくれ!」








幸村「政宗殿!」

政宗「おう、あんたも岡田以蔵のことを聞きつけたか!」

幸村「ああ。龍馬殿、某等は仲間を連れてくる!」

龍馬「わかった、先に行っているぞ!」

総司「俺も一緒に行く!」



龍馬と総司は先に以蔵のところに行った。
しかし、小十郎と佐助の姿が見当たらない。


政宗「くそ、あいつらどこまで行ってんだ!」

幸村「時間がない、某達だけで行こうぞ!」

政宗「そうするか。」








以蔵は神社の上にいるという。
政宗と幸村は階段を駆け抜ける。
上りきったところで、最悪な光景を目にした。


Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.11 )
日時: 2010/12/09 17:33
名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)

第五章 威嚇









明智光秀「・・・・気が引けますね。」

森蘭丸「それはこっちのセリフだ!」

濃姫「全くだ・・・。」

織田信長「仕方なかろう。それともこんな訳のわからない民族に殺されたいのか?」




織田軍一行は、本能寺の変の最中にこの古墳時代に飛ばされたという。
しかし、警戒心が強いここの人々は、織田軍を見て襲い掛かった。
そして今、光秀と信長達は協力して古墳時代の人々と戦っている。






一瞬にして一掃。
光秀と信長達、気まずい空気が流れる。
すると信長が倒れた人に話しかけた。






信長「ここは何時代だ・・・・?」


信長は「ここは何処だ」とは聞かなかった。もう時代が違うことには気づいていた。


人「こっ、こっ、こ、古墳時代です!」

信長「王には会えるか・・・?」

人「ハッハイ!この城の最上階です!」



信長「行くぞ。」

濃姫「ちょ、ちょっと待ってください、上総介様!」

蘭丸「そうですよ!こいつと一緒に行動なんて・・・・」

信長「余の天下統一はまだ終わっておらん・・・今は協力して一刻も早く戦国に戻らねばならんのだ・・・。」

光秀「なぁに、いきなり信長公を斬ったりしませんよ・・・フフッ。」

蘭丸「ものすごく心配だ・・・。」














上杉謙信、武田信玄、かすがの3人は壇ノ浦を歩いていた。
しかし、3人はこれから起こることを予想もできなかった。







信玄「・・・・・?」

謙信「何か聞こえますね・・・。」







後ろを振り返ると、赤い旗を持った将軍っぽい人率いる大勢の兵達がこちらに向かってくる。
再び前方を見ると、今度は白い旗を持った将軍っぽい人率いる大勢の兵がこちらに向かってきた。




謙信「ふむ・・・。なるほど。」


今何を納得したのかわからない!




信玄「やるぞ。」





3人は前後の兵と闘い始めた。
どうやら3人は、自分たちは戦に巻き込まれてしまったのだろう、と思ったのである。
3人の状況判断の早さには恐れ入る。





赤軍兵「な、なんだあいつは!つええ!」

白軍兵「あんなヤツがいるなんて、聞いてねぇよ!」






すると、兵達は足を止めた。
赤軍白軍共に後ろから何者かが馬に乗り、こちらに近づいてくる。どうやら大将のようだ。

赤軍の方は、がっしりとした体系で鎧を身につけ大剣を背負っている。
白軍の方は、すらっと背が高く着物のままで刀を身に着けていた。





白軍大将「何者だ?」



3人はタイムスリップしてきたとは言えるわけもあらず、返事に困った。
しかし、信玄が口を開いた。



信玄「旅の者だ。」



謙信はものすごくツッコみたかったが、なんとかこらえた。
そんな見え透いた嘘をなぜに言う。




白軍大将「怪しいな。おい、連行しろ。戦の邪魔だ。」

赤軍大将「ガッハッハ、別にいいじゃねえか!・・・ここで死んでもらうだけだ。」



急激すぎる展開にかすがはビビる。



謙信「剣よ、下がっていなさい。」

信玄「白軍の方は任せたぞ。謙信よ。」

謙信「はい。そちらも、息の根を止められるような事は許しませんよ。」

信玄「ふん、それはこっちのセリフじゃ。まだ主との決着はついておらぬのだからな。」





赤軍大将「何をゴチャゴチャ言ってやがる。どうせなら3人でかかってこいよ!」

信玄「主などわし一人で十分じゃ。それより、名を名乗れ。」

平清盛「この俺を見てその口調なんざ、度胸がいるってもんだぜ。まあいい、平清盛だ。てめえは?」

信玄「武田信玄じゃ。」










白軍大将「一人で余に勝てると思っているのか?」

謙信「ええ。思っていますよ。」

白軍大将「なるほど。ならば、お手並み拝見。」



白軍大将は脅威のスピードで謙信に近づき、斬りつける。
謙信はそれをもろともせず剣で受けた。
それを払い、白軍大将を吹き飛ばす。



白軍大将「ほう・・・今の速さに反応できたか。名はなんと言う?」

謙信「上杉謙信。軍神の・・・・・いや・・・」

謙信「神速の上杉謙信です。」




白軍大将を上回るスピードで近づき、剣を首元に突きつけた。




謙信「あなたは?」

源頼朝「源頼朝・・・。」

Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.12 )
日時: 2010/12/09 20:03
名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)

第六章 ライバルの存在









頼朝「なるほど。貴様の実力はわかった。初めから本気でいかせてもらう。」

謙信「ならばこちらも・・・。」



謙信は刀の柄を硬く握り、意識を集中させた。



謙信「神燕!」


白い真空波が駆け抜ける。


頼朝「フ・・・・」

頼朝「紅蓮刃!」



頼朝が振った刀からでた赤い衝撃波は炎を纏っていた。



謙信「神燕と形は同じだが色が違う・・・!」

頼朝「違うのは色だけではない。」



二つの衝撃波はぶつかった。
しかし、紅蓮刃の方が大きく見える。


頼朝「強さも違うのだよ・・・。」



紅蓮刃は神燕に打ち勝ち、かき消した。
そして謙信を襲う。


謙信「わたくしの神燕をかき消すとは、なかなかやりますね。」


謙信は軽々とジャンプして避けた。
だが牽制技の紅蓮刃は目くらましにすぎなかった。
頼朝は謙信の着地の瞬間を狙ったのだ。


頼朝「悪いが、早く片付けて平氏との決着を着けたいのでな。」


頼朝の刀が謙信の首を突こうとした時、すでに謙信は構えていた。


謙信「神鏡・・・!」


頼朝の刀を受け流し、目にも止まらぬ速さで斬る。




謙信「・・・。」


謙信「やはり簡単にはいきませんか・・・。」



なんと、頼朝は謙信の剣技をすべて受けていた。
頼朝は声を上げて笑っている。


頼朝「やはり戦いはこうでなくてはな!」

頼朝「相手が何をするかわからない、この緊迫感!最高だ!!」

頼朝「余をもっと楽しませてくれ!!」













そのころ武田信玄と平清盛は、ほぼ同等な闘いをしていた。



信玄「ふん、中々やりよるわ。」

清盛「両手武器使い同士、歴史に残るいい戦いができそうだ!」


清盛「おめえを片付けた後は、あの源氏をぶっ殺す・・・!」

信玄「何か恨みでもあるのか?」

清盛「知らねえのか?俺は武士のトップに立って、政権も握りかけていた。」

清盛「なのにあいつがでしゃばって俺の邪魔をしやがる・・・!」



信玄は清盛の大剣を斧で受ける。


清盛「だから俺は源氏を滅亡させる。俺の力で!!」



信玄「力に溺れた若僧がぁ!!」


大剣を振り払い、斧で清盛に一撃を入れた。


清盛「ぐぉぉっ!」




信玄「主は何でも力で治めて、それで満足か!」

信玄「動かざること山の如く!!」



大きい地殻変動が清盛を襲う。
しかし清盛は大剣を振りかざし、それをそのまま叩き割った。



清盛「力が全てだ!」

清盛「力があれば誰もが認め、誰もが邪魔をしない!」



清盛は大きくジャンプし、急降下する。


清盛「とどめだ!平家にあらずんば人にあらず!」


大剣を地面に突きつけると、大地が割れ、浮き上がった岩が信玄に襲い掛かる。




信玄「動くこと雷の震うが如く!」





激しく岩がぶつかり合い、ほとんどの岩が相殺した。
だが、信玄の岩の塊がひとつだけ残っていた。



清盛「こんな所で負けるわけにはいかねえんだよ!!」



清盛が岩を粉砕した。
だがその大きな隙を信玄は見逃さない。
斧が清盛を引き裂いた。



清盛「ぐ・・・・」

信玄「力とは・・・・まこと脆きもの・・・。」




清盛は倒れた。
謙信の方も決着が着いたようだ。





謙信「決着を着けなければならない相手がいるのは、わたくしも同じです。」

頼朝「なるほど・・・・貴様の速さは、その相手がいてこそなのか・・・。」






謙信「そちらも終わりましたか。」

信玄「うむ。いたしかたな。」

謙信「しかし、後味は悪いものですね・・・。」

信玄「ああ・・・。」



信玄「宿敵とは良いものよ・・・・・自分を強くしてくれる。」

謙信「そうですね・・・。」





すると、突然光が現れた。
その光は3人を包み、消えていった。


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