二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- リボーン〜水のキラメキ〜
- 日時: 2011/11/19 19:00
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
- 参照: http://yuma-y1995@m2.pbc.ne.jp
ポケモン小説をかいてるユキです。
今回は‘家庭教師ヒットマンリボーン’の小説に挑戦です。前々から書き溜めていたもので原作沿いです。
↓は、主人公の設定とおおまかな動きと関係性です。
海音 雫(かいね しずく) 12歳.156cm.7/14.蟹座
・武と幼馴染で並中1年生
・‘文武両道’が似合う女子
・‘他人優先’と‘有限実行’が座右の銘
・美術部所属、環境委員の副委員長
補足
・ハーフの為、瞳はピンク/髪は淡い水色
・先祖はボンゴレ創立時から居て、‘水の使い’
と呼ばれていた
・属性は‘水’、武器は特殊な鎖と銃
(両方とも上着の袖、もしくはスカートの下)
・十年後は主に銃を使用
・両親は他界(詳しいことは本編で)
・マフィアを憎んでる、でもツナの考えを知り
ファミリー入り
・竹寿司の隣の家で一人暮らし中
綱吉達とは大の仲良し、恭弥さんは頼れる先輩(風紀委員を含む)、了平さんは楽しい先輩、黒曜組はそこそこ仲良し、髑髏は大親友♪
傾向...
・どちらかというと学園恋愛モノ、酷い扱いを受
る人は限られてます・・・
・NLCP多数、綱京/獄ハル/雲髑など・・
・ツナが結構勇敢
・山本がマフィアについてすでに知っています
・主人公の過去が暗いです
・酷い扱い...シャマル、バーズ、レヴィ、ジル
上記のことが許せる人は見ていって下さい!
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- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.75 )
- 日時: 2012/02/12 00:05
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
日常編オリジナル〜標的23〜
〜霧と犬と寡黙と少女と人魚〜
武と夏祭りの帰りにケンカして早二週間
「剛さん!おはようございます!」
「おう!おはよう雫ちゃん!!」
文化祭が二ヶ月後に迫ってきた八月下旬
久々の美術部の休み
「雫ちゃん、今日はどうするんだ?
部活休みだろ」
「う〜〜〜・・・少なくなってきた画材の買出しに行こうかな・・・」
「お?なんならおっちゃんが費用だしてやろうか?」
「まだお年玉とかバイト代残ってるんで大丈夫です!
ってことでいってきまーす!」
「気ぃつけんだぞぉ」
「はい!」
午前10時すぎ、私は剛さんに声をかけて竹寿司を出た
武とはケンカした翌日から一切口をきいていないし
顔も合わせてない
剛さんにはだいぶ心配させちゃってるみたいだけど・・・
『雫ちゃん!』
『つ、剛さん!!どうしました?』
『・・・夏祭りの帰り、なにがあったんだ?
武がここんとこかなり凹んでるんだよ』
『あ〜・・・・ちょっとケンカしてしまいまして・・・
アレ以来会話してないんですよ(汗』
『やれやれ、武が原因か?』
『わかりません・・・でも、しばらくは武と行動するのは控えることにしました』
『なるべく早く仲直りしてくれよ・・・武が暗いと家ん中が暗いからよ』
『アハハハ・・・(苦笑い』
隣町にある画材屋へとインラインシューズ
(踵部分に小さなローラーが嵌ってる靴)で向かった私
「これが私をリモート コントロールする機械です
少し歪な形 しておりますが使えます♪」
最近のお気に入りである曲を歌いながら滑っていれば・・・
≒「危なーーい!!」
「へ?」
ドンッ!!
横道から飛び出してきた男の子と盛大にぶつかり
ドシャァ
「ヒニャッ!!」
吹っ飛ばされた
β「わ!わりぃびょん!」
‰「・・・バカ」
≒「ちょっと!何女の子とぶつかってるのよ!」
+「すいません・・・大丈夫ですか?」
体を起こしてると目の前に差し出された手のひら
「えっと、ありがとうございます」
手を乗せれば簡単に引き起こされる体
「先ほどは申し訳ありませんでした
僕は六道骸、黒曜中の三年生です」
「私はM.M、同じく三年生よ♪」
「オレは城島犬!よろしくな!」
「柿本千種・・・中二」
「海音雫といいます、並盛中一年生です」
どういう訳か紅一点であったM.Mさんに引きずられる形で
喫茶店に連れ込まれた私
まさか全員先輩だったとは・・・敬語で話して正解だったかな
六道先輩の前にはアイスココア、M.Mさんはクリームソーダ
城島先輩と柿本先輩の前にはフルーツジュース
私はというと・・・
「それにしても私達より年下だったなんて・・・
雰囲気もだし、飲み物のチョイスが大人っぽいわね」
「僕はストレートは苦手ですね・・・」
アイスティー(ストレート)が置いてあった
「あの・・・先輩?」
六道先輩はニコニコと私のことを見つめてきて
M.Mさんは私の頭を撫でていた
う〜〜〜む・・・なんか流されてる気がする・・・
「それにしても・・・お前なんかいい匂いすんな」
「ふぇ!?」
思考に浸っていれば首筋にあった城島先輩の顔
ち、近い//
アワアワと慌てれば・・・
ゴッ
「い゛っ!!」
「・・・・・・メンドイ」
柿本先輩が城島先輩の頭を容赦なく殴った
「なにすんらよ柿ピー!!」
「困らせるな・・・」
あ、目があった・・・
柿本先輩は席に戻る際にチラッと私を見た
「ありがとうございます柿本先輩
私、こういうのに慣れていなくて・・・どう対応していいか」
「別に・・・」
柿本先輩はそれだけ言うと窓の外を眺め始めた
「千種
すみませんね、千種は人とコミュニケーションが苦手でして」
「いえ、大丈夫です」
それから私は画材屋へ行くことは取りやめ、先輩達とずっと会話していた
六道先輩は物腰が柔らかく、年下である私相手でも敬語は一切崩さない紳士さん
M.Mさんはサバサバしてて、愛>金という考えの持ち主だけど六道先輩が大好き
城島先輩は少し(?)舌っ足らず、もの凄く元気一杯な為可愛らしいところがある
柿本先輩は物静か、だけど私や六道先輩達の言葉にはしっかり応えてくれる
なんだろう、今まで仲良くしようと思ったことないタイプなのに
この人達は側にいてもいい気がする
「・・・それにしても珍しい目の色ね」
「そうですか?
私、先輩たちの目の色のほうが綺麗だと思います」
「!!
・・・・我慢出来ない!!」
「フミャッ」
ギューーーーーッ
M.Mさんは私に抱きついてスリスリしてきた
「妹に欲し〜〜〜い!!」
「えっ//」
「反応も初々しいし!そう思わない?千種」
「・・・確かに可愛い」
「////」
「コラコラ、困ってるではありませんか・・・」
「だって後輩にいないタイプなのよ
骸ちゃんだって可愛いって思うでしょ?」
「それはそうですが・・・」
M.Mさんの言葉に六道さんは苦笑すると携帯を取り出した
「海音、キミさえ良かったら僕達とメアドの交換をしませんか?
僕もキミのことを気に入ったので」
「え、あ、はい!」
咄嗟に先輩達の表情を見れば
フンワリと笑う六道先輩、目をキラキラさせるM.Mさん
カバンを漁ってる城島先輩に少しだけ笑ってる柿本先輩
うわ・・・こんなキラキラしてる先輩達とメアド交換出来るなんて
「光栄です!
・・・あっ//」
興奮のあまり声が大きくなってしまい、先輩達に笑われてしまった
「ご馳走さまでした、先輩」
「暇があったらまた遊びましょ!」
「はい!」
手を大きく振って去っていく海音
「珍しいですね・・・千種が初対面の人と口をきくなんて・・・」
「骸様・・・気が向いただけです」
「そうですか
しかし・・・中々見つかりませんね‘ボンゴレ10代目’」
「また明日頑張るびょん!」
黒曜ランドへと歩き出す骸様達の後ろを歩きながらオレは海音の顔を思い浮かべた
‘柿本先輩’・・・か
なんかムズ痒いな・・・
この後、後ろを振り向いた骸様に口元が笑ってると指摘され
慌てて下を向いた
「(千種にもようやく人間らしさが戻ってきましたかね・・・)」
To be continue..
後書きという名のスライディング土下座 orz=з
・骸達初登場☆
キャラが掴みきれてなーーーーい!!
・こんな骸達が出てきます、っていうか雫の前だと全員こんな感じ
- Re: リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.76 )
- 日時: 2012/02/12 08:38
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
M.Mに気に入られた雫・・・なんかスゴイ
- リボーン〜水のキラメキ〜 番外編 ( No.77 )
- 日時: 2012/03/07 00:29
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
日常編オリジナル
〜T少年の悩み・H少年の叫び〜
※会話文のみ
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「「「・・・・・・」」」
「うぜぇーーーーーー!!」
「ご、獄寺くん落ち着いて(慌」
「これで落ち着いてろって無理っすよ10代目!!
普段これでもかってぐらい雫のこと話す奴が今日何にも言わないんすよ?!」
「確かに・・・山本が一言も雫のことを話さないうえに・・・」
チラッ
「・・・・・・(ドンヨリ」
「あんなり暗いのは異常だけど・・・」
「おい!野球バカ!!」
「ん・・・どうしたのな・・・獄寺・・・」
「うぜぇ!なんでテメーそんなに暗いんだよ!!」
「・・・雫と」
「うん、雫とどうしたの?」
「・・・・・・ ケンカしちゃったのな ・・・・・・」
「「・・・・・・ハァ?!」」
「もう二週間近く喋ってないのな〜〜〜(泣」
「なんで?!雫って山本のやること笑いながら許すじゃん!いつも!」
「(10代目、日本語が滅茶苦茶です)」
「・・・夏祭りの時雫、浴衣着てきてただろ?」
「?・・・あぁ、テメーの為っつてな」
「うん、新調したって・・・・・って山本!?」
「テメッ、雫になんて言ったんだよ」
「・・・褒めるどころか着てくるなって」
・・・・・・・・・
「「バカーーーーー!!」」
「うん、そりゃ雫も怒るよ?!」
「オレ達より雫といんだろ?!なんでそんなこと言ったんだよ!!」
「ヒバリと仲良さげだったから・・・」
「それだけじゃないよね?(黒笑」
「・・・・・・雫の浴衣姿独り占めしたかったのな」
「こんの野球バカーーーーーーーーーー!!」
「(独占欲からこんなことになるなんて・・・)」
「雫ぅ〜〜〜〜(泣」
To be continue..
後書きという名のスライディング土下座 orz=з
・今回は会話文のみという方法に挑戦したんですが・・・
結論→慣れないことはやらないことに限る
・山本は雫に二週間ちょい相手にされず瀕死状態ですw
- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.78 )
- 日時: 2012/04/07 12:51
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
並盛町 夜9時
ドスッ
「ぐはっ」
どっ
「うう・・・」
倒れこむ風紀委員
その後ろに立つ2つの陰
「よえーーーよえーーー
風紀委員恐るるに足らーず」
「貴様ら・・・何者だ・・・」
「んあーーー?
遠征試合にやってきた‘となり町ボーイズ’?」
「それ、つまんないよ
早く済ましてよ、犬」
「こいつ何本だっけか?」
「22」
「サンキュー柿ピー
ちょっくら頂いていくびょーーん!」
チャッ
陰の1人が取り出したのは血に濡れたペンチ
「なっ 何をする気だ!?」
青ざめる風紀委員
「恨まないでね〜
上の命令だから」
「まて!や・・・やめ・・・!!」
「ほい」
バキャ
「うぎゃあああ!!」
闇夜に響き渡る風紀委員の悲鳴
それは平凡な日常が崩れ始めた合図となった
黒曜編標的24〜襲撃〜
二学期初日、流石に遅刻するわけにいかないから早起きをして
ゆっくり朝食をとろうと下に下りたら母さんが
「並中大丈夫なの?
また襲われたらしいじゃない」
「何それ?」
なんか学校の心配をしてきた
「一昨日から今日の明け方にかけて、並盛中の風紀委員が8人
重傷で発見されたんだぞ
やられた奴はなぜか歯を抜かれるんだ
全部抜かれた奴もいたらしいな」
「え〜〜〜〜〜!!?
マジでーーーー!?」
歯を全部抜かれるなんて・・・考えただけでも恐ろしすぎる
「な・・・なんでそんなことするんだ?」
ガタ・・・
「さーな、ママンおかわり」
リボーンの向かいに座り、朝食に手を付けた
でもまあ・・・不良同士のケンカだろ
「ねーツナ
護身用に格闘技でも習ったら?」
母さんが突拍子もなく言った言葉にオレは危うく飲んでた味噌汁を吹き出しかけた
「なんでそーなるんだよ!!」
「そりゃ心配だからよ!
自分の身は自分で守らなきゃ
それに」
あ、なんか変なこと言いそう・・・
「男の子は強くなくっちゃね!」
やっぱりーーーー!!
「だな」
だな、って凄い良い笑顔で言うなよリボーン!
「よけいなおせわだよ!
つーかオレかんけーないから!
やられてるのは風紀委員ばっかなんだろ?」
「不良同士のケンカだよっ」
まさか・・・これがただのケンカじゃないなんて
オレはこの時気付けなかったんだ
「ったく〜〜〜〜!
オレは関係ないって言ってるのに〜〜!!」
学校へと向かうオレの手には・・・
「母さんいつの間にこんなに集めてんの?
おまえ雇った時もチラシ見てだったよなあ」
エムタイ・柔道・剣道・空手・レスリング・ボクシングのチラシが
何が護身用だよ
「フゥ太がいればツナに向いた格闘技ランキング作ってもらえんのにな」
ブツブツ呟きながら登校してればいい顔でとんでもないことを言った
「いらないよ、そんなランキング!」
「それか了平のボクシング部に入ればいーじゃねーか」
冗談じゃないよ、スパルタで殺されるよ(ため息
リボーンとの会話を止めればふと気付く異変
ここ二・三日、フゥ太のこと見てないな・・・なんか嫌な予感する
心にかかるモヤモヤをムリヤリ無視しようと校門へ視線を移すと
「風紀委員だ!!」
校門周りにはたくさんの風紀委員の姿が
「そりゃああんな事件が多発してるんだ
ピリピリもするぞ」
確かに・・・いつもよりピリピリしてる
「やっぱ不良同士のケンカなのかな・・・」
ボソリと呟いた言葉は意外な人物から返答が返ってきた
「ちがうよ」
「ヒバリさん!!」
「ちゃおっス」
ヒバリさんは機嫌悪そうに口を開いた
「身に覚えのないイタズラだよ・・・
もちろんふりかかる火の粉は元から断つけどね」
「!」
やっぱヒバリさんすげーーっ
素直にかっこいいと思ってれば聞こえてきた校歌
うちの校歌?
え、どこから聞こえんの?
不思議に思い、周りをキョロキョロすると
ピッ
ヒバリさんが携帯を取り出した
んなっ!!ヒバリさんの着うたーーー!!!?
「もしもし」
ヒバリさんが通話を始めたのをきに、オレは教室に行くことにした
「じゃあ失礼します」
「ボクだけど、何どうしたの?」
ヒバリさんはオレの言葉に片手をあげて反応を返してくれた
なんかヒバリさん・・・最近態度が軟らかくなってきたかも
雫のおかげかな?
「!?・・・そう
君の知り合いじゃなかったっけ?」
「!」
立ち去ろうとした時に呼び止められたオレ
「笹川了平・・・・・・やられたよ」
「・・・・・・!」
ガラッ
「お兄さん!大丈夫ですか?」
ヒバリさんに教えてもらった病室に駆け込めば
「おーーー沢田早いな
情けないがこのザマだ」
呼吸器をつけ、包帯だらけのお兄さんがベッドに横になってた
「ひいいい!!
どーしてこんな目に〜〜〜!!?」
お兄さん、不良でもなんでもないのに〜〜〜!!
「ケガの具合いはどーだ?」
頭を抱えるオレの隣でリボーンは冷静に具合いをきいた
「骨を6本折られて、7ヵ所にヒビ・・・そして・・・」
お兄さんは右手で呼吸器のマスクを外し
「見ろ
歯を6本もっていかれた・・・」
無くなった歯を見せてきた
「ああ!」
他の不良と同じだ!!
「といってもボクシングで折っていてもともとさし歯なのだが」
お兄さんそれ、笑っていいのやら!
「しかし襲ってきた男・・・
油断したとはいえ恐ろしく強い男だった・・・」
「え?犯人見たんですか!?」
お兄さんの言葉に驚けば、お兄さんはしっかり頷いた
「あぁ、奴はオレの名を知っていた
あの制服は隣町の黒曜中のものだ・・・・・・」
「ええ!?
中学生ですか?」
同じ中学生がこんなむごたらしいことをするなんて!
「うむ・・・
沢田も気を付けろよ」
「お兄さんまで!
オレは関係ありませんって!」
必死にそう伝えれば曖昧に笑うお兄さん
なんでオレに気を付けろって言うんだよ〜
確かに不良じゃないお兄さんが襲われたのは身近だけど・・・
お兄さんは呼吸器を付けなおすと真剣な顔してオレを見てきた
「話は変わるが
京子にはこのことを正直に話していない・・・・・・」
「え、」
「あいつすぐ心配するんでな
口ウラをあわせといてくれ」
お兄さんの言葉に驚いていれば
ガラ
「お兄ちゃん!!
どうして銭湯の煙突なんて登ったの?」
ガーン(‾□‾;)!!
どんな作り話したのーーー!!?
ショックを受けつつ静かに退室すれば・・・
「病院に 並中生ばかりーーー!!?」
いつの間にか待合室から病室にかけて並中生がたくさんいた
「おおダメツナ
大変なことになってんな!」
ただ呆然としてれば声をかけてきたクラスメイト
「どーしたの?
誰かのお見舞い?」
「ああ・・・部活の先輩、持田さんが襲われた」
ええ!?剣道部のセンパイも〜〜〜!?
「それだけじゃない
昨晩から3年で5人、2年で4人、1年が1人、風紀じゃない奴が襲われてる」
「え・・・?風紀じゃない人って・・・・・・!」
それってまさか・・・
「並中生が無差別に襲われてんだよ!!」
「なんでそんな恐ろしいことにーー!!」
思わず叫んでしまい、咄嗟に口を押さえ周りを見回した
良かった、迷惑にはなってないみたい・・・ってあれ?
見回した時に見た廊下の先
{風紀委員副委員長の草壁さんだ}
そこから歩いてきた草壁さん達に頭を下げた
「では、委員長の姿が見えないのだな」
「ええ、いつものようにおそらく敵の尻尾をつかんだかと・・・
これで犯人側の壊滅は時間の問題です」
聞こえてきた会話
ヒバリさん、敵やっつけに行ったんだ
く〜〜〜っ、初めてヒバリさんと同じ中学で良かったと思った!
クラスメイトと事件の終息を話してると
ズギッ
イタッ!
いきなり痛みだす頭
それと同時に警鐘が鳴り始め
ヒバリさんが帰ってこないという予感が頭から離れなくなった
なんで、なんでこんなに嫌な予感が離れないんだよ
「ずいぶん探したよ
君がイタズラの首謀者?」
「クフフ、そんなところですかね
そして君の街の新しい秩序」
「ねぼけてるの?
並盛に二つ秩序はいらない」
「まったく同感です
僕がなるから君はいらない」
「それは叶わないよ」
ジャキッ
「君はここで 咬み殺す 」
ブチッ
「なんたこりゃーーっ」
「レオンの尻尾が切れたな」
「なんでそんなに冷静なんだよ!
つーかカメレオンは尻尾切れないだろ?!」
「うるさいぞ
これが起こるってことは・・・ 不吉だ 」
「座ったまま死にたいの?」
「クフフフフ、面白いことを言いますね
立つ必要がないから座ってるんですよ」
「(ム)・・・・・・
君とはもう口をきかない」
「どーぞお好きに
ただ今、喋っとかないと二度と口がきけなくなりますよ」
ぞく・・・
「!!」
「んーーー?
汗がふきだしていますが、どうかなさいましたか?」
「黙れ」
「せっかく心配してあげてるのに
ほら、しっかりしてください」
「僕はこっちですよ」
フラ・・
「!!!」
「海外からとりよせてみたんです
クフフフフ、本当に苦手なんですね」
カチッ
「 桜 」
「だ、大丈夫なのか!?
レオン、いろんなものに変わりっぱなしだぞ!」
「尻尾が切れて形状記憶の制御ができなくなってるんだ」
「なんじゃそりゃ〜〜〜〜〜!?」
つか、制御が必要なもんだったのかよ!!
「どきなさい!!」
「?」
ガラガラガラという音に道をあければ
「また並中生がやられた!!」
凄い勢いで通ったベッド、そこに寝ていた・・・
「風紀副委員長の草壁さんだ!」
「病院出てすぐにやられたんだって!」
そんな・・・・・・
一気に騒がしくなった待合室
「・・・レオンをたのむぞ」
「おい、リボーン!」
リボーンはオレにレオンを渡すと草壁さんのベッドに飛び乗り
「5本か」
口の中を覗き込んだ
「おい、何してんだよ!!」
鏡餅から炊飯器になったレオンを抱えつつ走りよれば
「他に考えにくいな」
最悪なことを口にした
「ケンカ売られてんのはツナ、おまえだぞ」
「へ!?」
ガッ
「おっと、なぜ桜に弱いことを知っているのか? って顔ですね」
「・・・・・・(ギリッ」
「さてなぜでしょう」
ドサッ
「おや?
もしかして桜さえなければと思ってますか?
それは勘違いですよ、君レベルの男は何人も見てきたし、幾度も葬ってきた
地獄のような場所でね」
To be continue..
後書きという名のスライディング土下座orz=З
・はい、ようやく黒曜編に突入です
スレッドを立ててから役1年3ヶ月・・・・・・更新速度が遅すぎる
・もう少し更新速度をあげていきたいです
・ここまで読んでくださりありがとうございました
- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.79 )
- 日時: 2012/04/07 12:51
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
黒曜編標的25〜獄寺隼人vs柿本千種〜
「ケンカ売られてるってどーいうことだよ!!」
「おまえは被害者が何本歯を抜かれたか覚えてるか?」
え、たしか・・・・・・
「草壁さんが5本っていってたよな・・・
お兄さんが6本だろ?」
「了平の前にやられた森山ってのが7本だ
その前の押切が8本、その前の横峰が9本」
あ・・・・・・!
リボーンがそこまで言った時点でリボーンが言いたいことに気がついた
「抜かれた本数がカウントダウンになってる!!」
「ああ、カウントダウンに気づいてピンときたんだ
こいつを見てみろ」
オレの返答に満足そうに頷いたリボーンは一枚の紙を渡してきた
「並盛中ケンカの強さランキング?」
こんなランキングあったんだ・・・・・・って
「リボーン!このランキングと襲われた人って!!」
「メンツと順番がピッタリ一致してんだろ?」
ランキングにかかれた人と襲われた人の順番が一致してることに恐怖を覚えていると
あれ?
もう一つ気がついた
「つーかこのランキングって」
「ああ、フゥ太のランキングだぞ」
「やっぱり・・・・・・
一体何がどーなってんだ?」
フゥ太のランキングを元にしてるってことはマフィア関係なのか?
でも!関係ない人がたくさん巻き込まれてるし
答えが分からずリボーンを見れば
「オレ達マフィアには“沈黙の掟”というのがある」
いつもより低い声で説明を始めた
「一つは組織の秘密を絶対に外部に漏らさない
もう一つは・・・一般人を巻き込まない」
「ということは、やっぱりマフィアが・・・」
「ああ」
ズキン
また頭が痛み、不安が拭えなくなり紙に目をおとした
てか草壁さんでも5位なんだ・・・次狙われる可能性が
「ってあれ?」
「どーしたツナ」
「4位がいなくて3位が二人いる・・・」
「!!?誰と誰だ!」
「えっと・・・・・・」
リボーンに急かされ名前を確認すると、そこに書かれてたのは
!!!?嫌な予感ってこれだったのか!
「獄寺君と雫なんだ!
どーしよーリボーン!?」
「ヤベーことになってきたな
二人のところにはおまえが行け」
「わかった、リボーンはどーすんだよ」
「オレは気になることを調べる」
どーなってんだ?
欠席してる奴がやけに多いし
10代目に雫、野球バカも来てねぇ・・・
かったりーーーっ
ピーッピーッ
「あっ 切れた」
ガタッ
「ケータイの電池切れたから帰ります」
「コラ獄寺!!
きさま遅刻して今来たばっかりだろーー!!」
「骸さ〜〜〜〜〜ん
んで、どーだったんれすかーーー?」
バキャーン
「並中のボスの・・・
スズメだっけ?アヒルだっけ?」
「ハズレでしたよ
歯をとるまで横になってもらってます」
「っひゃ〜〜〜生きてんのかな〜〜〜?そいつ」
「おや?千種は?」
「柿ピーは3位狩りにまいりました
そろそろ面倒くせーから加減できるかわかんねーって」
「その気持ちもわかります、なかなか当たりが出ないものですね」
「とりあえずメシでも食うか・・・」
ガーン
「所持金65円・・・・・・」
「並盛中学2−A出席番号9番獄寺隼人」
「あ"?」
「早く済まそう
汗・・・・・・かきたくないんだ」
「ええっ、早退に欠席ーー!?」
「ちょっ、コラ沢田!!
来てそうそう帰るなーーー!」
雫に獄寺君!!
3位は君たちなんだ!!!
「んだ、てめーは?」
「黒曜中2年柿本千種
おまえを壊しにきた」
「は〜〜〜〜」
とてもじゃねーがメシの買える金額を持ってなかったオレは家に帰ろうとした
ったく、なんでこう毎日他校の不良にからまれんだが
けっこー地味に生きてんのに・・・
内心文句を言いつつオレはケンカを買うことにした
「わーった、売られたケンカは買う主義だ」
その時、近くを高校生ぐらいの男が二人通りかかった
「中坊同士のケンカだケンカ」
「面白ぇじゃん」
見学するようなもんじゃねーと思うんだけど・・・
黒曜中生はチラッと男達を見ると
「見せものじゃないんでね」
シュッ
不機嫌そうに右腕を振った、その直後
男達の額に刺さった無数の針
「?」
何したんだコイツ
瞬間
プヒャーーーッ
血が吹きだし、倒れる男達
「なっ
て・・・てめー何しやがった!!」
黒曜中生はオレの言葉に応えることなく
「いそぐよ・・・めんどい」
ポケットに手を突っ込んだ
ぞく・・・
なんかヤベー
咄嗟に左へと避ければ掠める針
「!
ちっ」
わざとすぐそこの角を曲がり、ダイナマイトを放った
これでアイツの武器が分かる
読み通り黒曜中生は武器を取り出した
シャッ
ヨーヨー!?
ビックリしているとヨーヨーの側面に開いた穴からオレに向けて針が発射された
ボゴオッ
オレはすぐ隣の壁をダイナマイトで破壊して針を回避した
「くっ」
コイツ・・・ただの中坊どころか、殺気といい戦い方といい
プロの殺し屋だ
「助かるぞディーノ
もし問題の連中と同一人物なら、奴らが妙な手をうってくるのも納得できるな
連中はこちらの情報を持ってねーんだからな」
ガチャン
「あ〜〜〜〜〜も〜〜〜〜!!
こんな時に限って二人のケータイにつながらないんだ〜〜〜〜!」
「あ、並中生だ」
「!」
「無視無視、近寄らない方がいいよ」
「変に巻き込まれたくないもんねー」
そんな風に思われてんのー?
「さっきも商店街で見た?」
「なんか並中の子、黒曜の子とケンカしてたんでしょ?」
まさか・・・それって・・・
「黒曜中だ・・・?
すっとぼけてんじゃねーぞ
てめー、どこのファミリーのもんだ」
「やっと・・・当たりがでた」
「ああ?」
「お前にはファミリーの構成、ボスの正体・・・洗い浚い吐いてもらう」
「なに!?
狙いは10代目か!」
「・・・・・・」
今の爆発音って多分
ダッ!
二人のどちらかが戦っているだろう通りに駆け込めば
「けっこーヤバかったな」
地面に座り込んで一服してる獄寺君が・・・
「ご、獄寺君?」
「10代目!!どーしてここに?」
「いや・・・並中生がここで派手にケンカしてるって聞いたから・・・」
周りを見回しながら教えれば何故か感動する獄寺君
「恐縮っス!!今やっつけたとこっす!!」
「返り討ちーーー!!?」
やっぱ強いな
ホッとしてると
「な!いない!!」
獄寺君がいきなり叫んだ
「えっ?」
獄寺君の目線の先を見れば黒煙の上がるだけの地面
「手間が省けた」
二人して声が聞こえた方を向くと
半身が焦げた男の子がフラフラと向かってきた
「壊してから、つれていく」
「気をつけて下さい10代目!!
奴の武器はヨーヨーです!!」
マジかよ!
咄嗟にオレは獄寺君とは反対方向へと転がったら
そのスレスレを通った何か
どーしよー!!
獄寺君は既に傷だらけだし・・・
To be continue..
後書きという名のスライディング土下座orz=З
・だいぶアレンジ加えてます
・しばらく雫は名前だけの登場になります
・ちなみにヘタレで臆病なツナはこっから先あんまり出てきません
・ここまで読んでくださりありがとうございます
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