二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- めだかボックスvs異様なBlack Box
- 日時: 2011/02/27 15:33
- 名前: 黄泉 楔 (ID: 9YJBGiMA)
題名見てワケ分からないと思うけど、めだかボックスの二次元で
相当滅茶苦茶なことになるから読んでくれる人はある程度覚悟してから読んでみて下さいね
まあ、そんなこんなでお話始め!
プロフィール
〆>>3〆
プロローグ
〆>>1〆
第一章 『晴れた日の朝の異様な転校生』
〆>>2〆>>4〆>>12〆>>21〆>>24〆>>25〆>>29〆>>39〆
第二章 『冷徹な生徒会長』
〆>>41§
作者プロフィール
neme:黄泉 楔 (よみ くさび)
特技:他人を陥れる精神攻撃、口先マジック
属性:過負荷、明らかなマイナス。
苦手:二次元小説の執筆、感情描写、しつこい奴
- Re: めだかボックスvs異様なBlack Box ( No.25 )
- 日時: 2011/01/13 16:53
- 名前: 黄泉 楔 ◆eHB/RmfwYc (ID: xiz6dVQF)
- 参照: 咎人の憂鬱……シリアスの方でタイトルとして使いたい件
「さて、めだかちゃん。 如何するつもりだ? 相手は異常どころか過負荷をも扱うんだろ? じゃあこっちには勝算がねえじゃねえかよ。 完成【ジ・エンド】で取り込めねえのか?」
事の顛末を生徒会役員に告げると、早速善吉が発言する。 確かに、彼の言う事は最もだが、
「よく考えろ善吉。 相手の能力を得るに当たって私の完成【ジ・エンド】では完成していない事が条件となる。 だが、異土鏡一年生の得体の知れぬ力は既に完成していると言ってもいい。 何が咎人の憂鬱【パーフェクト・プライス】だ、全てを否定して捻じ曲げているではないか! 自分の思うがままなど有ってはならない、事なんだ!」
珍しく怒鳴るめだかちゃんに対し、善吉も、
「カッ! そこまで反対意見を言われちゃ打つ手はねえよ、まぐろさんにでも相談してみればどうだめだかちゃん。 アノ人なら異土とか言う奴の得体の知れない力を解明してくれるだろ。 ……多分」
今の台詞の最後の多分と言う部分はこの上なく力ないものだった。 なぜなら、相手の力が異常か過負荷のどちらかに属していないとなれば解析でも解析できるかどうか怪しいからだ。 もちろん、解析してくれると願いたいが、相手の小体がわからない限り闇の中を手探りで進むことになるだろう。
- Re: めだかボックスvs異様なBlack Box ( No.26 )
- 日時: 2011/01/13 17:00
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
もきゅ…。三色団子うます。
・・・・じゃないですねw
顔もかえれるんですね〜。鏡くんすばらしーわ!((
めだかちゃん頑張って欲しいですね。
咎人の憂鬱ですか〜。シリアスッ!ていう題名で良いですね。
私にもそんな発想力があったら((
- Re: めだかボックスvs異様なBlack Box ( No.27 )
- 日時: 2011/01/13 21:39
- 名前: 黄泉 楔 ◆kaIJiHXrg2 (ID: xiz6dVQF)
まだいくつか候補はありまして、その中で特に悩んだのが、
活殺自在【マジックドリーム】
複写【スティール】
というのがありましたw
- Re: めだかボックスvs異様なBlack Box ( No.28 )
- 日時: 2011/01/16 16:36
- 名前: 黄泉 楔 ◆kaIJiHXrg2 (ID: xiz6dVQF)
……。 僕は今、自分のやられたのと同じ事をされている。
「単刀直入に言うよ。 球磨川君、ボクの仲間にならないかい?」
廊下を塞ぎ、異土が球磨川の行く手を遮っている。
『良いぜ! ……とでもいうと思ったのか、ふざけんなこの負完全野郎』
もちろんの事、名瀬さんに言われた事をそのまま返す。 もちろん、彼女が過負荷かどうかなんてサッパリ分からない。 だって、一組、ノーマルなのだから。
「う〜ん、じゃあ江迎ちゃんを誘ってみようかな。 でも、ボクって結構精神弱いから。 今有った事を無かった事にしちゃおうか」
球磨川に手をかざし、異土は球磨川がオリジナルである大嘘憑きを発動する! もちろん、『無かった事』にするのは今の発言ではない。
「球磨川君、君は皆を不幸にする事が生きがいなんだよね? だったらボクと、皆を不幸に、幸福にしようよ。 何事においても造るより壊す事の方が楽だって君は言っただろう? さあ、君のご主人は誰なのか言ってごらん。 ほら、上を向いて……」
球磨川の口は、異土の思い通りの言葉を発した。
それとほぼ同時刻、名瀬妖花の目の前を異土が封鎖する。 もちろん、この光景も前に診た覚えがある。 球磨川の時とまったく同じだ。
やはり名瀬の横には、古賀もいる。
「単刀直入に言うよ。 名瀬さん、ボクの仲間にならないかい?」
異土に対し名瀬は連れ込まれた教室の椅子に踏ん反りがえって腰掛け、
「良いぜ! とでも言うと思ったのか、ふざけんな。 この得体の知れないどっちつかずの優柔不断野郎」
その言葉に一瞬面食らったように異土は黙り込み、
「どっちつかずって、名瀬さんのことを指すんじゃないの? ボクもまあ、そうだけどさ。 勘違いしてたな。 人間は皆自分は純潔で居ようとする物だと思ってたよ。 球磨川君は同じことをされて自分が言われた事と同じことを言ったけど……」
実際の所、名瀬にも異土の能力は一切明らかに出来ていない。 異常でも、過負荷でもなんでもない。 どちらにも属さず、どちらともを扱っている。
「いや、やっぱり考える時間をくれねえか?」
「うん、いいよ。 ボクの仲間になりに来るんだったら……そうだな。 一組の教室に来てよ、歓迎するからさ」
それだけを言い残し、異土は教室を後にした。
- Re: めだかボックスvs異様なBlack Box ( No.29 )
- 日時: 2011/01/22 20:04
- 名前: 黄泉 楔 ◆kaIJiHXrg2 (ID: xiz6dVQF)
……ボクは今日、嘘をついた。 ボクの能力は、“咎人の憂鬱”【パーフェクト・プライス】なんていう物じゃない。 実際は、咎人の享受【クロス・マインド】だ。
ボクは駄目だ、まだ完全じゃない。 完全じゃないボクなんて、ボクじゃない。 ボクは完全じゃないといけないんだ。
じゃないと、周囲の完全な人たちに迷惑を掛ける。
迷惑をかけてはいけないんだ、ボクは人並みに人以下なのだから。
「よお、姉ちゃん。 俺と遊ぼうぜ♪」
大体、都会を歩くとこうなる。 いま、私は首都に来ているが、世界は広い。 来るたびに異常者と過負荷が入り乱れている。
そこで、私は多くの物を学んでいる。 その異常者の異常性、マイナスの過負荷。 ありとあらゆる物を私は学び取り、少しづつ私は完全へと近づくのだ。
そして、こんなナンパ男からでも学び取れる事は多い。 例えば、
「ヤダ、君みたいな人は生理的に受け付けない」
とでも言えば、
「んだと!」
カチンと来て直ぐ暴力的になる。 即ち、対人の対応方法が上手くなる。 で、この男共の末路は決まって返り討ち。
全身の古傷が裂け、出血多量で病院送りだ。 もちろん、僕がやったとは誰も思わないだろう。
そして、その男がもし持つかもしれなかった異常性か過負荷を、ボクは扱えるようになる。 そして、その男の記憶の中の友人が持つであろう異常性、過負荷、を垣間見ても、受け入れられる。
つまり、ボクは人と接するほど完全に成る、成れる。
「今日の収穫はこの辺でいいかな。 さーて、家帰って寝ようか……」
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